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[356] 教室 no7
結花 - 2006年09月08日 (金) 22時10分

え・・

あたしもしかして
カズヤに


あたしが寝てる間に



キスされてたの?






カズヤは眠気から冷めたあたしの顔を見て





「あっゴメン!」








とすごく驚いたように


後ろの机に腰をぶつけていた。



「痛っ」


「カズヤ?」
「あっ、えと、なんていうか」





「ゴメン・・・」






「本当にゴメン・・・」





















マジで?


















――――教室 no7――――



























次の日同じようにあつぁいは

マァと学校に行った。







昨日、カズヤから直接
「キスした」



なんていわれてないけど




自分が思うにあたしはされた。







それっきり家にいて寝て夢の中でも

カズヤのことばっか考える。




スキとかじゃなくて


なぜそんなコトをされたか。

親友のマァにさえ


いえない。





誰にもいえないよ、こんな事。






「アヤ?何さっきから辛気臭いなぁ」



マァは鋭い

人がちょっと様子が違ったりすると
すぐ気にかけてくれる。



いくら気遣ってくれても
こればっかりはいえないよ。




「えぇっ?えー、ちょっと眠たかった笑」

「しっかりー」




サキ、ユリ、レイコ、アンナ、マァと話してても上手く話が出来ない。



頭の中は









カズヤのことばかり。




今頭の中見られたらマジヤバい。


平常心



それだけが今のあたしの目標。











「ぉはよース」


















大きな声で教室に入ってきたのは











カズヤ。















心拍数が一気に上がるのがこんなにわかったのは




初めて。







目が合う。

カズヤと目が合う。





あたしがカズヤと目が合ったのを知っているのは
私たちだけ。




だって誰も知らないもん。


カズヤがあたしに




「アヤカ、昨日」



カズヤがあたしのそばに来てそう言いかけた。


あたしは焦った。
だってここでいきなり

みんなの前で
「キスしてごめん」
なんていわれたら

想像するのも怖いくらい。



とっさにあたしは




「あぁっ昨日ね!そうね!心配かけてごめんね!」




と殴られたことを理由にした。








あたしを殴ったサキは

「まだ痛む!?マジごめん」


と抱きつき言った。

「もうさすがに痛くないよ〜」
とサキの頭をなでて言った。





「アヤカ」



カズヤは「違うよ、その話じゃないんだよ」


と言うような顔をしてあたしを見た。





タイミングよく先生が教室に入り
「出席とるぞ」
と言うのでみんなは各自自分達の席に着き

あたしも自分の席に着こうとした。






「ちょ」






ちょっとまってを縮めてカズヤはあたしの腕を引っ張る。





「アヤカ、昨日の「今日一緒帰ろう」






カズヤの言葉に横は入りしあたしはそういった。



ちょっと大胆発言かも。
カズヤは
「うん」と言って自分の席に着いた。




マァは最近、カレシの雄一とかえる。
時々一緒に帰るが今日は雄一と一緒らしい。



サキたちには
「ごめんね、今日もさきかえっていいからね」
と告げるとサキたちは「えー」と言いながらもOKしてくれた。





さぁ下校時間まで
準備時間だ。

心の備えと
タイミング悪くキレないようにしなきゃ。



キスされて怒りたいのはやまやまだけど
あたしカズヤキライじゃないし
もちろん恋愛感情とかにはないけど



さすがにキスされるとドキドキするし。
あたしも一応女だし。










科学の時間、日本史の時間


授業なんて全く頭に入りっこしない。



振り返れば必ずカズヤと目は合うし




ヤバい。
絶対決着つけなきゃ。





下校時間まであと二時間。



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