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[372] 俺の妹U
yuri - 2006年10月08日 (日) 17時07分

・・・由宇が俺とケンカして出て行ったのは俺がジャニーズに入って3日目だった。

でも、あの時は仕方なかった。

由宇がジャニーズに入るのを反対したからケンカするしかなかったし初めてのケンカだった。

だから、正直、とまどってついついケンカしてしまった。

「・・・っていうわけなんだげど・・・って田口聞いてる?」

「聞いてるよ。」

「由宇ちゃん、田口達に傷・・・見せてあげたら?」

由宇は最初、見せるのを拒んでたけど、傷を見せてくれた。

それを見て俺は何も言葉が出てこなかった。

「この傷、見ても何も感じないのか?」

上田にそう言われても何も出てこなかった。

「原因が自分だってまだ分「もういいです。」」

「由宇ちゃん?」

「本当にもういいです。私・・・もう行きます。
 山下先輩、今日までそばにいてくれて・・・
 ありがとうございます。」

山Pにそう言うと由宇は楽屋を出て行った。

「ほら、田口。行ってあげなよ。兄妹でしょ?」

聖に言われて俺は由宇を追いかけた。



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