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Naba's

しょうがないなぁ
2005/12/26/(Mon) 00:04:46 おのえ @ *

#752

しょうがないなぁ、プロの腕ってやつを見せてやるよ。もぉっ！

はい、ひとつあげる。
そうつぶやくと少女はｎａｂａにマッチを一箱差し出した。
え、これは売り物なんだろ
おじさん、これはおじさんのマッチなんだ。
どういうこと
おじさんは私の姿を見つけた、そして声をかけた、それはおじさんにとって、たまたま偶然の通りすがりではなく、この道を通ることも、私を見つけることも、すべてがおじさんにとって必然のことだったんだ。
わからない
いいよ、いまはわからなくても
少女はそっと笑みを浮かべるとｎａｂａにマッチを手渡した。
ね、一本、火をつけてみて。
え・・・、こうかい
ｎａｂａがためらいがちにマッチをする。マッチが赤く燃える。
ね、ｎａｂａさん、消えないようにそっとマッチを目の高さまで掲げてみて、見えるかな
ｎａｂａが目の高さまで燃えるマッチを掲げると、雪のひとひら、ひとひらが、まるで鏡のように光を反射させ、一つの光の道筋を作り出した。
これは・・・
この光の道を辿ればいい、ｎａｂａさん、迷っていたんだろう、私の姿が見えたのは、ここで私がｎａｂａさんの進む道を指し示す必然があったんだ。ただ、それだけのこと。
君はいったい、えっ・・・
少女の姿がゆっくりと薄れだしていく。

ｎａｂａさん、必然の縁はここまで。あとはそのまま進めばいい、それだけのこと
少女の姿がすっかりと消え、ｎａｂａは雑踏の街角、一人たたずんでいた。

ちょっと２連チャン
2005/12/25/(Sun) 14:44:45 なば @ *

#751

たとえばね、おもちゃのへび、昔は竹とかで作ってたような、短い筒が連続して繋がっているやつ。
しっぽを持って振ると、へびの胴体がしなって動くやつね。
あれが、もしその接続部がこう可変式ってゆうかさ、調整できたとして、１カ所だけきつく締めたとすると当然振ってもその部分だけがうまく動かないんだよね。
って、ま、こんなこともわかるひとはみんなわかってることなんだよねぇ。

いやぁ、やっぱあの時のが伝わったときだったとしたら、いままでのはほんとどうしようもなくどっかしら詰まってたというか、いや、いまでもか。
伝う、というか通ってたというか。
ことばで表現するのはまだまだ、はぁ～。
あ、もちろん、身体でもできてはいません。はい。
♥

あ、いちおう、わけわかんないかもしれませんが、
特にこう意味があるわけではありませんので、ま、読んでるだけのかたがいたらちょっと申し訳ないかなとも思ったりしますが。
単にひまつぶしとも。