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第34回海洋祭・水棲研・展示部門に参観して

まばせいわ 2014年11月04日 (火) 17時37分 No.65

　　水棲環境研究会による水槽展示部門の参観に寄せて

　海洋祭（２０１４）一環による水棲研の水槽展示部門に参観できて、部長・幹部らによる生きものの採集調査活動や水槽展示物等の種々説明を受けた。中でも、感動を強く受けた身近な生きものは、静岡産「オオウナギ」の生きた水槽展示に驚きと、このような生きものが静岡の河川に棲息していたことは、貴重な確認記録である。近年、絶滅が危惧されている水生昆虫「タガメ」（静岡産）の水槽飼育・確認には貴重な生きものである。これら水棲の生きものたちを水槽飼育と自然環境（ビオト-プ）との再現の努力が見事に表示されていた。何時までも、このような生きものたちの保護と水槽環境保全に関し、熱心に取り組んでいる水棲研の目的・姿勢・活動等には大いに関心した。
　加えて、2014年度水棲研活動報告書の冊子（第１６号）を頂いてきた。この冊子を見る限りでは、年々充実した採集記録内容・採集物等をモノクロからカラ-化で表示している。
　総じて、２０１４年度中、終始積極的調査活動と水槽飼育技術等に対し、他の年には見られない新たな挑戦と工夫・創造等々が加味されていたことと、先輩から後輩への繋ぐ指導力が伺われて、特筆すべき事である（岩崎/行伸）。