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扉の向こうでの仕事 2017年05月04日 (木) 23時38分
こんにちは。

はじめましての方は初めまして。
Xe-inと申します。

普段は超ド級のほうで物語等を書いておりましたが、こちらのほうでも活動したいなということで、こちらに作品を投稿させていただきました。

よろしくお願いします。

Xe-in   7nice!
 
<2> 扉の向こうでの仕事 2017年05月04日 (木) 23時39分
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駅前にはたいていどこどこ系列の商店が立っていたりマンションがあるけれど、そこからちょっと離れるとたまーにひなびた商店街なんかがある。

ここもその一つ。
もう二、三軒閉店していたら誰がもが認めるシャッタ通りになっているくらいさびれている。

ちょうどその一角、看板には”河野雑貨店”とか書かれている店があった。


「らっしゃ〜い」

店主の声が響いた。

いま戸をガラガラと開けて入った男は、周りのにある商品には目を合わさずにそのまま奥のカウンターのほうへ歩いて行った。

「最近どうだ」
男が言う。
「まぁ〜な〜のちぼちってとこやな〜」
ちょっとサル顔っぽい中年男が苦笑気味に答える。
中年なのだが、どうも丸顔なせいか、どこか童顔に見えた。
「にしても、今日はどなしたんや?」
「そうだな〜、ちょっと本箱とか見ようって思っててな〜?」
サル顔の男は、一瞬だけ眉が動いた。
だけどほんの少しだけ。
「ふーん?でも本お前読むんかいなww」
「ちょ!」
「この前はまた上等のメガホン買うゆうて、ちなみに試合はそん時かったんか?」
その時、客の口角がグググっとあがった。
「そうか。でも、本箱いっても、どれくらいや?」
「そんなに大きくないのがいいな?、まあ、うちのやつが教科書とかでつかうみたいだ、上から二番目か、三番目でもいい」
「……へぇ?ほんまにそれ教科書なんか?」
「それはどうなることやら、ともかく、そうだな、本もつけてくれるか?」
すると、店主の表情がほんの少しくもった。
「……じゃあ……お題はこれくらいって」
しばらく店主は電卓を1,2分カタカタ言わせて客に見せた。
「えええ……?」
「こんくらいや。さすがにまけへんで?」
「……さすがに……う〜ん」
「どうや?、本箱ってなったら、ちょっとまけづらいからな?」


「おおきに」
数分着、男は店を出た。

「……本箱か……久しぶりやな……でもここ最近、やっぱ増えてるな?」

記帳しながら、店主”河野竜介”はつぶやく。
「あと増えてんのは……やっぱ芯入りのペンに、中古のUSBか……全部中身ありか……しゃーない……行ってくるか」

竜介は立ち上がると、店を閉めて二に向かって声を上げた。

「勝晤!」
階段から足音。
「父ちゃん?」
息子がぴょこっと顔を出した。

「悪いけど、先喰っといてくれ」

履いている雪駄を鳴らして、竜介は勝晤の頭をなでる。


「じゃ、行くか」
エプロンを外して、軍手をし、大きめの岡持をがっしり握った。ほかはタオルとか、白Tシャツジーパンに、赤鼻緒の雪駄履きのまま。
大きい錠がしてあるカギをガチャリっとあけ、倉庫の扉を開けて中に入った。

ふと、竜介は棚にあるものをみてつぶやいた。

「そういや、オナホ中も少なかったな」

突き当りには、割と小さめのステンレスの扉がある。
カチャカチャとドアノブにあるカギを押し込んで、開いたことを確認すると、扉を開けた。

扉からは、太陽の日が差していた。

竜介は、かがみながらそこへ、一歩踏み入れる。

「ずどおおおおおん」

その音は、町中に響き渡った。
見れば、住宅地の中に、一軒家、いや二、三軒くらいのどでかい足が、家のがれきを、見るからに生き残る空間さえもつぶしてそこに鎮座していた。

上を見上げると、青空をバックに、でかいビルほどある男が、涼しい顔をしながら小手をかざしてあたりを見渡していた。

「ふ〜ん。まあぼちぼち見つかるやろ」

ぐわあああああああ

左の巨足がぐわりと宙を舞い、家の柱とか洗濯物の残骸が雪駄のそこからボロボロ落下していく。


コビトには、それがスローモーションに見えた。

ばきゃああああ

雪駄の底が家の屋根に触れたら、家の屋根は無抵抗に歪み、ベランダのガラスを粉々にし、壁は亀裂から中身をさらす間もなくつぶれていき、家をつぶしたそのところどころすり減って黒ずんでいる茶色い板の上に、赤い縄で分けられたドラム缶よりでかい指を持った、汚い足がおろされた。

ずしゃああああ

さらに二軒と半分のがれきを踏みしめた足は、周囲に亀裂を生じさせながらめりめりとめり込んでいく。

ぐしゃあああ

ずしゃあああ

土煙をあげながら、周囲に地響きをとどろかせ、道中にあるビルをなぎ倒し、ふみつぶしながら進撃を続けていたが、本人は足元の惨状を気にすることなく”本箱”を探していた。

「中身ありやからな〜真っ先に逃げる奴らやからな……あ」

ふと足を止めると、聞き覚えのある音が聞こえた。

「……やば、あれ逃げとうわ」

竜介はそれを見つけると、足を振り上げて走り出した。

そのとたん、周囲の地面が波打ったかのように震えだし、人も車も吹っ飛ぶほどの揺れが襲い掛かり、逃げることもできずに竜介の足に叩き潰されていった。

「よっしゃ、まにおうたみたいやな、大体2番目か……せやけどやっぱでかいな」

竜介は顎をさすりながら、獲物を見下ろしていた。
本箱、そしてその使い道は教科書なんか、学ぶためのもの。そしてそれは上から2番目。なおかつ、"本もつけておく"すなわち「中身」がある。


「よし、もうちょいでかなるか」

そのとたん、足が、体がめりめり大きくなり始めた。
ゴゴゴゴ


足は周囲の建物を轢き潰しながらおおきくなり、広場を仕切るフェンスもなぎ倒した。


「うっしこれくらいでええやろ」

竜介は腕を組みながら、”ちいさくなった高校(男子校っぽい)”を見下ろした。
大体校庭の半分くらいまで、足が大きくなった
まだほとんどの生徒は校舎内にいそうだな。

竜介は校舎をがっしりつかんで、

「っしょお」

ずがああああ

基礎ごと引っこ抜き、それを岡持へ入れていった。



「おし、本箱はこれでええやろ。あとは、オナホ中やな……そしたら駅か」


と、

「……ん…やばっ」

竜介は立ち上がって、思わず後づさった。
その拍子に雪駄の下で、避難する生徒や教師をプチプチしてしまった。

異様な音が耳に入り、顔を上げると、今目の前に猛スピードで戦闘機が接近しているのが飛び込んできた。しかも、それをとらえたのが、ちょうど戦闘機がミサイルをこっちに飛ばしてきたのとほぼ同じだった。

「……よけられん……」






どかああああああああん


「目標に命中、確認するまで旋回する」
あたりに煙が立ち上っていた。

「……!?」
ばきゃああ

煙からどでかい手が現れて、旋回していた戦闘機を握りつぶした。


「はぁー、やばかった…」
煙が晴れていくと、竜介がしゃがんで肩で息をしていた。

竜介の首にかけてある木札が、すこし黒ずんでいた。
「しゃーない……撤収しよ」



倉庫の一角に岡持を置き、頑丈なふたをした後、肌についていたいやな汗を拭きとった。
「……いたっ……」

近くにあった水道でタオルを濡らして首に押し当てた。
「…いっ……チビもだんだん一筋では行かんようになってきたんかな……」
竜介は雪駄を脱いで、その底にこびりついた、人間や木材の残骸を洗い流していく。
もしコビトがそれを見ると、確実に流されている残骸は、ガラガラという音を立てるだろう。

そして、同じく、赤い点がいくつかある足のほうも水道で洗い流した。
ちょっと口角が上がっていた。
「やっぱ足で踏みつぶしてぷちるんはええわ。

着替えて家の中にはいると入ると、すでに茶の間は暗くなっていた。
電気をつけると、ラップごしに自分の夕飯が見えるが、竜介はそれに触れる前に二階へ上がった。

「入るで、勝晤」

戸を開けると、すでに勝晤は寝ていた。
竜介はそっと、勝晤の頭をなでた。
「……おおきにな。勝晤。お前のくれた木札で、父ちゃん助かったわ……」
そのとき、
「父ちゃん……大好き」
という寝言が、竜介の耳に聞こえた、ような気がした。



Xe-in   18nice!
<3> Re:扉の向こうでの仕事 2017年06月18日 (日) 22時18分
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楽しく読ませていただきました!

なかなか興味深い仕事ですね(笑)
小人の世界で自らの大きさを自由に変えられるのいいですね。
グングン大きくなっていく様は興奮します。

そして中身入りというのがなんとも意味深。
中身ごと回収して、そしてそれらを買う人はどうやって使うのか・・・


続き・・・あるのかな? 非常に気になります!

ありがとうございました。
  2nice!
<4> Re:扉の向こうでの仕事 2017年06月20日 (火) 00時14分
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剣さん。
コメントありがとうございます( ^ω^ )
いやー自分はこんな雪駄履きのオッチャンがおっきくなったら面白そーだなーなんて思いながら作りました。
(↑自分には足フェチ要素があるのです)
続きですか……。
は〜ほ〜( ゚Д゚)
(↑考えてなかった)

でもtwitterなんかで時々竜介の話を振ることがあるのですが、ツイートしていくうちに竜介のイメージが割とはっきりしてきたので、
また気が向き次第(←……)
彼の話を書いてみようと思います。

よんでいただき、ありがとうございました(^^)/
Xe-in   0nice!
<5> 扉の向こうでの仕事 2(?) 2017年08月17日 (木) 23時57分
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注意

ラストに気持ち程度の流血表現を伴ったイラストを投稿しております。苦手とする方がいらっしゃる場合は閲覧をお控えくださいませ( ˘ω˘ )



「……そういや……抜いてねえな」

ここ最近"不作"ということもあってなのか、竜介は忙しかったのだ。


「……一発ぶっ放すか」

そのまま竜介は、大通りの交差点の上に我がものがおで、渋滞している車を尻で押しつぶしながらどっかり胡坐をかくと、
周りにコビトがいるのにもいとわず、ズボンをずらし……彼の"大蛇"を引っ張りだした。
その大きさに、コビトどもの声を奪った。


「おお?、やっぱいつもより気持ちええやないか」
亀頭に指が触れるたび、巨大な、バスなんかより巨大な蛇――いや、それは竜介の名にふさわしく、まさしく龍そのもののように思えた――はびくついてさらにむくむく太く、大きくなっていき、亀頭は浅黒く、時折ビクンとはねた。


「はぁ、はぁ……もっと気持ちええモン……」

竜介は、住宅街の上にどしんと置いてあるその中から割と太くて長めの列車を取り出して前3両を引きちぎった。

「おーチビもピーピー元気がええなあ」

がらがら。

その列車を道路に無造作に置くと、さらに一両をもぎ取って……。

「まぁピーピーいうなや。でかいけど俺のをきもちぃにさせてくれや」

と、話しかけ、亀頭を車両の先端にぐりぐり押し当て、中で大きくなる悲鳴をよそに、挿入し始めた。

プチプチ……めりめり、


「うっ……ええ……気持ちええ……」

パリっと割れた窓からコビトの赤いジュースがたれ、中を押しつぶし、そして車両を押し広げていった。
そのせいで車両は、ボロボロと機器を落としながら円筒形になっていく。


「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ 気持ちええ」

「めきめき」

その時、亀頭がついに、反対側にたどり着いた瞬間。

ぶちぶち

「あぅ」

ばきいいい

ついに残りのコビトが亀頭につぶされ、車両の反対側から龍の頭が雄たけびを上げた。

ってところを描いてみました。
Xe-in   5nice!




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