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秋作業のお見舞い有難う御座いました。 牛と鍬と鎌そして山の木を切って作った稲架、それが耕運機からトラクターへ、バインダーからコンバインへ〆て700万円の大型機械に変わっていきました。6反百姓の米代は1反歩当たり10万円、年間60万円です。農家更生法の申請もいいところ。ひところ「竈で飯を炊き、残り火で魚を焼き、炬燵の暖を取り、そして牛で田を耕す」それをかたくなに守っていた人もいたが、今は見ることも出来ません。すべては貨幣経済社会のなせる業と言うべきか。
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日本の農業をここまで衰退させたのは政府と消費者です。 労多くして報われずでは農業を継ぐ若者がいないのは当然、そこで益々、効率的な農機具に頼らざるを得ない現実。 農機具は大きな労働力を提供するが同時に大きな借金も提供します。 農家は先祖の田畑を守るために、いいとこ;とんとんで、下手すると負債を背負い込むのです。 農家を再生して自給率を高めるには政府の農政再建と消費者の更正しかありませんね。
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