[142] 展示会「花魁…艶やか金魚の舞…アート・アクアリウム」 |
- やすみせりう - 2010年04月03日 (土) 14時15分
2010年03月28日
夕方から京都烏丸の大丸で開催中(だった)の アート・アクアリウム展を見に行きました。 先日、新聞の記事に載っていて、金魚好きな私は、 うわー観たい!!と、ビリビリそこを切り取って、 夫を誘って、行って来ました。 五時半ごろ着くと、何故か大人気!! チケットを求めて、長蛇の列! 日本人は、金魚、好きなんだなぁ。
アートアクアリウム展 http://www.daimaru.co.jp/museum/kyoto/art_aquarium.html
色んな和テイストの水槽(金魚鉢)に、 たくさんの種類の金魚が泳いでいるのを観賞する展示なんですが… まー、もう!! それはそれは、とってもキレイで、可愛かったです。 優美で絢爛。ああ、日本の美。日本のワビサビ。 日本の娯楽。
メインの巨大金魚鉢のタイトルは「花魁」 1000匹の金魚が入ってるそうな! 悪くすると、うようよ加減の気持ち悪さもありますが… しかし、優雅に泳ぐその姿、艶やかさを競演しています。 他にも、壁掛け水槽に金魚が泳ぐ、生きた日本画、 そして、行き交う金魚を三角のガラスから覗くと、 万華鏡になっている、アイデア。 (ちょっと水槽に近づくので金魚の生臭い 匂いがするが、それさえ愛しい…)
とっても感動したのは、水槽屏風。 屏風に見立てた水槽に、チラチラと泳ぐ金魚。 そして水墨画の影が映し出され、色々に変化して、 金魚がまさに、水墨画の上に重なる、優美で艶やかな色彩となって、 なんと、その美しいこと、この上なし!! もう、ずっと観ていたかったどすえぇ。。(京都風) 感嘆…。
色々な種類の金魚を観て、まるまる太ったような かわいらしいのや、スパニッシュダンサーという名の まさしく尾ひれ、背びれがヒラヒラと長く美しいのや、 口元が▽になってて、笑ってるみたいなのとか、 (キュート過ぎる!!) ジャンボ金魚は、48センチあるとか? トサキンも観たよ!!
しばし、金魚に見とれました。 私は、出目金とか、体がイボイボのとか、 目にぼんぼりがついてる歪なのは、 あまり好みじゃないんですが…それでも、それらの金魚も、 観賞用として、望まれて創られてきた金魚。
金魚は、人間によって創られたもの、らしい。 でも手を加えずに放っておくと、 そのうちには原型のフナに戻っていくみたいなので、 そこがまた愛らしいなァと思ってみたり。
お祭りの夜店で、金魚すくいとしてるのは、 丈夫なワキン。(黄金魚) ノーマルな原型の赤い金魚が、金魚鉢で泳ぐのは、 とても、懐かしい気がします。 ブラディドールのパロしたときに、金魚の本を買い込んで… すごく懐かしい…。
この企画、案外展示物は少なかったし、 写真ポストカードも、図録もなくて、そこは残念だったです。 図録が欲しかったなー。金魚のアート写真。
点数が少なくて、カタログを出せなかったなら、 ポストカードを、作ればいいのに、商売気ないなァ。 金魚の本ばっかり売ってたけど。
展示の写真は禁止じゃなかったのか、 取り放題でしたが、優美に泳ぐ金魚ちゃんには、 プロの写真でないと、表現できない感性があるよ。 皆が携帯のカメラで取ってるのが、なんか趣がないなぁと。
金魚テイストのグッズとか、結構好きなので、 まだ春だというのに、夏が恋しくなってきましたよ。
あー癒された。 金魚ちゃん、ありがとう♪
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