グレープフルーツとカルシウム拮抗薬

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[10] グレープフルーツとカルシウム拮抗薬

まー - 2007年04月22日 (日) 22時46分: 食物と薬物の相互作用の一つに、グレープフルーツとカルシウム拮抗薬の話がありますが、事実はどうなのでしょうか？？？
「ジュースが駄目で、実は良い」とか「実も駄目」や「実は少量なら良い」など色々な説を耳にします。
実際まだ良く分からない部分なのかもしれませんが、みなさんはどのように患者さんに説明しているのでしょうか？？？

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ジョー - 2007年04月23日 (月) 23時25分: 僕は大学の時にはジュースはだめだけれど果実はOKという話を聞いていました。
まーさん質問で今回調べさせてもらった中では、じつは実もよくないという話もよくありました。
添付文書上はグレープフルーツジュースのみが相互作用にかかれています。
実際に相互作用を試験したものはグレープフルーツジュース250ml服用後の血中濃度を測定しているようです。
グレープフルーツ1つより取れる果汁は150mlであるようで250mlは
グレープフルーツジュース1.6個分くらいに相当します。ですので、グレープフルーツが添付文書上に書かれていないのは容量的な部分も関係しているのかもしれません。
服薬指導上はジュースも実も必要なければ避けていただくのがよろしいのではないのでしょうか？

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yoshi - 2007年04月24日 (火) 21時45分: ジョーさん凄いよく調べていますね。勉強になります。
自分もグレープフルーツの果実が良いか悪いかは実際分かりませんが、患者さんの危険性を考えれば大量に取る可能性があるすジュースの方を注意しているのではないかと思います。
実際の現場では、絶対にダメなの？とか少しなら良いのでは？と聞かれると困りますねー。危険性の話をしますが、それ以上はご本人にお任せするしています。
あまり、答えにならずすみません。

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あや - 2007年07月08日 (日) 15時38分: ＧＦＪは皮ごと丸絞りで絞ってしまっているから問題だって言われているんだよね。皮の表面に多くあるフラノクマリンの代謝物がCYP3A4を不活化するからCa拮抗剤の代謝が阻害しちゃうんだよね。
でも、フラノクマリンって果肉に多くて実の袋や皮、種にはあまりないからやっぱりＧＦの果肉も要注意なんだよね。なので、患者様には量に関わらずＧＦを摂らないように指導しています。あとスイーティーやブンタンも控えてもらい、レモンやバレンシアオレンジは大丈夫など、食べてもいいものも紹介して、詳しく説明してあげて安心してもらってます。あれもこれもダメだと「何食べたらいいの？」となってしまうので。。。
ちなみにルビータイプよりホワイトタイプの方がフラノクマリンが多いので注意です。
もし食べてしまうと4日くらい薬に作用する危険があるため、朝の薬だから夕食べてもいいという話ではないこともします。意外と夕方なら食べていいだろうと思ってしまっている人もいます。。。