晩夏の犬
イタリアのヴァランダー、まわりはぼんくらばっかりの中、コツコツと捜査を続ける本当はアメリカ人刑事。1作目でネタ切れにならなければいいけれど・・・という心配がありつつ、続くのなら読んでみましょう。

ダークサイド
「ブラック・ランズ」の作者の2作目。イギリスの小さな村の若いおまわりさんの物語。シリーズではありませんが、前作で連続殺人に巻き込まれた少年がチラッと登場します。（親戚の子を久しぶりに見るような感じ。・・・あらー、大きくなったわね）

本作の主人公は、都会でSWATに入るのを目標にしていた若い警官。しかし、妻がALSを発症したため、勤務の楽な田舎町のたった一人の「おまわりさん」となって赴任してくる。
そこで、過去数十年なかった「殺人」が起きてしまう。
そうなると、「都会」から検視官やら、殺人捜査課の刑事やらが乗り込んできてしっちゃかめっちゃか。

CSIを見慣れている弊害か、あんまりぱっとしない警察のお話はちょっとつらいかも

そしてマロリー「吊るされた女」
私、自分で自分を勘違いしていたんだけれど、マロリーシリーズって集めただけで読んでなかった。
凄腕の刑事になったキャシーマロリーと、路地裏で生き延びるために必死だった少女キャシーが全然結びつかないのでした。
ライカーやチャールズも全然なじみが無くて。残念な読者になってしまった。
イヴ＆ロークの世界に似ているので、嫌いじゃないけれど。これは読んだら未読棚に戻してはじめから読み直ししないとダメだわ。

さて、来週はお盆休み。
なんと秋大作系映画の先行上映が続々とある。今まではマンガばかりでいいお休みだったのに、どうしましょ。

ついノリそうになったけど、こっちに戻る程度にはまだ正気・・・ [10798]leia [ Mail ] [ HOME ] 2012年08月09日 (木) 08時17分 あと2日、夏休みまでがんばんべー 私は「毛の生えてない」方専門なので1800円もするのは買えません・・・でも最近は1200円くらいはざらなんです「毛の生えてない」方のくせに・・・（以下自粛？・・意味があるのか？？） 特に◆京▼元　いくら売れてないからって高くしてやっと買ってる読者から絞り取ろうったって、いつまでの続かないわよ。 ちょっとマロリーがしんどい・・・スカッと爽やかなサイコキラーは居ませんかぁ デクスターなんて、ＴＶのヒーローになっちゃったし。

しばしのお別れ [10799]leia [ Mail ] [ HOME ] 2012年08月10日 (金) 14時26分 9月新刊（毛の生えてない方・・・しつこい！！） マイクル・コリータ ローレンス・ブロック ヘニング・マンケル マロリーの後は、「沈黙のエクリプス」ギレルモ・デル･トロって、確か映画監督じゃあなかったかしら JFKに着陸したジャンボジェットが突然一切の応答をしなくなってすわ「テロかハイジャックか」というところから大パニックが始まる・・・らしい。 さすがにヴィジュアルが良くて、読みやすいです。 この後のお休みでは、スーザン・ブロックマンとJDロブあたりでのんびりします。 夏休みが終わったら少しは涼しくなるでしょう。 今年も後半戦 何とかしのいでゆきましょう。