[2911] サファリの鬼門 |
- つつみ - 2016年10月18日 (火) 09時26分
ワコチチさん 110mmのハブ径はサファリ乗りの共通の悩みどころですね。国産四駆最大径ゆえにこれに合うホイルは限られてきます。108mmはランクルでそれより小さいサイズはその他四駆用です。以前ランクルの純正アルミが使えないか実際に試してみたことが有ります。これはハブ径が108mmでリアは確かに無理すれば何とかなる気もしましたが。フロントはデュアルウエイランニングフリーハブに干渉して早々に諦めました。また車両は確かTD42T搭載車だった記憶が有りますが、バン登録に変更してますか?もしバン登録に変更しているならばJWL-T規格のホイルでないと継続検査でNGですし、5mmのスペーサーではこれもNGだったはずです。サファリに乗る時点でこのホイルの選択に関しては諦めるしかないですね。スペーサーの件ですが僕も反対です。5mmのスペーサーの場合は単にクリアランスを稼ぐだけですが、ホイルの当たり面とスペーサーとホーシング側の当たり面の間のハブボルトの締め付けトルクでも走行中に振動でずれが生じ、ついでハブボルトにトルクの不均一さが生じたり、回転方向でのズレによりせん断力が働き一気に破断する恐れがあります。これは昨シーズン友人のY60での救援要請時の写真です。親戚のガソリンスタンドでスタッドレスに交換(純正サイズ)し山岳国道を走行時ヘアピンカーブを終えたところで異変に気づき停車した際の物です。ホイルナットの締め付けトルク不足によりハブボルト5本が破断しボディーと1本でかろうじて残っている状態です。一歩間違えると大事故、いや死亡事故に繋がる事案です。単独での事故なら自業自得ですが、他人様を巻き込みかねないのが最大の問題点です。このケースはホイルナットの締め付けトルク不足でしたが、タイアも純正サイズでホイルも汎用品でスペーサーなしと言うごく普通の状態で誰しもに起こり得るケースです。大径タイア、マイナスオフセットに加えスペーサーをかませるという行為は如何に危険な行為かご理解いただけるかと思います。ちなみに友人はこれに懲りスタッドボルトを全て新品に打ち換え、ホイルは純正にしました。ご予算等の関係も有るかと思いますが、先ずは公道を走るからには安全性の担保が第一で個人的な好みは二の次になる事は致し方ありません。110mmのハブ径のホイルは全くない訳ではないのでじっくり探してください。285サイズでしたら8J+-0/-25のホイルが必要でしょう。はみ出す事が大いにあり得るのでその対策も必要です。サファリに乗る時点で110mmのハブ径は諦めましょう。
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