[313] 「自分のキモチ。」C |
- 陸 - 2006年01月10日 (火) 13時55分
―――――――翌日――――――― ○○は朝早く出た。教室に入った。一人だった。 どうやら○○が一番のりだった様だ。 その次に和也が教室に入って来た。 まだ7:00だ。皆が集まるのはだいたい、8:30だ。 ○○「…和也…」 思わず下を向いてしまった。 和也「…なぁ、○○…」と言って、○○に近づいて来た。 ○○は思わず避けてしまった。 ○○は逃げたが、もう窓に背中がついてしまった。 和也はどんどん迫って来る。 ○○(やばい…またキスされちゃう…) 和也「○○…」 和也は私の首筋の印を自分の親指でなでた。 ○○はまたドキッとした。 和也はその印を舌でなめった。 ○○「…ん…」 和也は○○の唇を自分の唇でふさいだ。 和也「お前の事がスキだ。」 ○○「…えっ?」 和也「俺と付き合えよ。」 和也はそう言うと○○を力強く抱きしめた。 ○○(…和也…あったかい…) ○○「…もう…遅いよ…」 和也「…遅くなんかねぇよ。」 そう言うとまたキスをした。 ○○も和也の背中に手を回し、抱きしめた。 和也「…お前、俺の事キライか?」 ○○(…和也の事…スキかもしれない…でも…赤西先輩が…) ○○「…そんな、キライなんかじゃ…」 和也「じゃあ、スキか?」 ○○(答えられないよ…) ○○はまた下を向いてしまった。 和也「…自分のキモチにうそつくなよ。」 ○○(和也の言う通りかもしれない…) ○○「スキよ!和也が大スキ!でも、私は先輩と付き合ってるの!」
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