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[173] love in snow A
衣咲 - 2005年09月09日 (金) 13時24分

次の日俺は亀に電話した。
亀「ほいこちら亀だピョン!」
竜「もしもし?俺・・・」
亀「あっ上ピョン???」
竜「・・・あぁ。」
亀「何ピョン?」
竜「あのさ、アイツのこと振ったの?」
亀「・・・逆だよ」
竜「嘘!」
亀「ほんとぢゃお〜!なんかほかに好きな人ができたからって」
竜「本当か?」
亀「おう」
竜「サンキュ。またな」
ガチャッ
亀「・・・なんだアイツ」

なんだよそれ!他に好きな人いたのかよ!じゃあどうして…

「もしもし・・・」
「あっ竜也?」
「お前か」
「あのさ・・・」
「お前嘘ついたな」
「え?」
「え?じゃねえよ」
「気づいちゃった?」
「・・・好きなやつって誰だよ?」
「・・・」
「なぁ!!!」
「ちょっ竜也怖いよ」
「・・・ごめん」

それから俺たちはギクシャクしていた。
電話のときの事誤ろうと思った。
もうあいつの悲しむ顔見たくないから。
閉じ込めていた想いが一気に出てきた。
いつも俺たちが話すときには雪が付いてきた。
いっそのことこの想いも溶けてなくなればいいのに。
でも・・・伝えなきゃ意味が無い。
俺は決めた。

あふれる想いをあなたに届けましょう
白い雪にこめて
静かに降る雪は誰かの愛の言葉だから




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