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[291] 信じあえる3
あや☆ - 2005年12月11日 (日) 22時59分


「はい」
「オレだけど」
「亀?」
  ガチャ
「よっ!あれ誰かいるの?女の子?」
「まぁ、あがれよ」
「おぅ」
「###、亀梨和也がきたよ」
「初めまして。###です」
「ども。すごいおとなしい子なんだね、###ちゃんて」
「亀、誰にも言わないでほしいんだけど」
「何が?」
「###が家にいること」
「何で?別に悪いことじゃないんだし
よくない?」
「あいつらに紹介するとやばいじゃん?」

「仁、別に私はいいよ?」
「ううん。とりあえずまだ紹介しない」

「あ、上田とかヤバイしな」
「お!亀、よく気付いた!」
「あいつはほんと、ダメだゎ」

「ねぇ、メンバーでしょ?
そんな言い方していいの?」
「上田のこと?」
「うん」
「大丈夫だよ。いつものことだし」
「そうだよ、###ちゃん。胸はって言うことじゃないけど、
これが俺らのいつもの会話」
「そっか」



いつもの―

私にはいつもの会話なんてなかった

いつも一人

食事しているとき私は無口だった
親戚のおばさんの家族はふつうの会話をしているけど
その会話に入らなかった
というより、入ろうとしなかったのかもしれない
この仁と、亀梨くんの会話がなんか楽しかった




「仁、俺もうそろそろ帰るゎ」
「そっか。じゃ明日な」
「明日って雑誌の撮影だよな?」
「うん」
「###ちゃん仁のこと頼んだよ!」
「何がだよ」
「笑   はい」
「じゃあな〜」
  がたん

「###、明日の撮影さ、
一緒にこない?」
「仕事なのに私が行っていいの?」
「うん。来てほしいんだけど」
「それにメンバーのみんなには内緒じゃないの?
私とのこと」
「あれは取り消し。堂々と言うことにした」
「そっか」



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