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名前 |
MUTUMI
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題名 |
279 |
内容 |
「凄い光景だな。腕にコードが刺さってるぜ」 「体の中、どうなってるんだ?」 「さあなあ」 二人、三人と集まっては、ちらちらと一矢を見る。声を潜め、互いの知る事を囁き合った。 「リンケイジャーは人体改造の一種だろ?」 「ああ」 「戦争技術の一つだ。でも確か、凄い致死率だったはず」 「ひゃー」 「まじ?」 「戦争帰りの奴にそう聞いた。手術の失敗での死亡率もやばいけど、もっとやばいのは・・・」 一層声を潜め、年配の刑事は口元に手を当てて、唇の動きさえ隠すように喋る。 「最前線勤務だから、戦死率九割超え」 「げえ!?」 「うっわー」 「やば過ぎ」 全員唖然としてしまう。 |
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[319] 2009/10/15/(Thu) 23:10:25 |
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