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担当:柳川貴代


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[303] 残暑お見舞申し上げます 兎影館管理人
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まだまだ残暑の厳しい日が続きますね。

しばらく夏休みをいただいていた西山も戻って参りました。
涼しい所で花火見物三昧だった模様です。


この夏は…
日本図書設計家協会・会報委員の納涼会で、
安達史人さんの著書『言葉 空間の遠近法』
『金石範《火山島》小説世界を語る! 』や、
熊澤正人さんが装丁をてがけた『妖奇伝 完全復刻版』
『日本の幽霊名画集』などをみせていただきました。
本をみせていただくのは嬉しいものです。
なんというか、書店や古書店でみる本と違って、
愛蔵されている本は、この本はすでに愛されている本なのだ
という安心感があり、まっさらな気持ちで本に会えます。

日本図書設計家協会といえば、
10月に神保町・竹尾見本帖で開催される
“カヴァーノチカラ4「手塚治虫を装丁する」展”に向けて
『ふしぎなメルモ』『奇子』『ユフラテの樹』を再読しました。
今回は、世界樹をめぐる物語『ユフラテの樹』で参加します。

他にも、お仕事の打ち上げに呼んでいただきました。
神保町を歩いたりして、例年になく活動的でした。

あと…JAGAT刊行の『プリバリ印』10月号で取材していただき
来し方行く末などを改めて考えることができました。
Fragmentも改めて秋を進んで参ります。



写真:机横の朝顔。ようやくの咲き始め。

2010年09月06日 (月) 14時20分

[304] 兎影館管理人
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写真:同じ朝顔の出物株で八重咲きも。
吹掛絞り模様の八重は牡丹か薔薇の花のよう。

2010年09月08日 (水) 15時45分

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[302] さらに鳥を追って 兎影館管理人
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西山が20代で観て以来、機会があるごとに絶賛していた
(でも出会った人のうち2人しか観たことがなくて寂しかったという)
幻の映画、ロバート・アルトマン監督作
「バード★シット」が39年ぶりの公開。
7月30日まで新宿武蔵野館でレイトショー上映中です。

とても面白い、だけど、とても悲しい映画です。
>>ZIGGY FILM '70s

2010年07月25日 (日) 16時56分

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[295] 第44回 造本装幀コンクール・入賞 兎影館管理人
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2009年・清流出版刊
『地球・いのちの星3 森のフォーレ』が、
第44回造本装幀コンクールで
ユネスコ・アジア文化センター賞を受賞しました。
書籍は2010年7月に東京ビッグサイトで行われる
第17回東京国際ブックフェアで展示されます。
終了後はドイツ、ライプチッヒでの
「世界で最も美しい本展」へ日本代表で出品されます。

『地球・いのちの星3 森のフォーレ』
解説=功刀正行/文=堤江実/画=出射茂 清流出版
A4変型判上製 本文=オールカラー 定価=1500円+税 
装丁・本文設計=西山孝司、広瀬公治 印刷・製本=図書印刷

“森は海の大切な恋人!?――
森から流れ出したミネラルが豊かな海を育て、
鮭や鱒が川をさかのぼって森に恵みをもたらす”
森と海の関係について学びながら、
大人も子供も楽しむことのできる環境絵本です。

『地球・いのちの星 水のミーシャ』は、2007年に
第41回造本装幀コンクールで読書推進運動協議会賞を受賞、
『地球・いのちの星2 風のリーラ』は、2009年に
第43回 造本装幀コンクールで
ユネスコ・アジア文化センター賞を受賞しました。


第44回 造本装幀コンクール展
日時:7月8日(木)〜11日(日)
会場:東京ビッグサイト 西1・2ホール
第17回東京国際ブックフェア 会場内

2010年06月16日 (水) 20時30分

[301] 兎影館管理人
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写真:『水のミーシャ』『風のリーラ』『森のフォーレ』

2010年07月25日 (日) 16時53分

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[297] 鳥を追い求めて 兎影館管理人
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2時間弱で到着できるはずの美術館へ向かう途中、
ホームから見えた古書店へ「どうしても寄らなければ!」
という気がして立ち寄り、開いた本の中に、このところ
ずっと探していた鳥さんを発見!あんまり嬉しくて
ピエール・ルイス著/中村真一郎訳『ポーゾール王の冒険』、
牧逸馬(長谷川海太郎)著『運命のSOS』、
スティブンスン著/野尻抱影訳『宝島』の三冊を掴んでいました。
ということで、到着まで4時間…。

川村記念美術館で一番最初に驚いたのは、シナガチョウ。
体長が80cm以上あり、みたことがないくらい大きい!
そして白鳥。そういえばいま進行中の『天使』の中にも
白鳥の湖が登場していました。
そんなことを考えていたら、最終の送迎バスまでもう45分。
慌てて、館内へ入場します。

コーネルの作品を写真ではなく改めて観て、
一番そのディテールに驚いたのは
《無題(オウムと蝶の住まい)》でした。中には
蝶や甲虫の標本もあり、黴か埃か腐敗が意図された偶然によって
配置されていて、その緻密さと大胆さ、決断されたコラージュ
に圧倒されました。

時間があれば広大な自然散策路を通って、蓮の池やヤマユリが
みられたのですけれど、ここまで鳥づくしで来たので
またの機会にして、帰って参りました。結局、帰りも
途中下車してクラシックな喫茶店に寄り、計8時間の旅に…。
普段あまり遠出をしないので充実の一日でした。



写真:川村記念美術館前の湖の
コブハクチョウのみなさん。

2010年06月29日 (火) 02時26分

[298] 兎影館管理人
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写真:川村記念美術館前を巡回する
シナガチョウさん。かっこいい…。

2010年06月29日 (火) 02時27分

[299] 兎影館管理人
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写真:1992年と2010年のカタログ。
《無題(オウムと蝶の住まい)》。

2010年06月29日 (火) 13時05分

[300] 兎影館管理人
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写真:『世界大ロマン全集』の3冊と、鳥さん。

2010年06月29日 (火) 13時06分

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[296] 箱宇宙を讃えて 兎影館管理人
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千葉は佐倉にある川村記念美術館へ行ってきました。
『大学教授のように小説を読む方法』
『図書室からはいじまる愛』で御一緒した白水社の
担当編集さんから、もう何ヶ月も前に
チケットをいただいていて、今週こそはと
思いつつも、なかなか時間がとれずにいたのですけど、
ようやく、観ることができました。

都営新宿線から京成線に乗り継ぎ、出発から1時間20分で
京成佐倉、京成佐倉からは無料送迎バスで30分の小旅行です。
正面に到着し、小さな森の道を抜けると、
自然散策路に面した白鳥湖から、白鳥や、
シナガチョウが出迎えてくれます。

巨大な彫刻や絵画、マルグリットやダリの大作から、
エルンストやマン・レイの小作品と続く常設展示室を
ミクロコスモスに向かって進めば、すこし暗い照明の部屋が展示室。
透明なパーテーションで各作品が区切られていて、そこへ近づくものは
箱の中へ迎えられ、寄り添うように置かれた高橋睦郎氏の
詩が漂う展示になっています。

1992年の鎌倉・神奈川県立近代美術館以来、
コーネルの作品にまた会えました。

>>ジョセフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて
川村記念美術館で2010年7月19日(月・祝)まで。


写真:川村記念美術館の入口

2010年06月29日 (火) 02時25分

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[294] 『少女外道』近日発売 兎影館管理人
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この感覚は、
決して
悟られては
ならない

人には言えない歪みを抱きながら
戦前〜戦後の日本をひとり生きた
女性を描く表題作のほか、
ラスト一頁で彼岸と此岸を鮮やかに
跳躍する『巻鶴トサカの一週間』など、
名手・皆川博子の傑作短篇七篇を収録。--


5月末発売、皆川博子さんの『少女外道』見本ができました。
担当編集さんと皆川さんの“外道”を目指して
カバーには、袋物の部品だった銀製のツバメ、鼈甲簪から折れた梅、
花型の牛骨パーツ、セルロイド製の手型クリップ、
気泡入りガラスの瓢箪、磨かれた珊瑚の枝、小さな水晶の結晶、
本表紙と本文には、古い着物の花模様を配置しています。


すべて明治・大正・昭和の装飾品で数十年前から
ぱらぱら集めていたもの。
水晶はもっと永い年月を過ごしていますね。
骨董的な価値は無く、埃や鰹節虫の抜け殻にまみれていても、
誰にも捨てられず、大切に残されていた欠片です。


写真:『少女外道』と、かけら
>>『少女外道』 皆川博子著 文藝春秋
四六判上製 カバー:4色刷+艶消し金箔押し 定価=1950円(税込) 

2010年05月21日 (金) 01時59分

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[293] 2010年の朝顔 兎影館管理人
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写真:斑入りの黄葉、紅吹掛け模様の花をもつ朝顔が
芽吹きました。今年は一種類だけ播きます。
咲くと嬉しいですが、育つ葉や蔓をみているのも楽しいです。

2010年05月21日 (金) 01時57分

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[291] 『マーチ家の父』近日発売 兎影館管理人
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『古書の来歴』で絶賛を浴びた著者のピューリッツァー賞受賞作
妻と四人姉妹を残して旅立った父親は南北戦争のさなかに
何を見て、何をし、何を思い出していたのか?
世界中で愛された古典を下敷きに、緻密な取材と豊かな想像力、
巧みなストーリーテリングで綴る愛の物語 --


『マーチ家の父 もうひとつの若草物語』の見本ができました。
担当編集長さんと打ち合わせ、L.M.オルコットの「若草物語」を
読んだことがあるかたにも読んだことのないかたにも、
この物語の魅力を伝えることのできるよう、
19世紀に刊行された挿絵入り「若草物語」と、
アメリカ南北戦争時代の写真フレームを取り寄せ、
撮影していただきました。
『マーチ家の父』を読むと、「若草物語」や
エマソン、ソローの著作を改めて読みたくなります。




写真:『マーチ家の父』、古書“LITTLE WOMEN”と
革装・真鍮飾りのティンタイプ写真

>>『マーチ家の父 もうひとつの若草物語』 March
ジェラルディン・ブルックス/高山真由美訳 武田ランダムハウスジャパン
四六判上製 定価=2310円(税込)
絵:F.T.Merrill フレーム写真撮影:NEXT

2010年05月18日 (火) 01時06分

[292] 『古書の来歴』発売中 兎影館管理人
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異端審問、焚書、迫害、紛争――
運命に翻弄されながらも激動の歴史を生き抜いた
1冊の美しい稀覯本と、
それにまつわる人々を描いた歴史ミステリ。--


『古書の来歴』の第二刷ができました。
『ヘルマフロディテの体温』
『ぼくを創るすべての要素のほんの一部』で御一緒した
フリー編集者の田坂苑子さんと『古書の来歴』の
原書“PEOPLE OF THE BOOK”をみながら
「なぜこの表紙は古書ではなく蝶なのか」
「魂?」「精霊?」と悩んでいて、調べたところ、
登場するクロホシウスバシロチョウの学名は
Parnassius-mnemosyne、
別名・Schwarzer Apollo/Clouded Apollo。
記憶の女神“ムネモシュネ”の名を持っていました。

この本にとって、象徴的な意味を持つ蝶に思えたので、
標本を取り寄せ透明な羽の細部を確認し、カバーは
羊皮紙を敷き、中央に蝶の博物画を配置、
カバラの図版や本に登場する様々なモチーフで
構成しています。


*朝日新聞に鴻巣友季子氏の書評が掲載されました。
>>修復が明かす500年 人々の秘密




写真:『古書の来歴』と
Parnassius-mnemosyneの標本

>>『古書の来歴』 PEOPLE OF THE BOOK
ジェラルディン・ブルックス/森嶋マリ訳 
武田ランダムハウスジャパン
四六判上製 定価=2415円(税込)

2010年05月18日 (火) 01時07分

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[290] 多田進さん、おめでとうございます! 兎影館管理人
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多田進さんが、第41回講談社出版文化賞・ブックデザイン賞
(『酒中日記』坪内祐三著 講談社刊)を受賞されました。
心よりお祝い申し上げます。


多田進さんは、西山にとっては都立工芸の大先輩にあたり、
柳川にとっても日本図書設計家協会の大先輩です。

写植・版下入稿を貫く、多田さんのお仕事を拝見するたびに
背筋を伸ばさねばと思います。また
『本の雑誌』で掲載される本に、必ず装丁クレジットが明記されているのは
多田さんの御提案によるもの、とお聞きしたことがあります。



様々な本や、本を巡る風景を紹介する多田さんの
「白の余白」も本好きのかたにお薦めのブログです。


多田進さんのブログ>>「白の余白」

2010年04月15日 (木) 00時13分

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[280] 『しずかの山 1』が3月23日発売! 兎影館管理人
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現在『イブニング』誌で松本剛さんが連載中の「しずかの山」。
各号欠かさず拝読してまいりましたが、この度、めでたくも
単行本『しずかの山 1』が講談社より3月23日に発売です。

予断を許さぬ展開が続く《真実の山・アンナプルナ》編では
『イブニング』を持つ手が震えたり、静のみる星空をみていると
人間の小ささが身に染みて、んー苦しいな…それでもどう越える?
などなど、考えたりしていて、完結まで感想もまとまらず、
次の掲載が待ち遠しい管理人ですけど、単行本で
前章《神の山・マチャプチャレ》編から
改めて読めるのは嬉しいことであります。

聞くところによると、編集・造本とも大変気持ちの入った
素敵な仕上がりとのこと。書影でコーレにも会えます。

>>イブニングKC『しずかの山 1』
原作:愛英史 漫画:松本剛
発売日:2010年03月23日
予価:560円(税込)
>>amazon『しずかの山 1』
>>bk1『しずかの山 1』

2010年03月20日 (土) 02時27分

[289] 兎影館管理人
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写真:『しずかの山 1』(Design:bueno)と「イブニング」の
しずかの山・第1話カラー口絵のナムチェ・バザール。

ざらっとした質感のあるカバーに四色帯、本扉や章の間の
描き下ろしカットでコーレが本編を導いてくれます。
表4折り返しには松本剛さんの内容紹介もあり、
タイトルに込められた思いを読むことができます。

2010年04月15日 (木) 00時07分

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[281] 春の散歩 兎影館管理人
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寒い日と暖かい日が交互にやってきて、なかなか春だ!
という気持ちになりきれず、あれこれ入稿作業をしていたら
すっかり桜も散りつつあります…それでも
宅急便を送り出しつつ撮って置いた春の欠片など。


写真:3月の白薔薇、ノイチゴさん。

2010年04月14日 (水) 23時43分

[282] 兎影館管理人
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写真:3月27日、神社の枝垂れ桜さん。

2010年04月14日 (水) 23時44分

[283] 兎影館管理人
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写真:神社のソメイヨシノさん。

2010年04月14日 (水) 23時45分

[285] 兎影館管理人
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写真:南青山の原っぱ。すぐに駐車場になるか
ビルが建つのかもしれないけれど、いまは植物の世界です。

2010年04月14日 (水) 23時51分

[286] 兎影館管理人
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写真:4月のニオイスミレさん。
公園の桜の樹の根本で満開。

2010年04月14日 (水) 23時54分

[287] 兎影館管理人
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写真:昔、田圃でよくみた蓮華草!
どなたかが鉢植えで綺麗に育てていらっしゃる…。

2010年04月14日 (水) 23時57分

[288] 兎影館管理人
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写真:4月11日、公園の山桜(?)さん。
まだまだ満開でした。

2010年04月14日 (水) 23時59分

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[276] 篠原榮太さんの新刊 兎影館管理人
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ドラマタイトルロゴやカリグラフィ、書体設計をてがける
篠原榮太さんによる、芝居の題字を纏めた
『芝居の題字』がグラフィック社から刊行されました。

カバーも帯もいらないキッパリとした造本の中には、
力強い柔らかな可憐で繊細な怖ろしい華やかな
モダンでユーモラスな…
演目の内容がそれぞれ眼に浮かんでくる題字が
一頁にひとつづつ収められています。

グラフィック社からは篠原榮太さんの“文字”が舞う
オブジェブックを纏めた『本の変奏曲』も発売中です。


柳川は専門学校2部に通っていた時、特別授業で一つだけ取れた
昼間の半年間講義という短い期間でしたが、カリグラフィーを習い、
文字の力や文字の表情の多様さを教えていただきました。


写真:
>>『芝居の題字』グラフィック社
定価3300円+税

『本の変奏曲』グラフィック社
定価2500円+税

2010年02月13日 (土) 19時47分

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[275] 菊池健さんの個展 兎影館管理人
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さる1月26日から31日まで高円寺・たまごの工房にて
開催されていた、菊池健個展「そらとびさま」へ最終日に行ってきました。
花の咲いた猫の“ねこっぱな”や黒兎のふりをした“そらとびさま”
そして朝顔にも、ふわふわで柔らかい毛が描かれていて、
その筆の緻密さに感動。(元気な朝顔にも茎や葉に柔毛が生えているのです)

菊池健さんは変わらず、修行僧のように絵を描く
背の高い、にこにこしたキリンさんだったのでした。


“そらとびさま”は着物やハンカチの柄になってもいいのになーとか
“ねこっ花”はぬいぐるみになったりしないものか、とか絵の前で
考えていました。どなたか、ぜひ商品開発してください!

菊池健さんへの各種お仕事の御依頼は、
>>ココノビ堂本店、または番頭さんのブログ>>ココノビ堂まで。


写真:朝顔猫さんと、黒猫さんとそらとびさまのカード。
左下は高円寺の商店街で帰りにみつけた黒猫の御菓子。

2010年02月13日 (土) 19時45分

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[274] 新年の御挨拶 兎影館管理人
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謹んで新春をお祝い申し上げます。
(またまたちょっと御挨拶が遅れました…)

Fragmentの仕事始めは4日からでした。西山はあれこれ。
管理人は12月にお預かりした巨大な洋書三冊と格闘したり、
入稿データを発送したり、紙見本帳を散らかしたりしておりました。

お休み中の読書は「宗教哲学が底に流れるサスペンスやミステリを読みたいなら、
まず“グレアム・グリーン”を読みなされ」と教えてもらって以降、
『おとなしいアメリカ人』『情事の終わり』『ヒューマン・ファクター』と
長篇を読んで物凄く引き込まれたので、短篇集『二十一の短篇』を。
優しさも残酷さも複雑に混ざり合っていて、一筋縄では括れない複雑な作品集です。
あとは、キャサリン・マンスフィールド『園遊会』や、
買っておいた『イブニング 02号』から松本剛さんの
「しずかの山」(トマス・ハーディ『テス』を読んでるひとがいる!)なども。


DVDは、TVドラマ『銭ゲバ』以降、憑依型俳優・松山ケンイチから眼が離せないので
『デトロイト・メタル・シティ』『ウルトラミラクルラブストーリー』、
ほか『何がジェーンに起こったか?』『バリー・リンドン』『イースタン・プロミス』
何ものにも犯されることのない梶芽衣子の美しさをみた
『女囚701号さそり』でした。……なんか、
傾向がばらばらですけれど、どれも傑作。


2010年の抱負は、

Uns barg der Wald vor Sonnenschein.--Novalis

進むべき方向を今年も探していきたいと思います。
2010年もよろしくお願い申し上げます。

2010年01月06日 (水) 22時29分

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[273] よいお年を! 兎影館管理人
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机の周りを整頓していたら大晦日になってしまいました…。
作業中は今年のお仕事が走馬燈のように頭を廻りました。
全然終わらないため、BGMはキリンジ「家路」をエンドレス。

西山は完全なアナログ派(携帯電話無し・PCも触らない)なので
レイアウトは全て手作業。そのため紙の切れ端を腕周りに
いつもくっつけて歩いていますが、机周りの整理整頓は欠かしません。

管理人は心配性+貧乏性なので、終わったお仕事のデータはもちろん、
手作業で進めた本文レイアウトの指定紙とその残骸から資料のコピーまで
本が仕上がった後でも何か問題が発生したときに
すぐ対応できるよう机周りに置いてあるのでした。
しかも、読んだ原稿ゲラとこれから読むゲラも積まれている…。

資料の後ろから、探していた別の資料も登場し
随分すっきりとした気持ちに。
来年はもう少し早め早めに片づけていきたいと思います。

今年もたくさんのかたにお世話になりました。

2010年の仕事始めは5日となっております。
みなさま、よいお年をお迎えくださいませ。

2009年12月31日 (木) 15時29分

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