[135] 話を膨らませてみよう♪・・・習作1 |
- デメロード@管理人 - 2003年10月10日 (金) 14時46分
・・・掲示板保存のための書き込みですか?と質問されたら困ります(笑)。
夢を見たら、それをネタに文章を考えてみる、というのが私の今の訓練であります。(思えば、ネット始めてから、文章を書き始めたので、訓練が足りないんですよね)
夢でみたと記憶しているもの: 『目の前に、30を越えたとおぼしき女性が三つ指をついてお辞儀をしている。(なぜかわからないが、自分に対して)。部屋はうす暗い。女性は、和服を着ていて、華奢な感じの肩が震えている。・・・どうやら自分と女性とは恋人ではない、ようだ。』
さて、あなたならどういう話を想像しますか?
話を膨らませる時には、不明の点は勝手に付け加えます。どころか、まぁ恋人ではない、という点も重要でないと思えば勝手に変更しちゃってもいいわけです。創作の練習のつもりですから・・・。
デメロードが布団の中で妄想したのが・・。 (あ、ちょっとえっちなので、苦手な方は、以下を読み飛ばしてね) **** 自分は、独身の、中年を迎える年齢くらいのルポライター(男)である。ここは、取材先の田舎である。なじみのない古い温泉旅館に泊まっている。 夕食後に宿の主人から「マッサージでも。」と勧められたのだが・・・。いわゆる・・・う〜ん(困)。マッサージという単語をわざと誤用のようです・・。「一応、遠慮せねばならない妻などはないのだが。」とやんわり断る。すると、主人からかなり強く頼まれてしまう。「顔を見るだけでも構わない・・・」と。 ある家のお嬢さんが、ひとり残されてずっと生活全般にわたり、その田舎の皆の世話になっているのだが、本人が心苦しいと言うので・・。
「だからといって、他に方法がいくらでもあるじゃないか、仕事を見つけてあげるとか?」 「旧家だったので・・仲居に使うということも出来ないと・・また皆が・・・”ひとりが親切にし過ぎると他のものが”などと・・。」と、まるで要領を得ない話なのだ。・・・だが、ここで困ったことに自分の好奇心がムクムクと。
部屋に入ってきた女性は、34歳くらいで、たしかに田舎では、嫁に行き遅れたと言われるような年齢かもしれない。 「だが。」と自分は言う。 「・・・もう少し、世間に目を向けたらどうです?・・・他に何か普通の職業が思いつかないんですか。何も、ここにしがみついていることもない、東京ほどでなくても、どこか都会の街にでて就職するとか。」 彼女は、うつむいたまま答える。 「・・・仕方のないことなんです。」 (ああ、イカン・・あらすじだけ書こうと思っていたのにぃ・・。というわけで飛ばしますね。)
とにかく、震える女性をちょいとおどかして、それから説教でもしてやろか〜と自分は思ったのですが、ええ、おどかすつもりで抱きしめたら、行くところまで行ってしまったのでありました。(ォィ)
・・・たしかに、彼女は、実はその商売でずっと生きているとか、手慣れている風でもなかったな、しかし・・・それにしても腑に落ちない話だ。と思いつつ、自分は、また日常の仕事に戻っていく。
だが、・・・季節が替わって秋風が吹くと、またあの田舎へ行きたくなった。というか・・・あの旅館に行き、あの女性に逢いたくなった。 ふだんの自分の回りにいない雰囲気だったからだ。
宿の主人は、自分のことを覚えていたものの、なかなか言い出してくれない。「マッサージを。」とか何とか言ってくれよ(赤面)。 だが、逢いたくてたまらないので、自分から「いつぞやの女性は・・・」と言い出してみると。
「おお・・・。やはり、お客様は、あのお方を気に入られたのですね。」と非常に喜ぶ。 「あのお方・・?」 そういう風に丁寧に呼びつづけているのなら、なんで田舎の皆でもっと大事にお世話してやらないのだ?と思う自分。 「お逢いしたいとお伝えしましょう。」 「ぜひ、・・・。」と答えたものの、主人の含み笑いが妙に気になる。
・・・再会してみると、たしかにあの時の女性なんだが、少々若返っている・・・ような気がする。・・・・何故なんだ? 彼女を抱いてみても・・・また以前と違うような・・・。 彼女は以前よりしっとりと寄り添ってくれて、離れがたい風情だ・・・。 だが、何かがおかしい・・。 考えようとしても、この状況では・・・。 ****
(まあ、落ちとしては。 よくある伝説ですが。”山の妖怪が、若者の精気を吸って生きながらえる”ってところで、どうでしょうね・・・?)
|
|