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[359] 片思いT
結衣 - 2006年09月09日 (土) 20時11分

神様はどうしてそんなに意地悪なの?









もっと早く気付いていればよかった









ごめんね









こんな私を許してね













        〜片思いT〜





私は緑川高校に通う川原由愛です☆
で、そこでは私の幼馴染の仁と和也と智久の3人も一緒に通っています。私達は小学生からの友人。家も近くいつも一緒だった
けれど、まさかあんな形で私達の友情がバラバラになるなんて











神様は意地悪だ









由愛「おはよー!」

真希「由愛おはよう〜!」

由愛「真希〜♪」

仁「由愛〜。俺にもおはよう言って!」

由愛「え〜?どうしよっかな?」

智久「由愛おはよう」

由愛「智久!おはよう☆」

仁「何でPの時だけ?」

由愛「はいはい。分かったよ。仁おはよう!」

仁「ヤッター!おはよ〜う(抱)」

由愛「キャー!」

和也「仁やめろよ。由愛嫌がってんじゃん。」

由愛「あっ、和也。」

仁「チッ!亀邪魔すんなよー!」

智久「邪魔して良いし」

仁「Pまでヒドイよー。」

美咲「アハハ笑」




こんなのいつもの会話。別にお互い好きという感情は無い
この時はまだそう思っていた






仁「次の数学かったりー。」

智久「俺数学得意♪」

和也「仁また寝るなよ?」

美咲「いや、仁は寝るぞ。」

仁「そんなー、美咲まで〜。」

由愛「もぉ、仁は。私が教えてあげるよ。」

仁「マジ?ヤッタァー!」

由愛「絶対に寝ないでね!」

仁「寝ませーん。」

智久「・・・。」

和也「Pどうした?」

智久「いやっ、何でもない。」

和也「そっか。」

智久「うん・・・。」











仁「由愛〜、ここ解んない」

由愛「ここはね、こーやれば出来るよ。」

仁「えぇ〜。解んない」

由愛「上目遣いはもう効きません」

仁「チェッ」

由愛「文句言わずにやる!」

智久「俺が解くよ。」


智久がいきなり仁のノートをとった
そしてスラスラと問題を解く


智久「はい。もうこれで終わりだから二人とも離れな」

仁「えぇ〜。」

由愛「じゃあね。」

智久「・・・。」









        放課後




和也「俺職員室行かなきゃ。」

由愛「私もだ」

美咲「何か二人一緒ってあやしい。」

智久「えっ!?」

美咲「何智久そんなに驚いてるの?」

智久「いや、付き合ってるのかと一瞬思って。」

由愛「そんな訳ないよー!もぉ、何言ってるの」

仁「そ〜だよ!」

和也「由愛行こう」

由愛「うん」

美咲「なんかあの二人の後姿完璧なカップルって感じ」

仁・智久「えぇッ!?」

美咲「ちょっ、何驚いてるの?冗談だよ?」

仁「だよな」

智久「俺もう今日は帰るな」

美咲「もう帰るの?」

智久「うん」

仁「じゃあな。また明日。」

智久「じゃあ」









        〜職員室〜


和也・由愛「失礼しましたー。」

由愛「さぁ〜てと!帰ろうか。」

和也「あのさッ」

由愛「ん?」

和也「由愛って好きな奴ある?」

由愛「何で?別にいないけど?」

和也「そっか今まで由愛の好きな奴とか聞いたことないからさ」

由愛「そーゆー和也はいないの?」

和也「んー。秘密♪」

由愛「え〜。まぁ秘密ならいや!」








   

       〜教室〜


由愛「じゃあ帰ろうか」

和也「うん」

由愛「私達卒業したら皆バラバラかなー」

和也「何だよ急に」

由愛「えぇ。だって私達も卒業するからさ」

和也「そうだけどさ。」

由愛「いやだな・・・」

和也「でもまだ先の事だしあんまり考えないでおこう」

由愛「そだね。じゃあ帰ろう」

和也「うん」




        ドンッ

私は壁に押された。目の前には和也が間近にいる。


由愛「かっ・・・和也?」



私達の距離は息がかかるほど近かった


和也「何でさっき俺が好きな奴いるか聞いたか本当の理由教えようか?」

由愛「本当の理由?」



和也「俺、お前のこと好き」

由愛「へっ?」

和也「ずっと好きだった」

由愛「冗談やめてよ」

和也「冗談じゃねーよッ!」





        ドサッ


私は和也に押し倒された


和也「俺が本気だってこと教えてやろうか?」

由愛「何言ってんの和也。」

和也「俺、マジなんだけど。」

由愛「いやぁ、やめてぇ(泣)」

和也「泣くのはもっと逆効果なんだけど。」

由愛「いゃあッ!」



          ガラガラガラ


由愛「智・・・久・・・」

和也「P・・・」

智久「お前ら何やってんの?」

由愛「智久ぁ・・・助けてぇ・・・」

智久「亀、お前由愛に何やった?」


智久が和也の胸倉を掴んだ

和也「何もやってないけど。」

智久「お前・・・」

和也「でも由愛に告ったよ」

智久「は?」

和也「お前もそうなんだ。フッ」

由愛「和也ぁ?」

和也「俺はもう帰るよ。じゃあな」

和也が教室を出た


智久「由愛、大丈夫か?怪我はない?」

由愛「うぅっ・・・智久ぁ・・・・」


私は智久に抱きついた

由愛「うぇッ・・・ふぇッ・・・」

智久「由愛・・・」


        ギュッ

智久も私のことを抱いてくれた









この時からだ









私達の友情が









音を出して崩れて行くのは・・・









あの告白で、ずべてが始まったんだ













神様・・・・







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