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担当:柳川貴代

[291] 『マーチ家の父』近日発売 兎影館管理人
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『古書の来歴』で絶賛を浴びた著者のピューリッツァー賞受賞作
妻と四人姉妹を残して旅立った父親は南北戦争のさなかに
何を見て、何をし、何を思い出していたのか?
世界中で愛された古典を下敷きに、緻密な取材と豊かな想像力、
巧みなストーリーテリングで綴る愛の物語 --


『マーチ家の父 もうひとつの若草物語』の見本ができました。
担当編集長さんと打ち合わせ、L.M.オルコットの「若草物語」を
読んだことがあるかたにも読んだことのないかたにも、
この物語の魅力を伝えることのできるよう、
19世紀に刊行された挿絵入り「若草物語」と、
アメリカ南北戦争時代の写真フレームを取り寄せ、
撮影していただきました。
『マーチ家の父』を読むと、「若草物語」や
エマソン、ソローの著作を改めて読みたくなります。




写真:『マーチ家の父』、古書“LITTLE WOMEN”と
革装・真鍮飾りのティンタイプ写真

>>『マーチ家の父 もうひとつの若草物語』 March
ジェラルディン・ブルックス/高山真由美訳 武田ランダムハウスジャパン
四六判上製 定価=2310円(税込)
絵:F.T.Merrill フレーム写真撮影:NEXT

2010年05月18日 (火) 01時06分

[292] 『古書の来歴』発売中 兎影館管理人
☆MEIL☆ ★関連HOME★

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異端審問、焚書、迫害、紛争――
運命に翻弄されながらも激動の歴史を生き抜いた
1冊の美しい稀覯本と、
それにまつわる人々を描いた歴史ミステリ。--


『古書の来歴』の第二刷ができました。
『ヘルマフロディテの体温』
『ぼくを創るすべての要素のほんの一部』で御一緒した
フリー編集者の田坂苑子さんと『古書の来歴』の
原書“PEOPLE OF THE BOOK”をみながら
「なぜこの表紙は古書ではなく蝶なのか」
「魂?」「精霊?」と悩んでいて、調べたところ、
登場するクロホシウスバシロチョウの学名は
Parnassius-mnemosyne、
別名・Schwarzer Apollo/Clouded Apollo。
記憶の女神“ムネモシュネ”の名を持っていました。

この本にとって、象徴的な意味を持つ蝶に思えたので、
標本を取り寄せ透明な羽の細部を確認し、カバーは
羊皮紙を敷き、中央に蝶の博物画を配置、
カバラの図版や本に登場する様々なモチーフで
構成しています。


*朝日新聞に鴻巣友季子氏の書評が掲載されました。
>>修復が明かす500年 人々の秘密




写真:『古書の来歴』と
Parnassius-mnemosyneの標本

>>『古書の来歴』 PEOPLE OF THE BOOK
ジェラルディン・ブルックス/森嶋マリ訳 
武田ランダムハウスジャパン
四六判上製 定価=2415円(税込)

2010年05月18日 (火) 01時07分

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