[131] 自治体合併の主人公は誰? |
- 留辺蘂地区連合 - 2004年05月01日 (土) 11時26分
すでに新聞報道されましたように、4月6日に留辺蘂町長と議会は全員協議会で、北見市側の任意合併協議会に参加することを決めました。 河野敏博町議会議長がまとめた全員協議会の「確認事項」は次のとおりです。 1、町議会全員協議会で、「北見市・端野町・常呂町・津別町任意協議会」参加について了解しました。 2、合併協議会の経過は、必要に応じて住民説明会を実施開催します。 3、【住民意向の把握が必要であれば※】住民投票を含む意向調査を実施します。(【 】は連合の注※) 4月7日の新聞を読んだ町民の皆さんの中には、「もう北見市と合併せざるを得ないのか!?」と思った方も多いのではないでしょうか。しかし、今回町が実施した町民アンケート調査で、北見市との合併を選択したのは、わずか1,417人で、回答者数から比較すると確かに31%と多数でしたが全有権者(7,652人)から比較するとわずか18.5%に過ぎません。81.5%の人は「合併すべきでない」、「訓子府町・置戸町の3町合併すべき」、「わからない」などと回答しているのです。 4月6日開催の全員協議会で、南川町長は「訓子府町・置戸町の3町合併」を断念しました。また、議員からも「3町合併の選択肢も残しておくべき」との強い発言もありませんでした。これは、「訓子府町・置戸町の3町合併すべき」を選択した人と「合併すべでない、」「わからない」などを選択した人の対して、北見市との合併に賛成するかの是非を問う機会を保証すべきです。これらの人たちの動向によっては、北見市との合併が少数になることがあり得るからです。そのためには住民投票を実施することが必要であり、これが本当の町民の声ではありませんか!!奈井江町では、7割以上の町民が住民投票に参加し、圧倒的多数(73%)で「合併しない(自立する)」を選択しました。合併問題は、120年の輝かしい「留辺蘂町」の歴史に終わりを告げるかどうかの重大な決定です。町民のみなさん!町長と議会に対して「必要であれば住民投票を実施する」のでなく、「必ず実施する」ことを約束させましょう。
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