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[172] 映画「セッション」……アウトローになりたい気分。
やすみせりう - 2015年04月19日 (日) 14時32分

こんにちは。
四月になり、新期ということで、浦島太郎な2015年のROCKな記録、始めます。


近況的に記しておく変化としては、
今年三月にライブハウスB店のレギュラーバンドが解散し、
去年2014年12月にはBAがB店から卒業して、
なんだかもう、ライブ通いをいったん卒業する形になった私。
寂しくもホッとした気分も否めない。
週一のライブ、ちょっとしんどかった。

4月はあんまりライブのない、週が長く感じる日々を送っています。
まぁ、歌姫のライブとか、他にもあるのですが。
ジャズ・サックスとかね。ちょっとまた後日、書こうと思いますが。
とにかく週一回行くようなライブは無くなりました。

さて。

昨日、西梅田の肉汁祭に行ったあと、
映画「セッション」を観てきました。

ジャズの学生ドラム奏者とスパルタ教師の話で、
特にそんな映画をやってることさえも知らなかった私ですが、
ライブ店で知り合いったT姉さんから前日に

『早速ですが「セッション、良いから観て!』
とメールを貰い、
今まで彼女からのおススメ映画は当たりなので、
早速、夫を誘ってみると、観たいと思ってたけど迷ってたと言うので、
これは観ろってことだよね? と土曜日レイトショーに行きました。

映画鑑賞は即決、それが大事。
そうしないとまず見逃すからね。

そして、私の観終わった感想は……「痛くて、そしてすごく疲れた……」
夫はエンドロールが終わって室内が明るくなった途端、
「うお、良い映画を観たなッ。見逃さなくて良かった」
と、唸っていました。
夫の今年の最高作品は「アメリカンスナイパー」なのだそうだけど、
それを凌ぐ勢いの感想です。
なんとも、琴線にふれる映画ではありました。
萌え? うーん、見た目はないかなぁ。
でもなんか、愛憎、あるかもなぁ。

軍隊みたいな鬼教官と対峙する、これまたちょっと友達にはしたくない
すごく嫌なキャラのスタローン似の主人公、
ドラムを叩きすぎて血まみれな練習風景など、
音楽映画なのに、流血に次ぐ流血!!で、常に力みながら観て、
はぁ、疲れたって感じなんですが、
久しぶりに観終わってから、
アウトローな気分になりたくなった映画だった気がします。
なりふり構わず、最高の気分を得るだめに、
人を蹴散らしてでも、自分の意志を貫き通すぜ!! みたいな。

この映画、イイヒトは、性格のいいひとは、出てこない感じがする。
性格の悪い人と、どうでもいいひとしか、出てこない。
己の最高を引きだすことにだけに情熱を捧げて、他人の心も踏み荒らす……。
悔しさからの手酷い仕返しに、憎悪のまた非常な仕返し。
まぁ、なんて性格の悪いひとたちのドラマ。

だけど偉人というのは、ある意味、孤高で、いいひとじゃない気がします。
何かを成し遂げるのは、そうひとだけなんじゃないかな。
映画の中での印象に残ったあるセリフ、
「いいね、良かったよ!」なんてセッションライブで言われていたら、
バード(チャーリーパーカー)は、生まれなかった、と。

なんか、解る気がした。

気安く、イイね! の世の中には、凄いものは生まれない。
きっと偉大なるアーティストになるひとは、
おまえはそんなものかと云われることが、伸びる力になるきっと。

ただスパルタの世界に順応する、そんなに強い精神を持つひとは、
最近は少ない風潮で、流行でもない。古臭い風潮。
でも、熱い気持ちを持って行かれることには、
古臭いも新しいもないのでね。
いつも心は動かされるものに反応する。

なまぬるく、そんなに頑張らないで生きようなんてのは、普通のひと。
精神が破壊されるほどの、何かに押しつぶされなから、
それでもなりふり構わず、突き進んで行くのが才能ある偉人……。

それはカッコイイようで、実は色んな犠牲者をまわりに出して、
他人にかまわず、全て踏み潰しながら進んでいるのだけど。
だけど、彼らは不思議に人を魅了する。
凄まじいパワーを悔しさのエネルギーを持るひとしか、大成功しないのじゃないか。
負けん気の強いひとが、ひとつしかない何かを成し得るのかなと。

現代人に欠けた何かなんだろうけど、私は無理かな。
普通でいいよ。
残念、アウトローになれないや。

私はそれを見ながら、ああ、素敵って、なまぬるく硝子の向こうで
その夢を舐めさせて頂いて、濃厚さにお腹をいっぱいにしてるだけの凡人でいい。
なんか、ズルい悪人みたいだけど。
できるなら、その傍らで、うふっ、応援してまーす♪と、
なまぬるいことを云ってる、実は小狡い普通のひとでいい。

夢に群がる、実は狡くて悪い凡人。
いいねぇ、わりと悪くないかも。(笑)
主人公のアウトローにはなれなくても、アウトロー気分にはなれる。

相手を蹴落とし、その嫉妬の執念に呑まれ、
だけどその先を超える相手の才能が、その執念よりも感動を呼ぶとき、
そう、これなんだ! と、言葉でなく忌々しいほど惚れる、その直感が伝わる時、
この映画のラストシーンが、共感できるのじゃないかと思います。

相手を偉大と呼べるひとは、
同じジャンルを血の出る魂で生きる、そのひとだけという気がします。




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