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[ No.22 ]
はじめまして。今日の私の日記です。
投稿者：
2004年10月11日 (月) 12時36分 |
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『センセイの鞄』
at 2004 10/11 12:23 編集
先日、久しぶりに小説を買いました。
私は殆んど小説というものを読みません。特に最近は資格試験の問題集とお友達になっているので、それ以外の本に目が行かなくなっていました。
ところが、時間潰しに立ち寄った本屋で、この本に出会いました。川上弘美著『センセイの鞄』です。これは以前、小泉今日子主演でテレビドラマ化された、スリルもサスペンスもない恋愛小説です。恋愛といっても、甘くも激しくもない、淡々とした会話とどこにでもある時間の流れの中で恋が少しずつ進んでいきます。
『柳洩る
夜の河白く
河越えて煙の小野に
かすかなる笛の音ありて
旅人の胸に触れたり』
居酒屋で杯を傾けながら伊良子清白の詩を朗々と唱える（？）超真面目な「センセイ」と、伊良子清白の名も記憶にない「わたし」の不思議で切ない恋の物語です。
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