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(846) 金色のガッシュベル!!黄金の超電撃(ザケルガ)!!! LEVEL1 『サイバー都市』からの訪問者 投稿者:TM

ココはガッシュと清麿が住んでいる『モチノキ町』。南米の『デボロ遺跡』での戦いが終わってから半年が過ぎようとした。
町では多くの市民や車が行き交い、雰囲気はかなり賑やかである。天気は雲一つも無くて、澄んだ『日本晴れ』であった。
南米の『デボロ遺跡』での戦いを終え、ガッシュ達は平和を満喫していた。
だが、この『平和』の中で、新たなる敵が現れようとしていた……。

―清麿の家―
ガッシュは、清麿の部屋でウマゴンと一緒に仲良く『TVゲーム』をしていた。
今プレイしているゲームは同類の『金色のガッシュベル!!激闘!最強の魔物達』という対戦アクションゲームである。
ガッシュは自分と同じよう『ガッシュ&清麿』のペア、ウマゴンはもちろん『ウマゴン&サンビーム』のペアを選んで『対戦』をしている。
だが二人は夢中でゲームをして熱く燃えていた!!
ガッシュ「よしっ清麿!ココはお前の出番ぞ!!」
ガッシュは自分からの操作を、パートナーである清麿に交代して動かした。
ウマゴン「メル…メルメル……!」
ウマゴンはちゃんとプレイしているのだが、自分の手が『蹄』であるせいかキチンと操作出来ない……。
お陰でウマゴンの方は、段々『不利』に陥った……。
ガッシュ「行くのだっ!ゲームの私ぃ!!」
ガッシュは、『有利』になっている状態で、ウマゴンに最大呪文『バオウ・ザケルガ』を放った!!
ウマゴン「メルメルッ!!」
ウマゴンは何とかして慌てながらめちゃくちゃ操作していたが、指が無いため器用に動かす事は出来ない……。
そして……。
ドガァァーーーン!!!
ウマゴンは、『バオウ・ザケルガ』の攻撃より、そのまま負けてしまった……。
自分を使って勝ったガッシュは喜んではしゃぐ!
ガッシュ「ハハハッまたまた私の勝ちなのだ♪」
これまでガッシュは、5勝無敗…ウマゴンは逆の『0勝5敗』とゲームが進んでいた。
ウマゴン「メルメル……。」
負けたウマゴンは、泣きながら落ち込んでいた。
だが、ベッドに横たわりながら本を読んでいる清麿がそれを見て、とんでもない事を口にした。
清麿「ハハハッウマゴンは『指』が無いからな…。その『コントローラ』を上手く使いこなすのは無理なんだよ。」
ウマゴンは泣くの止め、清麿の方に首を向き、怒りに満ち溢れる程鋭い目付きで睨み付けた。
ギラン…!
ウマゴン「メルッ…!!」
清麿「ゲッ!?」
ウマゴン「メルメルメェーーーッ!!!」
とうとう切れたウマゴンは、清麿に襲い掛かり『馬鹿力』で暴れまくった!!!
ドゴンバキッグシャッドゴッバキッズガッ!!!
清麿「ギャアアアーーーッ!!ウマゴン、いきなり何しやがるっ!?止め……ブベッ!!!」
だが清麿が何を言っても、ウマゴンはの耳には入らなかった……。
ウマゴンはそのまま清麿を殴り続ける!!
その中、乱闘から入り込んだガッシュが暴れているウマゴンを抑える。
ガッシュ「ウマゴンッ!!止めるのだ!!」
ウマゴン「メルメルゥーーッ!!!」
ウマゴンはジタバタ暴れている!!
清麿「……ピクピクッ……☆」
ウマゴンに殴られた清麿は、そのまま『失神』した……。
バタン……。
その時、ドアから清麿の母が顔を現した。
清麿の母「ガッシュちゃんとウマゴンちゃん!ティオちゃんが遊びに来たわよッ!」
ドアからティオが現れて、清麿の部屋に入る。
ティオ「ガッシュにウマゴン!こんにちわ。」
ガッシュ「ウヌッこんにちわなのだ、ティオ!」
ウマゴン「メルメル……♪」
さっきから怒っているウマゴンは、ティオの顔を見てスッカリ笑顔になった……。
ティオ「今日は恵の『ロケ撮影』なの。ずっと一人で暇だったから遊びに来ちゃった。ガッシュ…私も混ぜていい?」
ガッシュ「ウヌッ!良いのだ!!」
ティオ「一緒にゲームしましょ。あらっ?」
ティオは目の前に倒れている清麿を見る。
ティオ「ガッシュ…清麿どうしたの?顔スゴく腫れてるみたいだけど……?」
ガッシュ「まぁ別に気にしなくても良いのだ。いつもの事だから……。」
ティオ「あら…そう。おまけに泡吹いて倒れてるけど……。大丈夫かしら……?」
清麿の事を心配するティオ。
ガッシュ「大丈夫なのだ!!それより私とゲームで遊ぼうぞ!!」
ティオ「うん…そうね!」
ウマゴン「メルメルメェ〜ッ♪」
ガッシュとティオとウマゴンの三人は、そのままゲームに入って仲良く遊んだ。
だが清麿は、まだ気を失って倒れていたままだった……。
清麿「…………。」

―モチノキ町―
ココはモチノキ町。この町はかなり大きくて、いつも通り多くの人や車が賑やかに行き交っている。
キキィーーーッ……!
道路のバス停に、一台のタクシーが通り掛かり、そして止まった。
ガチャン……。
タクシーから二人の男が出て来た。一人目は、若者風の冬服で、もう一人は、玉ねぎのような人相をして、紳士的な身だしなみを整えてスーツを着ている。
タクシーから出た二人は、モチノキ町の光景を眺めている。
詩人「ココがモチノキ町か……。随分と賑やかだな、『J』。」
J「左様でございますね、『詩人』様……。我が『サイバー都市』よりかなり美しい町でござります。」
二人が語っていると、後ろに停まっているタクシーから運転手(大鉄)が首を突っ込んで、二人を注意し始めた。
大鉄「オイッおめぇら!『金』払わねぇで何してやがる!?『浦安』からずっと乗っといてまさか『ただ乗り』しようとは思ってねぇだろうな!?」
大鉄が注意すると、詩人はゆっくり後ろを向く。
詩人「うるさいな…。何の力も無い親父が気安く『溜め口』を言うんじゃないよ……。」
詩人は、ゆっくり手の平を構え、それをタクシーに向けた。
大鉄「な…何だ?」
大鉄は少し怯える……。
詩人はその態勢で『呪文』を唱えた!!
詩人「文字(ゴシック)真拳奥義!!『竜怒嵐凱』!!!」
ドガアァーーーン!!!
詩人の何かの攻撃により、タクシーはボロボロにぶっ壊された!!
大鉄「ヒイィィーーーーッ……バケモンだぁーー!!!」
大鉄はタクシーから抜け出し、そのまま逃げていった……。
詩人「どうだい?僕の『文字(ゴシック)真拳』に適う奴はいないだろう。」
詩人が自慢気に言うと、Jは少し小言を言う。
J「詩人様……。いくらなんでもそれはやり過ぎではございませんか?」
詩人「いいんだよ……あの親父が僕たち無敵の『電脳6頭騎士』だと知らず、偉そうな口を叩いたから『罰』を与えてやったんだ。」
J「ですが、余り『エネルギー』を無闇に無駄使いしゃいけませんよ。」
詩人「大丈夫だよ、一回使ったくらいで『エネルギー』の消費は少ない……。これから少し抑えておこうと思ってね。」
詩人とJはそのまま歩き出しながら『会話』を始めた。
J「ところで詩人様は、何ゆえこの町をお出かけになられたのですか?」
Jが『質問』を言うと、詩人はこう答える。
詩人「それは…噂によればこの町には、僕たちより『強い奴』が潜んでいるってよく言うからね……。」
J「その強い奴と言うと……?」
詩人「『ガッシュベル』だよ。あの『魔界』からこの『人間界』に放たれた『魔物の子供』の一人。そいつはまだ生き残ってて未だに強く鍛えてるらしいよ……。」
J「何故ココ(モチノキ町)に『強い奴』がいると存じたのですか?」
詩人「存じたかと言うと……僕の『書獄処刑場』の小部屋には『PC』が置いてあるからそれを使って『ネットワーク』でこの世界中を検索して、強い奴がいないか捜していたんだ。最近、『サイバー都市』から抜け出す囚人がいなくてね……お陰でウチの処刑場は誰一人来なくなってしまったんだ。このままだと体が鈍ってていけないからねぇ……。」
J「さすが詩人様!『文字(ゴシック)真拳』の他に『PC』を上手く使いこなすとは……。」
詩人「まぁ…別に自慢じゃないが……時々『ギガ』様や他の仲間に『メール』を送ったりするからね……。」
J「しかもこの場所には、ガッシュとやらの『気配』と『力』が感じません……。もっとくまなく町中から探さねばなりません……。」
詩人「そうだな……。J、しばらく『策』を練るタメに『喫茶店』に行こうか……。」
J「それは良い『提案』ですね。私も一緒に。」
二人は、歩いてそのまま『喫茶店』の方へ向かった。

―清麿の家―
一方ガッシュ達は、清麿の家でゲームを遊び終えた後、次は『バルカン300』を使うゲームをしていた。
カッカッ…。コッコッ……。
ガッシュ「ヌ…ヌゥ!」
ティオ「えいっ…えいっ!コノッ!」
ガッシュとティオは『バルカン』を持って、空き缶を蹴り合っていた。
真ん中にいるウマゴンはただ応援をしている。
ウマゴン「メルメル♪メルメルェ〜ッ♪」
だが、ガッシュの方のバルカンは、勢いが余ったせいか突然、右足の方が取れ始めた!!
バキッ…。
ガッシュ「あっ…!」
右足が飛んでガッシュが動揺している隙に、ティオは前の空き缶を強く蹴った。
ティオ「頂きぃ〜♪」
ゲシッ!
ティオの『バルンルン』の蹴った空き缶は、30点の空き缶に方にぶつかって高得点を取った。
カンッ!!
ティオ「やった!」
ティオが喜んで言うと、ガッシュは悔しそうに言った……。
ガッシュ「また負けたのだ……。」
ウマゴン「メルメル……。」
ウマゴンはガッシュと同様落ち込み始める。
だがそれを見た清麿は、ティオを感心そうに言う。
清麿「ティオ…お前は強いなぁ……。5回もガッシュに勝っちまうなんてよ……。」
ティオはある事を思い出した……。
ティオ「あっ思い出した…!ガッシュに清麿!そしてウマゴン!今から恵の『ロケ』を見に行きましょう!」
ガッシュ「ウヌッ!そうだのぉ…。いつまでもウチの中で遊んでばかりでは体が鈍ってしまうのだ…!ウマゴンも勿論行くよのぉ?」
ウマゴン「メルメル。」
清麿「恵さんか……。たまには皆でそれを見に行くのも悪く無いな……。」
ティオ「そうね。皆で行きましょう。」
ガッシュ「ところでティオ…。『ロケ地』は一体何処なのだ?」
ガッシュがティオに問い詰めると、ある場所の事を説明した。
ティオ「それは私達の遊び場『モチノキ公園』よ!そこで『恋愛ドラマ』の撮影を行ってるのよ!」
ガッシュ「『公園』か…!今日は『なおみ』ちゃん『遊園地』に行ってて幸いいない事だし……よぉし、そこで出発なのだ!!」
ティオ「うんっ!みんなで行きましょう!!」
ガッシュ達「オオーーーッ!!!」
ガッシュ達は、ティオの意見に賛成し、そのまま『モチノキ公園』の方へ向かった。

―モチノキ町 喫茶店―
その頃、詩人とJは『モチノキ町』の喫茶店に入って会議を始めていた…。
詩人は『クリームソーダ』、Jは『ブラックコーヒー』を注文している。
詩人「どうだい…J?何かガッシュの『力』と『気配』を感じたかい?」
J「いえ…全く御座いません。おそらく彼は何かの『能力』によって『気配』を消しているかもしれません……。」
詩人「可笑しいな……。『ネット』の情報によれば、確かココなのに……。」
J「それは当然ですが、何か『科学的』な効力によってそうなっておるかもしれません……。少しは気長に待つのが『得策』でしょう……。」
詩人「でも……僕の『文字(ゴシック)真拳』から逃れる者は誰一人もいないよ……。例え長い年月を掛けて、地球の反対側に逃げても、偶然強者に必ず出会う『運命』なんだから。」
J「それならば、私の『黒太陽真拳』も逃れる『愚者』など存じません。」
詩人「それを言うなら決まりだね!」
二人の会話が『交渉成立』した後、詩人は、『ハードボイルド風』にテーブルにお金を置いてそのまま店を出て行った。
カラーン……。
店員「ありがとうございました。またお越し下さいませ。」
店から出て行った二人は、歩きながら会話を始める。
詩人「J…僕は向こうの方を探すよ。君はあっちの方を探してくれ……。」
J「畏まりました。」
詩人とJは、道を別々の方へ行き、バラバラに別れて行動に出た……。
歩いてる詩人は、懐からガッシュの顔写真を取り出し、それを見て不気味な笑みを浮かべた。
詩人(フフフッ…ガッシュくん、君の『命』と『魔本』は我が『電脳6頭騎士』の総長『詩人』が奪うからね……それまでは『覚悟』してね♪)
果たしてこの二人は一体何者なのであろうか!?
そして…この街に訪れた二人の『目的』とは一体……!?

LEVEL1 終わり


2005年03月16日 (水) 10時15分


(855) LEVEL2 『電脳6頭騎士』の誇り 投稿者:TM

ガッシュ達は、ティオの話を乗り、『モチノキ公園』で行われている恵の『ロケ撮影』を見学しに行った。
ココは『モチノキ公園』。今日は恵の『ロケ撮影』が行われて公園中には、スタッフがいっぱいいる。
もちろんガッシュ達は、それを見ていた。
恵はベンチに座って、隣に座っている美男子学生に愛の告白を打ち解ける演技を行っていた。
恵の『容姿』は、『石板編』に着ていた頃と同じ制服(緑色の『ブレザー』とネクタイ付き。ミニスカート。)である。
恵は、隣に座っている男性と告白しようとしていた。
恵「あのぉ…『小野坂』先輩……。」
男性役者(小野坂)「ん…何だい?」
恵は余り『好き』だと言うのが緊張しているせいか、顔を赤くし躊躇していた。
監督「うん…。いいぞ……。」
カメラで二人を撮っている『監督』は、恵のリアルな演技力を見て『小声』で感心する。
それを見ていたガッシュ達も感心した。
ガッシュ(さすが恵…。中々の演技力なのだ♪)
ウマゴン「メルメルメェ〜ッ♪」
清麿(…恵さんは演技力が遥かに優れているな……。顔をあんなに赤くしてマジで躊躇っているよう……。)
ティオ(恵ったら…顔をあんなに赤くして…♪『心』からでは本当に『告白』しようと思っているんじゃないかしら。)
撮影は順調に進んでいた……。

―モチノキ町 南通り―
『電脳6頭騎士』のJは、あちこち町中を徘徊して、ガッシュを探している。
J「ウム……。この辺りにガッシュとやらの『気配』を感じているようだが……。」
Jが言っている中、目の前に『山中』、『金山』、『岩島』の三人が仲良く話しながら歩いているのを見かける。
J「あの三人は……。」
Jはその三人の方へ向かった。
山中「『休みの日』にはみんなで『野球』をやってた方が限るぜ!」
金山「ハンッ!何言ってんだよ、山中!休日といえば、自由研究のタメにヤッパ『ツチノコ』探しだろ!?」
岩島「イヤッ!僕は、一日中『UFO』を呼び出した方が一番さ♪」
三人が楽しく会話をしていると、Jに声を掛けられてしまう。
ザッ…。
J「ちょっとそこの貴方達。少しお待ちなさい。」
三人「んっ?」
三人の前にJが姿を現す。
金山「誰だよ、おっさん?」
金山が問い詰めると、Jは礼儀正しく自己紹介をする。
J「私ですか…?私は『サイバー都市』から遥々やって来た『電脳6頭騎士』の一人……。名は『J』と申します。」
三人「『電脳6頭騎士』!?」
J「左様で……。ところで貴方は、ある『赤い魔本の持ち主』に関係の深い人物かと……?」
山中「『赤い魔本の持ち主』?」
金山「それって『高峰』のコトじゃねーのか?」
J「いかにも……。果たしてそのお方はどちらへ……?」
岩島「いやっ……。僕たちはずっと高峰くんのコト見掛けてないよ?」
J「そうですか……。ならば私はこれにて失礼……。」
Jが去ろうとすると、山中がいきなり問い詰めた。
山中「オイッ待てっ!!おっさん、一つだけお前に訊きてぇコトがある!!」
J「何ですか?」
山中はこう下らない『質問』を問い詰めた……。
山中「お前の顔は『玉ねぎ』なのか!?」
…………。
山中の発言により、辺りは『沈黙』が流れた……。
ヒューーーッ……。
途中、何処からか冷たい風が吹いて来た…。
金山は山中に意見を押し返す。
金山「何言ってんだ!!コイツの面は『にんにく』だぜ!!」
金山が言うと岩島が……。
岩島「いいやっ!!僕は『球根』だと思うね!!」
山中「フザけたコト抜かすなっ!!誰がどう見たって『玉ねぎ』なんだよ!!!」
金山「バカヤローッ!!『にんにく』に決まってんだろ!!『野球バカ』ッ!!!」
岩島「『球根』!!!」
三人の発言はお互い『不一致』となり、そのままもめ始めた!!
J「…………?」
Jは自分の顔かたちについてもめている三人組を見て唖然としていた……。

―モチノキ町 商店街―
ココはモチノキ町の商店街。
一人買い物袋を持ちながら泣いて迷っている女の子がいた。
その女の子の名前は『水野 鈴芽』。
鈴芽は生まれつきかなり『方向音痴』で、よく道に迷ってしまう事が多い……。
今は、買い物が終わった後、出口が何処にあるか分からず、一時間近く迷っていた……。
鈴芽「うぇ〜〜ん……。ココ何処なのぉ〜…。出口は一体どっちなのぉ〜〜っ…?」
鈴芽が一人で困っていると、後ろに男性の声が届く。
詩人「どうしたんだい…お嬢さん?」
声を掛けられた鈴芽は、泣き止みその方向を向く。
鈴芽の目の前には、あの『電脳6頭騎士』の総長『詩人』が突っ立っていた。
詩人「一人で泣いてどうしたの?もしかして『迷子』かい?」
詩人がそう言うと、鈴芽はまた泣き始め、正直に答える。
鈴芽「うん…そうなんです……。私ったら『方向音痴』でかなり……。」
詩人は、困っている鈴芽を放っておけず、手助けに入る。
詩人「分かった!僕が出口に案内してあげるから安心して!」
鈴芽「ホント?」
それを聞いた鈴芽は、泣くのを止める。
詩人「あぁ本当だよ。じゃ、迷わないようにしっかり僕の手を握って。」
鈴芽「うんっ!」
鈴芽は、言われた通り詩人の右手をしっかり繋いだ。
詩人「ええっと今は『モチノキ商店街』の北辺りだから……。ここから東に進めば……。」
詩人は何か懐から、『画』の文字を象った『レーダー』らしき物を取り出して、現在の居場所を調べ始める。
詩人「こっちか…。」
詩人はそのまままっすぐ進んだ。
そして道案内から10分後……。
詩人と鈴芽の二人はようやく商店街の出口に辿り着いた。
鈴芽「わ〜い、ありがとう♪」
鈴芽は詩人に礼を言いながらはしゃぐ。
詩人「いや…『お礼』は別にいいよ。ところで君……コイツが誰なのか知らないかい?」
詩人は、懐からガッシュを顔写真を取り出し、それを鈴芽に見せた。
鈴芽「あっ!この顔は……。」
鈴芽は、ガッシュの顔写真を見てふと思いついた!
詩人「知っているのか!?」
詩人が言うと……、
鈴芽「ええっ!この子『ガッシュ』くんでしょ!?いつも高峰くんの側にいる……。」
詩人「じゃあ、その『赤い魔本の持ち主』はココにいるのか!?」
鈴芽「もちろん!私と高峰くんは『同級生』だから……。貴方ひょっとして『ガッシュ』くんの知り合い?」
詩人「まぁ…何て言うか……。つまり『旧友』ってトコかな……。」
鈴芽「へぇ…そうなんだ。(ガッシュくんって変わった友達がいたのね……。)」
詩人「ところでガッシュという少年は、今何処にいるんだい!?」
詩人が訊くと、鈴芽はその事を思い出しながら説明した。
鈴芽「そういえばさっき…私がココに来る前、ウチの前の道で、高峰くんと一緒に『モチノキ公園』の方へ行ったのを見掛けたんだけど……。」
詩人「そうかい……。なら良かった。ホッ……。」
ガッシュの『手掛かり』を掴んだ詩人はホッと胸を撫で下ろす……。
鈴芽「あっ!!」
詩人「ワッ!何だい、いきなり大声出して!?」
鈴芽は、会話している時自分が買い物に出た事をスッカリ忘れ、今思い出した所である。
鈴芽「私ったらお買い物の事忘れていたわ!そろそろお家に帰らなくっちゃ!!」
鈴芽はそろそろ家に帰るつもりで、詩人から離れて走った!!
タッタッタッ!!
鈴芽は後ろを向きながら、詩人に礼を言う……。
鈴芽「ガッシュくんや清麿くんに伝えておくねぇー!さっきはありがとう!!」
礼を言った後、鈴芽はそのまま詩人に手を振りながら行ってしまった……。
詩人「やれやれ……。これだけ簡単な事で『手掛かり』を掴めるとは……。」
スゥ…。
詩人はポケットから『携帯電話』を取り出す。
詩人「さてと…Jに『連絡』しなくっちゃ……。」
ピッピッピッ……。
詩人は携帯で、『別行動』を取っているJに連絡をする。
詩人は、携帯に耳を当てて、反応を待っていた。
ガチャッ……。
電話の声(J)「ハイ、もしもし。Jでございます。」
どうやら『電波』はJに繋がったらしい……。
詩人「もしもし…僕だよ。『詩人』だよ!」
詩人は、Jにガッシュの手掛かりを掴めた事を全て話した。
J「それは誠ですか!?今は何処へ……!?」
詩人「今は『モチノキ商店街』の出口にいるよ。すぐそっちに来てくれ。」
J「畏まりました。私の『黒炎テレポーテーション』で今すぐそちらに向かいます。」
詩人「ああ…。待ってるよ。」
ガチャッ…!
詩人は携帯の電話を切った……。
ボワッ……。
電話を切った瞬間、目の前に突然黒い炎が舞い上がり、Jが姿を現した。
J「お待ちになられましたか?詩人様……。」
詩人「いやっ…今待ったばかり。J…ガッシュは今この町の『モチノキ公園』にいるらしいよ。」
J「左様ですか……。それは『初耳』でございます!」
詩人「じゃあ…今すぐその公園に行こう。君の『黒炎テレポーテーション』だと、外から丸見えになる。」
J「ホゥ…それというと奇襲を掛けて、挨拶なさるのですね……。」
詩人「もちろん!」
J「ならばその公園に参りましょう。今から歩いても遅くはありません……。」
詩人とJの二人は、そのまま『モチノキ公園』の方へ向かった。

―モチノキ公園 ロケ地―
ガッシュ達は『恵のロケ撮影』を見学に行っている。『恋愛シーン』の撮影が終わり、今は休憩時間となっている。
スタッフ「恵さん、撮影お疲れ様。」
スタッフは、恵にご苦労の感謝を込めた礼を言って、『缶ジュース』を渡す。
恵「ええっ。ありがとう。」
恵が一汗かいて、ジュースを飲もうとした時、目の前に小野坂という男性役者が立った。
小野坂「恵さん、貴方の演技最高でした。また後半の撮影も頑張りましょう。」
小野坂は、恵に『握手』しようと手をゆっくり出す。
恵「ええ、貴方こそ。」
恵と小野坂は、笑いながら親しみを込めて握手をし合う。
その時、ティオ達が間を割って現れる。
ティオ「恵ぃ!」
恵「ティオッ!」
恵は、声を掛けたティオの方へ向く。
ティオ「さっきからずっと見てたよ、ガッシュと清麿と一緒に!演技最高だったわ!!」
ガッシュ「ウヌゥッ!恵は俳優の『才能』があるようだのぉ!」
ウマゴン「メルメルメェ〜ッ♪」
清麿「恵さん、久しぶり!君の『ロケ撮影』楽しく見させて貰ったよ!」
恵「みんな、私の『ロケ撮影』を見に来てくれてありがとう。」
小野坂は、始めて見るガッシュ達に疑問を抱く。
小野坂「んっ?恵、あいつら誰だ?」
恵「えっ?あの人たちは私の友達みたいなものなのよ。」
小野坂「ひょっとしてあの背の高い男は、お前の『ボーイフレンド』だったりして……♪」
聞いた恵と清麿は顔を赤くする。
清麿は頬を赤めながら、小野坂に指をさす!
清麿「な…何言ってんだ、お前!?誰が恵さんの『ボーイフレンド』だと言った!!?」
ガッシュ「オッ!清麿…急に顔が赤くなったぞ?『風邪』か?」
清麿「違うわっ!!!」
ウマゴン「メルメルッ。」
恵は顔を赤らめながら、小野坂の肩を軽く叩く。
バシッ…。
恵「もう…小野坂さんったら…!違うわよ、あの人もさっき言ったように『友達』なの!」
小野坂「お前だって顔赤くなってるそ!?ひょっとして『図星』だな!?」
恵「カァーー……。」
恵の顔は余計に赤くなった。
ティオ「そういえばさっきの演技。告白する時もその表情だったよ。ひょっとして本当は『心』から『告白』したかったんじゃ……。」
恵「もおぉーーーっ!!ティオまでぇーーっ!!!」
小野坂「ハハハッ何か面白いな♪恵さんの友達は♪」
恵「ウフフフフッ。」
ガッシュ達「ハハハハハハッ!!」
明るいムードになり、恵と小野坂、ガッシュ達は楽しく笑い合った。
その後ろには、その光景を見掛けているカメラマンと監督が突っ立っていた。
カメラマン「監督…あの人たちは賑やかでいいですね。」
監督「ウム……『アイドル』はそう可愛らしい明るさが必要不可欠だからな。」
二人は、羨ましそうにじっと見つめていた……。

―モチノキ公園 入り口―
そんな明るい雰囲気の中、モチノキ公園の入り口前には、あの『電脳6頭騎士』の『詩人』と『J』が立っていた。
詩人「ここが『モチノキ公園か。『画報板(※)』の情報によると、ガッシュ達はココにいるらしい。あの『本の持ち主』と……。」
※:画報板(がほうばん)=詩人がいつも持ち歩いている小型のレーダー。人の情報や位置を掴める事が出来る小型盗聴検索機。
J「ようやく着きましたね、詩人様……。そろそろ始めましょうか……。」
詩人「ああ……。そろそろ始めるとするか……。」
詩人とJはそのままモチノキ公園に入った。
だが、この近くに敵がいるとも関わらず楽しく遊んでいるガッシュ達……。
次回、ガッシュ&ティオVS『電脳6頭騎士』の戦いが今、始まろうとしていた……!!

LEVEL2 終わり


2005年03月18日 (金) 09時53分


(868) LEVEL3 対面!! 投稿者:TM

モチノキ公園ではガッシュ達は、恵と同僚の役者『小野坂』と一緒に楽しく会話を繰り広げていた。
ガッシュ「それで…恵はいつその男性と知り合ったのだ?」
恵「3週間前よ。この『ドラマ』の撮影が初めて行われた時、彼と知り合ったの。お互い主人公の『恋愛』ペアとして……。」
ガッシュ「ウヌッ…。そうなのか。お主らピッタシのカップルだぞ♪」
ウマゴン「メルメルメェ〜ッ♪」
小野坂「ハハハッ上手い事言うな、君。俺の名前は『長谷』っていうんだ。このドラマでは『小野坂』って名づけられているんだけど…。まぁ『小野坂』って呼んでくれ。」
ガッシュ「ウヌッ!私は『ガッシュベル』と言う者だ。宜しくなのだ♪」
ガッシュは、小野坂に明るく自己紹介する。
だが、小野坂の視線にウマゴンの姿が入った。
小野坂「おやっ?その馬は何だ?」
ウマゴン「メルッ?」
小野坂の声を聞き取ったウマゴンは、勿論自分の自己紹介を言おうとしたが……。
ウマゴン「メルメルメェ〜ッメルメルメルメル……。メルメルメェーッ!」
おそらくウマゴンは、「僕の名前は『シュナイダー』だよ!」って言っているらしいが……小野坂の方は何て言ってるかさっぱり分からなかった……。
小野坂「は?何て言ってるんだ、お前…。」
ガーーン……。
自分の言った事を通じなかった小野坂の返事を聞いたウマゴンは『ショック』を受けて、そのまま落ち込んでしまった……。
ウマゴン「メルメル…メ……(涙)☆」
今言ったウマゴンの発言をガッシュが『勘』で訳する。
ガッシュ「きっと「僕の名前は『ウマゴン』だよ!」って言っておるのだ。多分……。」
ズズーーン……。
ウマゴンは更に落ち込み始めた……。自分の名前を『シュナイダー』だと気付かず『ウマゴン』っていう変な名前を聞いてしまったから……。
小野坂「でも落ち込んでるぞ…?」
ガッシュ「ウ〜ム……まぁ…気にしないで欲しいのだ……。いつもの事なのだから……。」
ガッシュがウマゴンの事をキッパリ言いつけた時、後ろからティオの声が聞こえた。
ティオ「ガ〜ッシュ!」
ガッシュ「ウヌッ?」
ガッシュが後ろを振り向くと、そこにはティオと清麿が立っていた。
ティオは、自分と恵が写っている『写真集』をガッシュに見せびらかしている。
ティオ「どう、私と恵が写っている『写真集』!可愛いでしょ!?」
『写真集』のイラストには、夏の海での二人の『水着姿』が可愛く写っていた。
ガッシュ「ウヌッ!可愛いのだ!!」
ティオ「♪」
ティオはガッシュに誉められて、喜ぼうとするが……。
ガッシュ「水着が……。」
たった一部だけ誉めて答えた……。
ティオ「…………。」
ヒュウゥゥーーーーーッ……。
何処からか冷たい風が吹いて、辺りは『沈黙』に流れた……。
ティオ「清麿!次のを出して、早く!!」
清麿「あ…ああっ!!」
ティオと清麿は気を取り戻し、清麿は、次に懐から『冬服のモデル写真集』を出し、それをティオに渡した。
ティオは次に、ガッシュに『冬服のモデル写真集』を見せびらかした。
ティオ「ねぇ!この冬服スタイルの私、可愛い!?」
ティオが、自分の冬服姿の写真ページをガッシュに見せたが……。
ガッシュ「ウヌゥ…。たくさん着ていてなんか暑苦しそうに見えるのだ……。」
ガッシュの答えを聞いたティオは、自分の事をなかなか誉めない事に腹を立て始めた!!
ティオ「ンガァーーーーッ!!!」
怒ったティオは、化け物なり凶暴な顔を浮かせ、とうとうガッシュの首を締めた!!!
ハイッお約束の『首締め』♪
ギュウウウウゥゥゥ……。
ガッシュ「ヌオォォーーーーッ…!!!」
ティオ「ガッシュ!!真面目に答えてんの!?私をバカにしているつもり!!?」
締められたガッシュの首は、ろくろ首のように伸びている。
周りの人達は、それを見て『驚愕』し始める。
清麿は、それを見てガッシュの事をアホッぽく感じていた……。
清麿(ガッシュ……。お前、ティオに誉めているつもりで言ってんのか……?)
ウマゴン「メルメルッ!!メルメルメルッ!!」
恵「コラッティオ!!やめなさい!!!」
ウマゴンと恵が注意しても止めなかった……。
それを初めて見た小野坂は、少し怯えている……。
小野坂(な…何だあの女の子は……?見掛けによらずかなり怖ェ面持っているな……。)
以後、小野坂はティオに恐怖感を抱くようになった……。
ティオはガッシュに首締めの後、プロレス技の『逆エビ固め』をお見舞いした!!
ギリギリギリッ……!!
ティオ「ンギィィーーーーッ!!」
ガッシュ「グオォォッ……!!ティオ…ごめんな…さいな…の……だ……!!止め……。」
ティオ「うるさい!!『罰』よ、『罰』!!!」
ティオはガッシュに馬乗りし、足を強く上に引っ張った!!
周りに恵とウマゴンが止めようとしているのだが、ティオは止めなかった……。
清麿「…………☆」
清麿はただ見つめているだけだった。呆れた表情を浮かびながら……。
ザッ…!
そんな中、後ろに詩人が足を踏み入れる!
バンッ!!
詩人は、両手に地面を叩き、呪文を唱えた!!
詩人「『文字(ゴシック)真拳』奥義!!『落語石』!!!」
ブォーーン…!
清麿「!!」
詩人の上空から、大きな『石』の文字が現れる……。だが、その声と文字の物体の気配により、清麿はすぐ気付く…!!
清麿は、すぐガッシュ達に警告をする
清麿「ガッシュ、ティオッ!!気を付けろ!!!」
清麿の声により、ティオはすぐ止まった。
ガッシュ「ウヌ…?」
ティオ「えっ…?」
恵&小野坂「!?」
『石』の文字から、無数の隕石が降りかかった!!
ヒュヒュヒューーーン……!!!
それを見たスタッフは驚く!!
「なっ何だあれは!?」
「あの奇妙な物体から隕石が出てきたぞ!!」
「とにかく逃げろっ!!」
スタッフは逃げようとする!!
清麿「危ないっ!!ガッシュ!!ティオ!!!」
小野坂「恵さんっ!!」
ガッシュ「ヌッ…!」
恵&ティオ「キャッ!」
ガバッ!!
危機を感じた清麿は、すぐさまティオとガッシュを庇い、小野坂は恵に抱き込み、盾として守った!!
ドスンドスンドスン……!!
「ぐわあぁぁーーーーーっ!!」
「ぎゃああーーーーーっ!!!」
隕石に巻き込まれたスタッフ方は、より被害を受けて、次々と倒れていった……。
その時、ウマゴンは、隕石を必死で避けながら、逃げ回っていた!!
ウマゴン「メルメルッ!!メルメルメーッ!!!」
清麿と小野坂は、隕石からガッシュとティオ、恵にしがみ付いて守り抜く!!
そして数分後…隕石の雨は止んだ……。
…………。
清麿はガッシュとティオを少し放した。
清麿「フゥ…危なかった……。大丈夫か?ガッシュにティオ…?」
ガッシュ「ウヌッ…大丈夫なのだ!それより何が起こったのだ?」
ティオ「清麿…。」
その頃、恵と小野坂の方は………。
小野坂「恵さん…大丈夫?」
恵「ええっ…何か起こったか知らないけど……早く私から離れてくれる…?」
小野坂「アッ!!こりゃ失礼!!!」
小野坂は急に顔を赤くし、慌てて恵を退かす!
清麿「それより何だったんだ…?あの文字らしき奇妙な物体は…!?」
ザッ…。
清麿が疑問に言うと、詩人とJが前に現す。
詩人「それは…僕の『文字(ゴシック)真拳』から生み出した奥義『落語石』の力さ!」
J「おっしゃる通り……。」
ガッシュ達「!!!!」
ガッシュ達は、二人の姿を見て驚愕する!!
詩人は、ガッシュとティオを見つけた事により、『快感』を感じ得る。
詩人「やっと見つけたよ……ガッシュ君にティオちゃん……♪」
ガッシュ「お主ら…一体何者なのだ…!?」
ガッシュは、二人に問い詰める。
二人は、言われた通りに自己紹介を始める。
詩人「僕かい?僕の名前は『電脳6頭騎士』の総長『詩人』。君たち『運』悪いねぇ…。僕たちに会っちゃうなんて……。」
ボッ…!
Jは、手の平から黒い炎の人魂を浮かしながら、名乗る。
J「私は同じく『電脳6頭騎士』の一人で『黒太陽の使者』……。名は『J』と申します。」
ガッシュ達は、『電脳6頭騎士』の名前を聞いて驚愕する!!
ガッシュ「『電脳……」
ティオ「6頭……」
清麿「騎士』!!?」
詩人は自分達の名を聞いて驚いた事に笑う。
詩人(フフッ…そりゃそうさ。『電脳6頭騎士』は『サイバー都市』でかなり有名な『処刑人集団』……。強さはかなり『無敵』な程桁外れ…!誰も知らない奴なんて一人もいないのさ!!)
ガッシュは、ボケたように答える。
ガッシュ「って何なのだ…?」
ズコッ!!
詩人とJはそのままズッコケる!!
詩人はゆっくり立ち上がりながら、ガッシュにその『電脳6頭騎士』の事を説明する
詩人「君たちはあの『電脳6頭騎士』っていうのを知らないのかい!?」
ガッシュ「ウヌッ…全然知らないのだ……。」
ティオ「頭脳的な馬のロボットの6頭なのかしら?」
清麿「いや…きっとウマゴンみたいな凶暴な暴れ馬のロボットの6頭らしい……。」
清麿が考え込んでいると、横から……。
ウマゴン「メルメルゥーーッ!!!」
ドゲシッ!!
清麿「ブッ!!?」
ウマゴンが現れ、ウマゴンは清麿の横がわの頭に目掛けて飛び蹴りを浴びた!!
ドサッ!!
ガッシュ&ティオ「ウマゴン!!?」
ガッシュ達は、ウマゴンの事をスッカリ忘れていた……
ウマゴンは、倒れている清麿をのしかかり、そのまま『腰掛けパンチ』をお見舞いした!!
バキバキバキバキッ!!!
清麿「ぐばえぇ…!!ウマ…ゴ…ン…!!どうし…た…ん…だ……!?そん…なに…怒っ…どぶぁっ!!!」
ウマゴン「メルメルゥー!!!」
ウマゴンは清麿の事を怒っていた。そう、さっきウマゴンは詩人の『落語石』の攻撃によって襲われ、それに関わらず清麿は、自分の事を助けず、ずっと無視していた事を怒っていたのだ。
ガッシュ「ウマゴン…!!どうしたのだ!?」
ティオ「そうよ!!いきなり清麿に襲い掛かるなんて……!!何があったの!!?」
ウマゴンは、さっき自分が大変な目にあった事をガッシュとティオに話した!!
ウマゴン「メルッ!!メルメルメルッ!!メルメルメェーッ!!!」
ウマゴンは話しながら、清麿に指を指した。
ガッシュの方は何て言ってるか分からないタメ、少し躊躇していた……。
ガッシュ「…?何て言ってるのだ…?私にもサッパリ……。」
ガッシュが分からないまま答えると詩人が……。
詩人「恐らくその馬は、さっき僕の発動した『落語石』に巻き込まれて、その背の高い男に助けて貰わなくて無視した事を怒っているんだよ。君たちだけ助けて貰った事を『不公平』に思ったから……。」
ガッシュ「ウヌ…。そうなのか……。えっ!?」
ガッシュはウマゴンの言葉を理解した詩人に驚く!!
ガッシュ「お主…!!ウマゴンの言った事分かるのか!!?」
詩人とJはキッパリ答える。
詩人「ああ…。僕の耳には『鼓膜聴音』っていうヘッドホンを付けててね…これを付けるとその動物や馬の『言葉』と『気持ち』が分かるんだ……。」
J「左様で……。詩人様は、この町に来る前、色々と装備をなさっているんですから……。」
詩人はウマゴンに訊ねる。
詩人「君の名前は『ウマゴン』じゃなくて『シュナイダー』だよね!そうだろ!?」
ウマゴンは、初めて他人から本名の『シュナイダー』と呼ばれ、感動した!!
ウマゴン「メル……!!」
ウマゴンは、嬉しくなって詩人に飛び掛かる!!
バッ!!
ウマゴン「メルメルメェーーッ!!!」
抱きついたウマゴンは、詩人の顔にペロペロ舐め始める。
ペロペロペロペロ……。
ウマゴン「メルメルメルメル……!!」
詩人「アハッ…コラッ!止めてくれっ…♪くすぐったいじゃないか!」
ウマゴンは敵である詩人になつき始める!!
ティオはウマゴンの言葉を理解した詩人の事を驚愕する!!
ティオ(凄い…!!ウマゴンの言葉を理解する人間が、この『人間界』にいたなんて……!!)
Jは、詩人にある事を言い出す。
J「詩人様…。遊んでいる場合では御座いません。一刻も早くガッシュ達を片付けなければ……!!」
詩人は、Jの言った事で自分達の『目的』を思い出す。
詩人「あっ!そうだった…!スッカリ忘れてた!」
詩人は、ウマゴンをゆっくり下ろして離れる……。
ウマゴン「メルメル……。」
ウマゴンはそのままガッシュ達の後ろの方へ行った。
その時、気絶から目覚めた清麿が立った。
清麿「おいっ…そこの冬服のお前。」
詩人「僕のこと?」
清麿は詩人に何かを問い詰めた。
清麿「お前は何のためにこの町に訪れた…?」
詩人「あぁっ…。それはだな……君たちの手元にある珍しい物を燃やしに来たのさ…!」
恵「その『珍しい物』って……?」
詩人「そう……。」
詩人はゆっくりガッシュとティオに指を指した。
詩人「それは君たちが持っているあの『魔本』の事さ!!」
詩人の答えにより、ガッシュ達は驚く!!
ガッシュ達「何だって!!?」
詩人「僕は君たちが強いって事はよく噂の風のとおりに聞いている。だから僕たちは、その強いガッシュくんとティオちゃんに『勝負』を挑むため、遥々『サイバー都市』からこの『モチノキ町』に来たのさ!!」
J「左様……。詩人様は、強い奴と闘うのが『趣味』なのです。ですから私達は、あなた方と戦うタメにココを訪れたのです。」
清麿「何だって!?」
恵「私達の『魔本』を奪うタメに、そんな事……!!」
詩人「確か君たちは、魔本の持ち主である『清麿』と『恵』とか言ったね。『命』が惜しければさっさと僕にその『魔本』を持って来るんだよ。」
ガッシュ「お主…ひょっとして私達と戦うつもりでは……。」
J「その通りでございます。強者であるあなた方を倒し、我が『電脳6頭騎士』の名を知らしめさせて貰います…!!」
清麿と恵は、魔本を持ち出し、戦闘態勢に入る!!
清麿「ガッシュ!!油断するなっ!!」
ガッシュ「ウヌッ!!」
ティオ「恵っ!準備はいい!?」
恵「ええっ!もう万端よ!!」
二人は本を開き、そこから光が輝いていた!!
コオォォォォッ……!
詩人「ホォ…あれが『魔本』の力か……。」
J「面白い『本』でございますね……。」
清麿「やかましい!!今から俺達の強さ、思い知らせてやる!!!」
清麿が呪文を唱えようとすると、ガッシュが止める!!
ガッシュ「待つのだ、清麿!!!」
清麿「何だよガッシュ!?」
ガッシュはJに指をさす。
ガッシュ「ホラッ…。あの黒いメガネを付けて、スーツを付けている男の顔……ひょっとして『玉ねぎ』なのでは……?」
…………。
ヒューーーッ……。
今のガッシュの発言で、辺りは沈黙に包まれた……。
またお約束のコント。
Jはさっき、モチノキ町で金山達に、その顔の事でもめていた事を思い出す……。
清麿は突っ込んで、気を取り直す!
清麿「そんなのんきな事言ってねぇでさっさと闘うぞ!!」
ガッシュ「ウ…ウヌッ!」
J「無駄ですよ…貴方達は我が『電脳6頭騎士』には勝てませんから。」
清麿「うるせぇ!!やってみなきゃ分かんねぇだろっ『にんにく面』ぁっ!!!」
J「宜しいでしょう…ならば『浄化の炎』をお受けなさい……。」
ボッ!
Jは手の平から、黒い火の玉を生み出した!
清麿「SET!!」
ビシッ!
清麿は、先制攻撃としてJに『ザケル』を唱えた!!
清麿「『ザケル』ッ!!!」
カアァァァッ!!
ガッシュの『ザケル』!!
J「『黒太陽真拳』奥義……。」
Jは、前に手の平を出し、目の前に黒い炎の壁を生み出す!!
ボワアァァァッ!!
J「『殺戮のメトロノーム』!!!」
バチィィィ……!!
ガッシュの『ザケル』と、Jの黒炎が『相殺』した!!
だが、相殺した後、ガッシュの『ザケル』は、跳ね返され黒炎に包まれたまま、清麿達の方に飛んだ!!
ビュオオーーーッ!!
清麿(何っ!?あいつの出した盾が『ザケル』を跳ね返した…!!しかも黒い炎がおまけつきだと……!?『ラシルド』と同じ呪文だ!!!)
バンッ!!
詩人は両手に地面を叩き、周りから『火炎』、『雷撃』、『吹雪』、『弾丸』の4つの大きな文字が出現した!!
ガシャシャーン!!
詩人「『ゴシック真拳』奥義!!『竜怒嵐凱』!!!」
詩人の『竜怒嵐凱』!!!
4つの文字から、『火炎』、『雷』、『吹雪』、『ミサイル』の4つの属性を持つ魔法攻撃が、清麿達に放った!!!
ティオは恵に合図をする!!
ティオ「恵っ!!」
恵「『セウシル』ッ!!!」
カァッ……!!
『セウシル』を唱えた瞬間、清麿とガッシュ、ティオと恵と小野坂の周りにバリアが張られた!!
ガキキィーーーン!!!
詩人とJの攻撃は、『セウシル』に跳ね返される!!
詩人「おっと!」
ヒュッ…!!
詩人とJは、すかさず自分の攻撃を避ける!!
詩人「ホゥ…この街にも骨のある奴がいたなんて……。君たちなかなかやるねぇ。もっと僕たちを楽しませてくれよ♪」
飄々にあざ笑う詩人……。
恵は前に向いたまま、小野坂に忠告をする。
恵「小野坂さん、ココは逃げて!この人たち何かヤバい気がする…!!」
小野坂「えっ!?でも……。」
小野坂は恵に拒絶しようとするが……。
ティオ「いいから逃げてっ!!」
小野坂「…!」
ティオの一括で小野坂は絶句した!
小野坂は仕方なく、言われた通りに恵達から離れ、遠くに逃げる。
タッタッタッタッ……。
Jは、『セウシル』を見ててそれを誉める。
J「流石ですね。我々『電脳6頭騎士』の攻撃をかろうじて避けるとは……。」
詩人「だが今度はそう上手くいかないよ…!」
清麿とガッシュ、恵とティオは、詩人とJに集中する眼差しで見つめる。
…………。
果たしてガッシュ&清麿、恵&ティオは無敵の『電脳6頭騎士』に勝てるのだろうか!?
次回、壮絶なバトルが繰り広げられる!!!

LEVEL3 終わり


2005年03月20日 (日) 09時58分


(876) LEVEL4 対決!ガッシュ&ティオVS電脳6頭騎士!! 投稿者:TM

ガッシュと清麿、恵とティオの二組は、モチノキ公園で『電脳6頭騎士』の詩人とJと闘っていた!!
清麿「ガッシュ!!とりあえずあの『にんにく野郎』をぶちのめすぞ!!!」
ガッシュ「ウヌッ!!」
ガッシュ&清麿「ヌオオオォォォッ!!」
ダダダダダダッ!!
清麿とガッシュは、Jに目掛けてつっ走る!!
ボワッ…!!
Jは両手に黒い炎が包まれる!!
J「自ら命を捨てて突進するとは愚かですね…。私が『戦い』という素晴らしい『経験』を教わって上げましょう。」
Jは、清麿とガッシュに飛び込む!!
J「『黒太陽』真拳奥義……。」
ボワッ…!!
Jは両手から黒炎を生み出し、アクロバットでガッシュ達の方へ飛んだ……。
J「『悲しみのエレクトラ』!!!」
ボオォォーーーーッ……!!
Jが宙返りした時、周りに無数の黒炎が飛んで来た!!
清麿「何っ!?」
ガッシュ「ヌオッ!?」
ガッシュと清麿が、驚愕した時、黒炎は二人に当たった!!
二人「グワアァァァーーーッ!!」
『悲しみのエレクトラ』を受けた二人。
ズザザァーーーッ…!!
吹っ飛んだガッシュと清麿は、少し燃やされ、地面を引きずって倒れた。
だが、魔本は無事だ!
清麿「クッ…ガッシュ、大丈夫か!?」
ガッシュ「ウヌッ…!!」
二人がゆっくり立ち上がって今度は、『詩人』を標的として決める!!
清麿「ガッシュ!『にんにく』は後にして、あの『イケメン野郎』をぶちのめすぞ!!そしてあの野郎を今まで出会った悪い『魔物』に見立てるんだ!!」
ガッシュ「ウヌッ!!分かったのだ、清麿!!!あやつも今前に出会った『バリー』や『ゾフィス』と思うよう憎く思っておるぞ!!!」
詩人はそれを聞き、ピンと来る。
詩人「ホホゥ…君は以前あの凶悪な魔物『バリー』と『ゾフィス』に会った事があるのか…丁度いい。悪いけどその『名前』借りるよ。」
ガシャシャーーン!!
清麿「なっ何だ!!?」
詩人がそう言うと、周りに今ガッシュが言った魔物『バリー』と『ゾフィス』の名前の文字が出現する!!
詩人「『文字(ゴシック)真拳』奥義……。」
二つの文字が出現した後、『バリー』と『ゾフィス』の姿が浮かび上がる。
詩人「『名称世現映(めいしょうよげんのうつし)』…!!!」
清麿「あいつ…文字を使って魔物を『召還』する事は出来るのか!!?」
ガッシュ「しかも『バリー』と『ゾフィス』が本当に現れたのだ…!!」
二人が驚愕している時、バリーとゾフィスは『先制攻撃』に入って、いきなり攻撃の『最大呪文』を唱える!!
バリー「『ギガノ・ゾニス』!!!」
ゾフィス「『ギガノ・ラドム』!!!!」
バリーの『ギガノ・ゾニス』とゾフィスの『ギガノ・ラドム』のコンビーネーション!!!
ゴオオォォォォォォォ…・・!!!
複数の強烈なエネルギー弾は、ガッシュと清麿に目掛けて飛んだ!!
清麿「しかも『魔本』無しで呪文を唱えた!!どうなってるんだ!!?」
清麿が疑問を抱いていると……ガッシュは…。
ガッシュ「清麿っ!!!」
清麿「分かってるって…!!『ラシルド』!!!」
ガッシュの『ラシルド』!!
ゴオオオォォォォ……!!
ガッシュと清麿の前に、巨大な雷の盾が立った!!!
ドガアァァァァァッ!!
二つのエネルギー弾は、盾に勢いよくぶつかる!!!
清麿「クッ…耐えろっ!!!」
清麿は渾身を振り絞って、堅実に盾の力を加える…!!
その他、本の光力と盾の効力は、徐々に増して来ている……!!
ギシギシギシギシ……!!
詩人は、それを腕を組みながら余裕ぶって見ている。
詩人「なかなかやるようだね……Jッ!!」
J「ハッ!」
詩人はJに合図して、攻撃を仕掛ける!!
J「『黒太陽真拳』奥義……。」
スウゥゥゥ……。
Jはゆっくり手を回して構え始める……。
J「『栄光のロンド』!!!」
そして手の平から一本の黒炎が放たれた!!
ボワワァァァァッ!!!
そして一本の黒炎は、ラシルドの方へ飛んでぶつかった!!
ドギャアアアアッ……!!!
黒炎の威力でパワーが倍に増し、ラシルドに限界が近づこうとした!!
清麿「クッソー…負けるかぁ……!!!」
清麿が『心』からが振り絞っても……。
ドゴシャアアアァァァッ!!!
とうとう『ラシルド』が壊れかけ、一斉攻撃はガッシュ達に向かった!!!
清麿(そんな……『ラシルド』が破れただと……!!?)
清麿はそれを絶句する!
ドガアアァァーーーン!!!
ガッシュ&清麿「うわああああぁぁーーーーーーっ!!!!」
詩人とJのコンビーネーション攻撃をモロに喰らった二人は、吹っ飛ばされる!!!
ズザザザザッ……!!
ティオ「ガッシュ!!」
恵「清麿くん…!!!」
ガッシュと清麿の姿は、少し服装がボロボロになり始めた。魔本は少し煤が付いている。
攻撃が終わった時、バリーとゾフィスの姿は、みるみる消えていく。
詩人とJは、ガッシュ達に、自分達の『真拳』のうんちくを語る。
詩人「僕の『文字(ゴシック)真拳』は、『言葉』に宿りし力を引き出す事が出来る。どうだい?以前自分で闘った事のある『魔物』に攻撃された気分は…。懐かしい感じがしただろう……?」
J「ちなみに私の『黒太陽真拳』こそ現代の『神秘』。決して暴かれる事の無い『灼熱の礎(いしずえ)』なのです。」
それを見ていた恵&ティオは、二人の強さに驚愕し始める。
恵(ウソ…あんなに強いガッシュくんがあの二人に『圧倒』されるとは……。しかもこの二人は何者なの…!!?)
ティオ「恵…!恵ッ!!」
隣にいるティオは、恵に何度も呼びかけるが、恵には『恐怖』を感じているため、聞こえなかった。
詩人は、次にティオに攻撃をかけようとする。
詩人「次は君の番だよ、ティオちゃん♪」
ティオ「恵ッ!!!何ボーッとしてるの!!?私達攻撃されちゃうわよ!!!」
恵の一言で恵は我を取り戻す!!
恵「ハッ…!そうだったわ……!行くわよ、ティオッ!!!」
ティオ「ええっ!!」
コオオォォォ……!!
恵は、本を強く光り輝きながら攻撃態勢に入った!!
Jはそれを止めようと気軽に説得する。
J「お止めなさい……。貴方達は、戦わないほうが『身』のタメですよ。」
しかし、二人は聞く耳持たなかった……。
恵「喰らいなさい!!『ギカノ・サイス』!!!』」
恵はJと詩人に『ギガノ・サイス』を唱えた!!
ティオ「えーいっ!!」
ブォォォーーーーッ……!!!
ティオの手先から、大きなハート型の刃が飛んで来た!!
Jはそれを飛び込もうと攻撃を仕掛ける!!
J「口で言っても無駄な様ですね、貴方達は……。宜しい、私達が望み通りに殺めて上げましょう……。」
Jは、両手から黒炎を纏い、それを目掛けて飛んだ…!!
ヒュウウゥゥゥ……!
J「私は『サイバー都市』一の華麗なる『紳士』。『愛』のままにわがままに、私は敵であろう『レディ』を傷付けない。」
Jはその場で奥義を発動する!!
J「『黒太陽真拳』奥義……。『華麗なるシンフォニア』!!!」
ボボワアァァァァ……!!!
Jの後ろから、虹のような黒炎が流れ出た!!
パキィーーン……!!
Jの『華麗なるシンフォニア』により、『ギガノ・サイス』は打ち砕かれた!!
その上、恵とティオにダメージを負わせる!!
恵&ティオ「キャアアアアァァァーーーッ!!!」
ダメージを受けた恵とティオは、そのまま吹っ飛び倒れ始める!!
ドサドサッ!!
清麿「恵さんっ!!!」
ガッシュ「ティオッ!!!」
清麿とガッシュは恵達に、心配に声を上げた!!
ますます不利に陥って行くガッシュ達。
詩人「ではそろそろとどめといくよ。」
詩人がガッシュ達に攻撃を仕掛けようとした!
清麿(クソッ!何なんだ、コイツらの力は…!!今までの『魔物』と違い、かなり『桁外れ』な強さだ……!!!)
詩人は、ゆっくり手を上げる。
スウゥゥゥゥ……。
清麿(ここまでか……。もう俺達は負けるしか無いのか……!!?)
ガッシュ達が『絶望』に感じたその時……。
?「ロボッ!カイッ!」
何処からか変な声が聞こえた。
ガッシュ達「……?」
変な声を聞いた詩人は、手を止める。
詩人「な、何だ?今の変な声は…!?まさか『新手』!!?」
キョロキョロキョロ……。
全員は、辺りを見回した。
そして……。
キュオオーーーン……!!
空から何かが降ってきた。
全員は空を見上げてそれを見る!!
清麿「なっ何だ!?あの物体は……!?」
振ってきた物は、ロボットらしき体の下半身と胴体だ!!
全員「!!!?」
ロボットは地面に着地し、下半身と胴体を合体し、そして最後は後ろに降ってきた首を合体した!!
ガシャーーーン!!!
合体した時、それはロボットだった!!
それを見た全員は少し唖然としている……!!
ロボカイ「『スーパーロボカイセカンド2ダッシュデュアルレベル99』発進っ!!!」
そう…言い方が長い余り、見た目はかなり変てこなロボだった……。
詩人&清麿「何だ、お前は!!?って言うか何処から降って来たんだ、お前っ!!!」
それを見て『ビュティ』みたいに突っ込む清麿と詩人!!
ロボカイは、詩人と清麿に自己紹介を始める。
ロボカイ「ワシカ…ワシノ名ハ『ロボカイ』!!『機械』ト『力』の『結晶』ダ…!!博士カラ『駄目おりじなる』ヲ倒セト『命令』シタガ、ソノ前ニ一ツ重大ナ事ヲ発見!ソレハ『嫁探シ』ダ!!!」
ガッシュ「す…凄いのだ!私そういう『ロボット』初めて見たのだ♪」
清麿はまた突っ込む。
清麿「いや、そうじゃなくてお前はココで何しに来たかって聞いてんだよっ!!」
ロボカイ「ソレハ今言ッタ様『嫁探シ』ヲ……ン?」
ロボカイの視線に恵とティオの姿が入る。
それを見たロボカイは、急に『センサー』が激しく反応し、興奮する!!
ロボカイ「オオォーーーーーッ!!!」
プシューーーーッ!!
感激したロボカイは、頭から湯気が勢いよく立ち上った!!!
恵「えっ?何っ!?」
ロボカイは素早く恵に近寄り『プロポーズ(?)』を言い始める!!
ロボカイ「貴様ッ!!今スグワシノ『嫁』ニナッテ下サイッ!!!」
全員「ハアァァァーーーーーーーッ!!!???」
ロボカイが恵と『結婚』しようとした所で驚く一同。
清麿「何言ってんだ、お前!!?ロボと人間が『結婚』出来る訳ねーだろっ!!?」
ガッシュ「ウヌッ!!恵はまだ子供なのだ!!結婚は早すぎるぞ!!!」
ロボカイ「ソンナ事言ッタッテ!ダッテワシノ『せんさー』ガ激シク反応シテイルノダ!!!コノ『ないすばでぃー』ナ色ッポイ体ト、穏ヤカナ顔ツキ!!ワシハソレヲ見テ『一目惚レ』シタノダ!!!」
詩人が突っ込む。
詩人「君はロボじゃないのか!!?それだったら『恵』と結婚するの無理だよ!!」
ロボカイは拒否する。
ロボカイ「エ〜イッウルサイ!ワシノ『希望』ガ見ツカッタラソレデ良イノダ!!」
そんな中、ティオが間を割る。
ティオ「ちょっと待ってよ!」
ロボカイ「ン?」
ティオ「何であんたのようなロボが、恵と『結婚』しなくちゃいけないのよ!?変な冗談言うのもやめてくれる!!?」
ロボカイは、不快そうな顔でティオを見やる。
ロボカイ「何ダ……『色気』ノ無イ駄目ガキカ……。ワシハコウイウ『たいぷ』ハ好カン。アッチ行ッタ。シッシッシッ……。」
ロボカイは手を払う。
だが、それを聞いたティオは、とうとうブチ切れ始める!!!
ブチッ!!!
ティオ「ンガアァァーーーッ!!!」
ティオは、ロボカイの首を掴んでそのまま締め付けた!!
ギュウウウウウゥゥゥゥ……!!!
ティオ「ロボの癖して何さ!!私が色っぽく無くて悪かったわねぇ!!!」
ロボカイ「ゲェ…アァ…ァ…ァァ……。堪……忍シテ……ク…ダ…サァー……イッ☆」
締められたロボカイの首は、びっくり箱のように飛び出ている。
詩人とJ、そしてガッシュ達は、アホッぽく感じながらただ見つめていた……!!
一同「…………☆」
ロボカイが首を突っ込んだせいで、全員は『闘う事』を忘れている……。
果たして今までの『熱き闘心』は何処へ……!?

LEVEL4 終わり

------おまけコメント------
ロボッ!カイッ!
ガシャーーン!!(合体音)
ロボカイ「スーパーロボカイセカンドUダッシュデュアルレベル99発進!!何気ニ元気カ『駄目人間』共?ワシハ格闘げーむ『GUILTY GEAR XX #RELOAD』ニオケル実ニ主役級人気きゃら…冗談デス。トニモカクニモ通称「ロボカイ」!『機械』ト『力』ノ『結晶』ダ!!『がっしゅ小説』トイウ駄作ヲ読ンデクレタ下郎共ニ感謝スルゾ!!ウチノ駄目作者デアル『TM』ハ、ドウヤラワシニ異常ナ程『愛着』ガツイテイルヨウデ、特例トシテ『小説』ニ出シテヤッタノダ!!アリガタク思イナガラ読ムガイイ、全国ノ『#RELOAD』ふぁんノ諸君!!ワシハコレカラモ『活躍』スルカラ期待シテ待ッテクレ!!ソレカラアノ『駄目おりじなる』ヲ片付クノハ気長ニ待ッテ下サイ。チナミニ『感想』ハココノさいとニアル『感想掲示板』デ…。モシ、コレヲ守ラナカッタ駄目読者ハ、ワシガキツク泣クマデ殴ッテヤルカラナ!!十分注意シテク下サイ。皆カラ『駄目ナ奴』ダト言ワレヌヨウ気ヲ付ケロヨ!!アッモウコンナ時間……ワシ行カナクテハ…!!」
ボンボン(胴体がバラバラになる音)
胴体が飛んだ後、ロボカイだけの顔が残る。頭にプロペラ付けて飛びながら……。
プルプルプルプル……(プロペラ音)
ロボカイ「ワッハッハ!サラバダ、駄目人間共!!ワシハコレカラモ頑張ルカラ期待シテクレ!!!イツデモオ相手スル訳デハ無イ!!!」

※:この文章は、作者(TM)によるコメントではございませんので、十分注意してご覧下さい。(by TM)
-------------------------
プロフィール

名前:ROBO-KY(ロボカイ)
身長:不明
血液型:不明
体重:不明
出身:不明
誕生日:不明
趣味:不明
大切なもの:不明
嫌いなもの:不明
登場作品:GUILTY GEAR XX #RELOAD
性格:主人(博士)に忠誠を誓うふりをして、その実まったく言うことを聞かない、 自己中心的で、わがままな性格。 かといって、機械特有の冷徹で無慈悲なわけではなく、どことなく愛嬌のある、きわめて人間味のあるものである。
ストーリー:某組織の科学者が、かねてから開発していた人型兵器のデータサンプルとして、前大会や聖戦時に活躍していたカイを監視し、そのデータを元に完成させたのが『ロボカイ』である。完成時期は、前大会終了直後。 今回は、戦力としてどこまで通用するのかの実験であり、騒ぎに参加するように命じられたが、あちこちで寄り道をしてきた為に、事件の解決までに間に合わなかった。


2005年03月21日 (月) 18時07分


(881) LEVEL5 世界一めっちゃ不快なロボ☆その名は『ロボカイ』!! 投稿者:TM

モチノキ公園で『電脳6頭騎士』と『ガッシュ』達の間に、無関係に登場した『ロボカイ』。
だが、今は逆鱗に触れているティオに首を締められている。
ロボカイ「ンゲアァァ〜〜〜〜〜〜ッ……☆」
ギュウウウゥゥゥゥゥ……。
詩人「おい…何かやばそうだぞ……?首もげそうだし……。」
清麿「何なんだ…このロボットは……?『変態』か?」
ガッシュ「しかも誰が作っておったのだ?」
J「『ネチケット』がなっておりませんな…☆」
恵「ハァ……☆」
ティオは更にロボカイの首を締め上げていった。
ティオ「コイツめぇ〜っ…。」
ロボカイ「アッ駄目……ソンナ事シタラワシ……ワシ……。」
ティオ「何謝ろうとしてんよ!?恵に対する『罪』はかなり重いんだからね!!!」
ロボカイ「アッ…☆……駄目……モウ…首ガ……アッ!!」
ボンッ!!
ロボカイの首がもげ、上空に上がった!
詩人&清麿「首もげた!!!」
また突っ込む詩人と清麿!
ティオ「あらっ?」
ガッシュ「オオーーッ!首が取れたのだ!!」
恵「ティオ…少しはやり過ぎなんじゃないの?」
恵が入るとティオは……。
ティオ「何言ってるの!?アイツは私に『色気の無い駄目ガキ』と言って馬鹿にしたのよ!!?だからあんなポンコツを許すと……。」
ティオが言ってる途中、ロボカイの首に異変が起きる!!
ロボカイ「ワッハッハ!!」
一同「えっ?」
ロボカイは首だけになって、空を飛んだままガッシュ達と詩人達にあざ笑う。頭にプロペラを付けて……。
プルプルプルプル……。
詩人&清麿「首だけで飛んでいる!!!しかも何で動けるの、アンタ!!?」
三度目の突っ込みを行う詩人と清麿!
ロボカイは空を飛びながら、清麿達にコケを落とす。
ロボカイ「引ッ掛カカッタナ、駄目人間共ッ!!ワシハ首ダケデモ十分動カセルノダ!!!首ガモゲレタラ一瞬動ケナクナルト思ッタダロ!!ヤァ〜イ♪」
ガッシュ達は、その姿を見て不快に感じていた……。
だが、ロボカイを空を飛びながら、ガッシュ達に『挑発』しまくる。
ガッシュ「お主…頭にプロペラが付いておるぞ。まるで『ド○えもん』『タケ○プター』だ…。」
ロボカイ「ワッハッハ!!ヒレ伏スガイイ、貴様等!!コレガ機械ノ力ダ!!!『駄目人間』、『単細胞』、『オッチョコチョイ』、『間抜ケ』、『馬鹿』、『阿呆』、『音痴』、『不器用』、『変チクリン』♪ヤァ〜イ×2♪」
清麿「何だこの『不快』なポンコツは……!!見てるだけで腹が立って来たぜ!!!」
コオォォォォォ……。
清麿は、魔本を光らせ、ロボカイに『ザケルガ』を唱える!!!
清麿「『ザケルガ』!!!!」
ビカアァァァァァッ!!!
ガッシュの『ザケルガ』!!
詩人「『目障り』だよ!!『ポンコツボロット』の分際で!!!消えな!!!」
詩人は、地面に手を付き、『奥義』を発動する。
バンッ!!
詩人「出でよ!!『雷激撃』と『兵器撃』!!!」
地面から『雷撃』と『兵器』の文字が出て来る!!
ガシャシャーン!!
詩人「奥義!!『竜怒嵐凱』!!!」
『雷撃』の文字から雷、『兵器』の文字から複数のミサイルが放った!!!
カアアァァァァ………。
ドンドンドンドンッ!!!
ガッシュの『ザケルガ』と詩人の『竜怒嵐凱』のコンビーネーション!!!
ロボカイは二人の攻撃であせり始める!!
ロボカイ「エッ何コレ!!?ワシ何カシタ!!?チョット……!!!」
ドガアアァァァーーーン!!!
ロボカイの胴体と首は、コンビーネーションのダメージを受け、そのまま空高く吹っ飛んだ……。
ロボカイ「ゲェアァァァァ!!セッカク『がっしゅ小説』ノ『げすときゃら』トシテ登場シタノニ、ワシデハ駄目ナノカァァァーーーッ!!!」
そう言った後、ロボカイは空の彼方に消えていった……。
キラーーン……。
ロボカイが吹っ飛んだ後、辺りは沈黙を包んだ……。
…………。
清麿「結局何だったんだ…アイツは?」
ガッシュ「ウヌ…サッパリ分からぬのだ……。」
ティオ「でも変な奴が消えてせいせいしたわ。」
J「ご最も……。」
恵「しかしあのロボットは、一体誰が作ったのかしら…?」
唖然とする一同……。
しかし全員は何かを忘れている……。
詩人「あれっ?僕たちはさっき何してたんだっけ?う〜ん……。」
詩人が腕を組んで考えていると……。
J「詩人様。我々はガッシュとティオを倒し、あの二冊の『魔本』を奪いに来たのですよ。もうお忘れになられましたか?」
Jの言葉により、詩人は思い出す!!
ポンッ!!
詩人「そうだった!!あのヘンテコなロボットが来る前に、あの二人と闘っていたんだっけ…!!スッカリ忘れてた!!!」
J「左様で……。」
詩人とJ、ガッシュ達は改めて戦闘態勢に入る。
詩人「今のは少し油断していただけだ。だが今度こそ君たちの『魔本』は奪って貰うよ。」
清麿「あぁ…やれるモンならやってみやがれ!!」
ガッシュ達も戦闘態勢に入る。
詩人「『ゴシック真拳』奥義……『六語槍』!!」
ガシャーン。
詩人の地面から6つの『やり』の文字が現れる。
詩人「貫け。」
文字から槍を象った衝撃波が現れ、それをガッシュ達に目掛けて飛ぶ!!
ヒューーーーッ!!
清麿「クッ…!!」
ドスッ…ドスッ…ドスッ…!
清麿とガッシュは、走って槍を避け続ける。
途中、詩人は周りに複数の文字を出し、『鉄壁』の陣形を固める。
詩人「『火炎』!!『雷撃』!!『吹雪』!!『兵器』!!『科学』!!さぁこれで僕に近づけまい。」
ガシャシャーーン!!
清麿「ヘッ!その技はすでに見切ってるぜ!!行くぞ、ガッシュ!!!俺達の『本気』を今見せてやるぜ!!!」
ガッシュ「ウヌッ!!清麿ッ!!!」
清麿は赤い魔本を開き『ラウザルク』を唱える!!!
清麿「第六の術…『ラウザルク』!!!!」
モクモクモクモク……。
バリバリバリバリッ!!!
ガッシュ「ヌオオォォォォーーーッ!!!」
空に黒い雲が現れ、そこからガッシュに雷が落ち、ガッシュは虹色の光を纏う。
清麿「ガッシュ!!『ラウザルク』が発動している間にあのイケメン野郎をぶちのめせ!!!」
ガッシュ「分かったのだ、清麿!!!」
ダダダダダダダッ……!!
パワーアップしたガッシュは、すぐ単身突入で、猛スピードで詩人の方へ向かう!!
J「捨て身で行く気ですか!?『無謀』な……!!!」
詩人「クッ!そうはさせないよ…!!奥義『竜怒嵐凱』!!!」
バンッ!!
詩人の『竜怒嵐凱』!!!
ボオォォォォッ!!
カアァァァァッ!!
ヒュウウゥーーッ!!
ドンドンドンバゴーン!!!
モクモクモクモクッ………!!!
ガッシュ達の前にある文字から『火炎』、『雷』、『吹雪』、『ミサイル』、『毒ガス』の五つの属性魔法攻撃が襲い掛かる!!
だが……。
ガッシュ「ヌアアァァーーーーッ!!!」
詩人の攻撃を回避して突っ込むガッシュ。それを見て驚愕する詩人。
詩人「何っ!?僕の『竜怒嵐凱』が避けられただと!!?」
ビュッ!!
詩人に近づいたガッシュは、すぐさま詩人に飛び掛かる!!
清麿「行けぇーっ!!!ガッシュ!!!!」
清麿が指示した後、ガッシュは詩人に攻撃する。
ドゴッ!!
詩人「ぐっ!!」
ガッシュ「ヌアアアアァァァァーーーーーーッ!!!!」
ガッシュは詩人に、一度ならず何度も攻撃をお見舞いする!!
ドゴドゴバキッズカッグシャッメリッゲシッドゴッ!!!
詩人「グエッ…グェッ…グァッ……!!!」
J「詩人様!!!」
ダッ…!!
Jは詩人の方へ駆けつける!!
ビュッ!!
次にガッシュは、Jに目掛けて飛び、乱舞攻撃をお見舞いした!!
J「!!」
ズガボコバキッゲシゲシメリドゴッグシャゴシャッズガッ!!!
恵「凄いわ!!ガッシュくん!!!」
ティオ「いけぇーっガッシューーっ!!!」
遠くから恵とティオはガッシュに応援する。
J「クッ…!!」
だが途中、『ラウザルク』の効果が切れた……。
シュウウゥゥゥゥ……。
勢いの余ったガッシュは、効果が切れたと同時に動きが止まった。
ガッシュ「!?」
清麿「なっ…!?こんな時に効果切れだと……!?」
J「さすがですね。我々に一発以上いれるなど……。」
ガッシュ「ヌ?」
Jは、ガッシュにキックを浴びせ、清麿の方へ吹っ飛んだ。
ドケシッ!!
ガッシュ「!」
ドサッ!
清麿&恵&ティオ「ガッシュ(くん)!!」
詩人は、『幻想』という文字を片手に持ち始める。
詩人(クッ…あの赤い『魔本の持ち主』がこんな凄い術を隠していたとは……!!ココは『超奥義』にて奴達(ら)の『視界』を封じるか……!!!)
詩人は『超奥義』を発動する!!
J(出ますな…!!詩人様の『超奥義』が……!!!)
詩人「『文字(ゴシック)真拳』超奥義!!『幻想文字視界』!!!」
ブァァーーン……!!
奥義を発動した瞬間、いきなり一人一人の周りの物が全て『文字』となった!!
ガッシュ達「!!!?」
ガッシュ達は、周りが文字になった事を驚愕し始める!!!
清麿「何ッ!!全てが『文字』になった!!?」
ガッシュ「どうなっておるのだ!!?」
詩人「この『奥義』は君達全員の『視界』を支配する。自分以外の全てのモノが『文字』にしか見えなくなっただろ?」
J「その通り……。この奥義は『文字』の幻を全て見せるものなのです。」
詩人は、そのまま『詩人』と文字が出て、Jは大きい『J』の字で、周りには玉ねぎやにんにくのマークが付いている。
『幻想文字視界』の技を受けた4人は、無事にこの奥義を破る事が出来るのか!?

LEVEL5 終わり


2005年03月22日 (火) 10時00分


(886) LEVEL6 『最大奥義』発動!!! 投稿者:TM

激しい激戦の中、詩人の超奥義『幻想文字視界』を受けたガッシュ達。
一人一人が周りの全てのモノに『文字』しか見えなくなったという。

―清麿・ビジョン―
これは清麿のビジョン。清麿の周りには全て『文字』しか見えない。
清麿「何だコレは!?全てが『文字』になっちまった!!ガッシュ、何処だ!!?」
清麿が周りを見渡していると……。
ガッシュ「清麿ぉ!」
ガッシュの声が聞こえた。
清麿「ガッシュ!!」
清麿が振り向くと、ガッシュはすでに文字化となっていた。
ガッシュは、『金色のガッシュベル!!』というアニメタイトルの文字に化けている。
清麿「『金色のガッシュベル!!』!?」
清麿が疑問を抱くと……。
ガッシュ「清麿!私は何が起こったかサッパリ分からぬぞ!!」

―恵・ビジョン―
これは恵のビジョン。恵の周りには全て『文字』しか見えない。
恵「周りが『文字』になった!?ティオッ今何処にいるの!!?」
恵が辺りを見渡しながら、ティオを呼ぶと、後ろからティオの声が聞こえた。
ティオ「恵!私はコッチよ!!」
恵が後ろに振り向くと、そこには『文字化』されたティオの姿が映っていた。
恵「何なの!?この文字のような物体は!?本当にティオなの!!?」
ティオ「そうよ、恵っ!!どうやらこの呪文は、周りが全て文字になってしまうみたい!!周りの人や私達も!!」
ティオの文字は、大きな『ティオ』の文字で、横がわに『サイフォジオ』の刃が付いている。下に小型のハートマーク。
恵「じゃあ…清麿くん達も!!?」
恵がガッシュと清麿の方へ向くと、二人はすでに文字化されている。
清麿の文字は、何故か『IQ2005K-T』と記されている。
ガッシュの方はさっき言った通り、アニメタイトルと同様『金色のガッシュベル!!』となっている。
清麿「恵さんっ!!」
ガッシュ「恵っ!!」
二人は恵に呼び掛ける。
恵「えっ!?この二つの文字が本当に清麿くんとガッシュくんなの!!?」
恵は三人の文字の物体を見て、驚愕する!!

―ガッシュ・ビジョン―
これはガッシュのビジョン。ガッシュの周りには全て『文字』しか見えない。
隣にいるのは、清麿と恵とティオがいる。
恵の文字は、『大海☆恵♪』という昔のアイドル的なロゴっぽい文字である。
ガッシュ「で…?これが何なのだ?」
ガッシュが詩人に訊ねると……。
詩人「忘れたの?僕は『文字』を自由に出せる……。」
そう言うとガッシュの目の前に、清麿、詩人、恵、ティオ、Jの『文字』が複数出現した!!
ガシャーン!!!
詩人のゴシック真拳『似語鏡』!!
詩人「さぁ…コレでどれが『本物』か分かるまい!!」
ガッシュは、どれが『本物』か分からず躊躇し始める。
ガッシュ「ウヌゥ……。たくさんあってどれが本物か分からないのだ……!!」
ガッシュが悩んでいる時、後ろに清麿の声が掛かる。
清麿「ガッシュ、惑わされるな!!俺達はお前の側にいる!!!」
ガッシュ「ウヌッ!?」
ガッシュが清麿を見ると、清麿の姿は『IQ2005K-T』という文字の形であった。
ガッシュ「清麿……何なのだ?その『IQ』っていうのは……!?」
清麿「そんなのはどうっだっていい!!あいつの出した複数の文字は、全て『ダミー(偽物)』だ!!!まずはあいつの声をゆっくり聞き取るんだ!!!」
詩人「ハッハッハ、無駄だよ!!いくら天才少年であろうとも、僕の『似語鏡』を簡単に破る奴は誰一人もいないよ!!!」
詩人の声でガッシュと清麿は、ピンと来た!
ガッシュ「!!分かったのだ、清麿!!本物はあの文字から声が聞こえたぞ!!」
清麿「よしっ!!そうと分かれば……!!」
清麿は、ガッシュを抱えてそのまま空高く放り上げる
バッ!!
詩人「んっ?何の真似だい?」
清麿は詩人に指をさし、攻撃の合図を整える!!
清麿「SET!!」
ビシッ!!
空高く飛んだガッシュは、すぐさま詩人の方へ向き、攻撃態勢に入った!!
清麿「『ザケル』!!!」
カッ!!
ガッシュの『ザケル』!!
ザケルは、詩人の方へ向かっていく。
詩人「何っ!?」
ドガァァーーン!!
詩人「ぐわっ!!」
J「詩人様!!!」
当たったザケルの方は見事本物の詩人に直撃した!!!
詩人(馬鹿な……!!一発で本物の僕を攻撃して当たっただと…!?何故だ……!!?)
詩人がダメージを受けたせいで、『幻想文字視界』の効力は切れた……。
スウゥゥゥゥゥゥ……。
お陰で回りは全て元に戻った。
J「貴方達!何ゆえ本物の詩人様だとお分かりに……!?」
Jが問い詰めると清麿は冷静に答える。
清麿「『声』の感覚だよ。『声』の。」
J「何っ!?声……!!?」
清麿「普通、人間は物陰に隠れている時、音や声を出すと一発でバレるだろっ!?いくらお前達の分身を作って俺達の目を眩まそうとも、声だけは偽る事は出来ん!だから、俺達はその声の掛かった方の『文字』に攻撃したという意味さ。声を出す『文字』は本物だという『証拠』なのさ!!!」
J「そこまでして『トリック』が掴めるとは……!!!」
Jは清麿の知恵に少し驚く…!
恵「さすがだわっ清麿くん!!凄いわね!!!」
ティオ「そんな方法があった何て……!!さすが『IQ』の持ち主……!!!」
恵とティオは、清麿の知恵の凄さに誉める!!
清麿「よしっガッシュ!!今の内だ!!!やっちまえっ!!!」
ガッシュ「ウヌッ!!!」
コオオォォォォォ……。
清麿とガッシュの心の力は最大限に近づいた!!!
魔本は、数倍に光り輝いている!!
詩人は、二人の強さを見て絶句し始める!!
詩人(クッ…あの二人があんなに賢くてここまで強かったとは余程『計算外』だった……。こうなったら『アレ』を出すしか無い……!!!)
詩人は、コレに賭けて最大奥義を唱える。
詩人「『文字(ゴシック)真拳』最大奥義!!!『記憶破壊陣』!!!!」
詩人は上空に向いて体を広げながら奥義を発動した!!!
上空に『記憶破壊』という文字が示されている大きな円盤らしき物体が浮かび上がる!!!
だが、それを見上げるガッシュ達。
ガッシュ達「!!!?」
J(あれは詩人様の最大奥義『記憶破壊陣』……!!アレを喰らって逃れられる者は一人もおりません……。もはや彼らもココまでのようですね……!!!)
ガッシュと清麿が見上げた時、何か異変に感じていた!
パキィーーン……!!
二人は『心』の中で何かを壊されていた……。それは二人の『記憶』が全てこの最大奥義の効力により、何もかも壊されていた!!!
清麿「あれっ?俺はココで何をしていたんだ?おまけに持っているこの赤い本は何だ…?」
ガッシュ「ウヌ…?ココな何処なのだ?」
『記憶』が破壊された清麿とガッシュは、自分達がココで何をしているか分からないタメ、ずっと可笑しげに感じている。
恵「……えっ!?」
ティオ「どうしたの!!?」
記憶が壊されたガッシュと清麿の二人を見て、絶句する恵とティオ。
詩人「『記憶破壊陣』は人の『記憶』を破壊する。その二人の『記憶』は破壊された。」
恵&ティオ「ええっ!!?」
詩人の言葉に驚愕する恵とティオ。
詩人「そいつらはもはやなぜココにいるのか分からんだろう。」
ティオ「そんな!!?」
J「どうやら『勝負』は見えたようですね……。」
詩人は、ティオに目掛けて飛び道具を出す。
詩人「さぁ!コレで君達は圧倒的に『不利』になったヨ!!消えな!!!」
バンッ!!
詩人は地面に手を叩き、そこから『消』の字を象った文字の飛び道具が、ティオに目掛けて放った!!
ズザザザザザ……!!
ティオ「…!」
ティオは素早く両手を前に出す。
恵はすぐ呪文を唱える!!
恵「『マ・セシルド』!!!」
ブワァーーー……。
ティオと恵の前に、大きな盾が現れる。
ガキィーン!
『マ・セシルド』の威力により、詩人の飛び道具は防がれた。
J「甘いですね……。」
ビュワ…。
Jはすぐ恵達に駆け寄り、『マ・セシルド』を越えて高く飛んだ。
J「『黒太陽真拳』奥義……。」
Jは両手をクロスし、広げた時複数の黒炎が放たれる。。
J「『悲劇のイブニング』!!!」
ボオォォォォ……。
Jの黒炎は、恵に目掛けて放った!!
今は『マ・セシルド』が発動しているので、他の呪文を出す事は出来ない。
恵「えっ!!」
ティオ「盾を越えて攻撃!?そんな…!!」
J「どうやら『GAMEOVER』の様ですね。早速貴方の持っている『魔本』を焼かせて頂きます。」
恵の前に複数の黒炎が襲う!!
恵「キャアアアアーーーーッ!!!」
ティオ「恵っ!!!」
恵は悲鳴を上げながら、身を守る。
ティオは『マ・セシルド』が発動中なので恵を助けられない『窮地』を立っている。
詩人の最大奥義『記憶破壊陣』により、圧倒的に不利になったガッシュ達……。
果たして恵とティオの『運命』は如何に……!?

LEVEL6 終わり


2005年03月24日 (木) 08時45分


(890) LEVEL7 犠牲 投稿者:TM

詩人の最大奥義『記憶破壊陣』により、戦闘力を失ったガッシュ&清麿。
お陰で恵&ティオだけとなり、状況が不利に陥っていた……。
Jの『黒太陽真拳』奥義『悲劇のイブニング』に襲われる恵。
恵「キャアアアアーーーーッ!!!」
ティオ「恵っ!!!」
恵は悲鳴を上げながら、身を守る。
J「どうやら…お終いのようですね……。」
恵(もうダメ……。私達も敗けてしまうの……!!?)
恵がもうダメかと思った時、そこには思わぬ『救いの手』が現れる!!
タッタッタッタッ!
小野坂「恵さぁーーん!!危ない!!!」
そう、そこにはさっき遠くへ逃げていた小野坂が恵に駆けつけて来た!!
ティオ「小野坂!!」
小野坂「クッ…!!」
恵に近づいた小野坂は、守るため恵を押し倒した!!
ドンッ…!!
恵&ティオ「えっ…!!?」
J「何と!?」
だが、恵を退かした小野坂は、変わりにJの黒炎を浴びてしまう!!
ボワアアァァァァ……!!!
小野坂「ぐわああぁぁぁぁぁっ!!!!」
ドサッ…!!
恵は倒れたが、お陰で黒炎に浴びずに済んだ。
恵「小野坂さんっ!!!」
小野坂「………!!」
黒炎を浴びた小野坂は、そのままゆっくり倒れた……。
ドサッ…!
自分を守った小野坂を見た恵とティオは驚愕し始める……!!
詩人「チェッ…。とんだ邪魔が入ったようだね……。」
詩人は少し悔しげに『舌打ち』を打った……。
恵とティオは小野坂の方へ駆け寄る。
恵&ティオ「小野坂(さん)!!大丈夫!!?」
恵はそばに腰掛け、倒れた小野坂を抱きかかえる。
小野坂「あぁ……。大……丈…夫だ……。何に……も…し…てやれなかっ……た俺が……黙…って…見て…お前…達を助けず…に……いられっ…か……よ。」
小野坂は、全身『熱傷』を負い、上の服は燃やされて上半身裸となり、複数の火傷の跡が付いていた。
だが、瀕死状態である。
恵「何を言ってるの!?私達はこの戦いに貴方を巻き込ませたく無いから「逃げて」って言ったのよ!!それなのに、こんなに酷い怪我を……。ティオッ!!!」
ティオ「うんっ!!!」
恵(小野坂さん…!!今すぐその怪我を治すからじっとしててね……!!!)
コオオオォォォォ……。
恵は、『心』に本を込め、小野坂の怪我を治す為、『サイフォジオ』を唱える。
恵「第五の術……『サイフォジオ』!!!」
パアアァァァァ……。
小野坂の腹の上から、『聖なる刃』が出現した!
J「何をする気か知りませんが……そうはさせませんよ。」
Jはそれを見て、指をパッチン鳴らす……。
パッチン……!
ボワアアァァァ……。
Jの『黒太陽真拳』奥義『黒炎イリュージョン』
Jが指を鳴らした瞬間…『サイフォジオ』が黒炎に包まれた!!!
恵「えっ!?サイフォジオが燃えている!!?」
ティオ「どういう事!!?」
ドスッ!!
燃え盛っている『サイフォジオ』はそのまま小野坂の腹に刺さったが……。
小野坂「ぐわああああああぁぁぁぁーーーーーっ!!!!!」
今のサイフォジオのお陰で回復効果が無く、小野坂は『断末魔』と共に、より数倍のダメージを受けた!!
恵「そんな!!どうして『サイフォジオ』が……!!?」
ティオ「しかも回復の呪文よ!!こんなのは無かったのに……!!どうして!!?」
恵とティオが、サイフォジオの異変により驚愕すると、Jがそれを答える。
J「御説明致しましょう、お嬢さん方。私の『黒炎イリュージョン』は、相手の『回復魔法』を、黒炎に浴び、ダメージ魔法として変える『奥義』なのでございます。」
それを聞いた恵とティオは絶句し始める!!!
ガーーン……!!
恵&ティオ「……!!」
詩人「どうやら『運』の尽きだね。君達は、その瀕死状態の患者を助ける事が出来まい。」
バン!
詩人は地面を叩き、何かの文字を出現した。
詩人「文字(ゴシック)真拳奥義!!『拘束文字機体』!!!」
ガシャーン!!
文字は『拘束』と描かれており、その文字は倒れている小野坂のそばに出現した!!
ガッ!!
小野坂「うぐ…!!」
文字は、『満身創痍』状態である小野坂を掴み、上空に持ち上げ拘束した。
恵「小野坂さん!!」
ティオ「今助けてあげるわっ!!」
恵はその文字を破壊する為『サイス』を唱えた!
恵「『サイス』ッ!!」
ティオの『サイス』!!
パァーッ!
ドゴン!
ティオの『サイス』は、文字に当たったが、ビクともしなかった。だが………。
ギュウウウウウウ……!!
文字は『サイス』に当たった瞬間、いきなり小野坂をきつく締め上げる!!
小野坂「ギャアアアーーーーッ!!!」
詩人はその文字の事を説明する。
詩人「あっ言うの忘れてた!その文字は、少しでも衝撃を加えると自動的に、相手を締め上げるんだ。硬度は200度。その『飛び道具』程度で破壊するにはまず無理だね。」
恵&ティオ「えっ!!?」
詩人「しかもこの文字は全て僕の意のままなのさ!!」
詩人は気を溜めて、文字を小野坂にキツく締め付け上げる!!!
ギュウウウウウウ……!!
小野坂「ギャアアアーーーーッ!!!」
恵「小野坂さんっ!!!」
ティオ「もう止めて!!もう私達負けを認めるから、小野坂を放して上げて!!」
ティオが泣きながら、頼みごとをすると……。
J「それはございません……。」
恵「どうして!!?」
詩人「いくら君達が本当に『負け』を認め様とも、僕はその本を燃やさないと本当に勝った気になれないんだ。さぁその本を早速渡して貰うよ。」
詩人がそう言うと恵は拒絶する。
恵「イヤよ!!誰が貴方達のような悪者に渡してたまるのですか!!!」
詩人「それなら仕方ないね……。ハアァァ……!!!」
詩人は心を倍に込め、文字を小野坂に数倍締め付ける!!!
ギュュュワァァァァァッ!!
小野坂「ギ…ウ……ィ……アァ……!!!」
締め付けられている小野坂には苦悶の表情を浮かべ、瀕死状態にますます陥っている。
お陰で抵抗する事が出来ず、手も足も出せないハメになってしまう。
その中、『状況』にも関わらずガッシュと清麿は闘わず、ずっとボケていた……。
ガッシュは、飛んでいるちょうちょを追いかけて、清麿はタダベンチに座って赤い魔本を読んでいた……。
ガッシュ「ハハハッ!ちょうちょが飛んでるのだ〜♪待てぇ〜♪」
清麿「何だ…この変てこな文字は?何処の国のだ…?」
だが、ティオは思いついた!!
もしこのまま自分の魔本を詩人に渡せば、小野坂は死なずに済む。自分が消えていなくなってしまうのだが、これなら『人間界』で犠牲を無くす事も出来る。
ティオは、そういう覚悟を決め、恵に魔本を渡すように命令する。
ティオ「恵っ!!あいつらに魔本を渡して!!!このままだったら小野坂が死んじゃう!!!」
だが、恵は突然泣き始め、ティオを拒絶する!
恵「何を言ってるの!!?ココであいつらに本を渡したら、貴方が『魔界』が帰ってしまうじゃない!!!おまけにガッシュくんと一緒に『優しい王様』の夢はどうするの!!?」
ティオ「…………!!!」
ティオはそれを聞いて絶句する!!
そう…恵の言った通り、今魔本を詩人に渡せば、本は燃やされティオ自身が消えて魔界に強制送還されてしまう……。
それでもティオは自分の事構わず涙を流し始め、魔本を渡して欲しいと主張し始める!!
ティオ「そんなの所詮『夢』は『夢』だったのよ!!!今までガッシュと一緒に色んな『困難』を乗り越えたけど、いつかは負けて終わりの時が来るっていう事を初めから覚悟していたわ!!!もう私は終わりなのよ!!!!」
恵「ティオッ!!!」
二人は泣き悲しみ、成す術も無く、『絶望』を抱いた……!!!
詩人「ハハハハッ!!コレで分かっただろ!?君たちが『王』になるのもココまでなんだよ!!だったらその魔本を大人しくコッチに渡しな!!!」
ギュウウウゥゥゥゥ……!!!
小野坂「……!!!………!!!」
文字は、詩人の心の力により、小野坂は急激に締め上げられていた!!すでに『チアノーゼ』状態となっている!!!
恵「小野坂さんっ!!!イヤアァァァァーーーーーッ!!!!!!」
ティオ「小野坂ーっ!!!!」
小野坂の方を見上げた恵とティオは、目に涙を溢れ出しながら泣き叫ぶ!!!
だが、詩人は悪魔のように平気であざ笑う!
詩人「『骨』が砕けるが、完全に死ぬか、どっちが先だろうね!!!もっとギリギリに締め付けて……。」
だが、恵達が『絶望』に感じた時、再び『救いの手』が現れた!!!
?「『ゴウ・シュドルク』!!!」
ビュッ!!
恵達の後ろから、何かの物体が飛んできた。
恵&ティオ「!!?」
その物体は詩人に目掛けて突進した!!
ドゴッ!!
詩人「ぐばっ!!」
詩人は突進のダメージを負った!!
詩人はダメージを受けたせいで、心の力がゆるみ出し、小野坂を拘束して縛り付けた文字は、そのまま消えていく……。
スウゥゥゥゥ……。
文字が消えたお陰で、小野坂はようやく離れ、そのまま落下した。
ドサッ……!!
恵&ティオ「小野坂(さん)っ!!!」
恵とティオは倒れている小野坂の方に心配そうに駆けつける!!
だが、幸い気を失っているだけだ。
詩人は腹を抑えながら、少し立ち上がる。
詩人「クッ…何だお前は!?」
?「君達か……。ウマゴンが言ってたガッシュ達の後ろにコッソリ付きまとっている二人組は……。」
ザッ……。
恵「えっ?」
ティオ「ウソ…?」
詩人「君は……。」
詩人と恵達の前にある魔物とオレンジ色の魔本を持っているパートナーが姿を現す。
その二人組は、さっきガッシュ達と一緒にいた『ウマゴン』とパートナーの『サンビーム』であった!!
ウマゴンの容姿は、すでに黄金の鎧を身に付けた『シュドルク』状態である。
ティオ「ウマゴンッ!!」
恵「サンビームさんっ!!!」
遂にウマゴン&サンビームのペアが登場!!
次回、ウマゴンの強さが、詩人達に圧倒する!!!
その頃、ガッシュと清麿は……。
ガッシュ「バールカン♪バールカン♪」
清麿「クソォ……。一体何なんだ、この本は?訳が分かんねぇぜ…!」
ガッシュは『バルカン300』を持って遊び、清麿は未だに赤い魔本を熱中に読み続けていたままだった……。
作者(TM)「……さっきから何やってんだか…この二人は……。(呆)」
最後に作者初の突っ込み。

LEVEL7 終わり


2005年03月26日 (土) 07時51分


(896) LEVEL8 メルメルメ〜!ウマゴンVS詩人!! 投稿者:TM

詩人の卑怯な手に寄り、魔本を奪われそうになる恵とティオ!!
だが、ピンチの中ウマゴンとサンビームが現れ、危機を回避!!
詩人「君はさっき僕になついていた馬じゃないか……。いいのかな?こんな事をして……。」
サンビーム「それはこっちの『台詞(セリフ)』だ!私の仲間をこれだけ傷付けておけば、例え理由が無くても首を突っ込むぞ。」
ウマゴン「メルメルメーッ!!」
サンビームは、恵とティオに何か報告をする。
サンビーム「恵にティオ!話は全てウマゴンから聞いた。君達はその男を安全な場所へ運んでくれ。ココは私達が食い止める!!」
恵「分かったわ、サンビームさん!ティオッ!!」
ティオ「うんっ!」
恵とティオの二人は、小野坂を安全な所へ運んで、怪我の手当てをしようとした。
しかしウマゴンは今まで何をしていたかというと……。

―回想シーン―
時は少し遡って、ガッシュ達が『電脳6頭騎士』と戦った直後。
ウマゴンは、この二人と闘う前からずっとガッシュの後ろにいた。
詩人「『文字(ゴシック)真拳』奥義……。」
二つの文字が出現した後、『バリー』と『ゾフィス』の姿が浮かび上がる。
詩人「『名称世現映(めいしょうよげんのうつし)』…!!!」
二人が驚愕している時、バリーとゾフィスは『先制攻撃』に入って、いきなり攻撃の『最大呪文』を唱える!!
バリー「『ギガノ・ゾニス』!!!」
ゾフィス「『ギガノ・ラドム』!!!!」
バリーの『ギガノ・ゾニス』とゾフィスの『ギガノ・ラドム』のコンビーネーション!!!
ゴオオォォォォォォォ…・・!!!
複数の強烈なエネルギー弾は、ガッシュと清麿に目掛けて飛んだ!!
清麿「『ラシルド』!!!」
ガッシュの『ラシルド』!!
ゴオオオォォォォ……!!
ガッシュと清麿の前に、巨大な雷の盾が立った!!!
ドガアァァァァァッ!!
二つのエネルギー弾は、盾に勢いよくぶつかる!!!
ウマゴン「メルメル……。」
だが、ウマゴンは清麿の後ろにしがみ付き、ただ怯えていた……。
ギシギシギシギシ……!!
詩人「『J』ッ!」
J「ハッ!」
詩人はJに合図して、攻撃を仕掛ける!!
スウゥゥゥ……。
Jはゆっくり手を回して構え始める……。
J「『栄光のロンド』!!!」
そして手の平から一本の黒炎が放たれた!!
ボワワァァァァッ!!!
そして一本の黒炎は、ラシルドの方へ飛んでぶつかった!!
ドギャアアアアッ……!!!
ウマゴンはそれを見て驚愕する!!
ウマゴン「メルメルッ!!?」
ドゴシャアアアァァァッ!!!
とうとう『ラシルド』が壊れかけ、一斉攻撃はガッシュ達に向かった!!!
ドガアアァァーーーン!!!
ガッシュ&清麿「うわああああぁぁーーーーーーっ!!!!」
ウマゴン「メルメルメェーーーッ!!!」
詩人とJのコンビーネーション攻撃をモロに喰らった三人は、吹っ飛ばされる!!!
ズザザザザッ……!!
三人は地面にすりつけ倒れるが、ウマゴンは素早く起きた。
ウマゴン「メル……。メルメルメェ〜〜〜ッ(泣)!!!」
だが、二人の圧倒的な強さを見た自分は、怯え始め、そのまま泣きながら逃げていった……。
ダダダダダッ……。
公園から出たウマゴンは、モチノキ町の方へ向かった。

―モチノキ町―
モチノキ町へ逃げたウマゴンは、そのまま自分のパートナーである『サンビーム』を捜している。
ウマゴン「メルメルメェーッ!!」
ウマゴンが叫んで呼んでもサンビームの姿は見当たらなかった……。
ウマゴン「メル……。」
『失望』したウマゴンは諦めて公園に戻ろうとしたその時……。
?「んっ?そこにいるのはウマゴン!?」
ウマゴン「メルッ!?」
ウマゴンは声の掛かった方に向くと、そこには偶然ながら幸いサンビームの姿があった。
サンビーム「どうした、ウマゴン?ガッシュくん達と一緒に遊んでいたんじゃないのか?」
ウマゴンは、ガッシュ達が危ない目に会っている事を話す。
ウマゴン「メルメルッ!!メルメルメルメルッ!!!メルメルメェーーーッ!!!」
ウマゴンの言葉によりサンビームは絶句する。
サンビーム「なっ何だって!!?「ガッシュくんと清麿くんが公園で変な二人組と戦っている」だと!!?」
何故かサンビームは、ウマゴンの言った事をズバッと言い当てた!!
ウマゴン「メルメルッ!」
コクコクッ…。
ウマゴンは、首をうなずく!
サンビームは、懐からオレンジ色の魔本を取り出す!!
サンビーム「よしっウマゴン!!今すぐ公園に行こう!!清麿くん達が危ない!!!」
ウマゴン「メルメルメェーーッ!!!」
ウマゴンとサンビームは、そのままモチノキ公園に急いで向かった!!

―回想終了―

…………。
サンビームとウマゴン、詩人とJは呆然に立ち尽くしていた。
詩人「君はさっき僕になついていた馬じゃないか。どうしたのかな、反抗的な攻撃をして…?」
サンビーム「黙れっ小僧!これ以上私の仲間にもっと酷い事をして見ろ!!今からその口を封じ込んでやる!!」
サンビームは詩人に説教すると……。
詩人「チッ…!うるさいんだよ、ダメ大人が!!**!!」
バンッ!!
詩人は、再び地面に手を叩き、奥義『六語槍』を唱える!!
詩人「『文字(ゴシック)真拳』!!『六語槍』!!!」
ブォーーン……。
詩人の周りから『ヤリ』の言葉が6つ出現する!
詩人「串刺しになれぇーっ!!」
ブィーーン……!!
ヤリの言葉からそのまま槍の形を象った衝撃波がウマゴンに放つ!!
サンビーム「ウマゴン!!行くぞっ!!!」
ウマゴン「メルメルッ!!」
コオオォォォォ……。
サンビームとウマゴンは構え、オレンジの魔本を光らせ、呪文を唱える!!
サンビーム「『ゴウ・シュドルク』!!!」
パアアァァァァァ……。
ウマゴンの体に虹色のオーラが纏い、パワーアップした!!そして……。
ウマゴン「メルメルッ!!」
ヒュッ……。
ドスドスドス……。
ウマゴンは、素早いスピードで詩人の『六語槍』を避けつつ、近づこうとした!!
ドゴッ!!
詩人「!!」
ウマゴンが詩人に体当たりをした後、すぐバックして次は『呪文』を発動した!!
サンビーム「『シュドルセン』!!! 」
ボンッ!!
ウマゴンの角が放され『飛び道具』となり、詩人に目掛けて発射した!!
ドガァーン!!
ウマゴンの角が詩人に触れた瞬間、爆発が起こった!!
詩人「ぐばっ!!」
そんな中、恵とティオの二人は小野坂を手当てしていた……。
恵「ティオっ!!もう一度『サイフォジオ』よ!!今はサンビームさんとウマゴンが戦っているから、邪魔されないで済むハズ……!!」
ティオ「うんっ!!恵っ!!」
恵は魔本を光らせ、再び『サイフォジオ』を唱える!!
恵「『サイフォジオ』!!」
パアアァァア……。
小野坂の胴体の上にサイフォジオが現れ、そのまま小野坂の腹に突き刺す。
ドスッ!!
刺さった後、サイフォジオの取っ手が回り、小野坂の体に光が纏っていた。
恵とティオは小野坂が完全に回復出来るようただ祈るしか無かった。
恵(お願い……どうか上手くいって……!!!)
詩人は少し立ち崩れている。
詩人「クッ…一度ならずニ度までもボクにダメージを負わせるなんて……。この馬……。」
ウマゴン「メルメルメェーッ!!」
詩人はまたウマゴンに奥義を発動する!
詩人「『文字(ゴシック)真拳』奥義!!『囲監閉獄』!!!」
ガシャーン!!
ウマゴンの周りに、『オリ』の文字が付いている檻(おり)が出現する!!
ウマゴン「メルッ!?」
ウマゴンは檻に閉じ込められた!
詩人「かかったね。その『檻』は硬度250だ。一度入ったら二度と出られん。」
だがサンビームは余裕ぶる。
サンビーム「残念だったな……。そいつには『牢屋』は通用せんぞ!」
詩人「何?」
サンビームは魔本を前に持ち出し、ウマゴンに呪文を唱える!!
サンビーム「『ディオエムル・シュドルク』!!!!」
ゴオオオォォォ……!!!
ウマゴンの体に炎が纏い『囲監閉獄』の檻は破れた!!
ガシャーン!!
詩人「バカな!!その『檻』は爆弾でも壊せないんだぞ!!何故!!?」
詩人が驚愕していると、ウマゴンはまた詩人の方へ突進した!!
ドゴンッ!!
詩人「グッ!!」
ゴッ!!
詩人「グワッ!!」
ドガッ!!
ウマゴンは、詩人に何度も体当たりをした!!
サンビーム「さぁこの私達3組の魔物と人間に勝てるかな!!」
サンビームが『宣戦布告』を言うと、詩人は今度は防御呪文を発動する!!
詩人「クソがッ!!『ゴシック真拳』奥義!!『無双盾』!!!」
ガシャシャーン!!
詩人の前に、『無双』という文字を象っている盾が複数出現した!!
だが、ウマゴンはそのまま『無双盾』を破壊し、詩人に突っ込んだ!!
ウマゴン「メルメルメェーーッ!!!」
ドゴォーーン!!
詩人「ぐわっ!!!」
防御呪文を破れた詩人に再びダメージを負った!!
サンビームは、ウマゴンのナイスプレイを見て褒め称える!!
サンビーム「groovy(※)!!!」
※:イカス、かっこいいなどの意。
だが詩人はウマゴンの圧倒的な強さにより、不利になってしまう。
詩人は悔しげに叫ぶ!!
詩人「クッソォーーッ!!こんな馬如きにぃーーっ!!!」
バンッ!!
詩人は『負けん気』な心を強めながらウマゴンに『竜怒嵐凱』を放つ!!!
詩人「奥義『竜怒嵐凱』ッ!!!」
詩人の『竜怒嵐凱』!!
ボオォォォォッ!!
カアァァァァッ!!
ヒュウウゥーーッ!!
ドンドンドンバゴーン!!!
モクモクモクモクッ………!!!
ウマゴンの前方に、炎、雷、吹雪、ミサイル、毒ガスの五つの属性魔法が襲い掛かる!!!
サンビームは、魔本を光らせ『防御呪文』を唱える!!
コオオオォォォォ……!!!
サンビーム「『シュドルド』!!!」
カッ……!!
サンビームとウマゴンの前にひし形の角が現れ、そこにバリアを張られ、詩人の『竜怒嵐凱』を防いだ!!
バチイイィィィィ……。
相殺された後、五つの飛び道具は消えた……。
詩人「何ぃっ!!?僕の『竜怒嵐凱』が防がれただとぉーーっ!!?」
サンビームはすかさず詩人に指を指し、ウマゴンに攻撃命令を下す。
サンビーム「よしウマゴン!!このまま一気に押し潰すぞ!!!」
ウマゴン「メルッ!!」
Jは詩人を圧倒しているウマゴンの強さを見て恐れを成した…。
J(あの詩人様を子供扱いしつつ圧倒するとは……。流石でございますね。)
サンビームは呪文を唱える!!
サンビーム「『ギガノ・シュドルク』!!!!」
バアアァァァァ……!!
ウマゴン「メルゥーーッ!!!
ウマゴンの体が光り輝き、そのまま詩人に突進した!!!
ドゴシャアァァーーッ!!!
詩人「ぐばあぁぁぁっ!!!!」
詩人は吹っ飛び、より数倍のダメージを受けた!!
ズザザザザ……。
一方、恵達は小野坂の応急処置に励んでいた。
スウウゥゥゥ……。
サイフォジオが消えた後、小野坂は少し『意識』を取り戻す。
小野坂「……ん…?」
恵&ティオ「…!」
全身を回復した小野坂は、そのままゆっくり起き上がる。
小野坂「んっ?俺なんでこんな所に寝てんだ……?」
恵とティオは、回復が済んだ小野坂を見て感激し、いきなり抱きしめる!!
恵&ティオ「小野坂(さん)っ!!!」
ガバッ…!!
小野坂「わっ!?何だ何だ、恵さんにティオちゃん!!?」
小野坂はさっきの出来事は完全に気を失っていた為、あの時の出来事は全く覚えていない……。
恵「良かった…!!本当に良かったぁーっ!!!」
ティオ「小野坂!!あの時はどうなるかと私達心配してたのよ!!」
小野坂「『あの時』……?あっ……!!」
小野坂はさっき、恵を守るため詩人とJの攻撃を何度も受けた時の事を思い出した!!
小野坂(そうか……!!俺はさっき恵さんを守るため、いきなり出て来てその後、あの黒い炎を浴びたんだ!!次にあの奇妙な物体に締め付けられてすぐ気を失っていたんだっけ……!!!)
恵はティオに向かって言い出す。
恵「ティオッ!サンビームさんの所へ行きましょ!!きっと今は一人で闘っているハズ……!!」
ティオ「分かった!」
恵は行く前に小野坂に忠告した。
恵「小野坂さん…しばらくはココでじっとしてて……。余り体を無理に動いちゃダメよ!」
小野坂「ああ…分かった。お前達こそ気を付けろよ……!!」
コクッ…。
恵は首を少し頷き、ティオと一緒にサンビームとウマゴンの方へ行った。
タッタッタッタッ……。
その頃、サンビームとウマゴンは詩人とJの二人を対峙している。
詩人(クッ…!なんていう強さだ!!こうなったらとっておきの『アレ』を出すか……!!!)
詩人は両手を上に伸び、奥義発動の態勢を取ったが、その時……。
?「ロボッ!カイッ!」
何処からかまたもや変な声が聞こえた……。
詩人(……こ…この声は……ま…まさか……☆)
そう…この声は以前登場したあの『戦闘ロボット』である。
次回、あのキャラが再登場!!

LEVEL8 終わり


2005年03月28日 (月) 07時25分


(905) LEVEL9 『ロボカイ』再び!! 投稿者:TM

ウマゴンとサンビームのペアが公園に現れ、ようやく参戦!!
今は詩人と対峙し、圧倒している。
だが、詩人が最大奥義らしき呪文を唱えようとした時……。
?「ロボッ!カイッ!」
何処からかまたもや変な声が聞こえた……。
詩人(……こ…この声は……ま…まさか……☆)
詩人はゆっくり空を見上げるとそこには……。
ブォーーーン!!!
ロボカイ「貴様ァーーッ!!!」
何とさっき現れたロボカイが首だけ飛んで詩人に突進しようとしていた!!
詩人「うわっ!?また現れた!!」
それを見驚く詩人!
ロボカイ「ヨクモコノワシヲ吹キ飛バシテクレタナ!!『冥土ノ土産』ヲ味ワッテ上ゲルカラ覚悟シテクレェーーッ!!!」
ニュッ…。
ロボカイの口から、ストローみたいな機器を出す。
ズーーン……!!
胴体は、サンビームの隣に着地し、首だけは詩人の方へ勢いよく向かった。
詩人「うわああぁぁぁぁぁっ!!!」
ドスッ…!
詩人が叫んだ直後、ロボカイは詩人の腹を突き刺し、何かの液体を注入した。
チュウウゥゥゥゥ……。
ロボカイ「『ROBO-KYえきす』注入!!!」
作者(TM)「何だ…その『エキス』……!!?」
影から再び突っ込む作者(TM)。
詩人はエキスを受けた後、ロボカイに手を払う。
詩人「クッ…!離れろッ!!」
ガシャン!
ロボカイの首は胴体に合体し元の体に戻った。
ロボカイ「ワッハッハ!ワシノ自慢ノ『えきす』ヲ注入(イ)レテヤッタゾ!!気持チイイダロ!!!」
詩人は何処と無く変わらず、平然なままで奥義を発動する!!
詩人「だが何の変わりも無いぞ!!!まずはお前から先にブッ壊してやるよ!!いでよ『雷』!喰らえ『雷激撃』!!!」
バンッ!!
詩人が地面を叩いて、雷撃の文字を出そうとした瞬間……。
ガシャーーン!!
文字は何故か『雷撃』じゃなく、『絶対絶命!!でんぢゃらすじーさん』という変な文字が現れた!!
詩人「!!?」
詩人は目を飛び出してそれを驚く!!
作者(TM)「変な字出たぁーーっ!!『でんぢゃらすじーさん』!!?」
文字から『でんぢゃらすじーさん(以下『じーさん』)』の姿が浮かび上がる。
ブォン……。
じーさん「ワシの名は『でんぢゃらすじーさん』!!世の中の『危険』から教えるプロじゃー!!!全員ワシに『一万』出して『土下座』しろ!!!」
詩人「何だコレは!?僕はこんなフザけた『文字』出してないぞ!!?」
詩人が驚愕していると……。
魚雷ガール「ふざけすぎぃーーっ!!!!」
ドゴォーン!!!
『魚雷ガール』が突然現れて、詩人とじーさんの方へぶつかった!!
詩人&じーさん「ぐばっ!!!」
作者(TM)「『魚雷』出て来たぁーっ!!!しかも『突っ込み怒突き』!!!」
はたまた突っ込む作者。
詩人はダメージを負い、じーさんと魚雷ガールはそのまま消えていった。
スウウゥゥゥ………。
ロボカイは『ROBO-KYエキス』の事を詩人に説明する。
ロボカイ「安心シロ。ワシノ『ROBO-KYえきす』ハタダ貴様ノ『思考』ト『性質』ガワシト同ジニナルダケダ。決シテ死ヌ訳デハ無イ。何故ナラ『無添加』デ『殺菌作用』、『無毒』ダカラ。アッ…他ノ人ニハバラサイナデ下サイ……。イヤ、マジデ……。」
ロボカイが説明した後、サンビームはそれを訊ねる。
サンビーム「所で君…さっきから気になってるんだけど、一体誰だね?」
ロボカイ「…………☆」
ヒュウウゥゥーーッ……。
何処からかまた寒い風が吹いて来た……。
ロボカイは呆れて物が言えない……。
ロボカイ「…………★」
そうさっき登場した時はウマゴンとサンビームがいなかったからである。
今は『初対面』となっている。
詩人「貴様と同じ『思考』だと?バカな…僕は『正常』だ。」
詩人は再び『竜怒嵐凱』をお見舞いする!!
バンッ!!
詩人「喰らえっ!!奥義『超竜怒嵐凱』!!!」
ガシャシャシャーーン!!!
詩人が『奥義』を発動した瞬間、三つの変な文字が現れる!!
『駄目な奴は何をやっても駄目(以下『駄目駄目拳』)』、『ゲベ』、『石ころ』と……。
作者「明らかに『異常』だーーー!!!」
4度目ぐらい?に突っ込む作者……☆
スウウゥゥ……。
『駄目駄目拳』から『ロボカイU』の姿が浮かび、ゲベと石ころが実物となって浮かんだ。
ロボカイUは何故かJに『駄目な奴は何をやっても駄目』を連発し、ゲベは噛み付き、石ころはタックルをお見舞いした!!!
ロボカイU「駄目駄目駄目駄目駄目………!!」
バキバキバキバキ……!!
ガブリッ…!!
ドゴッ!!
J「グフゥゥッ……!!!」
Jは数十倍のダメージを受けた!!
作者(TM)「そしてそのまま『タマ公(J)』に攻撃がいったぁーー!!!」
突っ込む作者……。
詩人はロボカイを地面から文字の物体を出し、奥義を発動する。
詩人「ならば君は『文字』にしよう。」
ブォン……。
ロボカイ「ナ…何ダコレハ!?」
文字の物体から光線が放った。
バチバチバチ……。
詩人「『ゴシック真拳』奥義『文字化』!!さぁ『文字』になってしまえ。」
ロボカイ「ゲエェアアァァァッ!!」
だが周りにいるサンビームとウマゴンは、別に心配していなかった。
サンビーム&ウマゴン「…………。」
ロボカイ「アレッ!?何デ心配シナイノデスカ!?ゲエェアァァーーッ!!!」
ロボカイにとうとう『文字』になってしまった。だが……。
ガシャーーン!!!
ロボカイは何故か文字じゃなく、昔懐かしのRPGゲーム『FF[(FINAL FANTASY [)』に登場した敵ロボットモンスター『GBH251F2』に変貌した!!
作者「凄い兵器に変身したぁーー!!!」
5度目に突っ込む作者……。
ロボカイを完全に文字化出来なかった姿を見た詩人は突っ込む!!
詩人「何だコレは!?『文字』じゃなく何らかの兵器になってるぞぉーー!!!」
GBH251F2の方からエンジンの音が鳴っていた。
GBH251F2(ロボカイ)「『へらくれすえんじん』全開!!!」
ゴオオオォォォッ……!!

―GBH251F2の中・操縦室―
その頃『GBH251F2』の体内である操縦室に、そこには何とロボカイが座っていた!!
ロボカイ「何気ニ『ふるぱわー』ダ!!『びーむきゃのん』発射!!!」
部下「イエッサー!『軍曹』!!!」
ポチッ。
部下はボタンを押し、『ビームキャノン』を発射した!!

―モチノキ公園―
『GBH251F2』の赤い大砲部分から、巨大な超極太のビームが詩人に放った!!!
ドガアアァァァン!!!
GBH251F2(ロボカイ)の『ビームキャノン』!!!
詩人「ぐぎゃあああぁぁぁぁっ!!!!」
ビームキャノンは詩人にモロに当たった!!
作者(TM)「凄まじいビームが出たぁーー!!!あり得ねぇーー!!!!」
攻撃が終わった後、ロボカイの姿はみるみる戻ってゆく。
『ビームキャノン』をモロに受けた詩人は、『満身創痍』になり始めた。
詩人(クッ…今まで馬やあのロボに『ダメージ』を受けたか、さっき変な『エキス』を体内に注入されたせいで、コイツを完全に『文字化』する事が出来なかったか…!!)
タッタッタッタッ……!
そしてサンビームとウマゴンの元に恵&ティオが駆けつけた!
恵「サンビームさんっ!!ウマゴン!!」
サンビーム「恵っ!ティオッ!!」
ティオ「お待たせ!私達も闘うわ!!」
ウマゴン「メルメルメェーッ!!」
サンビームとウマゴンにティオ&恵のペアが加わり、コレで2組に!!
詩人「ならば『ゴシック真拳』最大奥義!!!『超巨大字龍』!!!!」
詩人は最大奥義を唱え、背後に巨大な文字が現れる!!
ズゴゴゴゴ………。
ティオ「何!?巨大な文字が出て来た!!!」
詩人「『最大奥義』には多分ヤツの『エキス』や『思考』に全く『影響』が無いハズだ…!!イチかバチかこの『奥義』に賭けて見る!!」
詩人は後ろを向き、巨大な文字を確認した。
サンビーム達はそれを見つめる。
ゴゴゴゴゴ………。
数秒後、巨大な文字が完全に姿を現したが、結果は『外れ』だった……。
ガシャーーン!!
文字の名前は『ロボカイ新喜劇場 13カイ弾♪』。
詩人(『バチ(外れ)』だーーー!!!)
結果を見た詩人はガックリし、心で突っ込んだ……。
ブオオォォォォン………。
文字から巨大なロボカイの顔が浮かび、口を大きく開けて、何かを出した。
ロボカイ「今週ノオッカナビックリろぼ!」
ロボカイが叫んだ後、口から6体の可愛らしい『チビロボカイ』を出し、そのまま詩人の方へ向かった。
チビロボカイ「ロボカイロボカイロボカイロボカイ………!」
6体のチビロボカイは、詩人の体に張り付く。
詩人「うわっ!?何だこのロボは!!?離れろっ!!」
チビロボカイは全員詩人にしがみ付き、そのまま宙に浮いた!
フワアアァァァ………。
詩人は少しもがき始める。
詩人「クソッ!コイツめッ!下ろせッ下ろせッ!!」
チビロボカイ「ロボッ!カイッ!」
ドガアァァーーン!!
少し空高く飛んだ後、チビロボカイは自爆し、お陰で詩人はダメージを受けた!!!
詩人「ぐわああぁぁぁぁぁっ!!!」
ドサッ!
詩人は地面に激突し、そのまま倒れた。
J「詩人様っ!お気を確かに!?」
Jは心配そうになだめる。
ロボカイ「ワッハッハ!!コレガ自慢ノ『ROBO-KYえきす』ノ力ダ!!ヒレ伏スガイイ、駄目人間メッ!!!」
プシューッ……。
ロボカイは自慢気なまま詩人にあざ笑う。
しかも頭に大きな湯気を出して……☆
数々の『奥義』を破れた詩人は、サンビーム達を見て驚愕し始める…。
詩人(ハァ…ハァ…『予想外』だ……まさかあの馬とロボがこんなに強かったとは……。まずいぞ…『文字(ゴシック)真拳』を封じられた今『記憶破壊陣』の効果も弱まりつつある……。)
そう思いながら詩人は、心の中で焦り、甘く見過ぎたのを『後悔』している……。
その時、さっき記憶を破壊されたガッシュと清麿の方に何か異変が起きた……!!
清麿「ハッ…!何だこの感じは……!?うぅ……何か思い出しそうだ……。」
ガッシュ「……私も……。」
ガッシュと清麿は記憶が戻されようと頭を抱えていた。
恵「あっ見て!!ガッシュくんと清麿くんの様子が変よ!!きっと何かを思いつきそうな気が……!!」
ティオ「記憶が元に戻ろうとしているのよ!!みんな、ガッシュと清麿に『コール』よ!!」
一同「オオーーーッ!!」
『記憶破壊陣』の効力が弱まったせいで、ガッシュと清麿は全ての記憶を思い付こうとしている!!
果たして二人の記憶は、元に戻るのであろうか……!!?
次回、遂に詩人と決着!!

LEVEL9 終わり


2005年03月30日 (水) 07時46分




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