投稿日:2003年04月10日 (木) 10時12分
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私は下手の横好きで狂歌をたしなみ、57577の同じ定型の 親しみやすさから短歌にも手を出して遊んでいます。 575の定型詩の俳句、川柳とは似ていますが、短い分だけ 入りやすいようで、難しい。趣味として遊ぶ分にはむしろ57577のやや長い定型にできるだけこだわり、そこへ言葉を当てはめるのがやや難しい短歌、狂歌のほうが面白い。 しかし短歌は俳句と異なり季語もなく広く題材を選べる 気安さはあります。しかし短歌、俳句はいずれも文学の一分野 として確立されています。 一方、狂歌は風刺、皮肉、滑稽、諧謔などをこめて江戸時代に 庶民の間に普及しましたが、いつの間にか衰退してしまいました。 新聞には短歌、俳句、川柳欄は見受けますが、狂歌欄は 見られません。これは短歌が自由に題材を選べることから いつの間にか狂歌を吸収していったためではないかと 私は考えています。 したがっておかしみ、ユーモアのある短歌が 存在するということでしょう。 しかし文学性となると疑問なので、私みたいにネットで趣味的に、遊びとして狂歌を披露して遊ぶことになるわけです。 今日の質問は狂歌がなぜ廃れていったのかということです。 専門外かもしれませんがよろしく。
その昔和歌といいしがいつのまに狂歌道連れ短歌となりぬ (かずお) |
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