眼科医会のポスターに関して
あらためてスレをたてましたのでご自由にお使いください。
http://www.gankaikai.or.jp/colorvision/20151005_poster.pdf
このポスター、よくみると多くの疑問がわきますね。 2色覚でも医師は少ない努力でなれるが、 救命救急士、看護師は難しいわけですか。
救命救急士、看護師は難しいのならば医師だって難しいでしょう。 どんな根拠があってかと思えば、出典は個人の医師の個人的感想のようですが。 根拠のない常識化した他者からの決めつけを常態化した差別というのでは。 色覚検査を再開するのならば、まず常識の根拠を精査する必要があると思うのですが。
皆様はどう思われますか?
No.100 昔のHN忘れました 2017年07月03日 (月) 19時16分 (153.203.34.79)
論文全文を読んでいますが、、、
私は中村かおる先生のこの論文を全文読んでおりますが、特に論拠に欠けた論文とは思いませんでした。 あえてこのポスターの問題をあげるとしたら、その論文内容をそっくり引用して貼り付けてしまったことでしょうか。デリケートな問題ですので、もう少しオブラートに包んだ表現方法を選択したほうが良かったですね。
ちなみに我が子はこの間、自分の顔色が赤くなって、目が血走っているのがわからなかったので、医療系職は無理でしょう。焼肉色もわからないので、火傷も判別出来ないでしょう。医師なら診療分野を選べばまだやっていけるのかもしれませんが、うちの子は自分で無理だと判断したようでした。
No.102 ゆきんこママ 2017年07月05日 (水) 06時41分 (60.76.204.106)
人によると思います。
ゆきんこママさんのご子息の判断が全ての第二色覚の人ににあてはまるとしたら、特定の科だけに第二色覚の医師が集中していることになりますね。 実際はそんなことはありません。 医学部へ入ってからどの科を専門とするかは全く個人の判断にゆだねられていますが外科で活躍されている方もおられますよ。
言いにくいことをはっきりいえば、特定の職業(私は医療職しか知りませんが)へなれるかどうかは、色覚だけではなく総合的な個人の能力です。 志を持ちかつ潜在的能力の高い若者(※これは重要ですが)が、あのポスターで自分の将来から特定の進路を最初からはずすとしたら非常に残念なことだと思います。
No.103 昔のHN忘れました 2017年07月05日 (水) 17時52分 (153.203.34.79)
人それぞれだから。
そうなんですよ^ ^ 人それぞれですから、 自分の色覚能力を知力その他でカバーできる方と できない方がいるでしょう。 うちの愚息は色覚をカバーすることはできませんでした^ ^ ポスターみて諦めたわけではありませんよ? 小さいころから日常的に困ることが多かったので、 本人の自覚ですよね。 医療事故とか万一起こしても 大変ですからね。
昔のHN忘れましたさんのお子様はその能力があった。 羨ましい頭脳なんでしょうね^ ^ でも世の中そんな人ばかりではありませんから、 なんらかの指標は必要でしょう。 ただ、それを表に出してしまったことはまずかったかなと思います。 あくまで指標で、個々の能力や程度に応じて判断されるべきことですからね。
No.104 ゆきんこママ 2017年07月05日 (水) 18時43分 (126.233.0.114)
指標にするのならば
現在、明文化された法律等で欠格とされている職業は〇〇。 と書いた方が良いと思います。
欠格とされる理由は「云々」と助言をするのもよい。
理由をポスターで公にすれば議論の場ができるのかもしれないですよね。
No.105 昔のHN忘れました 2017年07月05日 (水) 19時30分 (153.203.34.79)
そういえば。
話が戻りますけど、 愚息は2型3色覚の中〜強度と5歳の時に診断済みです。 石原表だと半分くらい読めない。 パネルD15だと時間を通常(多分3色覚の私と比べて)の10倍近くかけて、2枚間違える、あるいは稀に(10回に一回程度)クリアできる程度です。 赤の認識が弱いためか、かさぶた剥がれて血まみれになっていても、平気な感じだったり、 テレビでオペの画像処理していないものでも、平気でみていますね。 血にビビらないのは、ある意味外科医向きだと思います^ ^
まあ、うちの子は集中力が無いんで、お勉強の才能はそこそこ止まりです^^; でもピアノ曲の10分10ページくらいの楽譜は暗譜して演奏できますよ^ ^ コンクールではもっと長い演奏時間になりますし。 愚息ではありますが、そこは凄いなと思います。
目にハンデがあった代わりというか?耳は優れていて、絶対音感を持ち得ていたことと、歌に興味を持っていたこと、ピアノも小さいころから嗜んでいたこと、高校の音楽の先生に合唱部にスカウトされたこと、なにより天真爛漫の社交的な性格とポジティブな性格など、総合的な能力値を鑑みて今の進路希望に至っていて、 そんな理科系行けなかったからと言って悲壮的なものは一切ないです^ ^
No.106 ゆきんこママ 2017年07月05日 (水) 22時31分 (60.76.204.106)
つまり、
検査で同じタイプ、程度とされていても、その子の能力値は千差万別であるので、 紋切り型に適正、不適正とは言えない部分が多いです。 あの論文でもあくまで それまでの診療例の事例の蓄積から、おおよそこのようになるのでは?という目安として提起したものでした。 ただ、その目安が、絶対的な枠組みのような印象を持たれるように表記され、表舞台に出てしまったことに対して、やはり納得いかない方々もいらっしゃるだろうなと思います。
No.107 ゆきんこママ 2017年07月05日 (水) 22時49分 (2400:2413:5aa0:9900:b17d:a6fc:6e7a:7615)
目安が基準になる日が恐ろしい
ポスターは色覚検査を推進するための啓蒙のポスターです。対象と考えられるのは生徒、学生とその親と考えられます。検査を受けて異常判定された場合、将来の職業に不安を感じ目安と言うよりも、もっと深刻に絶対的基準ととらえる可能性があります。まったく問題ない職業が「モノクロ文章をあつかう一般事務」って、現実には無さそうな職業です。やっと色覚異常の職業差別が減ってきてると思うのに時間を何十年も戻すのでしょうか?職業のついては現時点で絶対なれない職業の記述のみで良いのでは?引用元の中村かおる先生の論文は未読ですが、どのような判断で職業を分類したのか?多数の人の将来を良くも悪くも左右するので、もう少し配慮が必要ではなかったのかと思います。
No.110 ぱんじゃ 2017年07月07日 (金) 01時01分 (49.98.146.1)
論文検索かけたのですが
読めなかったです。
色覚検査を再開する前に、本来は「現時点で絶対なれない職業」でさえ委員会なり設けて多角的に検証してからするべきだったというのが私の一意見です。
適性に欠けると常識化された職業の中には、 実際は慣習が常識化し長く疑われなかっただけのもの、個人の資質によっては問題ないもの、現在のテクノロジーを利用すれば問題ないもの、などがまだあるかもしれません。
No.111 昔のHN忘れました 2017年07月07日 (金) 06時00分 (153.203.34.79)
管理人様、論文読めるようにできませんか?
私も中村かおる先生の論文を読んでみたく思うのですが、有料サイトでしか読めそうにありません。読みたい人が多いと思いますので、ぱすてるさんのホームページに掲載することは可能でしょうか?よろしくお願いします。
No.112 ぱんじゃ 2017年07月07日 (金) 12時49分 (49.98.146.1)
論文は見られますよ
中村かおる先生の論文は、 ぱすてる矢野さんのサイトから無料でリンクされていますよ。
ついでに中村先生がどういう経緯でそのように判断したのか、その経緯を示す参考文献を拾えるだけ読んでみて下さい。
私の考えとしては、 中村先生の論文を 個人の論文ではなく、 連名で出して欲しいです。 個人名の論文であるので、個人の独断と批判されます。 どんな人が読んでも納得できる形でのまとめ直しをお願いしたいです。 眼科医会も、もっと真剣に色覚問題に取り組んでほしいです。 検査は必要だとは思いますが、このままだと理解は深まらないでしょう。
できれば、色覚に携わる眼科医、ぱすてるなどに挙げられた事例を検査廃止期間の分を全て網羅し、職業別に分類、程度、色覚タイプとの関連も全て明記した上(これはやっていますが)で、同様報告件数も全て書くべきだと思います。
そうした報告を職業別に件数、具体例をまとめたものがあって初めてどのようなことが考えられるかという議論になると思うのです。
No.113 ゆきんこママ 2017年07月07日 (金) 13時44分 (60.76.204.106)
手引きを作成しては?
もうひとつ提案ですが、 職業選択の手引きのようなものがあればと思います。 それには失敗例だけではなくて、 成功例も表記して欲しいですね。 職業別に、こういうケースは失敗したが、 こういう工夫や努力によって克服できました、 という、両方を併記するのです。 体系づけて整理することによって、判断材料が増えると思います。
それを読んで、では自分はどうなのか? 克服できそうなのか、出来なさそうなのか、 自己判断の手助けになると思うのですが。
No.114 ゆきんこママ 2017年07月07日 (金) 16時26分 (2400:2413:5aa0:9900:853e:4c:1ae2:d13f)
読んできました。
読めました。ありがとうございました。
女子医大の論文検索をしたらIDをとパスワードを要求されましたが、検索のやりかたが悪かったようです。
この論文は、報告数が少ないことと、そもそも受診された患者さんは困ったから相談されているわけで、そこで導かれる結論には異論があって当然(厳しい言い方だと偏りがある)だと思いました。 書かれている中村先生は百も承知なうえ書かれているのではないかと推察いたしました。
No.115 昔のHN忘れました 2017年07月07日 (金) 19時27分 (153.203.34.79)
成功例と失敗例の併記
>職業選択の手引きのようなものがあればと思います。 それには失敗例だけではなくて、 成功例も表記して欲しいですね。 職業別に、こういうケースは失敗したが、 こういう工夫や努力によって克服できました、 という、両方を併記するのです。 体系づけて整理することによって、判断材料が増えると思います。
これは賛成いたします。 そもそも医療機関を受診したりネットで情報を探す人は不安なのですから、失敗例ばかり受信する傾向があります。
中村先生の論文でも色覚異常の医師へのアンケートには苦労したり不安を感じた点には必ず対応策が書かれていました。 これはアンケートがあったから掘り起こされたのであって対応策を自分でみつけられた人は声をあげないものなんですよ。 カバーできたところまでが自然体なのですから。
困った体験を自覚していない人まで掘り起こして体系化できればいいですね。
No.116 昔のHN忘れました 2017年07月07日 (金) 19時48分 (153.203.34.79)
論文読みました
ゆきんこママさん、ありがとうございます。論文を読むことできました。単著で眼科学会ポスターに引用される業績となりましたが、掲載雑誌が指導教授の退官記念増刊号という点がちょっと....もう少し上の学会誌(レフェリーがいるとベター)に投稿してほしいです。「職業の目安」は論文中でも「独断的ではあるが著者の診療経験のなかで」と本人の独断でつくった表であると言っています。この表がポスターに採用された経緯はわかりませんが医師会公認となる権威あるポスターなので、多数、多職種で議論し目安を作ることが必要かと。でも、ぱすてるに関係の深い中村先生は数少ない色覚の研究者としてがんばってほしいです。
No.117 ぱんじゃ 2017年07月08日 (土) 10時55分 (49.98.158.112)
良かった
論文読めて良かったです。読むとまた違いますよね^ ^ 中村先生ばかり矢面に立たされるのが、ぱすてる読者としてはつらいところです。他の眼科医の協力も得て、よりよい方向に進んで欲しいですね。
No.118 ゆきんこママ 2017年07月08日 (土) 11時19分 (126.236.70.205)
利益相反する宿命なのか。
眼科学会は、一度廃止されたものを任意とはいえ復活させるのですから、受診率が低くてはまずかったのではないでしょうか。 就けない職業がある、といえば色覚なんて他人事だと思っていた層には充分キャッチーです。 本来は「就けないかもしれない」なんですが、人は白黒思考で単純な判断をする傾向があるので、「つけないかもしれない」というグレーは無視されていくかもしれない、とう危険をあのポスターははらんでいると思います。 だからどんな背景があれ、あのポスターは私は嫌いです。
そういう意味で中村先生が本来どういう意図で論文を書かれたかをべつにして、ポスターが独り歩きする危険をはらんでいる、ということは忘れてはいけないと思います。
繰り返しますが、個人の特定の職業への適性は総合的な資質で決まります。 総合的な資質の一部に色覚は含まれますが、資質を総量として考えてはいけないのでしょうか。
No.119 昔のHN忘れました 2017年07月08日 (土) 18時01分 (153.203.34.79)
ポスター作成の経緯は?
眼科学会が作成のポスターですが、何で作成したのでしょうか?正確な色覚検査は眼科でしかできませんが、検査の保険点数は低いし、その後に治療があるわけでもなく、進路や就職相談されてもお金にならないので、眼科医の経営上のメリットはゼロだと思います。色覚の相談に時間をとられたくないと一般の開業している眼科医は思ってると思います。どこから要請があって、このポスターを作成するに至ったのでしょう?誰か解りますか?
No.120 ぱんじゃ 2017年07月08日 (土) 23時25分 (49.98.147.50)
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