海外・帰国保護者の掲示板 (ピアーズ関西)
学校(特に関西)についての質問や帰国後の悩み、お勧めの外国語維持法といったマジメなものから、お勧め海外レシピや観光地(関西を中心に)などどんなことでもOK。海外子女・帰国子女の親達の交流スペースです!
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そよかぜさんへ体操教室選びについて私の苦労話(笑)をさせていただきます。下の息子(帰国当時7歳)は3歳からアメリカでGYMを習っていました。ほとんどプライベートレッスンだったので、6歳ではバックハンドフリップもできましたし、そこからの連続技、高鉄棒の連続逆上がりも練習しているところでした。親としても続けさせたく、いろいろな教室も見ました。小学校レベルの上級クラスの体験言葉が全然分らないので、人のするとおりに真似て順番がきたらやるように、言ってありましたが、生まれて初めて見た、跳び箱に挑戦することになり、見ていて私はドキドキでした。初めてでいきなり5段か6段あったような。でも、そのクラスは20級くらいあるなかの、6級。跳び箱なんてみんな合格してきて上がってきているのです。じっと人のを見て、初めて飛びました。親ばかですみません。軽々飛べたんです。うれしかったです。息子も満面の笑み。でも、その笑みはすぐに消えました。コーチのきつい言葉で。「○○!次一人だけ、床を足を広げ手をつきながら、向こうまで飛べ!5往復してから、もう一度跳び箱しろ」どうも、足がきれいにぴんと広がっていなかったようです。基本姿勢がなっていない。そうなんです。日本のスポーツは何でも基本がしっかりしていて、形がきれいなんですよ。それにどれだけの時間を費やすか。アメリカでは、倒立が完璧でなくても、あんまもつり革もマットも全部トータルで教えてもらったのに、日本の教え方と違うんです。息子は何をどうしたらいいのか分らなくて、涙を浮かべていました。人のを真似てレッスンを受けていたのに、一人で隅っこで練習させられ、他のみんなは、自分が得意なマットをしているのに。一緒にはさせてもらえなかったんです。体験が終わったあと、コーチにクレームをつけました。すると、「ああ、そういうやり方で教えるから、アメリカは駄目なんだ」そうです。息子は、あんなに期待され、大好きだった体操を二度とやりたいといわなくなってしまいました。同じスポーツなのに残念です。そよかぜさんのお子さんたちが、有名な体操教室に行かれても、なかなか選手コースからは入れてくれないでしょう。準選手コースからまず、入ってくれと言われると思います。そのタルイ練習に我慢できるか、心配です。友達も体操はあきらめて、チアリーディングや、ダンスに変更して結構楽しんでいます。あまり、楽しくない内容ですみません。子どもたちは結局、アメリカで続けていた、スイミングの選手コースにむりやりいれてもらい、今も続けています。ここでも同じ苦しみがありましたが。 では、また北摂での広い賃貸マンション編で投稿します。
確かに指導方針というものは大切ですね。学校でもなんでも、理念というか、語られていない部分も含めて重要だと思います。海外と日本では、スポーツクラブの指導方針はかなり違いがあるようですね。かつて、サッカークラブについて同じようなことを聞きました。海外では「楽しく」という部分を非常に大切にしていたけれど、日本では技術の上手下手、試合で勝てるかどうか、ということに非常に重きが置かれていて、それに当てはまらない子どもは一軍(?)とは全く違う練習メニューで、試合も全く無かったとか。そして、それを日本の親達も当然のことと考えているふうだ、ということを聞いたことがあります。もちろん、チームによって違いはあると思います。リーダーの個性が如実に反映されます。どうぞ、クラブの指導方針を見極めて参加なさいますように。
こちらにもお返事が遅くなり申し訳ございません。体操教室に関しても非常に詳しくお返事いただきありがとうございます。まさに、まさに!私が知りたいと思っていたこと、そして心配していたことでありました!娘たちはこちらでチームに入って週三回の練習、シーズン中は大会に出たりと体操をとても楽しんでいます。日本での体操教室の噂はほとんど聞いたことがなく、唯一聞いたのがお受験のための幼児体操教室くらいでした(笑)ただ、自分自身の学生時代の記憶から(体操ではありませんでしたが)、運動部や運動教室というと、厳しいコーチがいて上下関係も厳しい、というイメージが離れません。確かに礼儀も大切ですし覚えられるのは良いことなのですが、娘たちは今、年齢もぜんぜん違うチームメイトたちと友達として仲良く楽しんで過ごしています。ホッピイさんの「体験の日」とは思えないコーチの対応は少しショックです。娘はスロースターターといいますか、一つ一つのことをマスターするのに時間がかかるほうです。テキパキもしていません。ですが、親ばかですみません、集中力だけはあり、今のコーチもそれを認めてくれています。何がなんでも日本の選手コースに入れたいわけではありませんが、大会のあの緊張感がとてもすきなのです。普段ふわふわしている娘が集中できるときといいますか(笑)。オリンピック選手にしたいわけではない、でも緊張感のある大会に出たいというわけで選手コースに入られればいいと思うのはやはり甘いのでしょうか、日本では。。。何より、娘にずっと体操が大好きという気持ちを続けさせてやりたいのですが。にっこりママさんのおっしゃるとおり、その教室のリーダーによって随分違うのでしょうね。これまた帰国後にいろいろと見学ですね。ホッピイさん、体操教室についてメールをさせていただいてもかまいませんか?
こんにちはそよかぜさんのお子さんたちに楽しく体操を続けさせたい、お気持ちすごく分ります。アメリカのスポーツの教え方って、本当に楽しく上達させてくれるんですよね。楽しくてしょうがないから、苦しい練習にも耐えられるんです。試合の緊張感もすごく楽しんでいるんだと思います。でも、日本は違うんですよ。試合でいい結果を出すために、苦しい練習に耐え、コーチの罵声にも耐え続ける。これは日本のスポーツの美徳と思われているのかもしれませんが、本当に忍耐強い子に育つと思います。しかし、いっぽうで伸び悩みや、スランプに陥るともう練習する気力がなくなってしまうんだと思います。いろいろカルチュアショックを受けるかもしれませんが、私で相談できることがあればなんでも聞いてください。メールお待ちしています。