「静岡の山奥に料理のおいしい宿がある」こんな情報を得てから１０年近く探し続けていた宿がありました。
しかし見つけることができず、別件の宿探しの最中に偶然見つかり、休日を無理やり工面して行ってきました。

築８０年以上の建物は、６０年前のダム湖完成によりもともと建っていた場所から庭の植木もすべて現在の場所に移築されたそう。

客室は一階と二階それぞれにあり、通されたのは二階の部屋。
六畳洗面台なし、部屋に限らずですけど、私の体重で歩くと時々足元がギシったりしましたが、掃除ができているのでギシる音さえ建物の味わいに変換されるのは当然のこと。
浴衣の糊がきいていて、袖を通したときの気分の清々しさ、最高でした。

部屋で呈茶のときに布オシボリを渡されて（いい意味で）ビックリ。
使い捨ての紙オシボリを出されると、薄くて小さかったり、すぐ破けるし使い勝手がいまひとつに感じるものだから、布オシボリは嬉しいサービス。
茶菓子は大女将手作りのおはぎ。
手作りの茶菓子を出してくれる宿は時々ありますが、お茶まで自家製の宿は初めてでした。

宿の売りは、イタリアのレストランで修業をした女将が作る料理。
山奥のレストランなのに富豪が自家用ヘリで食事に来ていた店だそう。
フードマイルの少ない食材（＝地産地消、合ってますよね？）を使い、イタリアンと聞きイメージするような品はなく、大女将が作る和食も並び、見た目はすごく地味なんですけど、手間かけたひとひねりを加えた滋味豊かな料理が並びました。
夕食開始時間に多少の融通は利いてくれそうですが、１８時開始がいいようです。

ヤマメの皮！
山の民宿で出てきそうなインゲンのマヨネーズ和えですが、微細に刻まれたベーコンとマッシュルーム、そしてマスタードと隠し味にトリュフが使われていました

ここからは出来立てを運んできてくれます

ジャガイモのクリームスープ
山菜天ぷら（コゴミ、タラノメ、タケノコ、シイタケ）はドイツアルプスの岩塩をつけて食べます
ヤマメのグラタン

ヤマメのカルパッチョ（超絶×２旨）
昆布と浅利の出汁で炊いたカブ　カブやダイコンが嫌いで普段は絶対に箸をつけないんですが、今が旬の浅利の出汁が効いていてこれは美味しかったです、もう一回食べたい

おはようございます。

いやー、いい思いをしてきましたね。
遠いけど。
それにしても、ワインフルボトルを飲みきりとは！！
どうしちゃったんですか。その後、大丈夫でしたか？
質問なんですけど、
女将って何歳くらい？一人でやってるんでしょうか？
連泊するとどうなるのか、聞かれましたか？
しかし、最近のわが身にとっては、遠いな・・

朝食の開始時間の希望を聞かれたので８時にお願いしました。
隣の浪速ご夫婦は７時半に頼んでいましたから、多少の融通はきいてくれるのかも。
豆腐と小鉢が予め並んでいます。席に着いてからごはんと味噌汁を持ってきてくれます。味噌汁をひと口含むと、なんなんだろうな？薬味が入っているのかな？ちょっと上手く言えないんですが、仄かに春の匂いを感じます。

ここまでご覧になって、これで終わりと思うのが普通でしょう。
ところがどっこい、鹿肉の生姜焼きが焼いて数分立っていない熱い状態でやってきました。
冷めると肉が固くなるので今すぐ食べろと言われるので、あわてて食べます。鹿肉はもともと癖の少ない肉ですが、生姜の効き具合がとてもよくて、豚肉の生姜焼きよりも食べやすかったと感じます。
が、私の頭は、鹿肉＝バンビちゃんの生姜焼きと困った変換をする癖があるので一点の心の濁りもなく味わえませんでした。伊豆の某宿でイルカの燻製をサービスで出していただいたのに、フリッパーの燻製と望まない脳内変換をして触ることすらできなかったことがありました(恥
食事が終わるのをどこかで覗いて待っていたかのようなタイミングで、この山で採れた蜂蜜をかけた自家製ヨーグルトと果物を出していただいて、朝食終了。
夕食から朝食までトータルで考えると食材かぶりは沢山ありましたが、火の通しかたで歯応えが違ったり、巧妙な香りづけなどの違いで、「うわ、また筍が出てきたよ〜」なんて気持ちが萎えることはありません。
だいたい、二人で泊まれば一万円弱の宿泊料金です、温かい状態で食べると美味しいものを出来立てで持ってきてくれる気遣いに感謝しながら食べなくてはと思ったのでした。

おはようございます。

いやー、久々に超リキの入ったでびーさんのレポを読んだ気がします。
感激ぶりが伝わってきました。

近場だったら是非行きたいんですが、最近ますます出不精になってしまって・・
でも、こういう宿って近場にはないんですよね。
とにかく、お疲れ様でした。

「井川」ですか、泊まったことはないです。
「寸又峡温泉」は3回泊まりました。「田代温泉」も入りました。
シカ肉は食ってみたいですねーー。
良い旅で良かったですねーーー。

行かなければ行かないで案外平気だと思っていましたが、いざ出掛けるとやっぱり楽しいですね(*´ω｀*)

イタリアで修行してきた女将のが作る料理が評判の宿に来ています。
築100年近い建物、静かな環境、もうこれだけで満足してます。
シニアソムリエと相談して夕食のワインも決めました。

このワインってすごい品なのでしょうか？
こういうのに疎いのでわからないのですが(私が選んでもらったのは、￥2000しないものです(*´-`))

宿はここです。
箸置きが可愛くてがめそうになりましたf(^_^;

Dさん、大間のまぐろはいかがでしたか？
どこのお店に行かれたのでしょうか。大間のまぐろ、私はやっぱり御寿司がいいな〜と思いました。

鹿児島方面予約の件ではご相談させていただきありがとうございました。博多では、天ぷらひらおに行ってきましたよ。
カウンターのみのお店で、回転が早いのであのお値段で実現できるのかな〜と思いました。私は野菜系を頼みましたが、フツーだったかな。おそらく魚介やとり天がある方がいいと思います。でも、揚げたてであのお値段、文句言えませんね。（笑）食べ放題のイカの塩辛はおいしかったですよ、優しい味です。ほかに大根の煮物も食べ放題、もやしかな？それもありました。

イカの刺身は、ずいぶん大きいものが出てきました。おそらく４人前、今日の入荷はそれだけ、というので仕方なかったですが値段もグラムで行くので4,000円超えかな。
食べ終わった後に天ぷらにすると別途有料です。
ゲソが少ないな〜と思ったので、もしかして他のお客さんにまわしちゃった？感がたっぷりでした。
でも、めちゃウマ〜だったので良しとします。

3枚目の写真は、山口宇部空港に併設されただっさいバーです。プラスチックコップに入れ替えてくれましたが（持ち帰りのために）フタがあればよかったな〜と思い、次回は持参するかも。

こんにちはDさん。
これはまた相当な秘境においでのようで。
寸又峡のさらに奥ですよねココ。
私、寸又峡は何度か泊まっていますが、
あの先なんてまたエライとこですがな。
川のエメラルドグリーンが美しいですよね。
そのままアルプス越えして遠山郷辺りで一泊なんていかがです。
多分、最後の秘境だの日本のチロルだの呼ばれる『下栗の里』は、
Dさんの好みではないかと。車じゃないと厳しいですかね。


＞箸置きが可愛くてがめそうになりましたf(^_^;

親子の対面ですもの、無理ないです。　←（おいコラ）ｗ


南信州牛ロースと千代幻豚の豚トロ置いておきます。
魚の後は肉！

こんばんは、今日は清明ですね。
啓蟄には間に合いませんでしたが、２月から１ヶ月集中勉強して無事に資格取れました。
３月末には結果が出ていたのですが、エイプリルフールにご報告も間抜けなので。
これで晴れて旅行三昧と行きたいところなのですが、３月に入り身内の病が発覚して逆に４月以降の旅は全て白紙に。
試験の予備期間として、６月頃までほとんど予定を入れていなかったのが変なところで幸いしました。
そんなこんなでしばらく地味な生活になりそうです。
たまたま昨年１２月〜今年３月にかけ、地元のランチパスポートで食べ歩きをしていました。
これは試験勉強のいいストレス解消になりましたが、かなり不健康な食生活に。
なのでしばらくは、清く明るくたくましく過ごし、次の旅行に備えようと考えています。
Ｄさんは私の分まで旅行して下さいね〜。

かなり前から、ネットでお付き合いいただいている方の評価が高く一度泊まってみたかった宿。
外観はどうってことのない鉄筋の観光旅館でした。
15年ぶりくらいに岳温泉を訪れましたが、温泉街のあまりの寂れ具合に衝撃を受けました。

なんて堪え性のない、いけないわたし(^_^;)

オフシーズンなので観光客はほぼ皆無。
営業している飲食店が少なくて食事に苦労はしましたが、ホテルと温泉も空いていてのんびりできました。