[50] 妄想「池袋ウエストゲートパークW 電子の星」を読みながら。 |
- やすみせりう - 2005年09月19日 (月) 23時09分
池袋ウエストゲートパークW 小説の方。 文庫で買い続けているのだが、今、出たばかりのWを読んでいる途中なのだが、短編に何度か涙してしまうことしきり…。これといった話ではないのだが。なんだか悲しいのだ。。
ちなみに、ここに出てくる池袋のキング、タカシ。ドラマの窪塚くんも良かったが、原作はあんなにファンキーではないのです。 とびきりクールで、携帯電話にはいつも取り次ぎが出る。 いつもタカシが出ると、そのクールな声のせいで主人公マコトの周りの温度が氷点下に下がる。冷たくて無機質な王様の声。 でもなんだか、キングとマコトはアヤシイ。以前の本の方が、危うい台詞はあるものの、今回はキングの肌を透かす白シャツとはだけた描写とかが、なんだかアヤシイ。それにマコトは、だって男の子との話が結構多い。ヨコシマ心をかき乱すのでチェックです。
今回はマコトがキングの取次ぎの女の子に言ったはずの台詞が問題。
「クリスマスの予定が詰ってなかったら、テラスでおれとキャンドルの灯を見て夜を過さないか」
が、すでに電話はキングにとりつがれてて、キングが真面目な冷たい(多分)声で言う。
「マコト、おまえ、おれとキャンドル見てどうするんだ」
…冷たい氷山みたいなコイビトって設定とか、いいよね。(妄想) どうするんだって…そりゃもう。ね。 で、小説のこの会話のオチはこう。(妄想じゃないよ!)
マコト「クリスマスまではもう会わないだろうからな。タカシ、メリークリスマス」
【センチメンタルなおれの挨拶に王は高貴な無関心でこたえた。】(ワルツ・フォー・ベビー本文より)
「おまえは、バカか」
ああー誰か、二人の話を描いてくれぇー。 同人誌は昔あったので、今もネットとかで探せばありそうだけどねぇ。 でもこういうのが、ヒラメキになったりするのだ。キャラの。 …それってパクリ?っていう?
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