[39] 映画「オペラ座の怪人」…ファントムが哀しい。 |
- やすみせりう - 2005年02月20日 (日) 11時57分
ファントム・オブ・オペラ。映画、観ました。 なんちゅーか不覚ながら、ホロリと涙が。 全編ミュージカルだと聞いていたので驚くこともなく良かったですが、 …ツボでした。ファントム、ツボ!!泣ける!! 主人公の歌姫はあっちへヨロヨロこっちへヨロヨロでちょっとアホな子みたいに見えますが、あれはあれで良い気もします。 ちょっと中弛みした感もありますけど、なかなか素敵な映画でした。 原作も舞台も見たこと無いのでよけいにそう思ったのかもしれませんが。(なのにファントムオブパラダイスは観てるとこが変な私) 今回の映画は原作に忠実なのかしらん?オペラ座の怪人はこんな話だと理解していいのかな?
そして特記すべきは、最初のシーンの演出!あれはもう一回観たいですね〜 朽ち落ちたオペラ座でひっそりとオークションが展開されるシーン、オークション最大目玉の落ちた残骸のシャンデリアがもう一度吊りあげられるとこから、逆回転のように、劇場の全ての朽ちたものが光を放つ、過去の現在に巻戻っていくシーン…そしてあの音楽が。鳥肌がたちました。 映画はやっぱスクリーン・サウンドで観なきゃなってこういう時です。
ぜひお薦めです。可哀想なファントム。 古典的展開でもなんでもやっぱいいのだ。
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