[33] 小説「いつか海に消え行く」約束の街シリーズ5…元殺し屋の花屋と元弁護士の漁師… |
- やすみせりう - 2004年07月24日 (土) 00時29分
今、読んでいる北方謙三の約束の街シリーズ(ソルティシリーズ) 「いつか海に消え行く」を読んでいるのですが、その中の5章目のタイトルが「薔薇とナイフ」 おいおいおい〜いやだよう、もうツボじゃ〜ん!!てなことで。
今は薔薇栽培の仕事をしている元殺し屋の山南。(シリーズ3で登場) もと刑事事件の弁護士で料理が趣味な漁師の木野。(どんなキャラ設ですか先生…さすがだ)←今回、この木野が主人公。 木野は、どうも気になる寡黙で不審な動きをする男「山南」を買い物の途中に偶然見つけ何故か尾行して、彼が絡んで来た3人ものチンピラを何が起こったかわからぬ素早さでアキレス腱を同時に切ってしまう現場を目撃したのだった。驚きと混乱のままその場を離れ、自分の船に戻るとそこに山南が…
(小説の一部抜擢) 「夜間航行というのも、経験してみたいな。星がきれいだ。」 エンジンの前のところに、山南が寝そべっていた。 「今夜は、泊めてくれないか」
うひゃー!!なんだそりゃー!!俺を尾行したから興味をもったというのだろうか山南!そして家まで押しかけシャワーを借りた山南は…
(一部さらに抜擢) 「Tシャツを一枚、くれないか」 私は頷き、洗い晒したものを一枚放った。山南は私よりひとまわり小柄である。せいぜい百七十センチというところか。
170で小柄な男の世界ってイイ〜うひうひ。そして山南の身体の細部も観察してる木野さんてば…♪ そしてシャワーでさっぱりしたあと二人で、木野の作ったシチューをフランスパンと共に食べ、ワイン飲んで、薔薇栽培とコーヒーの淹れ方などを話して…ってどう考えても変だ。変ですよ。元殺し屋と元弁護士の漁師ってどうよ? サービス良く期待にそって、この章の終わりはベッド淫することがなく終るので、行間にイケナイものを垣間見ちゃいましたよ!!あやしい!ぜったいアヤシイ!!
…以上、なかなかに私の温度が沸騰する章であったので書き込み。はぁはぁ。これだから北方は辞められません。 まだまだ、読み始めたばかりなので、どうなるのか楽しみだ。 でも次の本はもう読んでしまってるので、多分悲しい結末であることは避けられないのだが。続きは以降、私の琴線に触れれば、書き込みしていきます。
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