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看護教育トライアングル?!

看護教育について、教員のこと、学生のこと、患者教育などなど・・・

それぞれの立場から気軽に話し合ってみませんか?

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感染予防

262:パーネル (2006年05月07日 (日) 16時07分)

お久しぶりです。私も、教員養成講習会を卒業して教員1年目となりました。基礎看護学の感染予防について資料を集めています。清潔・不潔についての観念が変わってくれるような教材をいろいろ考えていますが、内容の精選でつまずいています。皆さんの学校では、どうでしょうか???
教員の世界に入って驚いていることは「感情に関らないで思考に関る」という事を主張しているわりに、ささいな事に目くじらをたてて人の中傷し、思いっきり自分の感情をむき出しにしてくる人に対して関ることに疲れてきています。相手にしないと、それはもっと怒りをかっている様子なので正直まいっています。相手との事は相互作用なので自分にも努力が足りないとは思いますが、本当に「看護教育」に関心があるのなら、まずは学生にプラスに働く方向をむいて、そこにエネルギーを使って欲しいものです。

271:ガルボ (2006年05月13日 (土) 13時20分)

教材選びって大変ですよね。アイデアが浮かぶまでが大変なのかな?清潔不潔の観念・・・これって年々難しく感じます。今の学生達はどこにでも座るし、ジュースなんか床においてても平気だったり・・・ちょっと目が点になるときがありますよね。そういうところは改めてほしいし、医療の現場での清潔不潔の感覚も教えないといけない。でもかたや、一般の人の感覚も失ってほしくない。
そんなこと考えながら、いろんな教材探ししてみては?学生が自分達で考えていけるものがいいよね。清潔操作に関するものは、うちの学校は、教材を買ってましたよ!でも、教材を工夫するって面倒だけど楽しい!!私は結構好きです。

>「感情に関らないで思考に関る」
って?どういうことなんでしょうか?よくわからないです。ただ、どこの職場でもどこの集団でも、パーネルさんのいうような人はいますよね。あまりかかわらないようにしたいですが、どうしても関わらないといけないとなると、最低限のあいさつはにこやかにね!

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新人教員のサルです

244:希望を抱いたサル (2006年04月12日 (水) 22時52分)

新人教員のサルです。
毎日、自分が何をやっているかすら分からないまま業務に追われている日々を送っています。新人だし分からなくて当たり前なんだけど・・・
こんなんじゃ生徒に申し訳なくて。あと同僚(先輩)にも申し訳ない・・・。
使えない私・・・。う・・・。

245:ちゃい (2006年04月13日 (木) 21時34分)

こんばんは、私も新人教員です。
担任に、戴帽式の準備、実習指導、ケーススタディの指導、自分の授業準備に職員間での係の仕事と毎日走り回っています。
周りの先生方にかなりフォローしていただいているなーと感じてます。新人看護師時代を思い出し、数年後にはお返しをと思いながら働いています。
学生の名前と顔がなかなか一致しないのが悩みの種ですが、1年生と3年生でこんなに顔つきが違うんだと、ひとつひとつの新しい発見にわくわくしています。
内心はどうしようというドキドキで一杯の事も多いですが。
ガルボ様、希望を抱いサル様これからもよろしくお願いします

246:希望を抱いたサル (2006年04月15日 (土) 23時30分)

ちゃい様
始めまして!私以外にも新任で担任の方がいらっしゃるのには、感動しました。一緒に看護教員をスタートしたよしみで、共に頑張りましょうね★
これからよろしく御願いいたします。
私も載帽式・その試験と、今年たまたま県下統一模試の発問委員の持ち回り校でして・・・
校務分掌とか寮の顧問に部活の顧問。教員って何でこんなに役割が多いのかしら・・・と思う毎日です。
教材研究だけしていたい。と切に願うサルでした。

247:ガルボ (2006年04月16日 (日) 00時35分)

今年はたくさんの新任の看護教員の方がきてくれてます!なんかいいね。

みんなで話し合ったり、何年か先輩の方たちもいるので、アドバイスもらったりしていきましょう!わーーー、なんかの形でこの集まり大切にしたいなぁ。

251:hamayuki (2006年04月28日 (金) 22時09分)

私も定期の人事異動で、希望ではなかったのですが4月から看護教員をやってます。2年生の担当ですが、以外に指導以外に雑務が多く、毎日、夜遅くまで残業をしてます。約1ヶ月たつのですが、「こんなはずじゃ」という思いが強くなり、臨床に戻りたい気持ちが日増しに強くなってました。でも、ここに来て「大変なのは私だけじゃない!」と勇気がもらえました。もうしばらくやってみようと思います。

253:希望を抱いたサル (2006年04月29日 (土) 13時12分)

本当に・・・学校って、思っていた事との相違あたくさんあって。看護の教育だけじゃなく・・・正直めげそうなことたくさんありますよね・・・。
けど私がめげたら、「看護師の卵が孵化しない!」って自分のためではなく生徒のためだ!と言い聞かせています。それが、ひいては自分自身のためになると信じて。
少しずつ前に進む。今出来る精一杯を出来ていたらいつかは報われますよ★きっと★一緒に頑張りましょう。燃え尽きないように、ここで一息つきながら・・・
お互いにFIGHT!(笑)

255:ふくふく (2006年05月03日 (水) 23時20分)

はじめまして。ふくふくと申します。精神看護学を担当しています。
hamayukiさんと同じように、私も転勤で看護学校に行きました。転勤したころは私も臨床に戻りたいと思っていました。でも今年で4年になりました。毎日残業だし、家でも仕事しているような毎日ですが、やっぱり学生の成長や笑顔に助けられ、先輩の教員の方々に助けられ、ここまできたという感じです。
でも私は学校に転勤して、自分を高めるために勉強しようという気にさせてもらったと思っています。
まぁ正直、学生に対して怒れてくるときもあるし、へこむこともあります。でもそれも自分自身の成長のためだと思っています。

看護教員のみなさん、頑張りましょうね。

256:ポンポン (2006年05月06日 (土) 05時59分)

私はGW明けから非常勤ですが一応助教員になる予定です・・・3日後の初授業が不安で不安で・・・。今朝も朝の3時には目が覚めてしまい、皆さんほどの忙しさはないものの非常勤ゆえに他の先生とのコンタクトが取れないことにあせりと孤独を感じなながらのGW・・とっても休んだ気にはなれず不安でした。でもやっぱり不安なのは一人ではないのですから頑張ります・・何とか・・・。

258:ガルボ (2006年05月06日 (土) 12時37分)

hamayukiさん、ボンボンさん、はじめまして。
書き込んでいただきありがとう!私はなかなか怠け者でレスが遅くなってしまうのですが、ここには、希望を抱いたサルさん、ちゃいさん等の仲間やふくふくちゃんみたいな先輩もいっぱい覗いてくれています。どうぞ、何かあったら相談してね。
hamayukiさん
今、学校という組織の煩雑さや臨床では見えなかった看護教育の有り様をまざまざと見せられているようですね。まあ、びっくりするようなこともたくさんありますよね。私も目が点になることがよくありました。でもね、学生の新鮮な感性や看護師になりたいっていう気持ちが伝わってくると嬉しくなりますよ!そして、若いエネルギーに触れるとこちらも若さをもらえるようで楽しいです!学校の仕事ってやっぱり3年ぐらい経たないと全部は見えてきませんから、ゆっくり進んでいってくださいね。

ボンボンさん
他の先生とのコンタクトがとれないってつらいね。それは時間的なものなの?でも、わからないことがあった時には、ぜひ誰か先輩に相談してみてくださいね。1年生なんだもん。何聞いたって大丈夫!!!

希望を抱いたサルさん、ちゃいさん、ふくふくちゃん、これからもどうぞよろしく!

263:希望を抱いたサル (2006年05月07日 (日) 19時39分)

うおおお〜★
なんだか叫びたくなっている危ない状況のサルです。
新人さんもベテランさんも、みんなみんな頑張りましょう!!もちろん私もです。
教員として学生を洗脳??(笑)して、次代の看護師を世間に送り出しましょうね★長いスパンでしょうが、めげることなく→めげそうなときは此処で吐き出して!!
昨日より今日。と、よりよい看護を目指す看護が出来る学生を育てましょう!明日から、在宅実習にチラホラと学生を送り出しながら日々を過ごすサルでした。ちょっと不安な想いがありますが・・・学生はもっと不安何だから、ベテランのフリしつつ指導していきたいと思います。みんなFIGHTで〜す。

268:ガルボ (2006年05月12日 (金) 12時02分)

お?
どうぞどうぞ叫んでください!

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専門領域

252:ちゃい (2006年04月29日 (土) 01時13分)

新人教員のちゃいです。
みなさん、自分の専門領域を担当していますか?
私は成人領域を研修で選考しましたが、就職先に担当者が不足しているため在宅領域の担当になりました。もちろん在宅の経験はありません。
自分が経験していない領域を担当した場合どのようにしていますか?
上司に在宅の現場に出させてもらえるよう願い出ていますが、今年は授業の後になりそうです。
授業前に各教科書を始め参考になりそうなあらゆる本も読みましたが、経験ないぶんイメージ化ができません。
自分がイメージ化できない事を教授しても、学生はもっとイメージ化出来ないのでは?と不安です。

254:希望を抱いたサル (2006年04月29日 (土) 13時23分)

基礎看護や概論・解剖生理・・・。確かに看護学校でならったんだけど専門では決してない。
しかもこの業界は日進月歩で、看護学校時代とは結構、変更部分あって。????の嵐。
やっぱり臨床時代と同じで、日々勉強して消化しなきゃ教えるのは難しいですね。経験の無いことについては、私は、同僚・看護学校の友人や臨床時代の友人に聞いて分からなければ大学時代の教員や保健所など公的機関に教えていただいています。知らない恥より、聞く恥のほうを選んでます。
だって知らないもん★って開き直ってますよ(笑)

259:ガルボ (2006年05月06日 (土) 12時41分)

専門領域について
私も精神看護・・・初めてでした。
臨床の経験はないのですよ。でもね、勉強しながら、実習しながら、少しずつ自分の出来る範囲でやってます。それでいいのではないかな?わからない範囲は、臨床の看護師さんに教えてもらいながら、研修会や研究会に参加してみながら進んでいくといいかな?
基礎教育ですからね。エキスパートであることも大切ですが、学生と共に学ぶ姿勢で!何年かすると力がついてますよ!

260:ちゃい (2006年05月06日 (土) 12時54分)

希望を抱いたサルさん、ありがとうございます。
確かに解らないなことはその都度、在宅看護師の友人や参考書等で確認しています(だってわかんないんだもんは私もよく使います)が、在宅の場の雰囲気や実際を感じて(体験)から知識との融合の後に教授したい、という私の気持ちが強いのだと思います。
今までの学習方法なのか、「知識→体験→経験→自分のもの→教授」が「知識→教授」になってしうまう事に不安を感じているのだと。
経験を補える知識(?)が必要なんですよね。でも経験を補える知識(?)ってあるんでしょうか?

261:ちゃい (2006年05月06日 (土) 13時15分)

ガルボさま
すれ違ってしまいました(笑)
在宅看護論の授業は私と4年教授されている先生と、ステーションの所長さんとが分担します。
しかし実習は4年教授されている先生がお一人で担当するのです。
私は実習は成人期と老年期となります。
夏休みには実習先のステーションに、私の実習をお願いしているのですが、授業は6月までなんです。
(今年の学生に申し訳ないな〜と思ってしまって)
少しずつ進んでいくしかないんですが、気持ちが焦っているのかな。
皆さんの意見を参考に長いスパンで考えてみます。
ご意見ありがとうございます。

264:希望を抱いたサル (2006年05月07日 (日) 19時55分)

ちゃい様
経験を補える知識って・・・正直ありえないですよネ。
同じ内容を経験したとしても、その感じ方は人それぞれだし、その経験を生かす事が出来る。または経験と一致できるだけの知識(土台)が無きゃ、消化・吸収できないでしょうし・・・。ん・・・。書き出したものの、難しいです。
ただ、臨床は一種の応用なので、学生のうちは、いつか体験するであろう体験に、臆しないだけの(無理ですが・・・)基礎知識を持たせることが、教員としての役割なのかな?と思いました。
けど・・・やっぱ自己が消化していないことについては
教授するの難しいですよね・・・
なんだか意味のないコメントでした。ごめんなさい。

267:ガルボ (2006年05月12日 (金) 12時01分)

午前中授業の準備に学校にきて、これから実習先に行くガルボです。自信のなさって克服することは難しいけど、だからこそ、必死になって勉強したり考えたり出来ます。新しい知識を持って現場を見る新鮮な目も養われますよ。そう、捨てたもんじゃありませんよ!それに、どんな看護にも共通している事ってあるでしょう。そこをしっかりと教えることも大切ですね!

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新人教員です

248: (2006年04月23日 (日) 20時10分)

4月から5年一環の看護学校に勤めています。ちなみに4年生の副担任です。
毎日毎日、行事の準備や授業準備に追われています。いままで現場だったからか、座学にもなれないですね (>_<")
何より、こんなに大変とは思ってなかったです (ToT)
授業準備がこんなに大変とはって感じです。また教壇にたつと緊張して、早口になり、反省です、今はパワーポイントで授業していますが、緊張があるので、教える事をどの画面時かと虎の巻?原稿用紙まで準備して授業にあたっています。
本当に情けないです。
今日も休みだけど、授業準備に追われています。
5月末からは、実習担当なんですけど、これも今までとは、逆の立場だから不安ありますね!でも新人だろうが、ベテランだろうが学生にしてみたら、先生にはかわりないから、頑張りたいと思います

249:希望を抱いたサル (2006年04月24日 (月) 22時43分)

ほんとに・・・なんだかいつの間にか時間が過ぎ去り、翌日になっている。そんな毎日です。私も4月から5年一環の学校に勤務で、2年生の担任になりました。なんか先生って、考えていたよりも授業や実習引率・指導以外の業務が多すぎて驚きっぱなしです。
新人教員の皆さん★お互い頑張りましょうね!ガルボ先輩や諸先輩教員の方々に、愚痴を聞いていただいたり・アドバイスを受けながら突き進みましょう(笑)

250: (2006年04月25日 (火) 23時15分)

ありがとう('-'*)エヘ
今日なんて、顔にくまできてて、先輩に倒れないでよって心配されちゃいました。これは不注意でした
自分のクラスへの授業にはだいぶ慣れてきましたが、他のクラスへは、なかなか緊張がありますね!
来月末から実習も始まります。引率もあるので、今までと逆の立場だから、どれだけ、学生を守れるかになってくるのかな??
頑張ります!

257:ガルボ (2006年05月06日 (土) 12時28分)

姫さん、初めまして!
そろそろ慣れてきましたか?それとも少し疲れてるかな?この連休でゆっくり出来たなら良かったと思います。教員になったばかりで授業がたくさんあるのは、結構つらいですね。はじめは上手に出来なくてもOKですよ。段々出来るようになります。伝えなければならないことは抜けないようにしておけばね!
実習は実習でなかなか苦労も多いと思いますが、自分らしく頑張ってね。「学生を守る」という意識はとても素晴らしいです!応援してますよ(^^)

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音楽療法2

229:ガルボ (2005年11月03日 (木) 21時22分)

スレが長くなるので、こちらに移して続けたいと思います。

おおばさん、おひさしぶりです!
看護学校での授業ですか?いいなあ。私も受けてみたいです。それは、何の科目としての授業なのでしょうか?
看護学校での教科に加えるとすれば、どうなんでしょう?どの領域でも関連がありそうですよね。看護師のできる範囲の音楽療法ということになるんだろうなって思います。看護の領域って広くてやや浅い(というと語弊があるんですけど)のが特徴というところがあります。音楽療法を学んだ上で、自分達が出来ることにアレンジしていくという感じなのかなあって思ってるのですが、どうなのでしょう?看護師が音楽療法について知っている必要はあると思います。

230:おおば (2005年11月04日 (金) 23時53分)

リハ系専門学校では精神医学の枠組みの中でした。看護学校のほうもそういうことになるのかなぁ。

ただ、ガルボさんおっしゃるように看護って守備範囲が広いから(音楽療法もそうなんですけど)、どのあたりにポイントを絞るかなんですけど。

たとえば病院の組織上どこの位置づけならば、看護職とのコラボが成立するかなどの問題も絡んできますし。う〜ん、楽しけりゃいいやっていうだけだったら
簡単なんだけどねぇ。

231:ガルボ (2005年11月05日 (土) 23時24分)

ふむふむ、やはり、精神の領域ですか〜。
精神か老年かなあって思ってました。
そうですね。どのようにコラボするかですよね。考えてみよう。

232:yuuko (2005年11月10日 (木) 21時32分)

お久し振りです。

そうですね。音楽はどの人の生活にも影響があるので、各講座で必要な方法で講義してもらえるといいのかも知れません。

例えば、私のとっている老年では、この前もお話したとおり、リハビリや認知症の患者さんの活性化に一役買っています。

急性期ではICUで音楽をかけていますし、小児でも必要とされていると思います。

母性では胎教に音楽が有効であるとされていますし…。

広く浅く、その必要性を講義してもらって、どう活用できるのかを教えてもらえると、良いかなぁと思いました。

音楽療法の本来の意味とは、離れてしまっているでしょうか?

233:おおば (2005年11月16日 (水) 11時41分)

yuukoさん、
>>音楽療法の本来の意味とは、離れてしまっているでしょうか?
いえいえ、音楽療法の本質だと思います。

音楽が人の人生のどの部分にも影響を与える存在なのですから、音楽療法も、胎教や出産、新生児ケアから緩和、終末期に至るまで、まさしく看護に沿うようにそのひとつの素材として、対象者の傍らに置かれるべき存在なのです。

言語聴覚士学科の生徒さんには認知リハビリテーションの一素材としての音楽を、トピックスとしてお話しました。
さて、看護学科の生徒さんたちには、どういった示唆を与えることができるでしょうかねぇ。

234:yuuko (2005年11月25日 (金) 22時49分)

今日「看護研究」の授業を受けました。
そのときの講師の先生が、こんな例を紹介してくれました。

「今学部の学生で、音楽療法が認知症の方のQOLにどのような影響を与えるかという研究をしている人がいます。奄美大島出身の学生なので、島歌になじみの深い高齢者に島歌を聞いてもらって、どのような変化をもたらせるかを研究するそうです。」
という紹介がありました。

学生さんが実習中に、音楽を聴いた認知症の患者さんに笑顔が戻ったことが研究の動機だそうです。

このような研究の動機につながるような症例を紹介してもらったり、具体策を講義してもらうのも良いかもしれないと思いました。

235:おおば (2006年02月02日 (木) 19時38分)

お久しぶりです.
そろそろ看護学校での授業の準備をと思いきや,目下入院中です(^^;

なかなか原因がわからず,一回目は付き添いで病院の中にいたとき腹部に激痛を覚え,まぁ「救急車」というわけにはいかず,急患で見てもらうことにしましたが,それでも順番待ちで,待っている間に痛みはなくなってしまいました.その日はそのまま帰ってしまいました.

そして一日置いて深夜,また激痛に見舞われ救急車を呼びました.背部痛もあり,そのときは大動脈解離の疑いという何ともご大層なお疑いで入院と相成りました.して,検査の結果原因不明.痛みも搬送されたときの注射で消えてしまったのれすよ.

で,救急車で2回めの入院となるわけですが,な,なんと胆のう炎だそうでして・・・
でも,石はないそうです.2日半ほど,塩酸ペンタゾシン(たぶん)をバンバン打ちまくり,原因が分かってからはドレナージチューブ留置で胆のう内の圧を下げる処置を行って,痛みから解放されました.

いまはオペ待ちですが,おおばの場合,循環器に既往症があるため,心カテを行ってからという外科医のお言葉で,入院が長引いております.

長々と書きましたが,もちろんこの体験,クズカゴに捨てる気はじぇんじぇんありません.はっきり言って潜入ルポのようなものです.

まず,良くも悪くも病院はシステムで動いている.救急搬送などを除いてシステムから外れることをすると,システム自体が機能麻痺に陥るということ.

それから,当たり前っていえばそれまでだけど,医師が診察して自分の専門外と判断すれば即座に他科に引き継ぐ.これは開業医と病院,地域病院と中核病院の関係でも同じことだけれど,残念ながら音楽療法の世界にはこういうシステムはない.まぁ,倫理に依存しているともいえるかもしれないが,臨床心理士のような水準でそれが維持されているとは言いがたく,どちらかというとクライアントを放したがらない,質の悪い音楽療法士がわんさかいる.

ちょっと,横道にそれたが,看護師の個性で病室や病棟の雰囲気ががらりと変わる.科の違いが看護師の個性に反映しているとも言えそうだけど,けっこうそれぞれが強烈な個性を持っているようだ.

それから,看護師の行動,言動から大卒か専門校卒か何となくわかる.まだ直接聞いてみてはないが,一人理屈っぽいのがいて,こいつかなぁなんて思っているんだけど,まぁ,強烈な個性のうちのひとつという事だけかもしれないけど・・・・

それからそれから,他科の医師の連携についてはもう言ったけど,これがいざオペ待機となってみると,他科との連絡医師と看護師ないしは病棟との連絡が極めて不備だ.おかげで2週間は余計に入院していなくてはならない感じ.

と,今回の「潜入ルポ」を随所に生かした授業をやってみたいと思います.果たして看護学生に役立つ音楽療法の授業になりますことやら・・・・

236:ガルボ (2006年02月07日 (火) 01時07分)

おおばさん、大丈夫ですか?
もう手術終わったでしょうか?

しかし、転んでもただでは起きないその精神、見習いたいです(^^)

でもでも、無理しないでくださいね。

潜入ルポ楽しみにしていますね。

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音楽療法入門教育

167:おおば (2005年08月11日 (木) 02時43分)

ガルボさん、お久しぶりです。つい最近、民生委員の研修会で音楽療法について吠えてきたところです。また、秋には言語聴覚士を養成する学校の授業をお手伝いすることになりました。

このところ、看護やリハビリテーションなどの近接領域にあたる専門職養成機関でも、音楽療法の教育が導入されてきているようですね。以前にも、ガルボさんとのお話の中であったと思います。

ということで、この近接領域での音楽療法教育の実態やそれぞれのお立場として、期待していること、音楽療法教育に何を求めたいのかなど、お聞かせいただければと思います。ぜひ、参考にさせてください。

先の学校の依頼では、実践的なものを望んでおられるようなのですが、教養としての音楽療法入門といったないようにするか、実践教育に踏み込むかでは内容的にかなり差が出てくるものと私は考えていますので、さまざまなお立場の方々と議論してみたいとも思います。よろしく。

170:あくび (2005年08月16日 (火) 22時09分)

おおばさん。こんばんは。
音楽療法に力を入れていらっしゃるんですね。
私は、音楽療法の世界には詳しくないのですが、最近思ったことがあるんです。
それは、音楽療法を学んでいない私の施設でのできごとです。
高齢、寝たきりで意思表示のできない患者さんの部屋で流しているラジオのジャンルが、働く受け持ち看護師の好みのジャンルになっているんですよね。しかも賑やかな洋楽。。。
ついつい気になり、こんな会話をしました。

私「この音楽は誰の好み?」
スタッフ「私の好みです。○○さんが受け持ちのときはクラシックなんです。」
私「この方(患者さん)の好みはどこへ行ったの?」


なんだかな〜って感じです。
音楽療法の世界でも、患者の個別性・好みというものは重視されているのですよね?
私としては、患者さんの好みを情報収集して、その患者さんの好む音楽をかけて欲しいと思うのですが、、、
どう思われますか?

おおばさんの質問にお答えせず、反対に質問してしまってすみません。。。

171:おおば (2005年08月17日 (水) 23時33分)

あくびさん、こんばんわ。
音楽療法に限らず対人サービスにおいては、クライアント、患者、対象者、呼び方はいろいろでしょうけど、サービスを必要とする人たちに寄り添うことから、仕事が始まるもものだと、oobaは思っております。

でも、ケアギバーの働きやすさのためにちゃっかりケアギバーの趣向で物事が決められてしまうことは、現実問題としてよくあることだと思います。それが、物言えない、動けない対象ならなおのことその傾向は強まるとも思います。

ただ、あくびさんのおっしゃられていることは当然としても、その場で行われている音楽の使用がどのような意図で用いられているのか、誰のための放送の利用なのかは、施設として明確にすべきだろうと考えますが・・・・

173:yuuko (2005年08月18日 (木) 02時14分)

>物言えない、動けない対象ならなおのことその傾向は 強まるとも思います。

音楽療法にあまり見識のない私から、こんなことを書き込みするのは何ですが、上記の場合、ご家族や親しい人から対象の好みを聞き、それに合わせるということが、看護の中ではよく行われます。
それが対象の脳の活性化につながるという根拠からなのですが、この辺は専門としてどうなのでしょうか?

もし、今までの根拠と違う理由があれば、参考に教えてください。

その前に、おおばさんのHPにいかにといけませんね。

よろしくお願いします。

174:おおば (2005年08月18日 (木) 11時25分)

yuukoさんこんにちわ。
まったくそのとおりだと思います。
それと音楽療法の知見のあるなしはあまり関係ありません。対人サービス全般に言えることだと思います。

あくびさんの「施設」という言葉に先入観を持ってしまいました。わたしは以前知的障害者の入所更生施設で働いていたことがあり、それを思い起こして書き込んでしまいました。

ただ、施設によるとは思いますが、福祉施設の一般的な姿は(特に地方の場合政治的な介入で必ずしも適正な職員の選抜が行われるとは限らない)、専門性も、倫理性も立ち遅れていることがよくあります。過去10年間でも職員の不祥事は東北だけでも相当数になります。このような背景から、書き込んでしまいました。誤解を与えてしまってごめんなさい。

それから
>>それが対象の脳の活性化につながるという根拠からなのですが、この辺は専門としてどうなのでしょうか?

の「それが」は対象の好みの音楽ということですよね?活性化の扉を開く大きな要素にはなるかと思いますが、私は脳科学の専門家ではないので断言できません。

経験知からすれば、嫌いなジャンルでも身体が反応してステップを踏んでしまうとかいうことはありますし、好きなジャンルでも聞きたくないという時もあります。

趣向性は音楽療法にとっても大事な要素で、対象の状態に合わせることもとても大事だと思います。あわせることには、たとえばクラシックの曲をロック風にアレンジすることも含まれると思います。







176:あくび (2005年08月21日 (日) 15時32分)

おおばさん。yuukoさん。ありがとうございます。

>その場で行われている音楽の使用がどのような意図で用いられているのか、誰のための放送の利用なのかは、施設として明確にすべきだろうと考えますが・・・・

私が経験した場面は、施設全体という大きな場ではなく、一人の患者さんのお部屋で流しているラジオの音楽ということでした。
yuukoさんのおっしゃってくださった
>ご家族や親しい人から対象の好みを聞き、それに合わせるということが、看護の中ではよく行われます。
と同じことを言いたかったんです。
言葉足らずで申しわけありませんでした。

私の施設では、年2回、院内でコンサートを開いています。(七夕コンサートとクリスマスコンサート)
そのコンサートで盛り上がる曲と言えば、やっぱり洋楽などではなく演歌や童謡なんですよね。
演歌や童謡を流しているときは、いつもゴソゴソ動く方たちもジッと音楽を聴いていたりするんです。
そんな経験も加わって、「対象者の好みに合う音楽を流すことが一番大切」という思いが私の中に大きくあったのかも知れません。

でも、おおばさんの
>嫌いなジャンルでも身体が反応してステップを踏んでしまうとかいうことはありますし、好きなジャンルでも聞きたくないという時もあります
を読んで、そうなんだ〜。→そうかもしれない。→本当にそうだ。と思いました。
私自身も、音楽を聞く気分のときとそうでないときがありますから。。。
では、意思表示できない方への音楽は、いつどのようなときに流すべきか。。。
これを考えるのは今後の課題かな〜と思いました。
その方の体調を診ながら流す、ということも考えていかなければいけないのでしょうね。
貴重なご意見ありがとうございました。

181:yuuko (2005年08月22日 (月) 23時12分)

おおばさん あくびさん
ありがとうございました。

>嫌いなジャンルでも身体が反応してステップを踏んでしまうとかいうことはありますし、好きなジャンルでも聞きたくないという時もあります
 自分に当てはめてみると、あくびさんの 言うとおり
 そのとき心に響くものは違いますものね。参考になり ました。 
 色々な音楽から、患者さんのわずかな変化を見逃さな いようにすることは大切ですね。そこで初めて効果が わかるときもありますね。

仕事をしていて、音楽が流れているとスムーズに行動できることがあります。
ICU勤務の頃は、よくヒーリング系のものとか、映画音楽をバイオリンやピアノで演奏しているものをかけました。患者さんに「このCDなんていうの?」と聞かれることもありました。機械音が患者さんのストレスに拍車をかけるという研究のもと、それがまぎれるように音楽を使っていました。
術後に聞けるよう。好きな音楽の持込を許可していました、手術室でも、麻酔導入まで、患者さんの希望の曲をかけていました。
そのあと、先生のテーマ曲に変わっていましたが。

奥が深いですね。



182:おおば (2005年08月23日 (火) 09時19分)

あくびさん,yuukoさん,こんにちわ.
音楽は身近な素材ですから,いざ療法として行おうとすると,いろいろ誤解や知識不足から来る独善的な考えに至ってしまうことはよくあるようです.

たとえば,yuukoさんがあげられたオペ室での話し.患者さんの手術,検査などのまえに緊張を和らげるために音楽を流すことは,ずいぶん増えてきましたよね.でも,執刀医の苦虫を潰したような顔でのオペが是とされることの多い風潮の中で,執刀医のリラックスのため好みの音楽を流すことにも意味があるわけです.

音楽療法は,音楽が治療の唯一の手段ということもあれば,チームのコミュニケーションを円滑にしてスキルをあげていくという水準まで,さまざまな治療水準があります.

また,同じ状況を録音してあとで再生してみると分かりますが,機械音などをマスキングするために使われる場合もあるわけです.人の耳は聞き分けをしますから.で,録音をしたものを再生してみると,機械音と音楽が混在して(ある意味平等に)いて,決してマスキングされてはいないことに少なからず驚いたりするものです.人間の能力ってスゴイですよね.

>>患者さんのわずかな変化を見逃さない・・・
本当にそうですね,学会から認定を受けている音楽療法士でも,研究発表のほとんどは集団を対称にしていて,その中で大きくく変化している患者さんを抽出していることが多いのですが,集団力動に言及しているものは意外と少なく,まして,一人一人のわずかな変化などには注意が注がれていない,という認定者がいることも事実なのです.

看護士で泣ければできない清拭がるように,音楽療法士でなければ出来ない音楽療法があると思うのですけれど,現時点での音楽療法士は.今ひとつ輪郭がはっきりしません.



193:yuuko (2005年08月30日 (火) 18時46分)

こんばんは。

おおばさん、看護師の音楽療法の視点は、患者さんにどう活用するか?
がメインなので、看護師が仕事を気分良く、リラックスした状態になるような、活用方法もあったんだと気づきました。

「音楽を聞きながらなんて、不謹慎」
といわず、生かして生きたいですね。

専門領域の底力、期待しています!!

203:おおば (2005年09月05日 (月) 18時57分)


yuukoさん ありがとうございます。

音楽療法は音楽の持つ、生理的、心理的、社会的(プラス発達・成長も含むとおおばは考えていますが)機能を意図的にクライアントに提供することなんですが、同時にそれを実現するのにクライアントとの関係性、コミュニケーションがとても大事なんです。

それと、社会的とは、クライアント、医療サービスを提供する側、と分けることなくひとつの音楽を共有できることをも意味しています。

まぁ、学問的背景が音楽療法はいまひとつはっきりしないところがあるので明言できませんが、臨床心理学になぞらえてみると、臨床心理学の体系に組み込まれている基礎心理学や発達心理学などのように、音楽学を構成しているさまざまな独立した分野があって、音楽療法はそのひとつの実践分野、音楽とやめる人を結びつける技法のひとつ、といった感じでしょうか。

ですから、音楽療法自体はさまざまな対人サービスの専門分野の専門家がそれぞれのバックボーンをもって音楽を他者のために使うことは十分ありえる、という
世界なのだと思います。

う〜ん、今日は何を言いたかったのか、舌足らずだった(^^)。9月9日〜11日、名古屋で学会です。抄録作成から指導した音楽療法士のタマゴが発表することになりました。一緒に行ってきます。

それにしても、台風が何もかもぶち壊しにしなければいいのだけど・・・・

207:yuuko (2005年09月07日 (水) 21時23分)

》それにしても、台風が何もかもぶち壊しにしなければい いのだけど・・・・
各地で大変なことになってしまいましたね。

こんな時も、音楽で元気が出る、力をもらえる例がたくさんありますよね。

209:あくび (2005年09月07日 (水) 22時02分)

本当に、大変な被害を招いた台風ですね。
北海道の方は、これから。。。
被害が少ないといいけどね。

おおばさんの名古屋はなんとか大丈夫そうですね。
学会、気をつけて、そして楽しんで行って来てくださいね〜。

210:おおば (2005年09月08日 (木) 12時40分)

yuukoさん あくびさん

ありがとうございます。
行ってきまーす!

215:おおば (2005年09月15日 (木) 22時03分)

やっと帰ってきました。学会は11日で終わったのですが、その日東京で片麻痺さんたちとのoff会。飲んでそのまま障害者スポーツセンターというところで宿泊。

一日置いて14日、新潟のとある専門学校で授業の打ち合わせをしてきました。今回は一コマだけなんですが、学生の反応を見て他の学科でもという感じでした。がんばんなくっちゃ!

216:yuuko (2005年09月17日 (土) 23時30分)

》学生の反応を見て他の学科でもという感じでした
これは「音楽療法でなくてもいい」と言うことでしょうか?
そうだとしたらちょっと残念ですね。
ここは、学生さんに「はっと」させるような講義をして、おおばさんの底力を見せ付けてくださいね。
ちがったらごめんなさい。

217:おおば (2005年09月18日 (日) 20時25分)


yuukoさん,ありがとうございます.
>>他の学科でも
というのは作業療法学科でも導入を,ということのようです.誤解を与えるような表現ですいませんでした.

まぁ,よその学校の話ですが,ずいぶんとへんてこりんな講義をしてこれが音楽療法だ,というような方もいらっしゃるようで,誤解を与えたまま巣立った学生もいるようではありますが・・・

218:yuuko (2005年09月22日 (木) 19時09分)

私が以前行っていた実習病院では、作業療法士さんがギター片手にリハビリしてました。
患者さんは歌いながら笑ったり、感極まって泣き出したりしていましたが、いい刺激になっていました。

依頼があるといいですね。

219:おおば (2005年09月26日 (月) 14時00分)

ある病院では、OTさんやSTさんがリハの後に、ピアノやフルートなどでアンサンブルを患者さんに聴かしてあげるのだそうです。
いいですよね〜。

いま、コミュニティビジネスという枠組みで、公開オークションというイベントに向け、申請書を作成中です。これが通ると、支援者を前にプレゼンができるということなので、名前と音楽療法を多くの人に知ってもらえる機会になるので、がんばりたいと思います。

220:おおば (2005年09月29日 (木) 12時19分)

CMです(^^)

音楽療法に関心のある方、まだ工事中が多いんですが、「音楽臨床のお部屋」掲示板でお待ちしております。

http://www.k2.dion.ne.jp/~ooba_ph/

221:ガルボ (2005年10月13日 (木) 22時36分)

おおばさん
音楽療法、興味のある方がたくさんいらっしゃると思います。有難い情報ありがとうございました。
これからもどうぞよろしく。

226:おおば (2005年10月20日 (木) 22時19分)

言語聴覚士学科の生徒さんたちに、音楽療法の体験をしてもらってきました。楽しかったですぅ。

やっぱり、何かきまった曲を演奏できる楽器のスキルがないと人前では表現できないもんだ、と思い込んでいるような傾向がありましたね。

楽器を本来の演奏法とは関係のない(超越ともいう)
ところでの表現は「たぁ〜のしぃ〜」っていうところに気がついてもらえてからは、かなり盛り上がっちゃいました(/^^)/

あ〜、クセになりそう。

227:ガルボ (2005年10月21日 (金) 00時48分)

音楽っていいですよね!
私も何となくまた楽器が演奏したい感じがしてきました!

228:おおば (2005年11月02日 (水) 20時13分)

今度は正真正銘、看護学校での授業の依頼です。さて、看護教員のみなさん。何を期待したいですか?それから、やってほしくないことってあります?

看護教育の中に音楽療法の時間は必要だと思いますか?
高校生の進路に音楽療法が視野に入ってきてはいますが、まだ音楽療法での就職は厳しい状況です。医療職となって音楽療法をする、したい、できると思っている高校生たちへ一言。それから現役の看護学生へも一言お願いできればうれしいです。

名前 削除キー


こちらでもご挨拶。

185:ガルボ (2005年08月25日 (木) 20時27分)

こっちも、トライアングルも、放りっぱなしで、申し訳ありません。でも、ちゃんと見てます。見てます。初めて書いてくれているみなさん、ズーーッとお返事もしないでごめんなさい。お久しぶりのみなさん、いつも書いてくれるみなさん、ありがとう(^^)涙が出るくらい嬉しいです。
一つ一つにレス付けられなくてごめんなさい。
10月9日が過ぎたら、いーーーっぱい書きます。今はお許しください。ガルボはお仕事しながら勉強頑張ってます。これで落ちたら目も当てられないので、もう少し本気で頑張ります。

でもね、実は、私はここを覗きながら、近頃、私が書かなくても意見交換がなされているのがとてもとても嬉しい。ある意味、私の望んでいた状態なのです。でも、参加したくもなるんだけどね!試験終わったらまた・・・

皆さん、懲りずにきてくださいね!

187:あくび (2005年08月25日 (木) 22時45分)

ガルボさん。
お気になさらずに〜。
がんばれ〜!応援してますよ〜♪

192:yuuko (2005年08月30日 (火) 18時40分)

待ってますね。
勉強、頑張りましょう!!
今は自分本位で。

204:顧問 (2005年09月05日 (月) 21時13分)

こっちもめちゃめちゃご無沙汰してます^^;
久しぶりすぎてごめんなさい^^;

このトライアングルが出来た時にはめっちゃ書き込んだんですが、最近は書き込めなくてごめんなさい^^;
みなさん初めまして。顧問と言います。
精神科の看護師をしていて、この7月から訪問看護ステーションを開設して独立し、地域に飛び出て精神科の訪問看護をしています。

病院と地域との差に頭打ちしているところであります^^;
みなさん色々ご指導お願いしますね^^;

あくびさん久しぶり〜^^
相変わらずご活躍の事と思います^^
地域での訪問看護中々難しい^^;けど楽しい^^;
あくびさん、色々教えてね〜^^

208:あくび (2005年09月07日 (水) 21時58分)

あっ。顧問さんだ〜♪
顧問さん、大変そうですね。
でも、充実してるんだろうな〜って感じますよ〜。^^
応援してますからがんばって〜。
また、ステーションにも遊びに行かせてね〜♪

214:顧問 (2005年09月11日 (日) 17時18分)

ステーションいつでも遊びに来てね〜^^
是非お待ちしております^^

222:ガルボ (2005年10月13日 (木) 22時38分)

コモンちゃん、在宅看護、訪問看護ステーションについても、時間が出来たらディスカッションしたいですね。

223:あくび (2005年10月15日 (土) 14時54分)

ガルボさん。お疲れ様でした〜。
それから、HP、アップされたんですね。
秋バージョン、ステキです〜。^^

224:ガルボ (2005年10月15日 (土) 23時13分)

あくびちゃん、いつもいつもありがとう!

しばらく放ってたので慌ててupです(^^;

これからもどうぞよろしくね。

225:yuuko (2005年10月16日 (日) 23時36分)

私、金木犀の香大好きです。
トイレの芳香剤は戦線違うと思います。

ほんの少しの期間、香るのが好きです。

銀木犀ってしってますか?
白い花が咲きます。
香は金木犀より、薄いです。

実家に咲いています。

名前 削除キー


大卒の新人教育

175:流雨 (2005年08月19日 (金) 23時37分)

今年、大卒者が9名就職しました。うちの病棟にも2名配属。固定チームナーシングで一チームに1名ずつ、プリをつけて、技術教育は注射器の袋の開け方から何から手取り足取り教えてきましたが...5ヶ月目に入ってもまだ留置針、採血一つ一人でできないのが実態です.リアリティショックもわかりますがどこもこんなもんでしょうか?私達の対応が悪いの?上層部は貴重な大卒者を辞めさせてなるものか...
かばうかばう...そして他のスタッフのストレスは溜まる一方です。...

178:あくび (2005年08月21日 (日) 15時45分)

病院看護師をしているあくびと申します。よろしくお願いしますね。

大卒の看護師さん。増えましたよね〜。
私のところも年々増えている気がします。
私の病院では、大卒看護師の技術修得が特別悪いという話はあまり聞いたことがありませんが、大卒看護師の魅力は思考の展開がしっかりしているところだと私は思っています。
技術は数をこなさなければついてきませんよね。
採血がとても不得手な看護師が、外来の採血室勤務になったら随分腕が上がったという話は本当にあった話です。
その看護師さん。
できない→自信がない→したくない→経験が減る→できない
という悪循環は繰り返していませんか?
私は、できない技術はできるまで根気強くやらせるべきだと思っています。
ただ、できないときにさせられることは大きなプレッシャーになります。
ですので、できればゆったりとした環境で、看護師同士での練習といった機会を与えてみればいかがでしょうか?(私の病院では、入職時オリエンテーションで一日つかって技術の練習を互いにしてもらっています)
先輩看護師、上司として大切なことは、新人看護師の持っている力を信じて自信をつけさせてあげることと私は思っています。
いかがでしょうか?

183:流雨 (2005年08月23日 (火) 23時21分)

あくびさん、はじめまして。
丁寧なお返事ありがとうございます。
私の病院でも入植時に2日間かけて基本的な技術研修を行いました。マンツーマンで朝から晩までみっちりです。
技術面に関しては経験がもちろん必要ですが、日ごろから慌てなくていいから一つの処置をする前にはマニュアルを再確認しなさいと言っても見てもいないんですよ...
そして先輩に教えられたことをメモッたりもしないですしね。実際、親元から大学通っていたのがいきなり一人暮らしと初めての就職と大変なのはわかりますがね・・・
食事もろくなもの食べていないようで栄養失調気味で思考に影響がきているんじゃと要らぬ心配をしたりもするわけです。
でも、とにかく事故を起こさないようにカバーしつづけていくしかありませんね。そして、あくびさんがおっしゃるように彼女等の論理的思考に基づいた看護力が遺憾なく発揮される日が来ることを心待ちにしたいと思います。
なんて、偉そうに言ってしまいました...自分もまだまだなんですのにねm(−−)m

184:yuuko (2005年08月24日 (水) 18時00分)

はじめまして。よろしくお願いします。

私は今看護教員研修に参加しています。
大学の教育課程を知ると、彼女たちの得意、不得意がなんとなくわかってきました。

私は中間定時制で学んで、技術→知識という手順で学びましたので、技術について辛い思いをしたことがありません。そして、今より教育体制もしっかりしていませんでしたので、「怖い先輩」がたくさんいました。
今まではそれに何も違和感を感じないでやってきました。
しかし、自分がプリセプターをした時に、今の若い子の看護学校での現状を知りました。
「学んでいても経験したことがない」
だから、異常に緊張し、自信喪失するんですね。今の子は人を傷つけるのも嫌いですが、自分が傷つくのがもっと嫌いです。なので、自信のないことを要求されると、困ってしまうようです。

彼女たちの自信のある「知識」やあくびさんの言うような「思考の展開」から技術に結び付けて、教えてあげることはどうでしょう?
流雨さんもお仕事で大変でしょうが、彼女たちも精神的に大変なんだと思います。入職してたかが5ヶ月です。急いで教育しなくてはならないでしょうが、あくびさんの言うように「自信」を持たせると案外スムーズかもしれません。

みんなでチームなのですから、自分の居心地のいい環境を作るために、もうひとつ我慢して鍛えてあげてください。できないことはその度に口がすっぱくなるほど言ってあげて下さい。すべては患者さんの安全を守るためですから。カバーしても責任の所在がどこにあるのか自覚させてあげてください。そこで考えてもらうと、「臨床での責務」がしっかり身に付くんだと思うし、流雨さんたちがどれだけ気を使ってくれているのかわかると思いますから。

看護が好きになるのは、初めに就職した臨床での教育が大きい役割を果たすと思います。

ご苦労はよくわかりますが、どうか「魅力的な看護師」をたくさん養成してください。
頑張ってくださいね。

186:あくび (2005年08月25日 (木) 22時42分)

流雨さん。yuukoさん。ありがとうございます。

お二人のレスを読んで、その大卒の看護師さん、もしかしたら不器用なのかもしれないなって感じました。
思考→技術の順番で学習する大卒の看護師さんなんかはその不器用さがモロ臨床で現れてしまうような気がします。
それは正直さであったり、汚れのなさであったりもするんだとは思うんですがね。。。

大卒の看護師さんに限らず、最近の若い子たちは(う〜この言動、おばちゃん入ってる?^^;)私たちには考えられないような思考でものを考えたりしますよね。
「今どきの子だな〜」って思うこと多いですから。。。
初めてそういう子に出会ったときは私もいろいろ心配したり気にしたりしてました。
それから、一生懸命教えれば教えるほど「どうしてわからないの〜!!」って思っちゃったり。。。
仕事が忙しいとその分、「早く一人でできるようになってよ!」と思ってしまうんですよね。。。

流雨さんはきっとやさしいから、新人看護師さんのそういういろんなことを心配されているのでしょう。
心配でなきゃ、こういうHPに来て、指導や教育のことをテーマに熱心に会話しようとはしませんものね。

私はね。そういとき、新人看護師さんは「今どきの人」だから仕方ないかって思うようにしています。

先輩看護師は忙しい勤務の中、一生懸命教えれば教えるほどストレスはたまっていきますよね。
ですから、そのストレスをためない一つの方法として、新人看護師は自分とは別の人間であり、その人なりの考え方を持っていると思うようにしたほうがいいような気がするんです。
それは嫌な意味ではなく、「この人ってこういう考え方するんだ〜」とか、「この人がマニュアルを見ないのはどういう理由からなんだろう。いつも一杯いっぱいなんだろうか?」とか、、、
そういう疑問視した目で相手を見つめることで不満を疑問に変えて、直接相手に聞いていくということです。
これはコーチングなどでも用いられている方法で、相手の持っている能力を信じて相手に答えを求めていく。

マニュアルを見ないのはなぜか?
マニュアルを見れなくしている原因は何か?
どうすればマニュアルを見れるようになるか?

そういうことを自分で考えてもらい、答えを自分自身で見つけてもらうんです。
これも実際はなかなか難しくってうまくいくことは少ないのですが、少なくとも相手がどうしてできないのかの原因を知ることは可能です。
原因がわかれば解決策もでてきやすいですよね?
一度試してみられてはいかがでしょうか?

長文失礼しました〜。m(_ _)m

188:ととろ (2005年08月26日 (金) 16時16分)

流雨さんの意見に同意!私の病院でもスタッフ一同ストレス抱えてます。大卒・新人ナースの中には「大学を卒業しているのにどうして高卒の看護師達に偉そうに指導されなきゃいけないの」と言っている者もいます。カッチーんときますが、大学卒業という事が本人の自尊心を高め、高卒の看護師に物を教わる事でその自尊心が深く傷つけられているみたです(−−)なんとも、新時代です(私にとって)私は看護専門学校卒業なので踏まれても踏まれても這い上がるまさに雑草のようにたくましく育てられて、それが普通と思っていたのですが、今では壊れ物を扱うように新人ナースを扱っています。ナイーブな子達なので言葉使いも慎重に・・・ほんと余計なストレスこっちも溜めちゃいますよ(ーー)看護大学が増えてきて、新卒ナースのこういった一面をチラホラ耳にするようになり、そろそろ看護大学の教育内容を見直すべき時がきているんじゃないのかと思います。看護大学の増設に伴い病院での教育体制の充実を国全体で見直さなければいけない状況になっているのではないかと感じています。そうでなければ旧ナース達(←自らあえて言うか)のストレスは誰が保護してくれるんでしょうか?即戦力の乏しい大卒ナースを働きながら教育していかなければいけない現役ナース達の苦労は昔の現場教育の苦労より大きくなっていると感じます。高度な教育のためには看護の大学化も重要ですが現役ナース達の働きやすい職場環境を考えるのも同じくらい重要だと感じます。

189:流雨 (2005年08月28日 (日) 02時53分)

yuukoさん、あくびさん、ととろさん 親身なお返事ありがとうございます。

皆様の丁寧なレス(って言うんですね。最近「電車男」で知りました。)にもう少し詳しい現状を出してみる気になりました。
今、準夜勤明けです。今日は新人と一緒でなかったので早い方です。本当に病棟によっては新人との準夜勤の帰りが5時、6時はざらみたいで、それもスタッフとはさせられないからいまだに係長とやってるようです。気の毒に...(−−) 実際4月就職後6〜7日で準夜勤開始ですよ。怖いものです。こんな野戦病院みたいなところで余裕のある職場教育は無理があるというのが正直な感想です。スタッフ数2名減ったところに2名の新卒ですから、彼女らの指導者を入れると実質4名マイナスでの4〜5月だったわけです。

そうそうコーチングに関しては真似方ですがやってはいるんですよ〜でも、返事は大方「忘れてました〜」で終わってしまいます。まあ、やり方がわるいんでしょうが・・・
私は係長なので何とかやっていけてますがスタッフはなかなかですね。逆にプリの方が精神的におかしくなりそうな時も有りました。連休でリセットできたようですがね。

なんと言ってもととろさんのおっしゃるように教育と現場のギャップが問題なんだと思います。何処かの病院は看護師にも研修期間を持たせているとか・・・やはりこれからはそういうのが必要になってくるのではないでしょうかね。

もうすぐ中間反省の時期です。今後について看護部でも考えないといけないでしょう。また、経過報告しますね。

ありがとうございます。(^^)/

190:ととろ (2005年08月28日 (日) 13時31分)

流雨さん お疲れ様です。
私の職場では数年前からプリセプター研修をやっています。研修はなんと一年間です。私も参加いたしました。夜勤の次の日も日勤の日も研修は看護部からの強制命令のようなものなので勤務より優先的に行かせてもらう事もありました。内容はとにかく「どうやって教えるか」というものよりも大半が「新人にどう接するか」というものだったように思います。ある時は大学から偉い教授が来て心理学を受講したり、「新人類の考え方や接し方」や「若者の行動・発言パターン」といった内容を検討したりでした。私が新人だった頃はここまで考えていただいていたなんて決して思えない指導でしたが今は違いますね。流雨さんが仰るように教育と現場の差が開けば開くほど受け入れ側の苦労が増すといった感じでしょうか?

ある文献で読みましたが海外ではすでに、こういった教育と現場のギャップが大きく問題として取り挙げられていました。大学教育の内容が見直されているとか・・・看護の科学的な理論や考え方、知識などのレベルは大学教育で上がってきているが、一方では技術がついていかない→大学教育で学んだ知識が役に立たないと落ち込む→存在価値が現場で見出せない→離職といった傾向が浮き彫りになってきていると書かれていました。その中で従来のようなトレーニング(実習)主体の教育内容が再検討され、いわゆる日本でいう看護専門学校の教育内容が再び見直される所まできているといった文献でした。

「へ〜大学教育での看護師育成って大変なんだな〜」と人事のように思っていた事を思い出しました。諸外国に少し遅れながらですが日本も看護の大学教育体制が急ピッチで進められ、今まさに日本も同じような問題に直面しているんだとすごく感じます。

大学教育だけが優れているとは思えない現状、しかし専門学校教育が100%かと言われれば違います。難しいですね〜知識重視に偏った教育、トレーニング重視に偏った教育・・・両者をうまくミックスさせた教育のあり方が今後の看護界のテーマになりそうですね。

191:あくび (2005年08月29日 (月) 19時41分)

みなさん。こんばんは。

教育と現場のギャップ。
確かに大きいと思います。。。
私の病院もみなさんのところと同じような状況ですから。

*退職者と同じだけの新人が入ってくるので、マイナスの中のマイナスでの指導。。。(通常、一部所4〜5名)
*日勤のみならず夜勤でもとてつもなく時間がかかり、残業が多い。。。それに付き合う私たちはもうクタクタ。。。
*なにを言っても期待通りの返事はこない。。。
などなど。。。

そのために今までも看護部としていろんな取り組みを行ってきました。

*スタッフのストレスや精神的なストレスを少しでも軽減できればと、部門ごとの応援体制を整えるという取り組み
*プリセプターのストレス軽減のために(プリセプターがつぶれてしまうこともあったので)主任が新人指導の計画を行い、指導は全員で育てることにした。
*新人指導に関する悩みは主任が拾い、主任会で検討
などなど。。。


ととろさんのおっしゃっているように、諸外国では看護師の研修制度を取り入れて随分になると思います。
私がオーストラリアへ行ったときはもう4〜5年前になりますが、その時点ですでに1年間の研修期間ののちに、所属部署を自ら選んで入職するというようなことがされていました。

でも、現在の日本ではそのような研修制度は存在しません。
そうなると、卒後入職した各所属施設での対応せざる終えなくなってきますよね。
学校での授業も年々いろいろと試行錯誤しながら、知識と技術のバランスについて検討されているのだと思います。
でも、今の日本では学生が注射することは禁じられているわけですし、授業時間数の制限もあるわけですから、実質上は無理という結果になるのではないかと私は思っています。
ですから、卒後の看護師を育て上げるのは臨床の役目だと私は考えているんです。

もちろん、現場で自分の業務をこなしながら新人を指導している方々の苦悩は痛いほどわかります。
でも、とにかく大卒の看護師は増えてきているのですし、その看護師を一人前に育てなければ私たちが楽になる日はこないと思うんです。
ですから、もし大卒の看護師が6〜7日で夜勤に入るのが無理だというデータを得たなら来年度からは違う方法を検討してみるとか、(たぶん夜勤加算のためなら、もう少しずらせるはずだと思うので。。。)入職時のトレーニングが2日で無理なら3日にしてみるとか、ご検討されてはいかがでしょうか?
流雨さんが他部署の係長へ問題提起し、それを師長→看護部長へと持って行ってはいかがでしょうか?
現場の声を届けるのは係長さんの役目ですものね!
遠慮せずいって見られてはいかかですか?

いろいろ大変な看護界・医療界ですが、なんとか踏ん張り、よい未来がくることを一緒に祈るとともに、活動していきましょう!

*尚、流雨さんの職場の状況を知らない上での発言のため、無責任な提案になっていた場合はお許しください。

194:yuuko (2005年08月30日 (火) 18時58分)

こんばんは。

教育とは、学校だけのものなのでしょうか?
何年たっても、継続教育は必要だと思います。

学校にいたものとしては、耳の痛いお話です…。
学校って何なのでしょうね。

育てるのは「技術・知識」なのでしょうか?
その人の看護師としての「態度」なのでしょうか?
その人の看護師としての「心」なのでしょうか?

難しいですね。

195:あくび (2005年08月30日 (火) 22時03分)

流雨さん。
言い忘れましたが、私も主任です。
きっと係長さんと同じ立場かな?
中間管理職は大変ですが、愚痴を言いつつがんばりましょう!

yuukoさん。
人を育てるのは一言で言えるものでもなく、本当に難しいものですね。

たぶん、私を含めた臨床で働く人たちは、卒後の継続教育が必要なことはわかっていると思います。
そうですよね?流雨さん。ととろさん。
(違ってたらすみません^^;)
ただ、愚痴も言いたくなるよ〜っていう気持ちなんだと思いますよ。
ただ、愚痴を言ったら次は前へ進んでいかなくちゃっ!ですよね?
私も友人に会ったときは愚痴をたくさん言います。
それで明日からがんばる力がでてくる。
そういうものですものね。
ここで愚痴を言いつつ、(ガルボさん場所をお借りします*^^*)前へ進む糸口を見つけていく。
そういう風にできたらいいな〜って思います。
学校で働く方も。
臨床で働く方も。
その他の場所で働く方も。
がんばっていきましょう〜!

196:流雨 (2005年08月30日 (火) 22時56分)

ちょっと見ない間にまたまたお返事ありがとうございます。
私も、あくびさんと一緒で、散々友人達や係長仲間で対応策を考えたり(と言うと聞こえはよいのですが実は愚痴が大半だったりして・・・)しています。
そしてなんと今日タイムリーに届いた「看護展望」9月号のテーマは新人の離職についてのものでした。また、いろんな方向から検討したいと思います。

yuukoさん継続教育はもちろん必要ですよね。でも結局は本人の自己研鑽意欲・キャリア開発思考が必要になってくるんですよね。私達はきっかけを作るだけです。
学校では、考える力・調べる方法をこそ教えていって欲しいと思う今日この頃です。


197:yuuko (2005年09月03日 (土) 19時01分)

》学校では、考える力・調べる方法をこそ教えていって 欲しいと思う今日この頃です。

本当にそうですね。
自分で文献を調べたり、わかるまで調べることができない子が本当に多いです。

昔(なんだか年齢を感じますが、考えるともうすぐ平成生まれが入学してくるわけですから、事実は受け入れましょう…。)は、人格的なことまで言われても、看護師として自分が未熟であるということを、悔しいながら受け入れて、成長するために我慢したものですが、今は親にさえしかられることが少なくなってきた状況で入学する子が多いので、マイナスの言葉を言われただけで、プライドがめちゃくちゃ傷つくようです。

私も学校に勤務するまで新人の「打たれ弱さ」にびっくりしていたのですが、看護師の卵を育成しているうちに、「これは一から十までどころではないんだな。マイナスから5くらいまで教えるのがやっとだなぁ」と感じました。
ここは看護教育で「やさしく教える」という基本を守りつつ「本当にやさしいのはその人のために厳しくしなくてはいけないことは厳しくしなくてはならない」という思いをしっかり学生に伝えることだと思いました。

確かに大学の教育は看護学校と違います。
学生でも看護研究に重きを置く傾向にあります。教員も3年位臨床経験をしている人が、研究を重ねて教授、助教授になって、教えている人が多いと思います。
看護学校は看護師を経験し、少なくとも看護学校を出て臨床で鍛えられた人材が教員になっています。
教員の自己の経験が違うので、必要性の感じ方も違うのでしょう。

今後大学が増えると、教員も看護学校しか出ていない人は、教育に携わることができません。教員資格だけでは大学に勤務できません。

この前大学の4年生の子に話を聞くことができました。
「考えることと、知識は得たけれど、実習も少なく、厳しさも知らず、のびのびやってきたので、臨床に出るのが怖いです。看護学校の人は3年間めいいっぱいやってきて、忙しく学んできたから、そこは絶対に勝てない。何で大学を出たんだろう。臨床に出たいと思うけど、間違っちゃった。」
と話していました。

なんとか改善していかなくてはなりませんね。

198:あくび (2005年09月03日 (土) 21時57分)

本当にそうですね。
平成生まれの皆様は、まさしく「ゆとり教育」を受けてきた人々ですよね?
「ゆとり」の意味を取り違えた大人たちが与えてきた教育。
全面的に悪かったとはいいませんが、問題を生じた教育方法であったことは否めないと思います。
そういう教育を受けてきた人々を、社会に通用する人に育て上げるのも私たち大人に課せられた責任ではないかと思います。

現実は厳しいですが、やっていくしかないのだと思う今日この頃です。

yuukoさんところの学生さんの発言。
>看護学校の人は3年間めいいっぱいやってきて、忙しく学んできたから、そこは絶対に勝てない。何で大学を出たんだろう。臨床に出たいと思うけど、間違っちゃった。
寂しすぎる発言ですね。。。
そういう発言をさせてしまったって聞くと、、、臨床の指導者である私はとても悲しくなってしまいました。
もちろん、学校の先生はそれ以上に悲しまれていることと思います。
大学教育を受けた看護師と看護学校教育を受けた看護師の共存が上手くいくように調整するのも私たち臨床指導者の責任ですね。
そのためには、もっと今の大学教育と看護学校教育の違いをもっともっと勉強する必要がありますね。
がんばります。。。
yuukoさん。もし参考になりそうな違いがあればまた教えてくださいね。よろしくお願いします。

199:あくび (2005年09月03日 (土) 22時19分)

yuukoさん。
本当にそうですね。
平成生まれの皆様は、まさしく「ゆとり教育」を受けてきた人々ですよね?
「ゆとり」の意味を取り違えた大人たちが与えてきた教育。
全面的に悪かったとはいいませんが、問題を生じた教育方法であったことは否めないと思います。
そういう教育を受けてきた人々を、社会に通用する人に育て上げるのも私たち大人に課せられた責任ではないかと思います。

現実は厳しいですが、やっていくしかないのだと思う今日この頃です。

yuukoさんところの学生さんの発言。
>看護学校の人は3年間めいいっぱいやってきて、忙しく学んできたから、そこは絶対に勝てない。何で大学を出たんだろう。臨床に出たいと思うけど、間違っちゃった。
寂しすぎる発言ですね。。。
そういう発言をさせてしまったって聞くと、、、臨床の指導者である私はとても悲しくなってしまいました。
もちろん、学校の先生はそれ以上に悲しまれていることと思います。
大学教育を受けた看護師と看護学校教育を受けた看護師の共存が上手くいくように調整するのも私たち臨床指導者の責任ですね。
そのためには、もっと今の大学教育と看護学校教育の違いをもっともっと勉強する必要がありますね。
がんばります。。。
yuukoさん。もし参考になりそうな違いがあればまた教えてくださいね。よろしくお願いします。

200:yuuko (2005年09月04日 (日) 21時29分)

あくびさん、そうなんです!
大学を出て、臨床に出るに当って、問題意識を持っている学生もいるんです。怖いとさえ思っている状況です。
だけど、憧れの看護師として、臨床で頑張りたいって思っている人もいるんです。

学校では辛さに耐えられる強靭な心を育てないといけません。専門職としての厳しさ、社会人としての責務と厳しさ、病気を抱えている人を見るという悲しさに耐えられる強さ。これはどこの教育機関でも共通なことだと思います。

臨床の厳しさがわからないわけではないのです。
ただ、可愛い後輩たちを素敵な看護師に育て上げて欲しいのです。それは、臨床でしかできない高度な教育だと私は思っています。

201:流雨 (2005年09月05日 (月) 03時06分)

「大卒の新人教育」で意見交換が進んでいますが、恥を覚悟で現場の実際を書いてみたいと思います。
うちの新人二人のことですが、技術面は前に書いたとおりです。しかしそれ以前のこともあります。白衣のすそあげができないのです。先輩に何回言われても私が言ってもズボンのすそはだらしなく床をすっているのです。また、目やにがびっしりついているのをコンタクトの影響と知りながら眼鏡に替えないんです。いずれも患者さんに不快な思いをさせるから整えるように言ってもしないんですよ・・・自分の健康管理も昼食はカップメンだけ朝は食パンだけ・・・患者に指導する立場の看護師がこれでいいとは思いません。自分の身辺のことや健康管理もできないで何が看護師だと私は思っています。看護師は人と文化を相手にする仕事です。茶碗の配置や忌みごと等知らないではやっていけないのです。例え大学でいかに勉強できようとそのあたりをおさえてなければ難しいのではないでしょうか?
また、女性の職場では必ずあることですが就職して半年も経たないのに妊娠?・・・そんな新人への今後の教育はどうしたものでしょうか・・・現実は理想のようにばかりは行きませんね。
先日夏期休暇を二人とも6日間(リフレッシュのためにと師長が気を利かせてやったのですが)とりました。他のスタッフは4連休明けでも情報収集に来るのに、この二人は出てきません。怖さを知らないとはこういうことですよね。そんなことも教えていかなければいけないんでしょうかね。なかなか前途多難です。

202:あくび (2005年09月05日 (月) 15時42分)

前回の投稿、うまくいかないと思っていたら二重投稿になってしまっていましたね。すみません。

流雨さん。おつかれさまです。

>白衣のすそあげができないのです。先輩に何回言われても私が言ってもズボンのすそはだらしなく床をすっているのです。また、目やにがびっしりついているのをコンタクトの影響と知りながら眼鏡に替えないんです。いずれも患者さんに不快な思いをさせるから整えるように言ってもしないんですよ・・・

かなり大変な新人さんみたいですね。
前にも書きましたが、その新人さん、「大卒」が問題なのではなく、その人個人が問題なのではないですか?
私にはそう感じられました。

言ってもできない。
常識範囲のことができない。
悪いと思っていない。

残念ながらそういう人っていますよね。。。

ただ、本来の理想から言えば、「なぜしないのか」を聞いてあげて、それでもだめなら「一緒にすそ上げをしてあげる」ということが必要なのだと思います。
でもね。実際にはそんなことまで一緒になんかできないですよね。。。

看護師という職業の適性がその人個人にあるのかどうなのかは大切な問題だと思います。そういうことを真剣に考えないといけないぐらい、責任ある重要な、そして大変な職業であると思うからです。
しかし、職場で「この人は看護師にむいてない」と感じても、組合関係などからクビにするということは無理ですよね。

今の看護師国家試験には医師国家試験に導入されたような適性試験はありません。
ですから、厳しいようですが、どうしようもないくらい適正がないと考えられる人材を看護師という職業へ送り出さないようにするためには、実習場での評価が重要になってくるのだと私は思っています。
だって、国家試験に通ってしまえば、誰がなんと言おうが「看護師」であり、そのことによって一番迷惑を受けるのは患者さんなんですから。。。

机の上での勉強だけではわからない「適性」の評価。
これをどうしていくかも大きな課題だと私は思っています。

yuukoさん。
レスありがとうございました。
実習評価について何かご意見あればまたお願いしますね。

205:yuuko (2005年09月06日 (火) 00時02分)

こんばんは。

流雨さん、こんなこと言ったら失礼かもしれませんが、相当ストレスがたまって、疲れているんですね・・・。
いろいろ話しているうちに、少し前の自分を思い出しました。上司にもわかってもらえず、後輩にもわかってもらえず、「どうしたらいいの?」とよく思いました。
流雨さんにこそ、今休暇がほしいですね。

これだけ話して、いまさらこんなこと言ってごめんなさい。

だけど、今の流雨さんの心がキュウキュウで、悲鳴をあげている気がしました。悲しくっても、涙も出ませんという感じです。
私がそうだったからといって、流雨さんがそうとは限りませんが、そんな気がしたので。間違ってたらごめんなさい。

私も昔、先輩にいろいろ注意されました。
「髪が明るすぎる」「化粧するな」「婦長に対しての言葉や態度が悪い」「すすんで汚い仕事をしようとしない」「半人前のくせに彼氏なんて10年早い」
きりがないんですけど、ひとつひとつ気に入られるように直していきました。今は笑い話です。

いろいろなことを私も後輩に感じたりしました。もちろん注意もたくさんしました。

だけど、疲れてしまって。上司は取り合ってくれないし、自分って何でこんなことをしてるのかなぁって思いました。

自分にもゆとりがなかったんですね。

そんな時、夫の転勤で勤務地が変わって、なれない土地で、なれない病院で、なれない業務をしているとき、「私ってこんなに仕事できなかったんだっけ?」と思うような経験をしました。ひどい人もいて、申し送りは無視し、挙句には「そこはもう知ってます!!」と怒鳴る人もいました。その時、「こんなことまで丁寧に親切に教えてくれる人がいるんだ」という人に合いました。そのときに自分が後輩にかんじていた感情が、小さいことに思えました。

何が言いたいのかわからなくなってしまいましたが、そのやさしさに救われて、病院を辞めずにすみました。

流雨さんのところの新人さんは、本当に看護以前の問題で、早く違う道を選択してもらうのも本人のためかもしれません。少なくとも私の勤務していた学生でさえクリアしている問題だと思います。
ただ、苦しい生活(学校)から逃避するのに、彼氏といることで安らいで、やさしい人の側に逃げ込んでしまう子もいました。
学生なので、「今の目標は看護師になることなのでは?」と感じたりしますが、そこは私的なことなので、何も言えません。どうしても看護師になりたいかが問題ですよね。

看護師に向いているか?より、その子がどうしても看護師として、自分の足でしっかり立ちたいのかが問題だと思いました。そういう仕事だと思いますし、そこに誇りを持持っています。

本当に大変だと思いますが、一度きちんと聞いて見るといいと思いました。「覚悟はあるのか」と。自分自身が大きく看護の仕事に反映されるんだということを、知ってもらう必要性があると思います。

食生活や身だしなみに関心がないということは、ある意味危険な状況だと思います。気にする余裕も気力もないのかもしれません。
そうではなくて、性格や生活習慣がそうなら、一つ一つ全部上司に報告するべきです。接遇の域にはいる問題だと思いますし、健康管理は看護師とて重要な責務だと思いますから。だけど、暖簾に腕押しなのが今の子の特徴です。

流雨さん、休暇が取れるといいですね。
だけど流雨さんは責任感が強そうなので、自分だけ休暇を取れない人なのだと感じます。心が落ち着ける手段が見つかるといいですね。苦しさを誰かと分かち合いながら、新人と格闘してください。

新人にも流雨さんの看護観をしっかり伝えてください。
人と文化が患者だけでなく、新人にも当てはまると思って、伝えていってください。

学校でも、ある意味「お母さん業務」が多いのに、面食らったことは事実です。
そのくらい今の子は何にもできません。従って、大変不器用です。生活援助を教えるのに、経験のないことを教えなくてはいけない時、理想ばかりではすまないです。私の考えなので、全部が当てはまるとは思いませんが。

長くなってごめんなさい。



206:ガルボ (2005年09月06日 (火) 12時35分)

東京出張から台風のために帰れないガルボです.
流雨さん,yuukoさん,あくびちゃん,ととろさん,
学生や新人の教育について,真剣に考えてくれてありがとう.そう,今の学生や若い人は,生活体験が少なく,何が正しいのかも良く教わらず,自分のしたいことを中心に育ってきて,そしていきなり,実社会に出たときに,「こんなはずじゃない.自分のしたいことってこんなことじゃない」とか.「こんなにきついとはおもわなかった」「私ってだめだ」「何を言われているのわからない」などなど・・・考えながら,そして余裕のない日々を送っています.そんな思いを教えるほうに投げかけることもなく淡々とすごしているようにも思えます.そして,逆に,教えるほうも自分たちには当たりまえのことが通じなくて,とってもとっても苦しい指導を強いられます.しかも自分の厳しい仕事を抱えながらですよね...
ああ...もう少しゆっくり書きたいのですが,ホテルのロビーのPCで後ろで待ってる人が居ますので,帰ってから書きますね.明日は飛行機飛ぶのだろうか???

211:yuuko (2005年09月08日 (木) 18時36分)

今日研修で「基礎教育は学校の4年もしくは3年と臨床の3年で完成させる」という看護基礎教育の考えを教えていただきました。
臨床時代このような考えがあることを知りませんでした。研修に行くまで。
これが学校と臨床のずれなのだと思いました。

一部の教員や看護師が知っているだけではだめなことが本当にたくさんありますね。

213:流雨 (2005年09月10日 (土) 23時41分)

調子に乗って愚痴っぽいことを書いてしまい皆さんに色々ご心配をおかけしました。
書いているほどストレスはたまっていない(自分ではそう思っています)のですが、気持ちを表現してみるとかなり混沌としているものですね。
6連休明けの新人さんは以前とあまり変わらず元気にやっているようです。それが長所なんでしょうね。私もくじけず技術チェック・ラダー評価等々やっていかなきゃと思っています。
専門学校卒でも3年は必要なケースが多々ありましたから、大卒者には当然のことですよね。

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はじめまして

168:SHUN (2005年08月12日 (金) 16時52分)

ガルボさん、皆さん。はじめまして。
私は現在、看護教員養成講座に通っているSHUNと言います。
夏休みの課題に行き詰まり、ネットサーフィンをしていたところ
このHPを見つけました。
秋に行う教育実習に向けての指導案作成を少しずつ始めているのですが、
ぜんぜん進まなくて困ってますが、皆さんの書き込みを読んで
ベテランの方々も指導案作成がんばってらっしゃることを知り
まだまだひよこにもなれてない私が簡単に作れるわけがないことが分かり
これから気合を入れてまた頑張ろうと思えました。ありがとうございます。

177:あくび (2005年08月21日 (日) 15時37分)

SHUNさん。はじめまして。
指導案作りですか。大変ですね。
私は、臨床指導者講習会で指導案作りを経験しました。
ですので、作成過程の大変さだけは少しわかる気がします。
何も役に立つことを言えなくて申しわけないのですが、応援していますのでがんばってくださいね。

212:ガルボ (2005年09月09日 (金) 01時54分)

SHUNさん
はじめまして!
そして、ずーっとお返事しなくてごめんなさい。
講習会も段々と架橋に入ってきてるころですよね!頑張ってますか?
10月過ぎるまで、中々書き込む余裕のない私ですが、懲りずに遊びにきてくださいね!

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採血。

162:yuuko (2005年08月08日 (月) 00時07分)

皆さんのお考えを参考にしようと、ずるい考えで書き込みます。

「看護教育方法」の「学内演習の進め方」の授業の中で、基礎教育学で自分がひとつ単元を持ったと仮定し、「教材観」「目的」「目標」を立案することになりました。

私のグループは、「採血」を題材にすることになりました。皆さんの採血を通して
「何を大事にしてほしいと願っているのか。何を習得してほしいのかその価値はなにか」
について、良かったら教えてください。

私の思いや願いと合わせて考えたいので。

よろしくお願いします。


に関するお考えやご意見

163:yuuko (2005年08月08日 (月) 00時08分)

>に関するお考えやご意見

葉書き損じです。ごめんなさい。

164:あくび (2005年08月09日 (火) 21時05分)

yuukoさん。こんばんは。
私の病院では入職後すぐのオリエンテーションで採血実習をしています。
最近は、「採血したことない!」をいう看護師ばかりでしたから、学校で採血の練習をしてはいけないのかと思っていたのですが、そうではないのですね。
私が採血の題材で学習して欲しいことは大雑把に言うと以下の点でしょうか。

1.安全な採血方法について(患者・看護師ともに事故のない採血方法で身を守る)
2.痛みを伴う患者の苦痛について(特に繰り返し採血を経験する患者の心理的負担の大きさについて)
3.苦痛を伴う援助をする看護師の心理的負担を軽減する方法(たぶんこれは、2がクリアできると軽減するのでしょうが。。。)

採血技術の向上により上記はクリアーできていくのでしょうが、新人看護師は自信がないため、手が震えたりして患者の不安も倍増しますよね。
そして、採血をきっかけにお互いの人間関係が崩れるという事態が起こることもあります。
去年実施した、私の研究で「苦痛を伴う援助」の際に患者から攻撃的な言動を発せられている場面が多いということがわかりました。
さらに、「苦痛を伴う援助」をしている看護師も多かれ少なかれ、「苦痛」を与えることにストレスを抱いているということもわかりました。
ですから、特に2の点を理解し、もしも患者が攻撃的な言動を発した際、そういった心理的負担により発せられた言葉であるということを知って、うまく消化できるようにしておいて欲しいな〜と思いました。

患者の安全安楽とともに、学生や新人看護師の心と体を守るような基礎教育を願っています。

165:あくび (2005年08月09日 (火) 21時09分)

すみません。訂正です。

<3.苦痛を伴う援助をする看護師の心理的負担を軽減する方法(たぶんこれは、2がクリアできると軽減するのでしょうが。。。)>



3.苦痛を伴う援助をする看護師の心理的負担を軽減する方法(たぶんこれは、1や2がクリアできると軽減するのでしょうが。。。)

166:yuuko (2005年08月10日 (水) 00時22分)

>最近は、「採血したことない!」をいう看護師ばかりでしたから、学校で採血の練習をしてはいけないのかと思っていたのですが、そうではないのですね

そうなんです。悲しいけれど、そう思っていらっしゃる方も多いと思います。学校では演習をしていますが、1年生で行うことが多いのと、実習で技術体験をすることが困難なので、そのとき以来やっていないと言うのが現状です。
結局は、臨床に技術訓練をしていただくことになると思います。

1.2.3.から考えて、患者の安全・安楽と不安の緩和が患者さんのニードで一番大きいので、そこは絶対はずさないでおさえるということですね。

>患者の安全安楽とともに、学生や新人看護師の心と体を守るような基礎教育

学生が自分自身を守って、トラウマにならないような配慮をしていくことが大事ですよね。
これは気が付かなかったです。
学生は自分が傷付くことも怖いけれど、人を傷つけることも(精神的に)怖いようなので、配慮が大事ですね。

患者心理の真相を把握して、安全な技術提供をするということなども盛り込んでいきたいと思います。

あくびさん
アドバイスありがとうございました。

169:あくび (2005年08月16日 (火) 21時57分)

yuukoさん。ありがとうございます。
患者さんの安全・安楽は基本中の基本ですので、きっと忘れられることはないのだろうと思います。
でも、反対に看護師の心(感情)の保護については忘れられてきたことのように最近つくづく感じているんです。
看護師の体は、ボディメカニズムなどいろいろ保護する方法が考えられてきたけれど、心は。。。

yuukoさんは、武井麻子さんの「感情と看護」という本をご存知でしょうか?
あの本には、普段私が感じていた言葉にできない疑問が、きちんと言葉で表現されていました。
よければ読んでみてくださいね。

172:yuuko (2005年08月18日 (木) 02時04分)

こんばんは。あくびさん。
この意見を参考にして、この前「教材観」なるものを作成しました。
「看護職の責務を自覚させること。看護師個人の自信を育て、自分を守る手段を学ぶことができる。」
というようなことを、書きました。
教員から、「いい視点です。何か具体策はありますか?」と質問を受けました。
自分の経験を含めて、今回のあくびさんの意見で感銘を受けたところを話し、具体例をあげました。

今度は「静脈注射」について、考えなくてはいけないので、生きづまったらまた御相談します。

そのときはよろしくお願いします。

179:あくび (2005年08月21日 (日) 15時47分)

わぁ〜。
ありがとうございます〜。
なんだか感動しました。
少しずつ、少しずつ、看護師の保護を視野に入れた教育が浸透していくといいですね。
yuukoさん。本当にありがとうございました。

180:yuuko (2005年08月22日 (月) 22時58分)

こちらこそありがとうございました。

今夏季自己研修中で、「静脈注射」の授業デザインに取り掛かっています。
また何か困ったら、アドバイスよろしくお願いします。

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テストの作り方

124:ガルボ (2005年05月24日 (火) 01時12分)

クミコさんから、テストを作るコツを教えてほしいというメッセージがありましたので、こちらでも考えてみたいと思います。
教えるほうから、そして、受けるほうから、どんなテストがいいのか悪いのか?嬉しいのか?
皆さん教えてくださいませ(^^)

125:いのうえゆか (2005年05月29日 (日) 12時19分)

こんにちは
看護、医療についてはなかなか一つの答えを正解にできないものがありますが、そういうものは採点が難しいので教科書どおり、プリントどおりの答えしか正解にしない、とかいうので何度か教員と議論をしたことがあります。
あと「化学物質」「薬」などの言葉の捉え方とか、も、個人によって思い込みというか、理解に差があったようです。
誤字や誤表記も結構ありました、忙しいのはわかりますが、「誤字・誤表記をなくす」というのは医療従事者にとってとても大事なことなので、看護を学ぶ場でそういうことがおろろかにされてるのはどうかなあ、と思い、積極的に指摘してました。イヤな生徒ですけど。
看護の勉強をしていない人にもわかる(答えが、ではなく、文章そのものがって意味です)、解釈が分かれるような問題には選択肢をつける(または教科書、プリントで学習した内容しか認めない旨最初に言明する)、誤字・誤表記がない、国試に頻出してる内容とダブる、などがもうちょっと徹底されてればよかったかな、と思いました。

126:ガルボ (2005年05月31日 (火) 00時11分)

具体的にはよくわからないけど、ゆかさんにとっては納得いかないことが多かったんですね。

誤字脱字。そうですね。気をつけているつもりだけど、見逃してしまうことあるんですよね。授業のレジュメなんか特にね・・・私も反省です。けど、指摘されることは別に嫌なことじゃないと思うよ。そのままのほうが嫌だもん。

一つ質問しますね。
国試の内容とダブるというのはどういうことなのでしょう?同じような問題は出さないほうがよいということでしょうか?そこら辺もいつも悩むところではあるんですけどねえ・・・

127:ナースママ (2005年06月03日 (金) 19時43分)

私は国試に沿って出題して欲しかったです。学校の試験と
国試とが全然別のものだと、国試の勉強はいつするの?
実習が終了してから?となってしまいます。
後、このプリントから出します、とか言って、教科書みたいな分厚いプリントを丸暗記させるのもどうかと思います。90問出して、90分で解きなさいとかいう問題も、全く頭に残りません。
なかなか難しいとは思いますが、国試で役立つテストが
私は良いと思います。

128:いのうえゆか (2005年06月06日 (月) 10時43分)

こんにちは
文章がわかりにかったようで、すいませんでした。
テストをわかりやすい文章にして欲しいと言っている本人がそんなんではいけませんね。気をつけます。
国試とダブるというのは、国試に沿った、という意でした。そして、看護教育では、国試も学校のテストも、出題者が相手に何を問いたいのかイマイチよくわからん、という問題がかなり多いのではないかと思うのです。
専門教育なので、勉強して無いと問題が解けない、というのはいいとして、問題の文章自体が何を言ってるのか理解しづらいのはどうよ、と疑問を感じてます。
前回の私の投稿も実はそうなんですが、書いてる方の特定の体験に基づいている文章は、書いてる方が気づかない「暗黙の了解」というか、こう書けばこう理解してもらえるはず、という思い込みがあるんだろうと思います。
そして、看護教育では、実は何通りにも解釈できてしまう文章を、教員や出題者は「当然こう解釈するはず」または「こう解釈するべき」と、意識して、また無意識に思い込んでいて、試験に出してしまう率が高い気がします。
例えば、「室内の空気を汚染する化学物質を書け」というような問題があったと記憶してるのですが、そんなん、ちょっと考えるだけも何種類もでてくると思いますが、その答えは「ホルムアルデヒト」のみだったので、抗議する気も萎えました。
誤字、脱字についても、ミスがあること自体は悪いことでなく、当然のことだと思うのですが、ミスを防ぐシステムづくりをしようという姿勢が感じられないことに疑問があって、何度も先生に指摘を繰り返してたんですが、「忙しいから仕方ない」という答えが返ってくることが多かったです。
別に特定の教員、出題者が悪いのではなく、これもやはり医療・看護の世界が抱える矛盾とかゆがみの反映だと感じているんですが、どうでしょう?
ところで、教員の方々はテストをつくるときに、どんなことに重点をおきたいと考えられているのでしょう?国試への準備状況の把握?授業への取り組みの真面目さ?ちょっとお聞きしてみたくなりました。

129:ガルボ (2005年06月06日 (月) 12時38分)

わぁ!ありがとう(^^)、ナースママ、ゆかさん。

そうですね、うちの学校は試験は基本的には、国家試験の出題基準の範囲から出すようにという方針でやってます。ただ、後の細かい内容はその講師あるいは教員に任せています。
看護学校のシステム上、テストの時期がバラバラだったりカリキュラムが系統的でなかったりして、学生には申し訳ないことたくさんあるんですね。ただ、教えてる内容やテストについては、やはり最終的には国家試験に合格できるという到達目標が必要だなって思います。
大学の教育との違いって、そこら辺にあるのかもしれないなあ・・・

>「室内の空気を汚染する化学物質を書け」

そうですね。この問題は説明不足かもしれませんね。
きっと作っているほうは、授業中に話したことや教本で教えたことなどを相手がわかっているという前提で作っちゃうんでしょうね。この科目の、教えた範囲内で考えろということかなぁ?

誤字脱字については何度も見直したり、読み合わせをしたりしてるんですけどねぇ。ふむ・・・私も気をつけなくちゃ・・・

私がテストに出す時に気をつけていることは、先にも書いたように、まず、国試の出題基準から外れないような問題、それから、看護をしていく上で忘れてほしくないことは出します。あと、課題を出して、それを加算したりはしますよ。それが授業への取り組みってことになるならそうですね・・・。ただ一つだけに焦点を当てたものにはしないようにしています。

さて、また質問です。
>別に特定の教員、出題者が悪いのではなく、これもやはり医療・看護の世界が抱える矛盾とかゆがみの反映だと感じているんですが、どうでしょう?

というのはどういうことかな?もう少し具体的に教えてもらっていいですか?

130:ナースママ (2005年06月08日 (水) 19時01分)

先生も一生懸命作ってるんですよね。今更ながらわかりました。文章のみで全てを理解し、答えを出すと言うのはなかなか難しい事と思います。先生は答えがわかった上で問題を作成するのですかね・・?私の学校の場合は、教員用の問題集みたいなのものから出題してたみたいです。
テストは、その教科が終了してから1ヶ月以内に行なわれるので、しょっちゅうテストだった気がします。でも、1つの科目を1年がかりで終了すると、かなり記憶も遠のいており、テストの時も大変でした。

158:いのうえゆか (2005年07月27日 (水) 14時38分)

こんにちは、ご無沙汰してます。
なんだかこのBBSとうちのパソコンが相性悪いらしく、返信するボタンを押すと、落ちちゃうんです、、、5年も前の古いパソコンのせいでしょうか、、、

医療・看護界の抱える矛盾やゆがみについてはいろいろなものがあると思うのですが、私が通った地方の医師会立看護専門学校の中で顕著に感じたのはトップダウン体制の強さ。
自分がやりたい教育の方向性を「会議」のなかでどんどん潰されていった教員の方もいらっしゃったようです。結局は教務主任のツルの一声が最終判断権をもっている状態だったようで。しかもその教務主任は教育においてなんの実績も持ってない人です。実績があればいいって訳ではないですけどね。
第三者評価や客観的な実績で評価された結果でなく、その分野や職場で「生き残った」人が権力を握り、トップダウンで物事が決っていく。というのは医療にしろ看護にしろ、ままある状況だと思います。
そんななかでは、良心的にシステムを改善していこうとしたり、閉鎖的な部分をなくしていこうとする動きが潰されたり、無視されたりしがちじゃないでしょうか?
テストの出題の仕方、なんてとってもミクロな場所からも、医療・看護の近視眼的の部分や、独善的な部分などのマクロな問題がちらちら見えてる気がするのです。

159:yuuko (2005年07月29日 (金) 19時27分)

こんばんは。
いのうえゆかさん。私は今、看護教員になるために、教員養成研修に行っています。
教員になって、「医療・看護界の抱える矛盾やゆがみについて」を学生がどこに感じていて、そのことでテストを行ったたときに、不満に感じている部分がどこにあるのか知っておきたいと思います。
なので、ゆかさんが感じている矛盾やゆがみについて、具体的にどのようなことがあったのか、体験から教えてくださいませんか?今後の参考のためにも。
それから、私は客観的に評価されることは、大事だと思っています。
ゆかさんだったら、何を持って実績として評価しますか?自分がどう評価されているかは、学生だけではなく、教員もとても気になるものだと思います。
今後学生ときちんと向き合って行く上で、大事なことなので、聞かせてもらえるとうれしいです。
よろしくお願いします。

160:いのうえゆか (2005年08月01日 (月) 11時55分)

こんにちは
レスありがとうございます。
まず私が行っていた学校の教員の試験は、判り難い文章が多かったし、誤字・脱字も多かったです。教員同士で読み合わせする余裕もない、とのことでしたが、それでいいのか?と思ってましたねー。よく、昨晩遅くまでかかってやっと作ったんだから、とか言ってましたが、そのスケジュール管理もどうよ、、、と。教員達に言わせるとその責任のほとんどが教務主任の管理体制にあったようです。そしてそこに反論するとその上に医師会が控えているので次の就職にも差し支えるとかなんとか、、、
複数回答が考えられるものについても、ある程度正当性があると出題者も認める答えでもプリントにないという理由で×にされたことがあります。国試の不適切問題をわざわざテストにして出してきた講師の方もいらっしゃいました。
実績については、学歴もそうですし、どのような役職に着いてきたか、どのような研究成果をあげているかなども含まれます。(教員は自分の職歴さえ言わない人がほとんどでした)その学校の普段のテストや模試の成績、国試の合格率や就職率もそうですね。
でも私の感性は他のクラスメイトと違うことも多かったのであまり参考にならないかも?です。ごめんなさい。

161:yuuko (2005年08月04日 (木) 22時56分)

ありがとうございました。
参考にします。

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実習生の指導

151:マロン (2005年07月16日 (土) 09時01分)

ここの掲示板では、実習指導にあっている方も多いようなので、率直にご意見お願いします。元社会人の学生さんが増えているかと思いますが、指導スムーズにいきますか?自分より年上の実習生気になりますか?様々な経験が邪魔することってあるんですかね。どのような傾向が強く実習に影響されてますか?又どのように指導してますか?メリット、デメリットがあると思いますが・・。デメリットの方教えて下さい。

152:yuuko (2005年07月17日 (日) 21時29分)

社会人経験があっても、看護の世界は初めてなので、普通の学生と同じでいいと思います。
これから、新卒として社会に再度出るわけですが、年齢も下の先輩と付き合っていかなくてはなりません。
その時に、きっと看護学校の経験は役に立つと思います。
ただ、どの子もおんなじですが、その学生の人格や性格、個人差を大事にするといいのかと思います。
自分より、案外学生さんのほうが、そのことを十分自覚して入学し、教員といい関係を作っていこうと努力していることが多かったような気がします。さまざまな経験はむしろ学びを深めることになると思います。

こちらが無神経で、その人を尊重しないような言動をしない限り、きちんとわきまえて振舞ってくれていたようです。(心の中では、どう思っていたはわかりませんが)
周囲の学生にも、比較的いい影響を及ぼすことが多かったように思います。
どんな学生も一人一人違うので、おんなじだと思いますよ。
時々、心情を察する言葉がけをしてあげると、ホットしたようです。年齢が上というだけで、ずいぶん気が張っているようでしたから。

153:あくび (2005年07月18日 (月) 21時56分)

元社会人や年上の学生さん、本当に増えましたよね。
今までの私の経験では、そういう学生さんは「遠慮」と同時に「こだわり」も持っていらっしゃったように思います。
こういう言い方は表現が悪いかもしれませんが、自分の考えを比較的しっかりとお持ちなので、こちらがコメントしても上手く合わせながらも聞き流しているというところも感じました。
でも、そういう学生さんは、その人の考えを十分聞いてあげると結構良い意見を言ってくれたりしていました。
ですから、デメリットとしては、物事を押し付けたり、圧迫感のある指導をすると反発するという感じではないでしょうか?
その代わり、相手の思いを引き出すような関わりをすると良い関係が築けるように思います。

154:ガルボ (2005年07月19日 (火) 00時18分)

マロンさん、いい提案ありがとうございます。
本当に近年、社会人と男子学生の入学者が増えてきていますよね。同じような指導でいいのだろうか?って思うこと、ありますよね。やりにくいって感じることもありますね。

自分のことを考えてみました。
私自身は、yuukoさんが言うように、あまりそのことを気にしたことはありません。看護のことを教えていく時には、どんな学生にも同じように接してます。ただ、yuukoさんがいうようにその人の今までの足跡や経験については時々話を聞いて、それを取り入れながら話をすることもあるかな?
んーー、でもね、あくびちゃんが言ってくれたようなことってあるかもしれないと思います。人にもよるんだけどね。とってもいい学びを真摯にしてくれる学生もいれば、ん?って感じの人がいるのも真実です。違和感がある学生がいたときには、どうしてそう考えるのか?を率直に聞いたりします。そんな学生もかかわり方によってはかなり伸びていきます。あくびちゃんはとてもいい関わりをしてくれてるんだなって感じました。

もう一つの視点で言えば、こちら(指導する側)が構えてる時もありますよね。
私は、教員になったときそんな感じがちょっとありました。うちの学校は進学コースなので、前からいろんな背景の学生がいました。准看護師としての経験が10年以上なんて学生もいます。初めの頃は、学生がどのくらいの知識や技術があるのかわからず、私が構えていました。でも、接するうちに、「やはり今学んでいる人たちなんだ」って気づいたのです。それからかな?こと看護に関することでは自分が自信を持って指導できるようになったのは。

yuukoさんやあくびちゃんがいうように、一人ひとりの人格を尊重すること、考えていることをきちんと聴いていく事が大切なんでしょうね。

155:マロン (2005年07月19日 (火) 19時53分)

皆さんありがとうございます。看護のことは初めてなのだからと接していても、学生さんの中には介護士やヘルパーの経験があり、若干視点がずれてしまい、かみ合わない事がありました。とても遠慮していて、緊張もしているけど、何か違うと感じていたのは、私が構えていたからかもしれません。もう少し考えている事を聴いて良い関わりができるよう努力してみます。皆様のアドバイスを参考にさせて頂きます。

156:yuuko (2005年07月19日 (火) 22時45分)

私もヘルパー経験者の学生と実習でかかわりました。
視点がずれているというより、ヘルパーとして訓練されてしまったので、看護師としての視点をどうもってよいかわからない感じでした。
そこで、「看護師として、自分はどう立って歩いていくのかを考えていこうね」と話したことがあります。
その視点を持たせてあげる醍醐味ってあると思います。
がんばってくださいね。

157:ナースママ (2005年07月20日 (水) 19時14分)

学生としては、(私は准看護師として、10数年経験があったのですが・・・)先生はやはり先生で、尊敬できる部分もたくさんありましたよ。先生も言ってましたが、経験者を教育するのは難しいと話してました。個性強いし、自分の考えをしっかり持ち過ぎ(?)の学生もおり、私なんて、頭固すぎと言われてました・・(笑)又、経験者と全くの未経験者との集団だったので、先生達も苦労されたと思います。でも、先生があまり気になさらず、身構えず、壁を作らなければ良いのでは?と思います。年下であろうと、学校では先生なんですから。

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看護教員の卵

142:パーネル (2005年07月03日 (日) 22時30分)

はじめまして。只今、看護教員の養成講習会に通っているパーネルです。
まだ、始まったばかりなのですが、今のうちに読んでおくとオススメな本や、基礎看護技術の指導案で初心者むけのものを教えてください。自分でも探したり、講義の先生方から教えていただいたりもしているのですが・・・
このページを読んで、ガルボさんの感性に思わず共感・・・。(私も、臨床経験が似たような感じで、海外もフラフラとしていた経験があるからかも・・・)とにかく、「思いやり・思いを寄せる」という事を基本に人と関わりたいという熱意だけしかありません。(教員として・・・)宜しくお願いします。

145:ガルボ (2005年07月04日 (月) 21時43分)

パーネルさん。はじめまして!私に共感してくれるんですか?ありがとう!嬉しいです。結構いい加減で中途半端だったりするから、そこは批判しててくださいね(^^;

おすすめの基礎看護技術の授業案が載ってる本ですか?すぐには思いつかないです・・・基本的なものはいろいろ本が出てるみたいですね。

ただ私が思うには・・・
単元で教えなければならないことは押さえるけど、後はアイデアかもしれませんよ。授業案だけでなく、色んなところにアンテナ張ってみると、案外いい案が浮かぶかもしれません。私は自分でアイデアが浮かんだときが一番嬉しいです。教材とかもいいアイデア浮かんで作ってる時なんかに喜び感じてたりします。これって学生時代から変わらないところです(^^;

>「思いやり・思いを寄せる」という事を基本に人と関わりたいという熱意だけしかありません。(教員として・・・)

本当にそうです。でも、忘れがちになる時が多い。パネルさん、その熱意が一番大事だと思います。いい先生になってくださいね!

146:パーネル (2005年07月06日 (水) 23時07分)

ありがとうございます♪ところで、教員養成講習会における人間関係なのですが・・・・。かなりギクシャクしてしまうものなのでしょうか?私は、あまり気にならないのですが、周囲の人が臨床経験やら経歴やらをやたらと噂しあったり(中にはグループワークで出た話を槍玉にあげたり)と・・・・ビックリしてしまいます。私も、たいした経験があるわけではないので、ビクビクしてしまうのですが・・・勉強が本来の目的なので、あまり気にしないように心がけています。ガルボさんや他の皆さんの時はどうでしたか?

147:yuuko (2005年07月07日 (木) 23時20分)

はじめまして。パーネルさん。
私も今某県主催の看護教員養成講習会に行っています。
私の研修場所では、5月から始まって、6月の初めに交流会と称して一席設けました。
その後、みんな今のところは仲良く話しています。
ただ、
>周囲の人が臨床経験やら経歴やらをやたらと噂しあったり
と言うのは、みんな自分に自信がないなか、手探りの状況なので、いろんなことに敏感になって気になってしまうのではないでしょうか?
例えば、「あの人は教員経験もあるので、演習がうまい」とか、「臨床が長いから、経験が豊富そうだ」とか。
私は一番前の席なので、緊張して授業を受けていますし、寝ないのもその講師の先生に失礼に当たると思うからだし、講師の先生と親しく話せる機会が多いのも、すぐに話しかけられる席にいるからだと思っています。
多分、教室のみんなは、「まじめだ」とか「いい子ぶっている」と感じているかもしれません。
でも、パーネルさんのおっしゃるとおり、自分の学びたいことを学びにきている以上、まじめに。真剣にやって、何が悪いんだろう?という感じで、考えています。
本当の思いは、人にどうとられようと、曲げる気は私にはないからです。
幸い、研修の仲間は、真剣に学ぼうとしている人が多いので、変な目で見られることもありません。
本来の目的が勉強だと思うパーネルさんの気持ちが伝われば、ギクシャクも気にならなくなると思いますよ。

でも、みんな良い先生になりたいからこそ、回りのことが木になるんだと思います。

巻き込まれないように、頑張ってください。
来年は一緒に教員になれるように頑張りましょう!!

148:yuuko (2005年07月07日 (木) 23時23分)

訂正
>回りのことが木になるんだと思います。→回りのことが気になるんだと思います。

変換ミス多いんです。ごめんなさい。

        

149:yuuko (2005年07月07日 (木) 23時24分)

回りのことが→周りのことが

もうだめだ・・・。

150:パーネル (2005年07月08日 (金) 17時45分)

yuuko さん、はじめまして・・・そして、ありがとうございます。本当に、yuukoさんの言う通りだと思います。(一部の人は)グループワークや演習で自分が、どおイニシアチブを取るのか考えているようにも見えますが、私はあえて自分のペースで学んでいます。人と比較したところで、それぞれの持っている知識や経験の量が最初から違う以上、個人個人の目標も違ってくるはずだから・・・・。
>巻き込まれないように、頑張ってください。
 来年は一緒に教員になれるように頑張りましょう!!


↑アドバイス、ありがとうございます。来年、一緒に教員になれるように頑張りましょう(^0^)

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授業案

131:ガルボ (2005年06月14日 (火) 23時46分)

講義をしたことある人なら、いつも迷ったり、悩んだりする授業案。

あなたはどの位の準備期間でやってますか?
授業案しっかり作ってから、授業しますか?
私は時々、授業案がとってもおおまかで、資料、教材作りで疲れ果て、頭の中での組み立てだけで臨むことがあります。とはいっても、いい授業をしたい思いはあるので、一生懸命に考え、アイデアをもって臨むのですけどね。
ちゃんとした教員は一言一句しっかり書いて臨む人もいる。(それが本当なのだろうけど・・・)
ただ、他の仕事や雑用で忙しい中、自分の授業の準備、大変ですよね。
皆さんは、どのように乗り越えてますか?

132:がっしゅ (2005年06月24日 (金) 00時10分)

授業案作ったこともありましたが・・・その方がとんでもない方向にずれなくていいとは思います。でも私の場合すっごい綿密なものではありません。一言一句書いてしたこともあります。でも実際するとおもしろくない。学生のおもいがけない反応があってそこからまた展開して、授業がすすんでいく。そんな授業が私は好きです。到達だけはきっちりおさえておきある程度の余裕を持たせた授業案つくりをしています。毎回毎回納得のいく授業ばかりではありませんが、授業をすることで学生との一体感を感じられたりするときは気持ちいいって感じです。資料もたくさんは作りません。できるだけ学生の持っているものを活用しどうしても足りない分を作ります。

133:あくび (2005年06月29日 (水) 22時22分)

授業案作り。今真っ最中です。(と言いながら、進んでないのですが。。。)
準備にはどのくらい時間をかけてるんだろう。。。
私の場合、授業が本職ではないので、一週間かけてゆっくりと少しずつ準備している感じですね。

授業の準備の仕方については、この間ある研修で聞いたところ、講義する内容は箇条書き程度にしておくほうがいいって言ってました。
一言一句考えてしまうと、どこまで話したかわからなくなり、あせったり片手落ちになるからっていうことでした。

私も授業を担当し始めたころは、セリフを書き込んでいましたが、最近は箇条書きかもしれません。

134:ガルボ (2005年06月30日 (木) 23時45分)

がっしゅさん
ありがとうございます。そうですね。私も細々としたものは作りません。だって,読まないもの。しかし、大雑把に作りすぎて失敗することもあります。資料だけ作って時間切れになり、すごく後悔する事もありました(^^;
段々と要領がわかってくるようですけどね。
しかし、授業を工夫するのは大変ですよね。何をどう利用すればいいのかって言うのは、アイデアが浮かぶか浮かばないかですものね。

資料もそのとおりで、教本にあるものをさらに別に作っても仕方ないですしね。でも、つい作りたくなる。

あと、パワーポイントの使い方。これも難しいですね。いい使い方ご存知ですか?

そういえば、私が教員養成講習会の時には、かなり細かく指導されてた人もいました。幸い私の担当の先生はそんなこともなく、かなり自分達の裁量でやらせてくれたので、楽しかったんですけどね。そんなところにも問題ってないでしょうか?

135:ガルボ (2005年06月30日 (木) 23時47分)

あくびちゃん

貴重な意見ありがとう!!!あくびちゃんが登場してくれると、とってもとっても嬉しいです。
もうすぐ授業なの?あくびちゃんの優しい口調の講義、いいだろうな。
ところで、科目はなんですか?

141:あくび (2005年07月03日 (日) 13時21分)

科目は、私が大の苦手な「成人看護学(呼吸器)」なんです。(^^;)
苦手な科目だけに、いっぱい勉強したけど、こんな先生に教えられる生徒のみなさんは、迷惑な話ですよねー。
私に教えられることを精一杯伝えることが出来るよう、努力はしているんですが。。。
今年度で3回目。がんばってきま〜す!!

144:ガルボ (2005年07月04日 (月) 21時35分)

あくびちゃん!
あくびちゃんはいい先生だよ。だって外来講師の中には、熱心な方もいるけど、本読むだけの人とかもいるもん。忙しい中来てくれてるから文句は言えませんが、なんとなく・・・

あくびちゃんのその心意気は学生に通じてるし、なによりも臨床の現役のナースの言葉は心にダイレクトに響くものです。頑張れ!!!

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看護理論

136:snow (2005年07月01日 (金) 00時44分)

お久しぶりです!ガルボさん!!(別タイトルですみません!)
ガルボさん、また他の皆さんの学校ではどんな看護理論を使っていますか?うちは開学以来ずっと「薄井理論」つまり科学的看護論を使っています。
私も実は卒業した看護学校でこの理論を学んできていて、実習で初めて自分の援助行為が看護であったと実感でき、理論と実践を結びつけることができた瞬間でもありました。以来、臨床でも患者さんの全体像を捉え看護の方向性を出すときにこの理論は『使える理論』として自分の中では凄く役立っていました。今は看護学校でこの理論を使い看護を教えているのですが、
最近教員も入れ替わり、「特定の理論で教えていいのか?もっと、臨床でも広く使われてる理論を教えるべきでは?」「科学的看護論は、学生には難しすぎるのでは?」等の意見が出てきています。私は、自分の行った行為がしっかりと患者さんにとって看護であったといえるような看護師を育てたいと思っています。そのためにも、ベースとなる理論を持って卒業してもらいたいと思っているのですが・・・。ガルポさん、また皆さんの学校ではどうでしょうか?

137:ガルボ (2005年07月01日 (金) 16時28分)

私の学校では,私が入職した頃は科学的看護論でした.何年か経って,突如(上司の好みが結構大きかったような気もしますが・・・)シスター・カリスタ・ロイさんの適応看護モデルを使ってます.
が・・・・難しいです.教える方もかなり難関です.私は心理社会面を担当しているのですが,いつも撃沈される気分で教えてます.この難解な理論をどれだけどのように学生に教えていくか...つらくなるときもありますよね.日本人に合ってないって思う所も多々あるしなあ.

すぐにはわからないこの理論に,学生もよくついてきてるなぁって,実は感心してるのです.

でも,どんな理論にせよ,私は,考え方(思考過程)の学習と思っているのです.学生にもそういってます.「この先どんな理論が来ようとも,考え方の訓練ができていれば対応できるよ」って.

いろんな問題ありますけどね.snowさんのところでは,具体的にどんなことが問題になる?
他の皆さんはどうですか?

138:yuuko (2005年07月02日 (土) 23時04分)

私のいた学校は「V・ヘンダーソン」でした。
12項目を使ってアセスメントし、看護過程を展開していました。対象理解と問題点への着目には、かなりやりやすかったです。現場のアナムネの形式と近いものがありました。
科学的看護論は、薄井先生のお膝元なので、つかっている先生は多いようです。
今、教員研修中ですが、看護理論の授業で、科学的看護論を使って、看護過程の演習をしています。私は始めて使うので、なかなかとっつきにくいものがあります。対象の把握がややこしいです。

ここところ、看護論の授業が多かったんですが、「ナイチンゲール研究所」の金井一薫先生のKOMI理論をはじめ、看護覚書を継承して展開しているものを学びました。しかし看護教育論の先生は、「ナイチンゲールなどの大理論は、抽象的過ぎてしっくり来なかったり、時代背景などから、なんとなく・・・と思う人も多いかもしれません。一般的にはキング オレム ロイ ヘンダーソン(大理論という声もありますが)などの中範囲理論が多いと思います」といっていました。
その先生のお勧めは、部分理論で、研究の成果などから抽出された看護理論が、わかりやすいと思いますということでした。

また、ほかの看護理論の先生は、「いろいろな理論を知り、使い方を誤らないようにしていけばいいと思います。また、自分の看護観をしっかり持って、それを育て、発表し理論にしていくことも可能です。でも、みんなに認証されなくてはいけません。是非日本の文化、風土のあった理論を立ち上げてください」と言っていました。看護観は大事ですね。看護観を何かの理論を元に、はぐくんでいけるといいようです。

ちなみに私の周りでは、「ヘンダーソン」「ロイ」が多く。臨床では「NANDA看護診断」の利用が多かったです。

>考え方(思考過程)の学習と思っているのです.学生にもそういってます.「この先どんな理論が来ようとも,考え方の訓練ができていれば対応できるよ」
これが、一番だと私も思います。

それぞれが自分が看護で大事にしたいもの、それを実現する手段を考えることができればいいのだと思いました。

139:snow (2005年07月03日 (日) 00時18分)

私が、臨床にいたときには殆どがヘンダーソンの理論を使っていて、他にはロイやオレムを使っている病院もありました。(看護診断を入れていたので・・・)
 実際ヘンダーソン以外はよくわからずに使っていたのは事実でした。やはり、何かしっくり来なかったですね・・・日本人には合わない・・・と思いながら使ってましたけど。私は、看護学校で習う理論が、臨床に出たときに机上の空論にならないようにしたいと思っています。ガルボさんの言うとおり理論は看護するための思考過程ということは、私も同感です!
どの理論を使うにしても、学生たちが卒業して自分の行う援助行為が理論に裏打ちされたものであって欲しいと思ってます。

学生たちは初学者であり、教えるとついてくるのですが、問題は教員にあるのかと思います。結局、慣れない理論で教えることになり、十分に学生たちに伝えることができず、教えていて苦痛を感じているのだと思います。科学的看護論は、表現こそ難しいかもしれませんが、思考を上り下りさせながら(現象→表象→抽象、抽象→表象→現象)見ていくと凄くわかりやすいと思うのです。ナイチンゲールがベースとなっている科学的看護論の骨子を理解せずに教えようとして、表現が独特でわかりにくいとか、やれ記録物が多いとやら、大づかみに捉えていては、疾患の病態を捉えることができないとやら・・・言われてます。それこそ現象レベルに振り回されている状態です。
卒業生から、就職先の病院で看護していてこの理論を学んでいたから困ったという話は聞いたことがありません。
ガルボさんの学校では理論を切り替えたときどんなでしたか?教員同士で勉強会とか行ったりしてましたか?

140:snow (2005年07月03日 (日) 00時40分)

yuukoさん、ありがとうございます。
うたた寝をしていて送信が遅れてしまい内容がずれてしまい失礼いたしました・・。

143:ガルボ (2005年07月04日 (月) 21時33分)

科学的看護論。学生の時にもどっぷりしました。看護学校の教員になってやったときは、多少変わってたこともあったけど、懐かしさのほうが先行してたなあ。

ロイに切り替わった時ですか?
うん、それはそれは勉強会もしたし、自分で勉強しました。だって本当に難しかったし、今でも難しい。
その難しいことを理解した上で、学生にわかるように、そして学生が理解しなければならないところまでを見極めて、教える。かなり難解ですし、実は今でもいつも迷いながら教えてるんです。何かいい方法ないかなあって感じです(^^;

ちなみに、私が講習会の時に選んだ理論家は、レイニンガーでした。好きな考え方だったし、レイニンガーさん自体が、ちょっと変わってる感じがして、それも好きでした(^^;

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