5月1日TAS−116効力止まり、治験終了となりました。 あと10年の希望が……。
YURIMARI(父)です。まよいワンコさん。TAS-116治験の報告有難うございます。昨年、治験が始まった時に先陣を切っての報告をこの掲示板に上げてくれて、ついで「効いてます」と書いてくれた時、私(たち)には大きな励みになりました。それからちょうど1年くらいですが、1年でも効果があったことは絶対に奥様にとってはプラスです。その間に、GIST治療は進歩し続けていますし、新しい情報も入ってきています。以下はGISTERnetの書き込みからの引用です。(エビデンスがあるものではありませんが)「(ある方の話では)TAS-116の治験が中止になった方が以前の服用していた分子標的薬を再度服用して良い効果が出ている。何か遺伝子変異に影響が出ているのではないかとも言っていました。これによりTAS-116が効かなくなってもまた分子標的薬での治療が期待できる。」というものですが、この例以外でも、スーテント>スチバーガと来て、スチバーガがだめになっても、再度、スーテントが効いているというケースも聞いています。また、薬の具体名は出せませんが、TAS-116が飲めなかった方が別の薬で効果を出しているとも聞いています。また北大病院(ですよね?)は今話題の「プレジションメディスン」でも日本で最も進んでいる病院にあげられていますよね(テレビによればですが)。私たちがまだ知らないような新しい展開もあるかもしれません。薬以外にも対処法は見つかるはずですし、ワンコさんは「あと10年」と書いていますが、いろいろやっていくうちにあっという間に「10年」になってしまうと私は思っています。これからも、奥様の小言を聞きながら家事を続けて、この掲示板に書き込んで下さい。
治験が終わっても、うちの奥様のほうが思ったより元気?で、私が患者に間違えられるかも……。うちの奥様は、いつもと変りなく私にかわって?家事をこなし、花壇の土入れ、お買い物にとアクティブに過ごしております。これから10年の第一歩が始まります、花壇の花々や畑の収穫をともに楽しめるように、のんびりお互いに老々介護をしながらお付き合いしていきますよ。
まよいワンコさんこんにちはわたしも今年1月からTAS-116治験に参加しています。今のところ120mg投与で症状は安定しています。全国で4病院×40人の治験枠も埋まったようで、各病院での経過観察と取り纏めも始まっているようです。効果があった方、なかった方いろいろですが、無増悪生存期間がスチバーバと同程度という情報もありますので、まずまずの効果を得られたのではないでしょうか。YURIMARI(父)さんがおっしゃっているように、治験後にスーテントをはじめとする分子標的薬再投与で良好な結果を得ている患者さんも多くいらっしゃいます。まだまだ治療法はわたしたちの想像以上に進歩しているようです。半年でも一年ずつでも『大丈夫!』の気持ちを持ちながらバトンリレーを続けていってください。私も負けないように歩き続けます。