【広告】Amazonにて人気の 日替わり商品毎日お得なタイムセール

ROCK YOU!!

心揺さぶる映画・漫画・小説などを勝手気ままに紹介というより趣味寄りの独り言。
あなたを揺さぶる?作品に出会えるかも。
たまに自作品の独り言なども挿入。
尚、お客様の共鳴レス投稿は歓迎です。多少壊れたレスでも問題なっしんぐ!
ですが頂いたレスのレスは致しませんので、ご了承下さいませ。

お勧めサイトへ行く

こちらの関連記事へ返信する場合は下のフォームに書いてください。

[145] 映画「告白」…お薦め文と途中からネタバレ注意喚起あり。
やすみせりう - 2010年06月19日 (土) 13時19分

2010年6月14日(月)

映画「告白」を観てきました。

「私の娘は、この教室の生徒に殺されました」と、いうやつです。

原作は読んでないのですが、宣伝文句に興味わいて、
観たいと思っていたら、夫が抜け駆けで先に観て来て!
「宣伝文句通り衝撃だった。すごく良く出来た脚本」
というので、ますます観たくなって、
月曜のレディースデイに、色んな情報が入って来ないうちに!
と、行ってきました。
世はカメルーン戦で熱血してたわけですが、
お客さんかなり多かったでーす。

月曜のレイトショーで、夫は「アウトレイジ」を、
私は「告白」で別々のシアターで映画鑑賞。

静かに主人公教師・森口先生の独白のような
ホームルームでの生徒への語りかけ風景から始まり、
聞き逃しそうな波のないテンションで、淡々と恐ろしい告白が…。

物語は、謎探しのミステリーでもあるし、現代の恐ろしさでもあるし、
深い深い底のない悲しみでもあり、やるせない気分にもなり、
激しい苛立ちもあり、
でも、多少すっきりした感も、否めない。
それぞれの立場の見方によっては、後味の違うものになるでしょう。

それでも、主人公・森口先生の悲しみの姿には、
誰にもどうすることのできない魂の枯渇のようなものが、
伝わるするのではないか、と思います。

結果的に言うと、大変面白かったので、
「告白」ぜひ観に行ってみてください。


ここからご注意。
映画ネタバレあり感想。↓



うーーん、これはね、もう観て下さいとしか言えませんけどね。
それぞれが語る内容に、いくつものすでに見たシーンが含まれるのですが、
それは登場人物の主観によって、まったく別にすり変えられる。
唸るようなストーリィの作り込み。
よくできた小説には、多々ある感じですが。

謎探しのミステリーでもあるし、現代の恐ろしさでもあるし、
深い深い底のない悲しみでもあり、やるせない気分にもなり、
でも、多少すっきりした感も、否めない。
それぞれの立場の見方によっては、後味の違うものになるでしょう。

それでも、主人公・森口先生の悲しみの姿には、
誰にもどうすることのできない魂の枯渇のようなものが、
伝わるするのではないか、と思います。

観ている間は、場面場面で色んなことを思うのですが、
松たか子の演技が、最後のセリフが(暗転する前のセリフ)
実はこれこそが、彼女が親であり、教師であるが故の血を吐くような、
教えの答えなのかもしれないと思う気がしました。
初めて、先生が正気に見えた瞬間。
説明はしにくいけど、感覚として、はっとしたのです。

なーんてね、だったとは私は思わない。
演技が見事。

あの瞬間、すでに私は犯人のやったことを思うと、
まったく復讐はあり!とさえ思っていたのに、
そこまでしなければ、同じラインに立って犯人は
物事を見ることが出来ず、人間になれず、更生し救うことは
できないのかもしれない、と衝撃を受けました。
幼いがゆえ、分かりやすい答えしか分からないのでは、と。

途中までの森口先生の淡々と心を失くしたように語るところが、
また悲しみの表現として、鬼気迫るものを感じました。
声を上げて、怒ることだけが怒りではなく、
号泣することだけが、悲しみではない。

でも、時に、どうしようもなく、
獣のように心の声を開放しなければ、
立つことさえできない。

そんな悲しみのシーンも非常に伝わりました。
彼女は、負けることはできない、でも勝つこともできない。

そして、犯人の親の木村佳乃もなかなか良かったです。
イマドキのモンスター問題な親がこんな感じなのかな。
いやまさかと思うけど、あるいはそうなのかも?
誇張した感じになっているのか、そのものなのか。
親になったことがないので、よく分からないですが。

新担任のウエルテルの熱血さも、非常に強烈な演出で、
良かったと思います。本人は踊っている(踊らされている?)
ことをしらない。至って本気。熱心。
ドラマが違えば、感動する場合もあるような。
でもシビアな経験をさせられた子供たちには、
そのキレイごとのような言葉は、うわすべる。
青春時代の感動とは、本当は騙されていたのか?
でも幸せな誤解はある方が、あったからこそ、あるいはいいのかも。

クラスの残酷さも、第三者として見てる分には、
残酷さは際立ちますが、中にいればそれは催眠術のように、
自然に体が動く行為のなのかも。
そうであって欲しくはないけど、善い悪いは別にして、
ひとりでいる孤独に勝つのは、この時代の子供には、
過酷すぎるのかなと思ったり。

自分の思う正義をかざして、多数でひとりを叩きのめし、
お前が悪いからこの仕打ちは仕方ないと正当化するのは、
色んなところで、あるシーンと思います。
自分がやってるとさして気がつかないが、客観的にみると、
それはかなり醜悪なんだなと気がつく。

子供がいる人、加害者側に近い人、被害者側に近い人で、
解釈の印象は違うと思いますが、
この良くできたお話を、観て欲しいと思います。

最後に。
ヒロインの女学生。
キレイな子だなぁ。と思いました。



名前
メールアドレス
タイトル
本文
URL
削除キー 項目の保存


Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazonにて人気の 日替わり商品毎日お得なタイムセール
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板