[267] 空間を駆ける大決戦
投稿者:テオザケルガァ!
投稿日:2008年12月07日 (日) 18時20分
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ウッハさんのを見てたらやりたくなったのでやります!!
清麿とガッシュが別れて2年後…。清麿は高校3年生へと成長していた。
「清麿〜!今日は始業式の日でしょ〜!?遅刻するわよ〜!」 「ったく…お袋ったら…、もう少し寝かせてくれぇ…」
布団の中に入りムズムズする清麿。かなり眠そうだ。
「こら清麿!!早く起きなさい!!」
思いっきり布団をそこらへんに投げ飛ばし、清麿を起こした。
「せっかくガッシュちゃんから手紙来てるのよ?」 「ガッシュから…?なんで今更…」 「とりあえず開けなさい。 遅刻しないようにね。お母さん、買い物してくるから」 「朝っぱらから何処に行くんだよ…。……、そうだった。ガッシュからの…、手紙…」
手紙の切れ端を切る。手紙の内容はこうだった。
『清麿!!大変なのだ!!魔界全体戦争状態となっておる!! 私が王になったことを妬む者達が反乱を起こしておるのだ!! このままだったら、反乱軍との戦いで、魔界全体を包む空間が壊れてしまう…。 時空の狭間に既に、反乱軍の魔物があふれておるのだ…!頼む。今から人間界でまた王を決める戦いが始まるのだ。 でも今回は、2年前とは違う。反乱軍と治安維持部隊の戦いなのだ…。 前より苦しい戦いになるが、許してくれ…。4月20日には戦闘が開始されるのだ…』
■[268] テオザケルガァ!(2008年12月08日 (月) 17時36分)
「人間界で魔界の戦争だって…、そんな馬鹿な!!4月20日といえば…あと2週間ぐらいか…?あまりにも時間がありすぎる…」
「そのとおりだ、清麿」
…懐かしい声。清麿は振り返る。少し大人びた金髪の一人の少年が居た。
「が…ガッシュ!!」 「久しぶりなのだァッ!!」 「こ、こら抱きつくな!!俺は学校なんだ…。詳しいことは帰ってから聞く。いいな…?」 「ウ・・・ウヌ。」
チャイムが鳴った。今日の学校の授業は終わりだ。 清麿は走って家に帰った。
「ガッシュ!!」 「き、清麿…!」
部屋においてあったバルカン300をいじって遊んでいた。
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■[270] テオザケルガァ!(2008年12月11日 (木) 19時46分)
「スマンな…、学校が長引いて…」 「そんなことないぞ!!清麿はちゃんと頑張ってるではないか!!」 「ありがとうな…。 …、ガッシュ。詳しく、話してくれないか?」
そういうと、清麿はガッシュの前で胡坐をかいた。
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■[271] テオザケルガァ!(2008年12月19日 (金) 18時55分)
「私が王になった後、妬むものが出てきたのは知っておるな?」 「ああ、それで人間界でまた王を決めるって…」 「表向きではそうなのだが、実は…、人間界で反乱軍と戦うために王を決めるのだ」 「…どういうことだ?」 「反乱軍は、王を波動を使う魔物『レイト』を候補として、王と決める戦いを再開させろと持ちかけた。 もちろん、人間界へ行く方法はない。つまり、私は極秘に魔界と人間界を繋ぐ空間を捜し求めた。 そして、見つけたのだ。だから私は此処にいる。しかし…、その空間がバレてしまっては…」
「…、人間界で戦いを始めるということか」
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■[272] テオザケルガァ!(2008年12月20日 (土) 11時36分)
「私達治安維持部隊は、私と戦ったものや、私を知るもの、私が王でも構わない王族、前回の魔物100人の大体の候補の子供達が参加する。 簡単に言えば人数は500程度なのだ。しかし、反乱軍の数は1000を超える。 …私は、どうすればいいのか分からないのだ…」
「ティオたちは…?ウマゴンもキャンチョメもいるのか!?」
「ウヌ、私と友達だったものは全員私と協力してくれる」
「…、つまり、治安維持部隊の魔物は既に人間界で生きているのか…」
「ウヌ」
「…、あと2週間で強くならねばならぬのだ。さぁ清麿!協力してもらうぞ!」
「分かったガッシュ…、にしてもガッシュ…。お前、王様になったのになんでいつもの服装なんだ?」
「ウヌ、王服は動きづらいのだ」
「・・・^^;」
清麿の家前に、ある2組の魔物が立っていた。 「俺達は…、反乱軍の先兵『ガリオ』と『ネリオ』…。」 「そして俺はほんの持ち主『アリオ』と『レリオ』…。」 「俺達が使う技は拘束と破壊…。ガッシュを殺す…!行くぞ!!」
ガリオの本の持ち主、アリオは本を開く。ほんの色は無い。何せ、魔物候補ではないから。
アリオ「オル・ガリルド!」
清麿のいる家へ不思議なムチが襲う!
清麿「!? ガッシュ!攻撃が…!」 ガッシュ「何を言っておる清麿!まだ向こうは…」 清麿「つべこべ言ってる暇じゃないッ!まずは家から脱出だ!ラウザルク!」
ガッシュの持っていた赤い魔本を掴み唱えると、清麿の居た部屋の窓が爆発した。
ガリオ「ちっ…、手ごたえがねぇな…」
ガリオが去ろうとした時、物音がする。ガリオたちは振り向いた。
清麿「テオザケル!」
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