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名前 大松新二
題名 寒い
内容 今年は寒いですね。また凍死するホームレスがいるかもしれませんね。独房の中も寒そうです。(;´Д`)
[158] 2006/01/27/(Fri) 20:30:49

名前 田中洌
題名
内容 今年は例年より寒い。
正月三日に、川原を散歩していて、細かい雪をかぶったが、昨日は、初雪にふさわしい、大雪となった。
早朝の粉雪は、牡丹雪となって降りしきり、午後遅く葉っぱが舞い落ちるようにふわふわと舞う。
深々として音もない。
崖下のちいさな公園に大きな雪だるまが二つ並んでいた。ちいさな子供たちが雪合戦をして走りまわっている。ふりしきる雪がすべてを夢のように呑みこみ、ひとの姿をかすませる。
大人の姿はどこにもない。
犬は鼻先を雪に埋めて進んでいく。駆けまわって転がり、はしゃぐ。
ちいさな子供たちも、犬のようだ。
こけつまろぴつ、雪と遊ぶ。
見ているだけで、気持ちが弾む。
テント生活者は、焚き火ができなくなった。橋のたもとで美容院をしているひとが警察に通報するからだ。
雪の日は、温度はあがる。
だれかが石油ストーブや寝袋を差し入れして、毛布も揃った。
それでも、凍死が心配される。
だから、数日前、池田という読者から贈られてきた金のうち、灯油18リッター分、1500円を持って声を掛けた。
「灯油代です」
「前借り、ほんとうに、ありがとうございます」
そう、彼はいった。
「これは前借りじゃない。読者からの差し入れです」
と、私はいった。


誤字訂正

飲食もつ→飲食物
違い→たがい

[157] 2006/01/22/(Sun) 09:39:49

名前 KEI
題名 雪が降ってきた★
内容 みなさん、おはようございます。
東京も雪ですよ!!
あとで写メして、ブログのほうに載せますね♪
いやあ、ブログといったら
ちょっと堀江のこと、糾弾しすぎたかな??
敗戦の将を語らず(:実際は敗戦の将は語らず)というモラルがぼくの中にあるのですが、
まあ、今回は特例と言うことで……
それにしても、あの男は命まで狙われているとは!!
[156] 2006/01/21/(Sat) 15:09:18

名前 大松新二
題名 犯罪者
内容 ライブドアも終わりだね。倒産は時間の問題だよ。
あいつはやはり嘘吐きの犯罪者だったね(*`Д´)ノ!!
[155] 2006/01/20/(Fri) 20:20:10

名前 田中洌
題名 吉村昭『都会』
内容 彼は、近所の公園で見かけるホームレスを素材に36枚ほどの短編(02年『見えない橋』所収)を書いている。小学校の校長を退職して、町内会会長をしている菊島というひとり暮らしの老人を通して、45歳ほどの公園生活者の日常と死をたんたんと観察する。

「菊島は、むろん男と同じような生活をしているものを多く眼にしている。かれらは、都心の駅の周辺や繁華街の近くの広大な公園などにダンボールその他で仮の寝所をつくって過ごしている。そのような地を選んでいるのは、飲食もつを扱う店などから出る食物を容易に入手出来からにちがいなく、かれらが集団に近い生活をしているのは、違いにひとのぬくもりを欲しているからなのだろう。
そうした人たちにくらべて、欅の下で寝起きしている男は、特異な暮らし方をしているといえる。駅の周辺にひろがる繁華街まで2キロ近くの距離があって、生活の糧を得るには不便である。かれがひとりで過ごしているのは、他のものに煩わされぬ孤独を好む性情によるものなのか。」

ある日、その男は死んだ。
警察が来て、持ち物とともに連れ去り、警察医務院で検察し、市役所に遺体を引き渡す。あとは、行旅死亡人取扱法にのっとり、官報に告示して、60日間、引き取り人を待つ。その間、福祉法人の助葬会が焼骨し、市の地下倉庫で保管し、不明なら、お寺の納骨堂に「身元不詳、男性、推定45歳くらい」と書かれて永遠に葬りさられる。

『都会』はそういうふうにして、すべてを呑みこんでいく。
吉村昭は、死を発見し、焼き場まで同行し、最後に、納骨堂に花束を置いて、合掌するまでの常識人からはみ出た「菊島」の行動を描きながら、ひとがひとを差別しないとはどういうことか、偏見がないということはどういうことか、ということを書く。
ごく普通の人は、だれも、菊島と同じだろう。

作品としては今ひとつ物足りないが、しかし、そこには、暖かくも冷たくもない、何か、明日も変わらぬ何か、いつの世もゆるがせにできない、他者を思いやるこころというものがある。
スタンドプレーの上手な作家ではないが、吉村昭は、まちがいなく数少ない本物の作家のひとりだ。

[154] 2006/01/20/(Fri) 15:41:49

名前 KEI
題名 悲哀という名の終着駅
内容 がんばっていますね。
しかし今年は雪が多いようですね〜〜★
東京はほとんど降りませんが入間はどうです。

「ホームレス」ぼくにはすべてが遠い国のことのようです。
北朝鮮の話だったら理解もできるのですが……
ホームレスしている人自体が、ぼくにはまるで外国人のようで、
だから遠い国のことのように感じるのかもしれません。
ぼくはこわくてとても入っていけませんよ〜〜!!
くれぐれも危険のないようにして下さいね☆

来年あたり**出版するのこと、いいですね!!!
うらやましいです!!
とうとう風雲舎のお眼鏡にかなった作品ができあがったのかな??
出版したときはぜひ購入させて下さいね!!
[153] 2006/01/17/(Tue) 23:30:21

名前 大松新二
題名 すごい
内容 ホームレスの中に入っていくとはすごい。故郷のような気がするのは人間の原始社会のような懐に帰るような気がするからですかね。(・∀・)!!
[152] 2006/01/16/(Mon) 22:24:12

名前 KEI
題名 「いるまんず」ブログ掲載しました。
内容 関心を持ってくれる人が増えるといいですね。
政府の横暴、小泉政権のひとり勝ちはいろいろな影響を与えているようですね。
わたしにしても未来の見通しがまるでないような状態です。

しかし山谷にひとりで行かれたとは勇気がありますね!
しかも炊き出しまで体験されたとは〜〜!!
おもしろい記事ですね。
リアルなドキュメンタリで、小説にどう反映されるか楽しみにしています★
[151] 2006/01/16/(Mon) 00:38:19

名前 田中 洌
題名 生死の最前線
内容 暮れに行きそびれた山谷をたずねてみると、一昨年より人の数が減っていた。
聞くと、一時期に一万人を超えていた日雇いも、今では、五千人を割っていた。仕事もないし、みんな高齢になって、およそ半分は、生活保護を受けて、どや住まいらしい。
生活保護も、NGOの仮面をかぶった生活保護業者がかもをだまして手続きを代行し、それぞれ息のかかった簡易宿泊所へ送り込み、月三万円の小遣いのほかは、全部取りあげるそうだ。
宿泊はできなかったが、歩いて歩いて歩きまわっているうちに彼らの生命に対する執着のすごさ、悲しさ、美しさを目の当たりにして、どうしょうもなく感動した。
私がたびたび山谷に足を向けるのは、そこに私の故郷があるような気がしてならないからだが、沖縄に幻の故郷を見つけだした私にとって、果たして今の山谷はどういうふうに見えるだろうという疑問があった。
玉姫公園は、四、五十人が住みつく狭い公園だ。
狭い公園の狭い植え込みに、ブルーシートで覆われた荷物が山積みされている。今回は、なかまで踏み込んで四人に声をかけた。ひとりは、公園野宿者のボスで、仕事をしたい、今夜はここで泊まらせて欲しいなどといいながら接触を試みると「金がないんだろう」と来た。「場所割りをするから午後六時に来てくれ。今日は金曜日なので上野公園の噴水にいけばいい。炊き出しがある」という。
福祉センターやキリスト教の『山谷の家』には、前にあったことのある人たちの姿があった。声をかけてみても、何でもないことに声を詰まらせて大袈裟に泣いたり、わめいたり、ぴたりと口をつぐんで貝みたいに拒絶したりする。
みんな口をそろえていった。
「まず登録カードをもらうことさ」
税務対策の必要で年収マイナス三百万で申告していても国金に掛け合って金を借りることくらい朝飯前の私にも、福祉センター三階の相談員(13名)と掛け合い、うまいストーリーをつくったが、どう押しても引いても、カードは貰えない。行政は、新規流入者を締めだし、高齢化による自然弱体化を待って、「寄せ場」そのものの存在を崩壊させてしまう方針らしい。
行き場を失った人たちは、都内各所に分散孤立する。都の発表では、6000人ほど、市民生活という擬態を押しつけられた隠れホームレスが何万人も、孤独にひっそりと生命を閉じる。
酒を飲むつもりで銀座に行く途中、冷たい雨のなか、上野公園に寄った。
六百人ほどのホームレスが、炊き出しテントの前に整然とひろがって座り込み、韓国人宣教師の激しい口調の演説に聴き入っていた。演説が終わると、みな、炊き出しを受け、ビスケットやコーラ、お菓子などをもらってそれぞれの袋に詰め込み、それぞれのねぐらに戻っていく。聞くと、新宿や荒川河川敷、川崎から徒歩でやって来るらしい。
毎週、新宿、神田、銀座、上野でこのような大がかりの炊き出しがあって、彼らは、食料を手に入れるために、仲間内で交代でやってくる。自転車で来ているのも、フリーパスの定期で来ているのもいた。
多い日は、軽く千人を超えるらしい。
宣教師は親のあとを継いでいて、女房子供都家族ぐるみで炊き出しを手伝い、ボランティアの助手たちが十数人、ものもいわずに自分の持ち場をこなし、ご飯にシチューと福神漬けをもらったホームレスたちが寒空の下に群がって一生懸命食べている。彼らは、番号札の順番に、整然と並び、ポリエステルの白い皿をもらって、ご飯を、ウインナーソーセージをと順番に入れてもらう。湯気がもうもうとあがり、人びとの表情は、ゆるむ。言葉はないが、彼らは感謝し、敬虔な気持ちになっている。
着ぶくれした彼らの黒い列を見ていると、なぜとはなく涙があふれた。
生きていることはすばらしい。
生きようとしていることはすばらしい。

テント横のちいさな演奏ステージで若い男女が賛美歌を歌っていた。その、美しい、もの悲しげな旋律にこころを奪われた。

今、弱いものよ、叫べ。
今、貧しいものよ、叫べ。
[150] 2006/01/15/(Sun) 11:32:42

名前 KEI
題名 お忙しいところ申し訳ありませんが
内容 あれれ??
「田中小説工房」に入れないんですが、どうかされましたか?
ぼくだけかな??
何回やってみても真っ白なんですけど??
あれれ??
田中さん、どうなったのか連絡いれて下さいね★

「いるまんず10号」感想を後でゆっくりと書かせてもらいますね!
それで、ブログなんですが、「いるまんず」の原稿を送って下さいね。
田中さんの連絡先や購読希望者募集の記事を書いたら、読者が増加すると思うのですが―――いかがでしょう。
えっと、ブログの画面にアクセスはできますよね?
以上のこと、よろしくお願いいたします。
[149] 2006/01/14/(Sat) 14:28:42






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