[274] 愛しぃ人 |
- 有加 - 2005年11月30日 (水) 20時38分
あたしは話が出来ない・・
あなたはわかってくれるかな?
あたしは声のコンプレックスなの・・
あなたとは一生かけても話せませ・・・
・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。愛しぃ人・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。
有加(ねぇ?今日はどこに行くの?)
あたしは安部 有加です・・
彼氏は芸能人です。
ソレは今大人気のKAT-TUNの人ですあたしの彼氏・・
ソレは中丸 雄一
優しい人なの
何でもあたしのわがまま聞いて・・・
あたしの前では泣かないの・・
あたしはよくよく彼の前で泣いてるけど
彼はあたしの前では泣かないどぅして?
あたしは声のコンプレックス
もぅ13年も声を出していません・・
あたしは小学生の頃
男の子や仲のよかった友達にもイジメにあい・・
声がおかしぃなど・・
ソレが種で今心に咲いているのです・・
悲しい花が・・
中丸「そぅだなぁ〜今日は何処いこっかぁ?」
雄一があたしの手話がわからないときは紙に書いてます
有加(そぅだなぁ・・?海いこっかw)
中丸「おぉ!行こ!」
私は彼の車に乗って海に向かいました・・
有加(雄一・・あたしこの病気治るかな?)
中丸「いきなり・・何いってんだよ・・治るに決まってんだろ!! 」
有加(あたし・・死んじゃうのか・・な・・)
中丸「有加・・!そんな事言うなよ!ぜってぇ治る・・よ・・」
マタ・・またそぅやって泣き顔を隠そうとする・・
何で?何で正直に泣かないの・・?
きぃぃ・・
信号で止まった・・
中丸「・・・!」
有加(素直に泣いていいよ・・?)
有加(泣いても恥ずかしくないよ?)
あたしは雄一の頬に手をあてながら言った・・
中丸「有・・加・・(泣)」
有加(ほらね?あたしは笑わないよ?怒りもしないよ?)
中丸「お願いだから・・病気の話は・・今はしないで・・」
有加(うん・・わかった・・w)
中丸「海についたよw」
あたしは無言のまま歩きはじめた・・
って言っても喋らないからね・・
有加「・・・」
誰もあたしの声は知らない・・
自分では知っている声・・
雄一のこの声を聞かせたら・・
引いてしまうだろぅなぁ・・
あたしはその場に座った・・
有加「っく・・っく・・」
あたしはなぜか海をみると泣いてしまう・・
中丸「どぅしたの・・?」
有加「・・・っく・・っくっく・・」
中丸「ねぇ・・・有加は何で話さないの・・?」
有加(言いたくない・・・!)
中丸「ねぇ・・有加はさ・・本当は話せるんだよ・・ね・・?」
有加「・・・!」
有加(何で知っているの・・?!)
中丸「お前のお母さんから聞いた・・心開いてよ・・?」
有加(いやなの!あたしは自分の声が嫌いなの!)
中丸「なんで?俺はさ・・有加の声が聞きたいよ・・?」
有加(ぜったい嫌うじゃん・・!)
中丸「さっき有加は俺に行ったじゃん・・?」
中丸「泣くのは恥ずかしくないってね・・?」
有加(ソレは・・)
中丸「俺はこぅして話てるでしょ?恥ずかしくないでしょ?」
有加(でも・・あたしの声・・変だもん・・)
中丸「俺は声だけで女の子を決めない・・顔でも決めない」
有加「っく・・っくっく・・」
中丸「お前の性格が好きだし・・もちろん!顔も可愛いし・・」
有加「っぷ・・」
中丸「な!なに笑ってんだよ!」
有加(顔でも決めてるジャン)(笑)
中丸「う・・るせぃ!」
中丸「ね?怖くない・・声出して」
有加「・・・」
有加「ゆ・・ぅ・・ちゃん」
中丸「・・・」
有加「ほらね・・・?あたしの声変でしょ?!」
有加「やっだぁ!もぅ!雄ちゃん!ドン引きじゃん!キモ勝ったら正直に声上げて笑いなよ!」
有加「もぅ!やだ!!何もかもがやだよ!」
有加「何か言ってよ!!」
中丸「・・・・」
なんともいえない・・
すっごく・・・
(続く)
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