| [18] 無人島生活第3話 |
- Red Style - 2003年07月12日 (土) 08時25分
6/19 AM9:00
1時間後…… たくさんの参加者たちはそれぞれのエリアに運ばれていき、
AM9:50 アナウンス「今から10分後にスタートします。準備の方を整えておいてください。」
そして…… AM10:00 静かに戦いが開始された。 龍太「どこ行く?」 直樹「どこ行くって言われても地図が無いし…」 関係者A「待ちたまえ君達!!」 龍太「関係者のおっさん?」 関係者A「おっさんはひどいな…そうだったコレを渡しに来たんだった」 龍太「?」 関係者A「きのうはいいものを見せてもらったよ。ありがとう」 龍太は『島の地図』を手に入れた!! 直樹「本当にいいんですか?」 関係者A「ああ。」 龍太「サンキュー!!恩に着るよ。」 こうして龍太たちはもらった地図を頼りに食料の多い場所を探したのだった。
12時間後… 龍太「うう…腹減って氏ぬぅ〜」 直樹「まだ12時間しか歩いていないのにもうへばったの?」 龍太「いつになったら着くんだよぉ〜。」 直樹「大体3分の2ぐらい来たから後6時間だね。」 龍太「マジ腹減ったよ…なんか食わせろぃ。」 直樹「はいよっ。」 直樹はあらかじめ用意してあったカンパンを1個投げて渡した。 龍太はそれをダイレクトで口の中に入れ、そのまま食べた。 龍太「さすが直木!!気がきく〜!!」 直樹は半分呆れた。
6時間後… 龍太「ココか?」 直樹「そうみたいだね。」 なんとそこは、ジャングルの入口だった。 龍太「とりあえず、入るか?」 直樹「いや、様子を少し見た方が…」 龍太「でもココなら拠点を作るのに最適だぜ。」 直樹「そうだね。なるべく早いうちに小屋を建てないと。」 そして龍太たちは森の中へ入っていった…
30分後… 龍太「すげぇー!!」 直樹「これこそ大自然の力…すごい……」 そこにそびえたつのは1本の巨木だった。 太さは大体5〜6メートルと言う所だ。 龍太「ん?おい!来てみろ!」 その巨木の根により空洞が出来ている… 直樹「ん?すごい!!」 龍太「ココ拠点にしようぜ!!」 直樹「いいよ。」 龍太達はココを拠点に決めた。 龍太たちはそのままそこで就寝した…
6/20 AM5:30 龍太「ん?」 直樹「おっ、やっと起きたか。」 龍太「ふあぁぁ?」 直樹「早く食料調達に行こう。」 龍太「おう。」 龍太達は果物等の食料を探したが、無かった。 龍太「オレ達餓しちまうのか?」 直樹「うるさいなぁ。食べ物探すよ!」 そこに… ガルルル…… 龍太「ん!?」 直樹「なんだ!?」 ガルルルルルゥゥゥ!!! なんと、そこにはなぜか狼が!! 龍太「ヤベー!!」 直樹「もう終わった…」 狼「ガルルルルル…」 直樹「どうする…」 龍太「決まってんだろ…こういう時はな……」 直樹「?」 龍太「ジャンプ!!」 直樹「自分だけ逃げんのかよ!!」 狼「ガルルルル……シャー!!」 直樹「ギャー、食われるー!!」 そのとき… うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! 狼「?」 ドスッ… そのとき…狼の首にはナイフが刺さっていた… 直樹「すご……………」 龍太「どう?オレの必殺『ジャンプ斬り』。」 直樹「心配したよ。ホント。裏切って逃げたと思った…」 龍太「んなわけねーだろ。」 直樹「そういえば食料探さなきゃ!」 龍太「お前の眼は節穴か?」 直樹「ん?」 龍太「ココにあるだろ。ココに…」 直樹「まさか…」 龍太「今日は焼肉だな。」 直樹「狼の肉……………」 龍太「お前食わないの?」 直樹「いや、食う。」 じゃあ決まりだな。 こうして龍太たちは狼の肉を持って拠点へ戻るのであった…
次回「ハンター」に続く。
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