[211] a tree |
- 有加 - 2005年10月12日 (水) 20時23分
〜a tree〜
有加「ふぁ〜・・ねむた・・」
有加「本閉じなきゃ・・」
ぱたん・・
有加「すぅ〜・・すぅ〜・・」
有加「・・・あ!やば!!もぅ4時?!」
いそがなきゃ!!!
私は有加・・小学生!
今寝てたばしょは木の下なんだ〜w
ココはねぇ!
思い出のばしょなんだ〜!
切ない時も・・
ココによくクル・・
有加「はぁ〜!いそがなきゃ!」
ったったった!
有加「!やばい!本〜ほ〜ん!」
ったったった・・
有加「あ!・・・・?誰?」
そこには・・1人の男の子が座っていた・・
有加「ん?あたしの本・・」
男「ん?これあんたの・・?」
有加「は・・はい!」
男「ふぅ〜ん・・・!」
ばさ!
有加「っと・・!」
男「じゃあなぁ〜!女の子よ!」
は?!
有加「中学生・・?」
男「おれ?そぅだけど・・」
有加「そぅ・・私は・・」
男「小学生!」
有加「へ・・?」
有加「何でしってんの?!」
男「さぁ〜なんででしょう!」
は・・はィ〜?!
有加「・・・!?」
男「じゃあな!ちっちゃなお嬢さん」
有加「・・・///」
そぅ・・これが彼との出逢いだった・・
〜高校生〜
有加「はぁ〜・・失恋だよぉ〜!」
わぁ〜ん!
櫻「どんまぁ〜い!」
有加「佐々木くん〜・・」
櫻「もぅ!あきらめな〜」
有加「ひゃ〜い・・」
有加「んじゃ・・かえ・・るね・・」
ったったった・・
有加「・・・」
あ・・木・・
ったった・・
有加「・・大きくなったねぇ・・」
木「・・・ざぁ〜・・」
有加「・・なんか・・振られちゃった・・少し寝ていい・・?」
木「・・・ざぁ〜・・」
葉っぱが揺れる・・
有加「じゃ・・お休み・・」
木「ざぁ〜・・」
有加「すぅ〜・・」
「ん・・?女の子?」
有加「う・・ん?」
有加「うわ!」
男「わ!びっくりしたぁ〜・・」
有加「・・・ん?」
男「ん?」
有加「あなた・・見たことある・・」
男「うん・・俺も・・」
有加「私が・・小学校に出会った・・中学生・・?」
男「まじ?!君?!」
有加「久しぶりですね・・」
男「そぅだねぇ〜・・」
有加「お兄ちゃんは・・芸能人だね・・」
男「え?!しってんの?!」
有加「うん・・・常識〜」
有加「淳之介くんだよねぇ〜・・」
田「うん・・」
有加「久しぶり・・お兄さん・・」
田「久しぶり・・」
有加「お兄さんも・・毎日この木に来てたんだよね・・」
田「うん・・見てたの?」
有加「うん・・」
田「そっかぁ〜・・」
有加『悲しいことでもあった・・?」
田「・・彼女に・・振られちゃって〜!あはは!もぅ・・」
有加「・・わたしも・・今日男の子に振られたんだぁ〜」
田「へぇ〜・・」
悲しそう・・
有加「お兄さん・・」
田「ん・・?」
ぎゅ・・
有加「ずっと・・会いたかった・・」
田「俺も・・かわいいお嬢さん・・」
有加「好き・・・」
田「俺もだよ・・」
有加「マタ・・この木で会おうね・・」
田「うん・・」
ぎゅ・・
===END===
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