大晦日にもかかわらず、多くの方にご参加いただいて、NONOSINA HIのワークと、オーディションが開催されました。
各自持ち込みのオーディションのあとの、ベーシックのワークでは、Jonさんによると全部で72あるステップのうち、16のステップを教えていただき、それに続いて全員でひとつのドラムビートに合わせた振りをワークしました。 そこで彼の視点は、足の開き方、腕や指の形など、いわゆる形にとらわれるのではなく、いかに自分のスタイルにとりこむことができるか、つまりビートに合わせて体が反応するかということだそうです。
Jonさん曰く、ビートに合わせる体の反応、リズム感というものは、教えることのできない部分だそうですが、まさにこのSOAのホームページにも掲げているSOAの基本方針「フラ、ハワイアン音楽に限らず、日本人が洋楽に取り組むとき根本的に欠けていることは(8ビート、16ビートなどの)リズム感です。ジャズでもヒップホップでも多くの近代音楽が黒人から発生するのは彼らの生まれ持ったリズムであり、彼らの耳の奥に鳴り響く太鼓のリズムです。フラの元祖、ポリネシアダンスも然りです。 そういうことを踏まえて当School of Aloha では、まずダンサーとしての基礎的リズム感と音楽性を養うことに重点を置いたレッスンを行います。」という部分が重要だということを改めて指摘された次第です。
日本でも、ラップやヒップホップなどリズム・ビートの音楽が若い世代には増えてきていますが、しかし基本的には日本人にとっての音楽は、きれいなメロディー、きれいな詞が受け入れやすいものだと思います。 その点も踏まえて、日本のタヒチアンダンスの方向性を探るイベントになると思います。
引き続き、2月と4月の公演、およびワークショップのお知らせをご案内していきますので、是非皆さんご参加下さい。
なお、1月中旬発売の HULA HEAVEN にNONOSINA HAWAIIの特集が出ますのでチェックしてみてください。
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