From:鈍足2
ガタビシ様 フォロー有難う御座います。 若干補足しますと、早乙女光は本名早乙女武、1904.1.27〜1944.5.7 東京生まれ、三越音楽隊で活躍し、その後松竹に入り映画音楽を担当した。1作目はS9年島津保次郎監督の「隣の八重ちゃん」、トーキー初期のもので、ホームドラマの元祖的作品、愛初夢子、岡田嘉子、高杉早苗などが出ていた。その後を含め52本(位)を担当、最後はS19年4月の「女性航路」である。 作曲のデビューは11年10月タイヘイ「海辺の恋」歌手奥田英子で映画とは関係ない様だ。流行歌総覧にあるのは12曲、内8曲は以前書いたが、もう1曲松竹「衣裳花嫁」の主題歌B面に「俊子の唄」松島詩子がある。この2曲は私としては評価しており、これだけの佳曲を作ったことは素晴らしいし、これだけ打率の良い作曲家は少ないであろうと思う。 所で「隣の八重ちゃん」の中で、作詞大木惇夫、作曲早乙女、独唱矢追婦美子で唄われている様だ。矢追は東京音高出で歌曲中心だが、当時ポリドールでかなり吹き込みしていたようだが、該当曲は見当たらない。この映画、インターネットで見たが、その場面は思い当たらない。どんな曲なんでしょうね。
2018年07月16日 (月) 10時47分
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