巨人のドラフトは「東北楽天〜〜ズ」が事実上決定したことを受けての動きと思います。
亀井にとっては長期的にみればロッテより巨人が正解と思います。’05からの新プロ野球編成を受けて巨人からはおそらく清水など数人が「オリックス・バッファローズ」と「東北楽天・〜〜ズ」へExpansion draftで供出または将来のプロ野球のトータルの発展を展望してトレードという動きがあると思います。
もう少し大胆に発言すれば清原の「オリックス・バッファローズ」でのDH新四番などもありとみます。プラス元木もあり。
ここからさらに大きく予測しての話ですが、:: これらのことを考えれば、ローズ残留はありますがあと1〜2年、ぺタジーニは退団決定、清水などの放出によりライト高橋由伸、センターローズ、レフトに新外国人としても亀井の高橋由伸または新庄張りの遠投、脚力を計算すれば守備固めから途中打席というルーキー時からの出場チャンスは充分あり得ると思います。
さらに1年後からはポスト堀内監督⇒生え抜き若手からの強化養成を重要視する江川新監督という布陣になれば、新戦力や現有戦力に力を入れることは今年の中日・落合監督の成功例からも流れを読むことができます。
セ・リーグおよび阪神は、一場(明治)の星野Senior Director出馬による入団は決定ですから、巨人としても新たなる“遺恨試合”のような形で話題性もあります。もちろんこれは一場が実力があるからこそです。10勝〜12,3勝は固いでしょう。むしろ興行的にも戦力としても阪神が一番喜んでいるはず。 来年からは交流試合(3試合X6チーム、または6試合X6チーム:対巨人戦放映権は1試合につき1億円です。したがって単純な放映権の計算だけでも3億円または6億円のマイナス。)もスタートするので対巨人戦による放送権の収入減カバーにも親会社が一番ラッキーと思っているはずです。
この一場の自由枠の減少を巨人は辞退しますから、枠は野間口(シダックス)のひとつだけですから亀井は第2巡目ということではないでしょうか。
以上のような点を見越して末次編成部長は阿部のときと同じように宮井総監督、清水監督へ指名挨拶をしたものと思われます。 (阿部のときは中大OB・捕手だった阿部の実父が習志野高校時代クリーンアップを組んだ日テレ野球評論家掛布氏とのラインも強かった。)
これにはさらに伏線があって、宮井総監督は末次編成部長の義父、また今後の巨人の展開においてポスト福岡ダイエーにおける王監督の巨人への復帰も視点にあると思います。そのぐらい巨人は王氏に信頼を置いています。すなわち宮井総監督は王氏が早稲田実業が甲子園出場したときの監督という事実もあり、王氏の精神的バックボーンとしても存在しているからです。
亀井指名にはこのような背景もあると思われます。 しかし、プロになったらやはりがんばってレギュラーになってもらいたいです。「7番レフト亀井」というコールを近い将来聞きたいです。
p.s. 「東北楽天〜〜ズ」の監督は原か中畑と思っていましたが、三木谷氏が監督経験者と発言しましたので原氏または経験豊富な権藤氏のような人か? 後者の場合、大魔神佐々木(東北高→東北福祉大)をコーチ兼リリーバーとして起用、1〜2年後ぐらいに監督に昇格させ文字通り東北を前面に打ち出したチームにする。 原氏の場合は3〜4年、その後に佐々木監督か? 東北福祉大OBの選手を何人か採用すると思われますが、その第一弾として浜名(ダイエー→ヤクルト)が戦力外通告を受けています。楽天移籍への動きでしょう。斎藤隆(東北福祉大→横浜)のトレードなども考えられます。
さらに「東北」という観点から八戸大の三木(投手)のドラフトもありそうです。青森大なども含めて東北の高校・大学に野球留学している選手の希望は膨らみそうです。高校では今まで強くてもなかなかプロへの道が厳しかったところ、例えば、光星学院(八戸大系列)、青森山田(青森大系列)、専大北上(専大進学かプロかやや中途半端:岩手)、羽黒(ブラジルからの野球留学生:山形)、酒田南(最近ようやく強豪大学への進学が出てくるようになった:山形)、秋田経法大付、新興の聖光学院(福島)などにもチャンスが巡ってきそうです。
2004年09月26日 (日) 21時50分
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