女性７４歳。グリベック服用から３年３カ月目です。昨年１２月以来、脊椎損傷、痔疾の悪化、鼓膜の爛れ、口唇部の白化と相次ぐ疾患に見舞われ同時進行で通院していますが、いずれも治療がはかばかしくありません。痔と口唇の医師は「グリベック」服用の影響があるのではないかと話し、鼓膜の有名な医師も治りが遅いと首をかしげています。グリベック服用との関係はあるのでしょうか。あるいは、グリベック自体が耐性になっている証拠のでしょうか。ご示唆、よろしくお願いいたします。
ひつじさん、GIST歴20年以上のシニアーです。ひつじさんの他の疾患の治りが遅いのはグリベックは直接的に関与していないと思いますが、グリベックの副作用が大きく影響していると思います。血球数縮小はグリベックなど抗キナセ剤共通の副作用で顕著です。私の赤血球は22％、白血球は40％、血小版は35％ グリベック服用3-5年で球数が少なくなっていました。白血球はばい菌、外敵と戦い、血小板は、「血管内皮細胞や血漿中に存在する凝固因子と協調し、止血を行う作用を担っているほか、血管内皮細胞を正常に維持するための物質を供給している。血小板はそのほかにも、炎症反応、免疫反応、感染防御、動脈硬化、癌転移や発育などの生体反応に深くかかわっている」とhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E5%B0%8F%E6%9D%BFwikiに書かれていますから傷の復活に大いに関係するでしょう。ひつじさんの初発GISTの悪性度はわかりませんが、私なら医師と相談し一時的に減薬し、血球数を復活させ、これらの疾患の回復を優先先攻しますが。しかし休薬は是非避けてください。GISTの急増殖がおこりかねません。ひつじさんの血液検査結果を見て、治療医とよく相談してください。ちなみに、G.netでグリベック服用は体重でなく、体表面に比例して服用量を調整してもよいのではとG.netにポストしました。G.net（仮）に登録なしで読めるように設定しました。「体表面積に比例するグリベック服用量と新血中濃度しきい値 - 再ポスト」http://gist.sns-park.com/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=168すぐ出てこない時は、スクロールして探してください。参考にし、治療医と相談してください。
早速のご示唆を、ありがとうございました。大いに勉強になりました。昨２６日、定期診断がありましたが、血液検査の結果を見ながらのお話は、Sunny北加 - さんがお書きになったことと同じでした。まるで２人のＤｒ．から同じ見解、同じ判断を示された思いがして心強かったです。 まずは、現グリベック服用の安定度を損なわないようにすることを第一に、Sunny北加 - さんをお手本にして、頑張っていきたいと思います。
