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[183] つないだ手B
♪花♪ - 2005年09月14日 (水) 18時51分

私はだいぶ大人になったみたい


それは恋をしたから?

かもしれない



でもね本当はそんなんじゃなくて




自分自身に正直じゃないだけ。







雄一にあえなくなってから三週間。





――――つないだ手 B――――





私の彼氏、雄一は

今高校生ながらも社会人として

世に知れ渡っている





そう

雄一の

職業は


「芸能人」。





最初は夢見たいなんて自惚れてたけど

あとから気づいたんだ。



「会えなくなるんだ」って。




もちろん雄一が新しい環境に恵まれたりすることは彼女としてもいいことだと思う。




でもそんな風に私は思えない。




由「っっはよ!」


真「あぁ。おはよ」



この重い思いさえ親友に伝えられない





だれか支えが欲しい





それは雄一だと



分かっているのに



否定されそうで      怖い。



由「元気ないね。」

真「・・・・ごめん」

由「中丸君?」

真「だね。」







形だけ


そう形だけ



それだけで私は満足出来たんだ。






あなたの温もり


その手の温もりさえあれば何もいらなかった


のに


いまはなにもないじゃない。








由「〜〜〜っ。今日、転校生来るってよ」

真「どっから?」

由「大阪・・・だっけな。男よ」




どんな子だろう

突っ込んでくれんのかなとか考えながら校舎についた







由「支えるあんたがこんなでどうすんのよ」

真「え・・?」

由「こんなになるの承知で付き合ったんじゃないの?」

真「・・・」

由「なんでもいいけど、そんな真希見たくない」






そういって由花は席に戻ってしまった






チャイムが鳴り、先生と男子生徒が入ってきた



先「おはよう。今日は、転校生が来ている」






意外と男前。




けど無愛想。



錦戸「こんちわ。錦戸亮です」


そういって彼は私の隣へ座った。





私は彼に一通りお決まりの自己紹介をしてから正面を向いた




錦戸「なんて呼んだらええ?」



私への第一声が、これ。





真「なんて・・・?なんでも」

錦戸「じゃ、真希。」

真「いいよ。」






そういって彼はまた正面を向いた



横顔はちょっと可愛い。




まつげ長いなぁ

なんて考えてたら



錦戸はこっちを向いた



錦戸「亮な」

真「はぃ?」

錦戸「やから、俺の事は亮な」

真「ハイ」






ずいぶん強引だな。と思いながら


正面を再び向いたと思ったら



机に紙が置かれた





開けると癖のある字で




「なんで寂しい顔しとん?」













どうしていいか分からなかった








とにかく私は否定の言葉を書いて亮に渡した






すると





「なんでかくすん?」












しつこい奴。と思いながら




「別にさみしかないわよ。」








と冷たくつけはなした












「俺には無理せんで腹割って話してみい」











本当はあなたを利用しそうで怖いの。



あなたが雄一の代わりだとおもってしまうことが怖いの。


その繊細な心をどうか汚す事のない様、こうかいた







「今一番愛しいひと大切にしなね。」








それを読んで亮はこっちを見つめてくれた














続きます!!更新遅くてすみませーーーん!!




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