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担当:柳川貴代
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1990年刊『きのこの絵本』 |
兎影館管理人 |
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初めて冬虫夏草の魅力と恐ろしさを知った本。 ◎ 大竹茂夫氏のHP「冬虫仮装館の秘密」 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ignatius/index.htm を拝見していてもう一度読みたい! と思ったものの、自宅の積み上がった本から 発見できずにいたので、タイトルすら思い出せずにいた所、 先週ひょんと発掘。タイトルは『きのこの絵本』でした。 ◎ 八ヶ岳山麓に移り住んだ“絵かき屋さん”渡辺隆次氏。 42種のキノコを文学的なエッセイと観察による正確で 繊細なタッチの4色/1色スケッチで紹介しています。 ◎ 冬虫夏草は【サナギタケ 蛹茸 バッカクキン科】の項で 紹介されていて、生きた昆虫にキノコの胞子が 待ったなしで寄生するくだりを 読んだとき異常に衝撃を受けたのでした。 ◎ 郭公の託卵と共通する利己的な一幕に惹かれるためか、 殺生=さっせいという言葉が身体に響くからか。 キノコは種類により美味ながら中毒の危険あり。 謎の生物、菌類。 ◎ 『きのこの絵本』渡辺 隆次=著 種村季弘=解説 ちくま文庫刊 定価880円+税
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★ 2003年09月09日 (火) 20時59分 |
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