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担当:柳川貴代


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[189] 古書日月堂さんの新着 兎影館管理人
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SPA会報『図書設計』の取材でパリからの仕入れ旅より戻られた
ばかりの古書店・>>日月堂さんに2004-2006まで
ロゴスギャラリーで行われた企画展「印刷解体」について
お話をお伺いしてきました。


カウンター前、引き出しの中には新着の時計のゼンマイ、
金属の道具類など魅惑の品々が並んでいて、
『驚異の発明家の形見函』を思いだし見入ってしまう。
(今春、創元推理文庫化とのこと)

本筋の戦前前衛美術、モダニズム期・同移行期のデザイン運動、
建築・インテリア・工芸関係、各種図案集などの書物や
各種、紙モノに後ろ髪を引かれつつ、
靴クリームのノベルティらしき小さなトランプと、
倉阪鬼一郎氏の新作>>『騙し絵の館』繋がりで昆虫柄のマッチを購入。
(そういえば、NEXT撮影・『騙し絵の館』カバー写真の函内には
樹脂凸版の原版も入っています。
2003までFragmentは早稲田の印鑑屋さんに樹脂凸版や
亜鉛凸版印刷のカードを作ってもらっていたのでした>>コチラ


南青山においでの際はぜひ根津美術館前マンション2Fの
古書日月堂さんへ。心惹かれる一冊や、思いもよらない
何かが待っていてくれるお店です。

…管理人は、後ろ髪をまだ引かれています。

2007年03月13日 (火) 14時43分

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[188] TRICK+TRAP閉店まえに 兎影館管理人
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知る人ぞ知る吉祥寺のミステリ小説専門書店、
TRICK+TRAPさんが残念ながら2/12をもって閉店との噂を聞き、
東京創元社の編集さんと御一緒して、戸川安宣氏の代行で急遽店番を
担当されているらしい松浦正人さん(『半身』『墜落のある風景』
『ダンデライオン』『肩胛骨は翼のなごり』などの担当編集さん。
現在は解説や書評など各方面で活躍中)にお話をお聞きしながら、
文庫と一緒にTRICK+TRAPオリジナル・ミニレターを
購入して参りました。

この後の営業日は1/28・2/3・(2/4も営業)・2/10・2/11・2/12の
午後、14:00−17:00のみとのこと。
閉店を惜しむファンのかたがたの熱気で店内は
混み合っていましたけれど、国内外のミステリ小説、児童書や洋書、
サイン本など、まだ棚には揃っている様子です。気になっていながら
いまだ訪れることの叶わなかったかたが、いらっしゃいましたら、
どうかお急ぎください。

場所は吉祥寺駅北口から左手にPARCO方面へ進み
『中道通り』を5分ほど歩いた左手マンションの中2階。
レジ横のTRICK+TRAPロゴやイラストが入った
ミニレター180円もお薦めです。

TRICK+TRAP
http://www7.plala.or.jp/trick-trap/

2007年01月28日 (日) 01時03分

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[187] pezzetta 江波冨士子展のお知らせ 兎影館管理人
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pezzetta 江波冨士子展
Ecru+HM エクリュ+エイチエム
1/25(木)〜2/1(木)  
中央区銀座1-9-8-奥野ビル4F
12:30〜19:00(最終17:00)

万華鏡を覗いた時のような不思議な世界が広がる小さな器、
瓢のパレードだったり、いくつも窓があったり。
極小パーツの組み合わせを繰り返し、仕上げる、
ヴェネチアグラスの伝統技法---DMより


2005年11月、赤坂通り「鏡花」にて行われていた個展で
その作品に出会って以来、毎回その初日にお伺いして、ひとつ、
もうひとつと小さなグラスやお皿を集めてみたくなる
江波冨士子さんの個展が開催中です。
瓢や松、トランプ柄、市松とモチーフや色合いを変えながら、
透明なガラスの器に封じ込められた小さな色ガラスを覗き込めば
本当に万華鏡の世界を定着させたかのような印象です。
技法のこだわりや、工程の細やかさが感じられながらも、
どこか可愛らしく、どこか懐かしい、
忘れかけていた幼心を引き寄せてくれる作品群です。

2007年01月26日 (金) 22時27分

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[186] クロノス選書・創刊 兎影館管理人
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---混迷する現代社会を生きるうえで、
当たり前のこととして目にしている事象を前に
あらためて立ち止まり、そのルーツや来歴を
振り返ることから人間/社会について再考の
きっかけを与える新シリーズ、クロノス選書---
各巻四六判上製 装丁・本文設計=Fragment 
>>ランダムハウス講談社刊


2006年10月、現代を生きるための“教養”を
テーマとしたランダムハウス講談社の新シリーズ、
クロノス選書が創刊されました。
このシリーズのアート・ディレクションは
Fragmentの西山孝司が担当しています。

好評発売中

『民族と帝国』アンソニー・パグテン著 定価=1900円+税
『株式会社』ジョン・ミクルスウェイト/
エイドリアン・ウールドリッジ著 定価=2000円+税
『近代日本の誕生』イアン・ブルマ著 定価=1800円+税
『ヒトラーとホロコースト』
ロベルト・S・ヴィストリヒ著 定価=2300円+税

鋭意制作中

12月刊『ルネサンスを生きた人々』、
2月刊『共産主義がみた夢』
『都市から見る世界史』

2006年12月04日 (月) 01時13分

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[185] ふたつのお知らせ 兎影館管理人
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[Le Veritige du papillon 蝶のめまい]

---空中アクロバット、空中シフォン、トランポリン、ジャグリング、
チャイニーズポール、綱渡り、そしてダンス、そのひとつひとつの演技は、
蝶が飛び回るかのように途切れることなくリンクしてゆく。---
ベルギーのコンテンポラリー・サーカス・カンパニー、
Cie Feria Musica (フェリア・ミュジカ)による初来日公演
『Le Veritige du papillon 蝶のめまい』が2007年1月、
川崎CLUB CITTA'にて3日間の公演で行なわれるとのこと。
チケット好評発売中。

>>Cie Feria Musica


[桑原弘明SCOPE展]

桑原弘明氏の作品展が12月9日(土)から12月22日(金)まで、
>>ギャラリー椿にて行われ、新作・旧作あわせて約50作品が
展示される模様です。

2006年12月03日 (日) 01時36分

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[184] 幾何学模様の世界 兎影館管理人
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しばらく正七角形の世界を彷徨っておりました。
気がつけば木枯らしの吹く晩秋ですね。ちょっと寒い夜には
子どもの頃、枕にうつぶせて眼を押さえ覗いた綺羅綺羅の像を
また見てみたくなります。幾何学模様の謎を解く道標に…。


『神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ
ジオメトリック・アート
カスパー・シュワーベ+石黒敦彦=著
土肥博至=監修 杉浦康平=編・アートディレクション』
定価4,095円(税込) >>工作舎
内容はもちろん杉浦康平氏の造本も素晴らしい、
ビジュアル・ブック。


『大人の科学/Vol.13/投影式万華鏡』定価2,100円(税込)>>学研
ふろくを組み立てるのも楽しく投影も嬉しく試験管の中身を入れ替える
夢もふくらむ、大人の科学。


精巧なステンドグラスの筐体、繊細なガラスのオブジェクトが
限りなくクリアに反射し回転するたびその表情を変える
ドライタイプの万華鏡、液体の中で煌めきを放ちながら
ゆっくりと鏡の向こうを過ぎていくオイルタイプの万華鏡……。
その世界に魅了され15cmドライタイプ深緑の作品を管理人も
わけていただいた>>細井厚子氏の万華鏡作品を
手にとって見ることのでき、多くの優れた万華鏡作家さんが
参加されている展覧会、開催中です。お近くにおいでの際はぜひ。

『万華鏡 山見浩司となかまたち展』
11月21日(火)〜11月26日(日)AM11:00〜PM6:30
(最終日は5:00まで)
>>アートスペース リビーナ
〒107-0061 東京都港区北青山3-5-25 表参道ビル4F
電話03-3401-2242
東京メトロ銀座線・半蔵門線 表参道駅下車
A3出口を出てすぐ正面

2006年11月22日 (水) 14時33分

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[183] いくつかのお知らせ 兎影館管理人
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『書物の宇宙誌 澁澤龍彦蔵書目録』発売中
澁澤龍彦の書斎が一冊の書物となった--没後二十年、
澁澤龍彦が遺したミクロコスモス、蔵書一万余冊の全データと
多数の写真が織りなす夢と驚異の蔵書目録。
貴重な《創作ノート》も初めて完全公開。
ドラコニア王国創造の秘密は、すべてここにある。--帯より

『書物の宇宙誌 澁澤龍彦蔵書目録』国書刊行会編集部編
定価9,500円+税 国書刊行会刊
蔵書目録(I書斎・一階 II書庫・二階 補遺・和雑誌
III書庫・一階 補遺・パンフレット/プログラム
IV納戸・一階 V寝室・二階)/
創作ノート影印 (ノート本体 挟み込みメモ) /
インタビュー「澁澤龍彦と本」澁澤龍子/
対談「澁澤龍彦の書物」松山俊太郎×巖谷國士/
対談「書物の宇宙誌・解題」東雅夫×礒崎純一/
索引(和書著者索引 洋書著者索引 棚小見出し目次 部屋見取り図)
カラー口絵32頁 B5判上製凾入
装丁・本文設計=柳川貴代 編集協力=石黒敦彦
写真撮影=鈴木秀ヲ(口絵i,iii-xxxii・書棚)/石黒健治(口絵ii)

>>bk1「東雅夫の幻妖ブックブログ」購読者特典・12/10まで
質問リクエスト・11/15まで



『おとぎの国の科学』瀬名秀明著/晶文社刊(カバー写真/鈴木秀ヲ氏)
『絵小説』皆川博子著・宇野亞喜良絵/集英社刊(装画/宇野亞喜良氏)
を展示

[日本図書設計家協会企画・「カヴァーノチカラ」]展
ブックデザインはどこまで魅了できるか
2006年11月27日(月)〜12月2日(土) 無休
10:30〜18:30 (初日は12:00から・最終日は16:00まで)
>>銀座・DIC COLOR SQUARE
DICビル1F 銀座線・日本橋駅B1出口


『日本語源大辞典』小学館刊(装画/櫻田耕司氏)を展示中

[日本とドイツの美しい本2005]展
「第40回記念造本装幀コンクール」と「ドイツの最も美しい本2005」
会 期:2006年10月27日(土)〜2007年1月28日(日)
休館日:毎週月曜日(ただし1月8日は開館)
12月29日(金)〜2007年1月3日(水)、1月9日(火)
開館時間:10:00〜18:00 入場料:無料
所在地:〒112-8531東京都文京区水道1丁目3番3号
トッパン小石川ビル >>印刷博物館/P&Pギャラリー


『絵小説』皆川博子著・宇野亞喜良絵/集英社刊の造本を紹介

『DESIGN BOX 02 book』11月下旬発売
DESIGN BOX 制作室著 定価2,000円+税
>>毎日コミュニケーションズ刊 


Fragment(西山孝司・柳川貴代)装丁の書籍を紹介

『新撰 日本のタイポグラフィ』発売中
アイデア編集部編 定価3,600円+税 >>誠文堂新光社刊

2006年11月15日 (水) 13時43分

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[139] 『日本語源大辞典』近日発売 兎影館管理人
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小学館『日本語源大辞典』の見本が出来ました。
櫻田耕司さんに描いていただいた春夏秋冬の装画で
明るく親しみやすい仕上がりとなっております。

『日本語源大辞典』監修=前田富祺 小学館 A5判上製函入
本表紙:金箔+空押/カバー:3色/函:4色/帯:2色 
装丁=柳川貴代(函・カバー・本表紙・扉・帯ほか付き物)  
装画=櫻田耕司(函・カバー・帯・本文「テーマで探る
   ことばの由来」イラスト) 
定価6000円+税/2005年3月1日発売

あらゆる分野の日本語の語源説を採録、
約850の文献から語源説を採集、
コラム、付録の「語源説・出典の解説」も充実。
日本最大の6,000語を収録した「語源説」の集大成です。
先日、見本をいただき一頁読んだだけで、“ひょん”とは
瓢の義(物類称呼・嬉遊笑覧)でもあるんだ!
(他ひょんのき=いすのきの虫こぶからなど)と、
急にものしりになった気持ちに。

>>小学館『日本語源大辞典』紹介ページが出来ています。
>>bk1では予約受付中。
2/20から>>amazonでも>>本コーナー
トップページプロモーション中です。

【『日本語源大辞典』の特色】
◆あらゆる分野の日本語の語源説を採録
動植物、食べ物、服飾、道具などの物の名から、
気象、伝承、身体語彙、擬音語・擬態語、
動詞・形容詞まで、幅広い分野のことばを収録。
◆約850の文献から語源説を採集
上代の風土記から、鎌倉時代の語源辞書、近世の随筆、
柳田国男・折口信夫の民俗学、現代の辞典類にいたるまで、
数多くの資料の語源説を網羅。
◆豊富で楽しいコラム
事物起源やカタカナ語を扱った200のコラム
「ことばのしおり」と、神話・芸能・遊技・隠語・
スポーツなど、テーマ別の特集記事
「テーマで探ることばの由来」(32編)との
2種類のコラムを用意。
◆付録には「語源説・出典の解説」
本辞典で取り上げられた諸説のすべての出典について、
著者名、成立年代、内容などを解説。
……帯より

2005年02月26日 (土) 19時08分

[142] 早くも増刷決定 兎影館管理人
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小学館『日本語源大辞典』が発売早々、
二刷決定とのこと。
書店で見かけない…という方は
3月下旬まで少々お待ちください。

2005年03月08日 (火) 15時00分

[182] 第40回 造本装幀コンクール展 兎影館管理人
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2005年刊行の小学館『日本語源大辞典』が、
第40回造本装幀コンクール展で日本書籍出版協会理事長賞
(語学・学参・辞典部門)を受賞しました。

書籍は2006年7月に東京ビッグサイトで行われる
第13回東京国際ブックフェア2006でも展示されます。
終了後はドイツ、ライプチッヒでの「世界で最も美しい本展」に
日本代表で出品されます。

第40回 造本装幀コンクール展
日時:7月6日(木)〜9日(日)
会場:東京国際ブックフェア2006会場内

2006年05月25日 (木) 11時57分

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[181] 春の目覚め 兎影館管理人
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二十四気のひとつ、啓蟄は陽暦で三月六日頃ですが
昨日の昼下がりに青山墓地を横切りながら歩いていたら
やや右前方から乾いたアスファルト舗装の道を
体長15cmはあるカエル達がこちらへ向かってきました。
しかも三匹の行進です。
生まれた池が近くにあるのかもしれません。
三寒四温でまだ寒い日もありますが春なんですね。
青山墓地の横道を歩くカエル…有名なのでしょうか。
そういえば皆川博子さんの講談社刊『猫舌男爵』のカバーにも
秘かに潜伏しているので探してみてください。

2006年02月23日 (木) 14時20分

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[172] 竹尾「装丁の仕事187人展」終了 兎影館管理人・柳川貴代
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暦も12月に入りもう冬ですね。
外苑前や六本木に歩いていくとクリスマスの飾り付けがされて
賑やかです。今年のライティングはブルー系が主流でした。

神保町の竹尾・見本帖本店で11/14より行われていた
「装丁の仕事187人展」は12/2に終了いたしました。
行くことができたのは最終日の閉場3時間前だけでしたが
盛況だったようです。
『ラピスラズリ』のグラシン紙がぼろぼろでスピン(栞紐)が
外に出たままなのを見て、一瞬連れて帰りたくなってしまいましたけれど、
「凾入りの本だから、スピンを引き出し紐代わりに?」
「グラシン紙は破けはじめると弱いからしょうがないかな?」と
考え直しました。もしも本を御覧になって心配してくださったかたが
いらっしゃいましたら、戻りしだい修復しますので大丈夫です!

この日は打ち合わせも含めお会いしたかたのうち一日で4人も
山尾悠子さんの読者・『琥珀捕り』読者のかたでした。
(2006年春刊・音楽之友社『ワールドミュージック/世界音楽入門』の
担当編集さん、竹尾会場にいらしたお二人、西山の旧友・小池さんが
事務所の玄関プレートを作ってくださってその作業を
手伝ってくださったサイン・デザイナーのかた)
不思議な一日でした。

この展示を御覧いただいて>>『ラピスラズリ』>>『琥珀捕り』
読んでみたいなと思っていただけたら嬉しいです。
本を手にとってくださった方々、
寒い中の御来場ありがとうございました。

2005年12月05日 (月) 00時41分

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[169] 江波冨士子氏の小宇宙 兎影館管理人
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江波冨士子 硝子展11/7(月)−13(日)
11:30−最終日は17:00まで。
S A K E 鏡花(金沢/福光屋) 港区赤坂5丁目5-9 1F

…もう明日が最終日の硝子展なのですが、
赤坂通りを歩いていたらDMが眼にとまり、
引き込まれるように拝見したところ繊細で美しい
硝子の盃やショットグラスが直線に並んでいました。

彩色ガラスを組み合わせた「ムリーニ」という
技法によりシックな色合いで市松模様や瓢を閉じこめた
硝子たちの小宇宙が“鏡花”という名の端正なお店に
配置されているということに眩暈。たいしてお酒も
飲めないのにグラスのひとつを分けていただきました。
本当に美しいものは繊細。
そして儚げな弱さを越えた儚い沈黙の強さをもつ。
千代田線赤坂駅7番出口より右方向50Mです。

2005年11月12日 (土) 22時27分

[174] ありがとうございました 江波 冨士子
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鏡花での展覧会をご覧頂きありがとうございました。はじめての個展で、いたらない所も多かったのですが、おかげさまで、多くの方に見ていただくことが出来ました。また、みなさまにお目にかかれる事を、作品ともども楽しみにしております。今後ともよろしくお願い致します。

2005年12月11日 (日) 20時33分

[175] 御来館ありがとうございます 兎影館管理人
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…みつかってしまいました。
とても素敵な個展でしたね。
機会がありましたらまたお伺いしたいと
思っております。ますますの御活躍を!

2005年12月12日 (月) 13時01分

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[168] いくつかのお知らせ 兎影館管理人
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いくつかのお知らせ

『日影丈吉全集』全巻特典CD
全巻完結となった『日影丈吉全集』の特典CDの締め切りが迫っています。
>>国書刊行会11月末日受付で終了です。

浅野勝美銅版画展「耽美主義」
11/17(木)−23(水)
>>池袋東武6階1番地 美術画廊小サロン
『皆川博子作品精華 全3巻』や『闇の底のシルキー』の装画を
描いていただいた浅野勝美さん。
10月に北冬社刊『カスタニアみどりとなれば』小幡薫明詩集の
銅版画を手掛けられた浅野さんの銅版画展です。

「イマンジ・オナ・スパンジ Image on a sponge」
11/21(月)−26(土)
銀座>>ヴァニラ画廊
『ある日どこかで』『奇蹟の輝き』の装画を
描いていただいた佳嶋さんが参加する4人展です。
>>佳嶋さんの画集が2006年初春に全二巻で
エディシオン・トレヴィルより刊行される模様です。
(佳嶋さんは絵に対してとても誠実でパワフルなかたです。
おめでとうございます!)

牛尾篤「花のようなひと」展
11/24(木)−12/10(土)
丸の内>>東京會舘ギャラリー
『伯母殺人事件』『他言は無用』の装画を描いていただいた
牛尾篤さんが手掛けられた岩波書店刊『花のようなひと』
出版記念展の模様です。

牧野千穂個展「APPARATUS それから つぎに おこること」
12/5(月)−10(土)
北青山>>ギャラリーハウスマヤ
『レイチェル』『永遠の一日』の装画を
描いていただいた牧野千穂さんの個展です。

桑原弘明展「SCOPE」
12/12(月)−24(土)
銀座>>スパンアートギャラリー
文庫版『夕潮』のカバーにオブジェ写真を貸していただいた
桑原弘明さんが手掛けられたパロル舎刊
『スコープ少年の不思議な旅』出版記念展の模様です。

竹尾特別展「装丁の仕事187人展」
11/14(月)−12/2(金)
神田神保町>>竹尾 見本帖本店2F
日本図書設計家協会設立20周年と
玄光社刊『WORK BOOK ON BOOKS 6/装丁の仕事187人』
出版記念の展示です。管理人は
国書刊行会刊・山尾悠子さんの連作長篇『ラピスラズリ』と
東京創元社刊・キアラン・カーソン著
栩木伸明訳『琥珀捕り』の2冊を。

2005年11月12日 (土) 21時57分

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[167] やさしい花粉 兎影館管理人
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イラストレーターの大島理惠さんが
『あみものやさんピーヨのプレゼント』という絵本を
刊行されました。ブログも鋭意更新中の模様です。
>>おおしまりえの鳥絵日記
http://blog.goo.ne.jp/oshimarie/

ピーヨのあみものやさんには、
季節ごとにいろんなな鳥たちがやってきます。
雪どけのはじまるころ訪ねてきたのは白鳥の親子。
ピーヨは早速マフラーを編みはじめましたが……。
ふんわり、あったか、野鳥の絵本。

カラフルえほん 13
『あみものやさんピーヨのプレゼント』 
おおしま りえ・さく・え
A4変型判 定価1,300円+税
>>岩崎書店 http://www.iwasakishoten.co.jp/

色校を見せていただいた管理人の第一声は
「色味が綺麗だねー」第二声が「あ、蒲の穂だ!」でした。
やさしい花粉を散りばめたような魅力の
色鉛筆で丁寧に描かれた絵本です。

2005年11月11日 (金) 00時59分

[170] ご紹介,ありがとうございました 大島理恵
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管理人さま。
絵本紹介してくださって,ありがとうございました。ブログも,はりきって更新中・・・楽しいのですが,やりだすと毎日たいへんなものですね。でも,やってしまう。
また,遊びに来てくださいね!

2005年11月15日 (火) 23時04分

[171] 兎影館管理人
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鳥絵日記のラフスケッチは
拝見していて楽しいです。
12月の個展も楽しみですね。

2005年11月16日 (水) 12時02分

[173] おおしまりえさん原画展のお知らせ 兎影館管理人
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おおしまりえ 絵本原画展
『あみものやさんピーヨのプレゼント』
檜画廊 03-3291-9364
12/19(月)-24(土)
千代田区神田神保町1-17 すずらん通り

原画34点のほか絵本、ポストカード、ミニ額の作品が
展示される模様です。

2005年12月05日 (月) 22時43分

[176] 大島理恵
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柳川さん,こんばんは。いつもご紹介,ありがとうございます。

本日,搬入をおえてきました。
ホッとひといき・・・

月曜の17時から18時半まで,かるいオープニングパーティもひらきます。
お忙しいとはおもいますが,お時間がありましたらぜひおいでください!

2005年12月17日 (土) 23時56分

[177] 兎影館管理人
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そんなミズクサイことを…。
“檜画廊”は神保町すずらん通りの
東京堂ならびでした。

12/19(月)17時から18時半
オープニングパーティ

は、なんとしてでもお伺いしましょう!
(と自分にも言い聞かせております)

2005年12月18日 (日) 18時50分

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[165] 小熊秀雄の童話「緋牡丹姫」 兎影館管理人
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現在進行中の『小熊秀雄童話集(仮)』初校ゲラが出稿して
拝読したところ…あまりに魅力的なので吃驚してしまいました。

特に「緋牡丹姫」、「青い小父さんと魚」は
淡いエロスの漂う残酷で美しいお話。
他にもアイヌの生活を舞台にした話、稲垣足穂、
泉名月各氏の短編世界を髣髴とさせるような話、
牛・鳥・鶏・玉葱・猫・狼などが主人公の
何気ない始まりから思いもよらない結末への
飛躍に驚かされました。
新潮文庫『謎のギャラリー こわい話』北村薫編に
「マナイタの化けた話」と「お月さまと馬賊」
が収録されています。

『小熊秀雄童話集(仮)』は清流出版さんから
野本博さんの編集で2006年1月刊行予定。
1930年代、池袋に生まれた独特の文化圏を池袋モンパルナスと
命名し詩に書いた詩人であり画家でもあった小熊秀雄の童話集に
2004年練馬区美術館で行われた野見山暁治氏・窪島誠一郎氏の
対談なども収録の予定です。

2005年10月09日 (日) 15時54分

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[162] 『びりっかすの子ねこ』を思い出す 兎影館管理人
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まだ蝉が鳴いていますが、すっかり秋ですね。
路地の黒猫に挨拶したり、見本でいただいた
『ななつのこものがたり』を読んだり(もうすぐ発売!)、
ハヤカワ文庫NF〈ライフ・イズ・ワンダフル〉シリーズ
次回配本の『パリの獣医さん 上下』(10月刊行)の
ゲラを読んでいたら、5歳の頃、近所のお家で見せて貰った
猫の本を急に思い出しました。

長年表題を“みそっかすのこねこ”と思い込んでいて
入手できずにいた所、最近『びりっかすの子ねこ』と判明。
はじめて読んだときにずうっと泣いていた気もするので
悲しいお話だったかな?

その後、怒られるほどいろんな動物(瀕死のモグラや白鷺含む)
を拾ってきたり、百科辞典の動・植物編ばかり読んでいたのは
この本と出会ったからかもしれません。

『びりっかすの子ねこ』
マインダート=ディヤング作
ジム=マクマラン画 中村妙子訳 
偕成社 定価1000円+税

2005年09月24日 (土) 01時44分

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