| [36] 自作 セリフ劇場「永遠願う君の幸」…作品後記 |
- やすみせりう - 2004年09月06日 (月) 00時18分
自作 セリフ劇場「永遠願う君の幸」…作品後記
久々に雪＆真理の話です。これを書こうとした順序としては、
アラビアン・ライトの真琴様のお祭り写真で何か作品が書きたかった→元ネームはもう随〜分、昔に書いてあっていつか漫画にしようと思っていたものだったが、書いたノートがどこかにいってしまっていて（何せ結婚する前、実家にいた頃なので実家にあるのかもしれない…）
設定をマンション前から夏祭りに変更して、うろ覚えの内容も新しく考え、セリフ劇場向けにリメイクして書いた→
ちょうど偶然にも夏祭りっぽい音楽と出会ったので聞きながら書いていたら、わりとイメージに合う歌詞が中にあることに気がついて、サイルイウ魂に傾倒中の私は最後になってワンフレーズを嬉々として最初のトコに無理やり使わせて頂いた。
今回タイトルもそこから歌詞組み合わせて考えた。
（無断使用だけど一応「サイルイウ」の音楽というのは明記してありますし…ごめんなさい。さすがに本人様たちに「ホモの話のイメージに使いました」とは言えないから、黙ってるけど。ちなみに「産霊の祈り」は「むすひのいのり」と読みます。）
…と言うふうになります。やはり「話」というものを書くのは、目からくるイメージと音楽のイメージは自然に心に入ってくるのだなと。漫画の絵技術がないと、とても祭りの話など漫画では描けないのですが、こうして他者の画像の手助けがあればなんと思い通りに簡単にできることか。感謝、感謝ですね。マンション前のもとネタより、いいムードで書けたかなと自己満足しています。かなり言い回しがくどいのは毎回だけど。編集でフィルムが切れない無能監督のように…言葉の無駄さの自覚はあるのですが、いつもどうしても切れないのです。
でも別に趣味だからいいやみたいな。
真理は、思い込みが激しいヤツです。というか私のキャラはかなり思い込みの激しいヤツが多いのですが、とにかく真理は危ない人ギリギリの思い込みよう。雪がいなければマンションから飛び降りているような、生真面目さん。これで頭が悪くて男前じゃなかったら、うっとうしいだけっていう。
やっぱ人間、顔だねぇ（？）一応、両思いだからストーカーじゃないだけって感じなくらい雪命。真理がどれだけ雪を好きなのかは、これで痛いほど分かってもらえると思うので、それでいいかと思います。あの無表情な男の考えていることをわかって貰えたら幸せ。笑。
これは同人誌「ボーイズｂｅアンビシャス」の続編、または証明としても書きたかったものです。もともとこっちのネタの方がボーイズｂｅ本より先だったと思います。こっち（永遠願う君の幸）が先にあって、あの本の話を描いたと思う。
漫画では描けなかったけど、それもこれでいいかと。物語の中だからこそ、どうしても私はこの世にはありえないキレイで純粋な想いを本気で書きたいと思います。とてもキレイでキレイで悲しくなるくらい愚かしい愛とかを。大切な人を自己犠牲でも守りたい愛とかを。本当の強さ（何だそれは）とかいうものを。
何かを書いているときってとても充実していて、ウツになって死んでしまいたいとか全然思わないので、やっぱり妄想の世界に住んでいる方が、ある意味、私には非常に生きているということで、現実的だと思うのです。浮世を生きるのにはやっぱりソレが必要なのです。お金でなく仕事でなく。
「やっぱ大事なのは愛だね（幻想だけど）」って、こういうことなのじゃないのだろうか。一番、現実をみていると思うけど。そういう意味ではとても。そんなことで、真理の思い込み激しい物語を、読んで気に入ってくださったあなたには捧げたいと思います。笑。
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