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担当:柳川貴代

[91] 1990年刊『きのこの絵本』 兎影館管理人
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初めて冬虫夏草の魅力と恐ろしさを知った本。

大竹茂夫氏のHP「冬虫仮装館の秘密」
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ignatius/index.htm
を拝見していてもう一度読みたい!
と思ったものの、自宅の積み上がった本から
発見できずにいたので、タイトルすら思い出せずにいた所、
先週ひょんと発掘。タイトルは『きのこの絵本』でした。

八ヶ岳山麓に移り住んだ“絵かき屋さん”渡辺隆次氏。
42種のキノコを文学的なエッセイと観察による正確で
繊細なタッチの4色/1色スケッチで紹介しています。

冬虫夏草は【サナギタケ 蛹茸 バッカクキン科】の項で
紹介されていて、生きた昆虫にキノコの胞子が
待ったなしで寄生するくだりを
読んだとき異常に衝撃を受けたのでした。

郭公の託卵と共通する利己的な一幕に惹かれるためか、
殺生=さっせいという言葉が身体に響くからか。
キノコは種類により美味ながら中毒の危険あり。
謎の生物、菌類。

『きのこの絵本』渡辺 隆次=著 種村季弘=解説
ちくま文庫刊 定価880円+税

2003年09月09日 (火) 20時59分

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