| [106]作品のキャプションです！ |
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内田君へ。 藤﨑修です。 遅くなりましたがキャプションです。 出展は「興味と逡巡」・「立ち眩み」・「春に溶けゆく」の３作品に抑えましたが、実は後一枚伸ばしてあるので（「緑の午後」）、もしスペースが余るようであったら出さしてもらおうかなと思ってます。 とりあえず、その一枚のキャプションもつけておきますんで。 ①タイトル ： 興味と逡巡 ②撮影時期： ０４年 ２月１５日 午後３：２０ ③場 所： 笹貫～上塩屋らへん ④機 材： （カメラ）Ｃａｎｏｎ 旧Ｆ‐１ （レンズ）ＮｅｗＦＤ １３５ｍｍ Ｆ２.８ （フィルム）コニカ ＪＸ１００ ⑤モ ー ド： マニュアル ｆ２.８ １/５００秒 ⑥コメント ：（注）「逡巡（しゅんじゅん）」とは「ためらい・躊躇（ちゅうちょ）」という意味です。 以前にもこの犬を撮ったことがあるのですが、その時はコンパクトカメラ を彼の鼻先に突きつける感じで撮ったので、彼も興味津々といった感じ で覗き込んでくれました。 しかしこの日は、ちゃんとした一眼レフを持っ ていたのでそれで撮りました。 今回もいい表情してくれるかな～？と 思ったのですが、一眼レフは彼の目には「何やら重くて固そうな、怪しい 黒いモノ」と映ったらしく、なかなか思い切って塀から乗り出してきてくれ ませんでした。 興味はあるんだけど、なんか怪しいし、どうしよう…。 という感じの目をしています。 別に怪しくないのに（笑） ちなみにこのカメラを向けると、にゃんこもたいてい逃げます（涙） ①タイトル ： 立ち眩み ②撮影時期： ０３年 １１月３日 午後５時すぎ？ ③場 所： 騎射場某所 ④機 材： （カメラ）Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ ｋｉｓｓ ５ （レンズ）ＥＦ２８‐９０ｍｍ Ｆ４‐５.６ ＵＳＭ （フィルム）コダック スーパーゴールド４００ ⑤モ ー ド： 絞り優先ＡＥ 二重露出（データは不明） ⑥コメント ：この写真は、ここからすぐ近くにある某所で撮りました。 騎射場電停の所を通っていると、おはら祭りの時などに登場する電飾で飾られた電車がやって来たので「シャッターチャ―ンス！」と思い、フレーミングをしているうちにこの通路に入ってました。 ハデハデ電車を撮って自己満足した後、後ろを振り返るとピンクと青の蛍光灯によって照らし出されたこの妖しい通路があったので撮ってみました。 ただ普通に撮っても面白くないので、画面を若干斜めに傾けて不安な感じを出し、さらに多重露出をして妖しい雰囲気を強調してみました。 ホントは「めまい」というタイトルにしたかったのですが、ひらがなだと何か安っぽいし、かと言って漢字の「眩暈」もしくは「目眩」にするとやたら大げさでかつ読めないので、比較的意味の近いこの「たちくらみ」に決定しました。 毎回毎回思うことですが、タイトルを付けるのは本当に難しいです。。 ①タイトル ： 春に溶けゆく ②撮影時期： ０４年 ３月９日 午後４：４０ ③場 所： 比較的近所 ④機 材： （カメラ）Ｃａｎｏｎ 旧Ｆ‐１ （レンズ）ＮｅｗＦＤ ８５ｍｍ Ｆ１.８ （フィルム）コニカ ＪＸ１００ ⑤モ ー ド： マニュアル ｆ１.８ １/２０００秒 ⑥コメント ：いっつも同じ道ばかり通っているとなんの刺激もないし、つまらないので、たまに普段とは違った道を通ってみます。 初めての道はやはり刺激的だし、いい被写体が見つかることも多々あります。 この菜の花畑（ホントはあまり広くない）も、そうしている時に遭遇しました。 僕は記録的な写真を撮ることがあまり好きではないので（すいません…）、ボケなどを生かして、撮影した時の僕の情感を込めた写真をよく撮ります。 この日は、３月上旬でしたがとても暖かい日でした。 まわり一面（本当は狭い）が黄色にあふれ菜の花の芳香が立ちこめる中、花粉集めに勤しむミツバチ達も忙しそうではあるけれど、どこかのんびりとしている感じでした。 僕もとても心安らかな気持ちになって、その雰囲気を共有しながらフィルムに焼き付けたつもりです。 写真を撮っていると、こうしたささやかな幸せを感じることが結構ありますよ。 新入生の皆さん、どうですか？（←営業） ①タイトル ： 緑の午後 ②撮影時期： ０３年 ６月１日 午前１１：５３ ③場 所： 平川動物公園 ④機 材： （カメラ）Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ ｋｉｓｓ ５ （レンズ）ＥＦ９０‐３００ｍｍ Ｆ４.５‐５.６ ＵＳＭ （フィルム）フジ スペリア４００ ⑤モ ー ド： 絞り優先ＡＥ ｆ５.６ １/１５００秒 ⑥コメント ：この作品はかなり初期（写歴１ヶ月時）の作品で、前回の学祭写真展の時に引き伸ばしておきながら直前になって、取るに足らない理由（横位置写真だけで縦位置のが一枚もなかったから）で差し替えられてお蔵入りしていた作品です。 動物園での新歓撮影会時のものです。 この子の視線の先には池があり、白鳥なのかアヒルなのか微妙な水鳥が優雅に泳いでいました。 これを撮ったのは実は、午後ではなくてまだギリギリ午前なのですがそこは許してください。 かなり長いことタイトルを付けられなかった一品ですが、僕が好きな作家の村山由佳さんの小説に「緑の午後」という作品があり、その小説へのオマージュを込めて拝借させていただきました。 バックの緑がきれいだと思います。 | |
From:おさむ / 九 州 / MAIL / HOME 2004年03月29日 (月) 16時03分 |