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[309] 「自分のキモチ。」@
陸 - 2006年01月10日 (火) 11時19分

私は勝運高校1年の●●○○。
今日はすっごくお天気がイイので、屋上で、1時間目から授業さぼってます^^
○○「気持ちい−!!」
○○はうとうと寝てしまった。
○○「…zZZ」
するとそこに、1人の男子生徒が現れた。
和也「…寝てる奴しるし。クックックッ。ちょっとイタズラしてやろっ。」
そう言うと和也は寝ている○○にキスしだした。
○○「…ん?・・・!?!?!」○○は目が覚めた。
(何っ?この人っ!)
○○は和也を突き飛ばした。
『ドンッ!!』
和也「いってぇ−なぁ!何すんだよ?」
○○「あなたこそ、何するんですか?」
和也「何って、キス★」
○○「どうして、私が見ず知らずのあなたに、キスされなくちゃならないんですか?」
和也「まぁまぁ、そう怒るなって。」
○○「…っていうか、あなた誰ですか?」
和也「俺は今日、転校して来た亀梨和也。和也って呼んでよ。お前は?」
○○「何で、名前言わなくちゃいけないのよっ!?」
○○は怒って屋上を出た。
和也「おいっ!待てって。」
和也は1人屋上に取り残された。
和也「ちぇっ。何でキスくらいであんな怒るんだ?」
―――――――昼休み、教室にて―――――――
まさみ「○○〜?一緒に食べよっ★」
○○「うんっ★」
まさみ「そういええばさぁ、さっきから何かカリカリしてるけど、何かあったの?」
○○「あ゛〜も゛〜、あいつの顔思い出すだけで腹立つ−!」
まさみ「いいから、言ってみ?
○○「…何かね、さっき屋上で授業さぼってたでしょ?私。」
まさみ「うんうん。」
○○「それで、天気がイイから寝ちゃったのよ。」
まさみ「うんうん。」
○○「そしたら、知らない奴がいきなりキスしてきたのっ!」
まさみ「え−?名前聞いたっ?」
○○「うん…。今日転校して来た亀梨和也だって。」
まさみ「え〜???」
○○「なにっ?なにっ?」
まさみ「亀梨くんは私達と同じクラスよっ?」
○○「うっわ。最悪だし〜。」
まさみ「しかも、○○の隣の席よ?」
○○「え〜???」
まさみ「亀梨くん、今日転校して来たにも関わらず、亀梨くんの周りにはいつも女子!」
○○「最低最悪の日だぁ〜。」
まさみ「泣かない泣かない。ほかの女子にしてみれば、羨ましいものよ?」
○○「それは、その女子があいつの本性を知らないから言える事でしょ?」
まさみ「まぁねぇ〜…あっ、ほら亀梨くん来たよ?」
○○「えっ?やだやだ!隠してよ、まさみ−。」
まさみ「何で私が…」と言い合いしている間に和也は来た。
クラス中の視線が和也に集中した。
和也「おいっ!何隠れてんだよ?ばればれだぞ。」
○○は仕方なく、まさみの後から出てきた。
和也「何でそんなに怒ってんだよ?」
○○「…何よ!何か用っ?」
和也「…いや、何か○○すっげぇ怒ってたから謝ろうと思って…。」
○○「…何いまさら。ってか何で気安く名前で呼んでんのよ?」
和也「まぁ、いいだろっ。今日、帰り一緒に帰るぞ。校門で待ってっから。」
○○「はぁ?何で私とあんたが一緒に帰らなきゃいけないの?…っていないし。」
まさみ「亀梨くんって○○に気があるんじゃない?」
○○「やめてよ!変な冗談。」
―――――――放課後―――――――
○○(ほんとに待ってんのかな−?)
○○は教室の窓から校門の方を見てみた。
○○「何だ、いないじゃん。」
と思い、1人で帰ろうと思うと。
和也「…おいっ!おせ−ぞ。」
○○「きゃっ!……びっくりしたぁ〜!」
和也「早く来いよな。行くぞ。」
○○「…ちょっ、ちょっと待ってよ−。」
和也は○○の手首をつかみ、引っ張って歩いた。
校門を出た。
○○「ちょっと、和也!手首痛いって。」
和也「あっ!悪ぃ。」
和也が手首を離したかと思った瞬間、和也は○○の手を握った。
○○「ちょっと!何で手何かつなぐのよ?恥ずかしいでしょ?」
和也「いいじゃん★恋人に見えるし!」
○○「あのねぇ、私は和也の彼女じゃないのっ!」
和也「………………。」
○○「ちょっと!和也?聞いてるの?」
○○の家の近くの駅まで来た。
和也「………ここでいいだろっ?じゃあな。」
和也は帰ってしまった。
○○「…あ…和也。」
○○(何か、意味わかんない。)

[310] 「自分のキモチ。」A
陸 - 2006年01月10日 (火) 12時19分

―――――――翌日の朝―――――――
○○はいつも通り教室に入り、自分の席に座った。
まさみ「○○、おはよ★」
○○「まさみ、おはよ★」
まさみ「昨日、どうだった?亀梨くんと。」
○○「どうって…何か『私は和也の彼女じゃない』みたいな事言ったらいきなり無言になっちゃって。意味わかんない。」
まさみ「ふぅ〜ん。(小声で→)○○は鈍感だなぁ。」
○○「何っ?」
まさみ「何でもないよっ!」
するといきなり誰かが教室のドアから○○の名前を呼んだ。

仁「○○ちゃんいる?」
○○はドアの方にかけよった。
○○「何ですか?」
仁「ちょっと、話があるんだけどいいかな?」
○○「はい。???」
仁は2年生で、学校で和也と同じくらいのモテ男だ。
仁と○○は屋上に行った。
仁「あの…さっ。」
○○「はい。???」
仁「単刀直入に言うよ。」
○○「はい。???」
仁「俺、○○ちゃんの事がスキなんだ。」
○○「えっ?」
○○は一瞬、ドキッとした。
仁「それで、俺と付き合ってほしいんだけど…。」
○○「えっ…」
○○は恥ずかしくて下を向いた。
仁「だめ…かな…?」
○○「考える…時間を下さい。」
仁「あっ、そうだよねっ?ごめんね。」
○○「明日、お返事します。」
仁は一礼し、屋上を去った。
○○「あ−、びっくりしたぁ。ってかどうしよう。」
○○は混乱した。
女子「……!……?」
女子生徒の声がした。
○○(誰かいたのかぁ。)と思い、陰から見てみると、
和也「…悪ぃ、俺はお前とは付き合えない。」
女子「どうしてっ?」
和也「…スキな奴がいる…。」
女子生徒は泣き、走って去っていった。
○○(えっ?うそ!女好きの和也があんな可愛い子ふってる!?)
○○は和也と目が合った。
和也「…あっ!…」
○○「…えへへ…」○○は苦笑いした。
和也「えへへじゃねぇよ、何してんだよ!」
○○「相変わらず、和也はモテ男だねぇ。」
和也「お前と違ってな!」
○○「わっ私だって、たった今告られたトコロなんだからね!」
和也「はっ?うそつくなって。ありえないっつの。」
○○「いいもん、信じてもらえなくても。」
和也「…んで?」
○○「はっ?何が?」
和也「だから、誰に告られたのかって聞いてんの。」
○○「関係ないでしょ…?」
和也「言えよっ!」
○○「い−やっ!」
和也は壁によしかかっている○○の前に立った。
和也「何で言わね−んだよ?」
○○「言いたくないからに決まってんでしょ?」
和也は○○を壁にせめた。顔が近い。
○○「何すんのよっ!」
和也「言え。」和也の顔が怖くなってきた。
○○(顔近いよぉ〜。和也…怖い…。)
○○の顔は赤くなってきた。
○○「…あ…しせん…」
○○「赤西先輩だよ!」
和也「ふぅ〜ん、で?」
○○「何よ?」
和也「OKしたのか?」
○○「和也には…関係…」
言いかけた瞬間、和也は○○にキスをした。
○○は息ができない。
○○「…ん!…ふ…あ…くる…しい…」
和也は舌まで入れだした。
○○は和也から逃れようとしたが、手が押さえられていて、
身動きがとれない。
○○「か…ずや…や…め…て…」
やっと和也が離れた。
○○「はぁ…はぁ…はぁ…」
和也「OKしたのかよ?」和也は怒って聞く。
○○「どうして…?」
和也「あ?」
和也が○○の方を見ると、○○は泣いていた。
○○「どうしてこんな事するの?」
和也「○○…。ごめん…。」
○○「どうして謝るの?謝るなら、最初からキスなんてしなきゃ良いじゃん!」
和也「………」
○○「…かんないよ。和也の考えてる事、全然わかんないよ!」
和也「…ごめん。」
そう言うと和也は屋上から出て行った。
○○は1人で泣き続けた。



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