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[8919] 生検のリスクを教えて頂けませんか take - 2017/06/30(金) 23:43 -

先日の40歳検診で初めて胃カメラ検査を受けましたら胃の上部に1cm強で表面が整っている胃粘膜下腫瘍が見つかりました。医師は病変は下にあるから、たぶん何も出ないけど生検をすると言って隆起している部分の真ん中を切取ったのですが大丈夫だったのでしょうか?

2cm未満ならガイドラインには経過観察とあったので生検って必要?との疑問もありました。

仮にではありますがGISTを疑っておりまして、腫瘍は慎重に扱うべきとの記載が多く目に入りましたので播種や病変が飛散ってしまった可能性がないか心配です。

現時点でのリスク等、お分かりになられます方がおいでましたら、ご教示をお願い致します。

[8920] 1pほどの粘膜下腫瘍はマイクロGIST? Sunny北加 - 2017/07/01(土) 09:55 -

私は食道GIST再発後にFNA(Fine Needle Aspiration)生検をし、三度目の正直でC-kit陽性のみが確認できました。胃カメラ検査で”隆起している部分の真ん中を切取った”との事ですが、もしかして腫瘍に(太い)針を差し込み、腫瘍組織を摘出されたのでは? だと大丈夫でしょう。GSI(GIST Support International)のサイトで生物学博士の「胃内にこぼれたGIST細胞は胃酸で殺される」との言葉を記憶していますが、その確証はとれていません。

マイクロGISTの頻度は非常に高いです。平常20-30%の頻度を起こっているとリポートされています。「4357] 非常に高い頻度で起きている 2cm以下のMicro GIST Sunny南加
http://bbs4.sekkaku.net/bbs/?id=gist&mode=res&log=816
マイクロGISTが悪性化しGISTになる機序はまだ解っていません。他の細胞内の因子に多いに影響されると読んでいます。
DNA Sequence Copy Number Changes in Gastrointestinal Stromal Tumors: Tumor Progression and Prognostic Significance
http://cancerres.aacrjournals.org/content/60/14/3899.long
もしもtakeさんの生検結果がC-kit陽性と出ても、それが正規のGISTの様な悪性化を示すかの判断はFNAで摘出した組織量では無理だと読んでいます。
ガイドライン通りの経過観察し、心配せずに過ごす事が一番の’薬’だと思いますが。

[8921] ご教示ありがとうございます take - 2017/07/01(土) 11:27 -

Sunny北加さん

早速のご教示、誠にありがとうございます。
「胃内にこぼれたGIST細胞は胃酸で殺される」の記載を頂き、少し気持ちが楽になりました。

補足をさせて頂きます。

生検は発見直後に行われました。針を差込むのではなくカメラの先から出た棒を深めに表面へ押し付けて削ったように思います。ですのでFNSではないと思いました。検査も含め20分ちょっとの時間でした。

被膜・偽被膜が破れると腫瘍の大きさに関わらず高リスクに分類されるという表を見てとても不安になった次第です。

被膜がどこを指すのか理解が出来ておりませんが表面の胃粘膜層から採取なので被膜に影響はないとなるのでしょうか。

過去の投稿([3708] 胃粘膜下腫瘍の生検って大丈夫?)も読ませて頂きましたが、今回の採取が妥当であったとは思えず不安です。

[8922] 被膜はpseudocapsule Sunny北加 - 2017/07/02(日) 09:46 -

被膜は私はGISTなどを覆う薄い膜と解釈しています。英語ではpseudocapsuleと使われています。”The pseudocapsule is tissue that completely surrounds the tumor, like a balloon wrapped around the tumor.” 「腫瘍を包囲するバルーンのように、腫瘍を完全に取り囲む組織」だと説明されていました。

GISTはいわゆる粘膜下腫瘍ですから、FNAの針でなくナイフで切り取ったのであれば被膜を破っていると思います。私の最初二回はGISTが固く針が突き刺せず、粘膜組織のみの採取でした。

Takeさんの腫瘍がもしもGISTであればマイクロGISTの可能性が高いですから、活発性がなく、播種の可能性は確率的に非常に小さく、心配することはないと思います。摘出したサンプルの病理リポートは何時でるのでしょうか?

[8923] 胃粘膜下腫瘍の生体検査 義男 - 2017/07/02(日) 16:47 -

こちらの画像と説明が分かりやすいと思いますが
http://www.hyo-med.ac.jp/department/gstr/case/u_case_GIST.html

検査による播種などの危険性はとても低いそうですが、針などが切開の際に腫瘍を突き抜けてしまうと、腹腔内へ細胞が散らばってしまいます。
ですのであまり小さいうちに生検を行うのは技術的にも採取できる量が少ない事からも敬遠されていると聞きました。

お話からは粘膜を内側から削り取ったとの事で、粘膜切開生検かと思いますが、危険も少ないですが、診断が付くほどの検体も取れていないのではないかと思います。

[8924] Sunny北加さん、ご教示、有難うございます。 take - 2017/07/02(日) 21:40 -

Sunny北加さん

度々のご教示、誠に有難うございます。
>播種の可能性は確率的に非常に小さく、心配す>ることはないと思います。
とお聞き出来まして安心を致しました。

胃粘膜腫瘍はほぼGISTではないかと考えておりますのが今はきっとマイクロGISTではなかろうかと思っております。

いずれ生検が必要となる時が参りましたら、アドバイスを活かし慎重に選択をしたいと思います。

結果が出るのは明日です。回答を頂けましたので落着いて話が聞けそうです。

[8925] 義男さん、ご教示、有難うございます。 take - 2017/07/02(日) 21:58 -

義男さん

ご教示を頂きまして誠に有難うございます。

>検査による播種などの危険性はとても低いそうです
お二人から危険性は少ないと頂けましたので安心する事が出来ました。

又、URLのご記載、有難うございます。
拝見させて頂き、ご指摘の通り粘膜切開生検だったと思われます。

リスクは小さいものの、まだ行う必要のない生検だったかな、とも感じております。

経過観察を行いある程度、大きくなりましたら検査に踏切ろうと思います。




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