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担当:柳川貴代


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[269] 秋を辿って 兎影館管理人
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お寒う御座います。なんだか2009年も押し詰まってきました。
相変わらず慌ただしく過ごしております。秋は何処へ?
この秋は…

写真:印刷立ち会いに出かけた、ある早朝の神保町。
清流出版さんより刊行された『仮面の女と愛の輪廻』虫明亜呂無著と
『徳川夢声の小説と漫談これ一冊で』(貴重な漫談・CD付き!)が
東京堂さんのウィンドウに。虫明亜呂無さんについて、西山は
「虫明さんが、映画「リトル・ロマンス」に涙する…。
稲垣足穂がルドンの絵を好きなこととも通じていると私は思う。
なんて優しい人なんだ!」と、
(この後、ジョージ・ロイヒル監督作品はいい!から、
亜呂無=アロマより映画「パフューム」へと話は続き…)
熱く語っておりました。

2009年12月19日 (土) 20時32分

[270] 兎影館管理人
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写真:また壊れたビスクドールを連れてきてしまう。
Gebruder Kuhnlenzのミニョネット、現在修復中。
端正な角度と可愛らしい角度、みるたびに違う表情で、
不思議なドイツ生まれの子です。

2009年12月19日 (土) 20時34分

[271] 兎影館管理人
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写真:六本木ヒルズ横の、
蜘蛛のひと(たぶん。おおきい!)を見上げつつ、
急遽、随分昔からある画材屋さんの
“六本木ラピスラズリ”へ行く。

2009年12月19日 (土) 20時36分

[272] 兎影館管理人
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写真:東京ミッドタウンのイルミネーション。
冬がきました!

2009年12月19日 (土) 20時41分

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[268] 懐かしい、怖ろしい街 兎影館管理人
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すこし寒くなってきましたね。

春に発売されてすぐに沢村鐵さんよりいただき、すぐに拝読して
「これは、こども達に読んで欲しい本ですね!」と
メールをお送りしていたのですけど、この二冊はぜひ秋から冬の
どこかで小学生のみなさんに読んで欲しい、おすすめの本なのです。


>>『封じられた街 北風のポリフォニー』沢村鐵著 ポプラ社刊
“謎めいた影が街を支配する……戦慄のジュブナイル・ホラー
どこか違和感がある、居心地の悪い街。時折現れる不気味な背中の影と、
ひそかに信仰を集める「もののべ様」、次々に作られる落ち葉のオブジェ、
いなくなる子どもたち……。事件に巻き込まれた少年と少女が、真相にせまる! ”

>>『封じられた街 薄氷のディープシャドウ』沢村鐵著 ポプラ社刊
“街にあがる火の手、狙われる仲間たち。
これは「もののべさま」の呪いなのか?
凍てつく寒さの中、背中の影がすぐそこに迫る。
追いつめられた子どもたちが向かった先は……。
圧倒的なスケールで描く現代ダーク・ファンタジー、ここに完結! ”


お家や学校、もしかしたら“街”にさえも居づらいな…
と感じているけれど、逃げられない。でも逃げたい…
そんなことをずっと考えていて、どうしたらいいのかわからなくて
悩んでいる時、この物語の中に、ちょっとしたヒントがあります。

管理人も小学校の頃は、家に帰りたくない子でした。
下校時間が過ぎても、ひとりで鉄棒していたっけ…と
この本を読んで、誰もいない校庭の夕暮れを思い出したりしていました。

救われないことで、すくわれる気持ちがあり、
救われることで、救われることもあるかな?あるといいな。


『封じられた街 北風のポリフォニー』の
第一部・落葉のオルフィスムでは“絵画用語”、
第二部・北風のポリフォニーでは“音楽用語”、
『封じられた街 薄氷のディープシャドウ』の
第三部では“写真用語”が各章タイトルになっています。
セクシオン・ドール(黄金分割)、メタモルフォーセ(変容)
ホリゾント(地平線)…不思議で綺麗な響きの言葉がたくさんです。

「どんな意味なんだろう?」と思ったら調べてみると、
美術や音楽や写真について知りたくなります。そうしたら
絵を描いたり、楽器を奏でたり写真を撮ったりすると、より
この言葉の意味がわかってきて、もっと楽しくなってきます。
(もちろん、すぐにはうまくいかなくて、難しいこともあるけどね)

本が好きな子は、各部の冒頭に引用されている小説を探してみると
好きな本が、うんと広くなっていくかもしれません。
……そんなことも、作者の沢村鐵さんは考えているんじゃないかなー
と管理人は思ったりしました。

『封じられた街 薄氷のディープシャドウ』では
一気に黄泉世界に入り、みんなが“恐怖”へ
逞しく立ち向かっていきます。ただ怖いだけではなく
優しい気持ちになれる物語です。


沢村鐵さんのHP「フィラメント」
http://www.t-sawamura.net/

2009年11月15日 (日) 03時32分

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[267] 〈アンドルー・ラング世界童話集〉完結 兎影館管理人
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第11回配本の『ふじいろの童話集』により、
〈アンドルー・ラング世界童話集〉全12巻が完結しました。

1889年、ヴィクトリア朝の英国で、アンドルー・ラング編集
『あおいろの童話集』の刊行からはじまった〈アンドルー・ラング世界童話集〉は、
世界各地の伝承文学から、よりすぐりの作品を集めた童話集です。
この東京創元社版では西村醇子氏の監修、完全新訳、新編集での刊行になります。

挿絵はヘンリー・J・フォードをはじめ黄金期の挿絵画家たちによる、
初版刊行時のものを収録しています。物語の行間を読みとった、
繊細で奥行きのある絵がたくさん載っています。

第1巻『あおいろの童話集』または第2巻『あかいろの童話集』に
挟み込まれている専用の葉書へ、第3巻から第12巻の応募券を貼ってお送りいただくと、
もれなくオリジナルバッグをプレゼント。
こちらのバッグは表2C+裏1Cのシルクスクリーン刷で仕上がっています。
ぜひ御応募ください。詳しくは>>
http://www.tsogen.co.jp/lang/index.html


『〈アンドルー・ラング世界童話集 〉全12巻
東京創元社 アンドルー・ラング 編/西村醇子 監修 
四六判上製 定価=1,995円(税込)
装画+挿絵:ヘンリー・J・フォードほか
装丁・装画彩色・本文設計:柳川貴代+Fragment

2009年10月19日 (月) 15時26分

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[266] 多田進さんの装丁展・開催中 兎影館管理人
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多田進さんによる文庫本装丁の展覧会が
JRお茶の水駅近くの美篶堂さんにて開催中です。
1987年から2009年の作品から約150点を展示。

活字や写植の美しい文字が配置された文庫達は
小さな宝石箱が並んでいるよう。

美篶堂さんへは、お茶の水橋を渡り聖橋方面、
丸ノ内線とJR線が交差する川沿いの道を進み、
聖橋の橋脚(小さなトンネル)を
くぐり抜けたところにあります。


『楽しく文庫本―多田 進 装丁展』
2009年10月6日(火)―10月18日(日)
11:00〜19:00(平日) 
11:00〜18:00(日祝) 月曜定休

美篶堂 misuzudou
ショップ・工房・ギャラリー
http://www.misuzudo-b.com/

多田進さんのブログ「白の余白」
http://tadasusu.exblog.jp/

2009年10月12日 (月) 02時08分

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[265] 「しずかの山」新章開始 兎影館管理人
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「しずかの山──真実の山・アンナプルナ」
愛英史=原作 松本剛=漫画

─若き天才アルピニストが歴史の真実に挑む─
講談社>>『イブニング』誌上で
松本剛さんの「しずかの山」新章、アンナプルナ編が
いよいよ隔号連載開始です。
『イブニング』20号、「しずかの山」は巻頭カラーです!

8000m峰・アンナプルナ。
二十歳の大学生にしてアルペン界の新鋭・
間宮勇也が“真実”を求めアンナプルナへ挑む。
ネパールで少女・コーレと暮らす日本人ガイドの
高遠静もその日本隊に雇われることになり…。


静に文字を教わるコーレ。偉いぞ。
(椅子からぴょんって降りた)

前章マチャプチャレ編でジアン・ノアイエルが
初回、嗤ってばかりいたのが自嘲だったように、
様々な伏線があったことに最終話で気がついたので、
あれこれ考えてみました。

自身の偶像化や仲間の赤峯をニッコリ笑って
牽制する間宮勇也は、まだ畏れを知らないだけなのか、
“真実”を求める以外に興味はないのか。

文字・漢字・日本・悪夢・日本人・日本隊…
静を苦しめる悪夢の“真実”は姿を現すのか。

んー。違うか…。
綿密に練られたプロットに翻弄されつつ、
気になる次回は10/27発売!

2009年09月26日 (土) 16時46分

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[264] 個展「少女、迷子になる」 兎影館管理人
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“「少女、迷子になる」さやか個展 2009”が
千駄ヶ谷のギャラリー・エフで
9/18金曜日まで開催中です。詳しくは>>コチラ


>>『妖異の棲む城』(深水聡之著・学研刊)で御一緒した、
さやかさんに会場でお会いすることができました。
初めてお会いしたというのに、蛸と海星の話で盛り上がったような…
>>さやかさんは、素敵に真剣なかたでした。

孤独や諦念を抱いている様子でありながら、強さを感じる少女達。
佇み跳びはねる身体に寄り添う翳りは、暗いグレーや黒ではなく、
淡く華やかな、ももいろなのです。




2009年09月16日 (水) 00時20分

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[256] 残暑お見舞い 兎影館管理人
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残暑お見舞い申し上げます。
5月に播いた朝顔のみなさん…咲いております。
7月に咲きかけたところで暑くなりすぎて、
蕾がぱたぱた落ちましたけど、
伸びすぎた蔓を切って、持ち直しました。



写真:8/8午前5時の新竜神さんと紅しぐれさん。

新竜神は5年前、日比谷の朝顔展にて種を購入。
青斑入蝉葉の濁空色雪輪丸咲大輪/空色暈覆輪筒白/
空色砂子覆輪という名前もある、
全体に淡い青が暈けていて、真珠色に輝く白地に
空色がちらちらと散った、大輪系の花です。

全体に写真が暗い…。でも、
朝顔には、この時間にしかみえない、
光の膜を纏った、微妙に揺れ動く色があります。

2009年08月15日 (土) 17時19分

[257] 兎影館管理人
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写真:8/12午前5時30分の青紫さん。
毎日咲く、元気のよいこです。

2009年08月15日 (土) 17時21分

[258] 兎影館管理人
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写真:8/12午前5時35分の紫の吹掛台咲さん。
台咲には、花弁の中に萼(うてな)があります。

2009年08月15日 (土) 17時22分

[259] 兎影館管理人
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写真:8/21午前5時、千代の極さん。
淡藤紫地赤紫車絞丸咲大輪=
淡藤紫の地色+赤紫色の車絞模様という
ややこしい名前の花色。

開花時は全体に淡い紅色、時間とともに端が
淡い藤色へ変わり、中心から車輪状に
紅色が濃く残っていく不思議。眼が離せません。

2009年08月22日 (土) 16時51分

[260] 兎影館管理人
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お仕事を午前2時くらいまで進め、朝顔が咲くまで3時間。
その間は…
西山に嫌がられつつ、ビスクヘッド以外の部品を失い
物凄く汚れて壊れたサクラビスクを修復する夏でした。


写真:本当は瞳孔も虹彩もない黒ガラスの眼が
ブルー・グレーの眼に、文化人形に似た赤いドレスとボネが
淡いピンクに、黒髪がブロンドになった山大製の子(左)。
落ちたスリープアイや手足を付け直し、赤毛だったはずの
ウィッグが化繊のブラックになった、青い眼の子(右)。
来たときは怒っている様子、今はちょっとだけ
嬉しそうにみえるので、よかったことでありました。
(怒っていた頃の写真は>>コチラ。)

安心したので、秋は、お仕事だけに邁進したいと思います…。

2009年08月23日 (日) 15時55分

[263] 兎影館管理人
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写真:ようやく咲いた、曲水の宴さん。
個々の花によって模様がかなり違います。
あ、>>〈アンドルー・ラング世界童話集〉最終巻
同じ“ふじいろ”さん…。

たくさん咲いた後は、株ごとに種を集めて来年に備えます。

2009年09月13日 (日) 19時40分

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[261] “Marche*マルシェ*Marche”in 南青山・日月堂 兎影館管理人
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出版社・>>工作舎、洋書写真集専門店・Shelf>>シェルフ
小部数限定ビジュアル本販売・ricochet>>リコシェ、3社による
9日間限定フェア「“Marche*マルシェ*Marche”
《本&紙モノ&ポスター&グッズ》」が南青山の
>>古書 日月堂内にて、開催されます。

開店日(9日間):
2009年8月25日(火)・27日(木)・29日(土)
2009年9月1日(火)・3日(木)・5日(土) ・
8日(火)・10日(木)・12日(土)
開店時間:
12:00−20:00(火曜、木曜、土曜のみの営業)
場所:
>>古書 日月堂 店内スペース
〒107−0062東京都港区南青山6−1−6 パレス青山207号
TEL&FAX 03−3400−0327


新刊本、洋書、カタログ、ノベルティ・グッズ、ポスター、
アートグッズ、サンプル本セールと読者サービス本などが、
ぎゅっと詰まったブック・フェアになるとのこと。本好きは必見。




10月にパレス青山の別室への移転直前という古書・日月堂さんは…
…もう7年、いや10年くらい前に>>OKADA AD Officeの岡田謙二さんから
「本の品揃えが凄い」と教えていただいた古書店さん。

南青山のお店へ、ときどき寄らせてもらいながらも、細かい葉書や
写真や“奇妙なモノ”ばかり手に取る管理人は、全然、
良いお客さんではないのですけど、お伺いするたびに「おお」とか、
「むむ」とか、「こ、これは」の声が抑えられない本&品揃え。
日月堂さんの葉書や写真や“奇妙なモノ”も本棚に囲まれてあり、
どこかダンディなのです。

2009年08月25日 (火) 02時43分

[262] 12日まで開催中 兎影館管理人
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写真:「CHAMBER of CURIOSITIES」内容見本、
焔に焦がれるドン・キホーテ。

2009年09月06日 (日) 00時53分

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[255] 暑中お見舞い 兎影館管理人
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お暑う御座います。雨が多いまま残暑になってしまいそうですけど
暑中お見舞い申し上げます。

先日、5年くらい喧嘩していた高校の同級生と電話で話をしていて、
「“死んだとき、誰かが涙を4粒流してくれなければ、そのひとは
天国へいけない”と、ヤナサンは言い張ったことがある」と聞き、
考え込んでしまいました…。死の話の途中で「だから軽々と死んではいけない」
と伝えたかったのか、図書館で読んでいた仏教書か聖書か童話の引用なのか
すっかり忘れましたが、10代の頃から、お節介で説教臭いのか…と、
しょんぼりしました。もう言わないので、みなさん元気でいてね。

それにしても4粒って。4人が1粒づつ?2人が両目から?それとも1人が号泣?と
検証していたら胃が痛くなってきた…。


そんなような(?)夏におすすめ『ぼくを創るすべての要素のほんの一部』の
風間賢二氏による書評が8月2日の日経新聞に掲載されていると
担当編集さんからお知らせをいただきました。
「大傑作」と書いていただいています。

この本は、ある日、担当編集さんから夕方着便で分厚いゲラが届き、
すぐに読みはじめ、全然止まらなくなって、でも長いので終わらなくて、
午前4時に読み終わった所で、木村タカヒロさんの絵が浮かび、
その日の午後、担当編集さんも「木村タカヒロさんいいですね!」といってくださって、
木村さんに銀座の喫茶店でお会いしてお願いして、ふと気がついたら、
凄味のある素敵な装画を描いていただいていた…という本です。

とても哀しい話なのに笑ってしまう、ジャスパーと父・マーティンの壮大なんだけど
不憫で、幼気な物語です。厚みはあるし登場人物にクセはあるけど、
好きになってくれる読者はきっといるよね!と言いながら進めておりました。

書店で冒頭を読んでみて、非道いお伽噺を聞かされたり非道い目に遭っている
ジャスパーが、なんだか気になるかたは、この夏休みの読書におすすめです。


『ぼくを創るすべての要素のほんの一部』
スティーヴ・トルツ/宇丹貴代実訳 
ランダムハウス講談社 四六判上製 定価=3,465円(税込)
装画:木村タカヒロ 装丁:柳川貴代+Fragment

ボルヘス、セリーヌ、エマーソン・・・
読書と哲学をこよなく愛した無類の奇人とその息子の、
ナンセンスにして壮大なる物語
ブッカー賞、ガーディアン賞、最終候補作! ――帯より


2009年08月03日 (月) 16時20分

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[253] 第43回 造本装幀コンクール展 兎影館管理人
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2008年・清流出版刊
『風のリーラ 地球・いのちの星2』が、
第43回造本装幀コンクールで
ユネスコ・アジア文化センター賞を受賞しました。
書籍は2009年7月に東京ビッグサイトで行われる
第16回東京国際ブックフェアで展示されます。
終了後はドイツ、ライプチッヒでの
「世界で最も美しい本展」へ日本代表で出品されます。

『風のリーラ 地球・いのちの星2』
解説=功刀正行/文=堤江実/画=出射茂 清流出版
A4変型判上製 本文=オールカラー 定価=1500円+税 
装丁・本文設計=西山孝司、広瀬公治 印刷・製本=図書印刷

“地球はいきものたちのおかあさん、いきものたちのふるさと――
風のリーラちゃんと考える大気汚染と地球環境問題”
地球の大気や酸素について学ぶことのできる、
大人も子供も楽しめる環境絵本です。

『水のミーシャ 地球・いのちの星』は、2007年に
第41回造本装幀コンクールで
読書推進運動協議会賞を受賞しました。


第43回 造本装幀コンクール展
日時:7月9日(木)〜12日(日)
会場:東京ビッグサイト 西1・2ホール
第16回東京国際ブックフェア 会場内

2009年07月10日 (金) 16時03分

[254] 兎影館管理人
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写真:新橋駅からのゆりかもめを見送る、
高さ18mの等身大ガンダムさん。
東京ビッグサイトへは、りんかい線やバスの他、
ゆりかもめに乗って国際展示場正門駅で降ります。

2009年07月10日 (金) 16時04分

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[251] 「女性装丁家の仕事」展に参加 兎影館管理人
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「女性装丁家の仕事」展
会期:2009年7月6日(月)〜17日(金)
9:00am〜5:00pm(土日祝休) 入場無料
会場:平和紙業株式会社ペーパーボイス東京
東京メトロ日比谷線・東西線/茅場町駅
4B出口より永代橋方面へ徒歩7分
>>詳しくはこちら

日本図書設計家協会・会員による装丁展です。
各出品者が装丁の仕事を10冊展示し、300冊以上の書籍が並びます。
柳川も文芸書10冊で参加。7/8(水)14:30-17:00
受付担当のため会場におります。

2009年07月01日 (水) 15時45分

[252] 兎影館管理人
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写真:日本橋水門さん。茅場町駅4B出口近くの
亀島川に架かる霊岸橋より。平和紙業さんは隅田川に架かる
永代橋近くにあります。

2009年07月10日 (金) 16時01分

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[247] 「四角い宇宙 本と箱」を開催 兎影館管理人
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渋谷・宮益坂上、八千代銀行裏手にある
ウィリアム モリス 珈琲&ギャラリーさんで
6月2日(火)〜6月30日(火)の1カ月間、
展覧会「本と箱」を開催いたします。


[四角い宇宙]は、珈琲店の壁面にギャラリーを併設する
ウィリアム モリスさんの企画展。毎年6月は“四角い宇宙=本”
にまつわる展覧会が行われています。2009年はFragment代表の
西山孝司が宣伝部ADとしてジュジュ化粧品に在籍していた頃から
長年、写真撮影でお世話になっている杉浦敏男さんをはじめ、
制作部ADとして工作舎に在籍していた頃から旧知のデザイナー・
広瀬公治さん、宮城安総さん、中村友和さん、
造形作家の山崎巌さんなど様々なかたに参加を呼びかけ、
Bee KANNOさん、菊池健さんにも参加していただき、
「四角い宇宙 本と箱」の開催となりました。

杉浦敏男さんのオリジナルプリント作品は
不思議な情景に浮遊する初号活字を撮影した《写》。
数々の“本”と“箱”がひしめく、非常に濃密な空間の
中央イーゼルに配置されています。


人形作家・Bee KANNOさんは『肩胛骨は翼のなごり』の球体関節人形
《ルシファー》と、子供の頃の思いが結実した
可愛らしいオブジェ《読めなかった本〜一角獣〜》で参加します。

そして立体作品に初挑戦というイラストレーター・
菊池健さんも、創作童話をモチーフに繊細なオリジナル作品
《箱本》で参加してくれました。兎と少年の対話のなかで
文字が魚へと変わる変身譚。ぜひお近くの席に座って、
ゆっくりと御鑑賞ください。


Fragmentは『13番目の物語 上下』のオブジェ2点と、
西山・柳川も《箱》を各1点づつ出品しています。

また、デットストックの金属パーツで作成した枯れ葉モチーフの
《オリジナル・真鍮しおり》を、八光装幀社さんの布クロス
“ユーロ・シルク”を貼ったケース入りで販売いたします。
(柳川が仕事の合間の真夜中に、切って貼って綿を詰め、パーツを
貼り付け、組み立て作成したものですので、少々粗い所が
ありましても、御容赦ください…)
限定9個となっております。


「四角い宇宙 本と箱」
日時:2009年6月2日(火)〜6月30日(火)
12:30p.m.-6:30p.m. 日曜・月曜・第3土曜日[20日]休
*珈琲500円〜(紅茶・ソフトドリンク・麦酒なども有ります)

場所:ウィリアム モリス 珈琲&ギャラリー
152-0002 東京都渋谷区渋谷1-6-4 The Neat青山2F 
Tel.03-5466-3717
*JR渋谷駅から徒歩7分、東京メトロ表参道駅から徒歩12分
 渋谷・宮益坂上、八千代銀行を左折し一本目、
 コンビニエンスストアam.pm.のある道を右折してすぐ
*地図はこちら→>>yahoo地図

出品作家:Bee KANNO 菊池健 杉浦敏男 中村友和
西山孝司 広瀬公治 宮城安総 柳川貴代 山崎巌 Fragment       
[五十音順]






写真:Fragment作成《オリジナル・真鍮しおり》
限定no.2-10 

2009年05月31日 (日) 02時07分

[248] 30日まで開催中 兎影館管理人
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「四角い宇宙 本と箱」も残り一週間の展示となりました。
連日多くのかたに御来店いただいているとのこと…。
本当に有難うございます。

30日まで開催中です。
お近くにおいでの機会がありましたらお立寄りください。



写真:展示風景(一部)

2009年06月20日 (土) 18時33分

[249] 兎影館管理人
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写真左:
“充ち足りた死者たち”西山孝司
(ビスクドール、懐中時計部品、
オーロラフィルム、木片ほか)

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写真右:
“Lapislazuli”柳川貴代
(銀、銀塩写真葉書、鉱物、
校正紙、切手ほか)

2009年06月20日 (土) 18時46分

[250] 兎影館管理人
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「四角い宇宙 本と箱」は終了しました。
この展覧会のために、宮益坂上まで足をお運びいただいた
方々へ心から御礼申し上げます。



写真:渋谷の空き地を闊歩する、クロのひと。
尾をぴんと立てて去ってくのでした。
(…あまりに動きが速すぎてピンぼけです)

2009年07月01日 (水) 01時52分

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[242] 最近のお友達-2 兎影館管理人
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経理作業中につき更新ができません…ので、
散歩中や仕事中にみるとなごむ助っ人さんでもある、
最近のお友達-2を御紹介。



写真:青山へ歩いていく途中の葉陰で咲く白薔薇、
ノイチゴ(草いちご)の花。赤くて甘い実がなります。

2009年04月25日 (土) 22時52分

[243] 兎影館管理人
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写真:カラスノエンドウとワスレナグサ。
ちっちゃい。

2009年04月25日 (土) 22時54分

[244] 兎影館管理人
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写真:クロさんとシロクロさんとマダラさん。
縦の構図。艶めかしい。

2009年04月25日 (土) 22時55分

[245] 兎影館管理人
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写真:大正から昭和の日本で生まれた
サクラビスクのみなさん。
いつかはまた、
何処かへいってしまうのかもしれないけれど
いまはここにいます。

2009年04月25日 (土) 22時59分

[246] 兎影館管理人
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写真:ベランダに朝顔の種を播きました。
(気温が高くなってきたので大急ぎ!)

芽生えの一番乗りは、冷蔵庫で4年も眠っていた
「新竜神」さんでした。
今年は「曲水の宴」「台咲」「千代の極」
「紅しぐれ」などのみなさんを播種。

これからどんどん蔓が伸びていきます。

2009年05月03日 (日) 01時14分

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[237] 最近のお友達 兎影館管理人
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春ですね。近所でも桜が満開です。
なかなか更新ができません…ので、
真夜中にみるとなごむ助っ人さんでもある、
最近のお友達を御紹介。



写真:事務所に近い、乃木神社の枝垂桜です。
夜も静かに揺れています。

2009年04月03日 (金) 19時49分

[238] 兎影館管理人
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写真:葉っぱつきデコポン。柑橘類はよい香り。

2009年04月03日 (金) 19時50分

[239] 兎影館管理人
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写真:スリープアイのビスクドール。100歳くらいで
身長は10cm強。2cmの小さいお友達を抱いています。
西山曰く「マンドラゴラを連れているようにしか見えない
呪術的な奴」……。

2009年04月03日 (金) 19時51分

[240] 兎影館管理人
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写真:気をとりなおして、15年前に
見様見真似で作った関節人形と一緒に。
お友達のお友達のお友達。
永遠に続く入れ子のようす。

2009年04月03日 (金) 19時56分

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[235] ミラリング/ディスミラリング 兎影館管理人
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岩波書店のPR誌『図書』1月号を読みました。
中井久夫氏の連載「私の日本語雑記」は言語をめぐる色彩や音声・
ボディランゲージ・感覚などについて。改めて、氏の文章のやわらかさを感じる。
特に「言語学習におけるミラリングの意義」について…
現在進めている佐々木丸美さんの“孤児4部作”には、姉妹のミラリング、そして
家族のディスミラリングも描かれているのではと考えさせられました。

拒絶や受容を経たうえで、切り離され、静かに置かれている言葉は
読むものを、やさしくする作用があるように思われます。
中井久夫氏の文章と同じようにやわらかな文章を、前にも読んだことが
あるような…と本棚を探したところ、変わりつつある明治時代の
日本の人々と風物を美しく神秘的に描いたラフカディオ・ハーン『日本の面影』でした。
こちらは、眠る前に読んでいると波の音が聞こえてくるような一冊。


気がつけば『日本の面影』には“浦島太郎”への夢想「夏の日の夢」も収録されていて…
“偶然の幸運に身を任せる『琥珀捕り』の流儀に倣って”本や物語は繋がっていくのでした。
キアラン・カーソンの新刊『シャムロック・ティー』も発売中です。

2009年02月06日 (金) 00時30分

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