どうも、最近顔を出していなかったネクスです。
小説を書きに来ました(それ以外なにがある?
とある中学校・・・
「か、返してくださいよ〜!」
「返してくれといわれて返すバカがどこにいる?」
「まったく、これだから翔(しょう)はイジメられるんだよ」
「それは僕の大事なお守りなんだよ」
翔とよばれる少年は、悪ガキの2人にお守りを取られている。
「これが大事?ホントにバカだな。こんな薄汚いモンの
どこが大事なんだよ?」
「それは、僕のお爺さんの形見なんだ」
「それがどうした?」
「おい、そこらヘンにしておけよ」
「なんだと?お前、俺を裏切るつもりか?」
「そうじゃないけど・・・」
悪ガキ2人は、仲間同士でケンカをしている。
そんな時、
「こらッ!そこの2人!」
「!!せ、先生!?」
この3人の先生が悪ガキ2人を叱った。
翔といいう少年は、先生にお守りを取り返してもらった。
〜河原〜
翔は河原にいた。
「はァ〜。このケガどうしよう。またお母さんに怒られる・・・」
翔はケガのことで悩んでいる。
そこに、
「おい、翔!」
「・・・元くん・・・」
さっきの悪ガキが翔によって来た。
「てめぇ、さっきはよくも・・・」
その元と呼ばれる悪ガキは翔の首を掴み、殴ろうとした。
しかし、
「それ以上はやめておけ!」
1人の少年がその手を止めた。
服装は白と黒の混じった自分の体にあわないダボダボの服。
それと肩には、手提げのカバンを持っている。
「な、なんだお前?」
「俺の名は、ゼロだ」
「ゼロ?」
聞きなれないせいか、ほかの2人は顔を傾げる。
「ゼロだかなんだかしらねぇが、ジャマするな!」
元が殴ろうとする。しかしゼロは、
「それ以上はやめとけって・・・」
コブシを元にぶつけた。
「・・・言っただろ!!」
吹っ飛ばされた元は、
「ヒィ〜〜〜〜!!」
といいながら、どこかへ行ってしまった。
そしてゼロは、翔を見てこういった。
「お前、これ読んでみろ!」
ゼロは1冊の本を取り出し、翔に渡した。
(・・・なに、この本?どれも習ってない・・・?)
翔は本を数ページ捲ると、手を止めた。
(ここ・・・読める・・・?このページだけ・・・?)
「読めたか?」
「うん、ここだけ・・・」
「そうか、お前が俺の“パートナー”か」
「え・・・?」